でっかい木に大量のLEDライトが取り付けられめっちゃ陽気な音楽が流れる午後8時過ぎ。
赤と白の洋服に身を包んだ人たちが壊れたテープのように同じ言葉を吐き出す商店街。
主の誕生を静かに祝う聖夜と信仰心が無いとズッコンバッコン大騒ぎの性夜になる今日。
道を歩けば家族とカップルと独り身といつも通りなのにそこにある感情はやたら濃厚。
そんな楽しい非日常の中、この語り部は何処で何をしているのかというとー?
「キャぁアアアあアッ!!!」
「誰か救急車呼べ!!」
「警察どこにいるんだよ...」
「なんだ修羅場か」
「ッペ」
駅前の広場で刺されました、誰か助けてクレメンス。
というわけで最初から最後まで波乱万丈たっぷりのモブです。
ヤンデレの妻に誘拐監禁精神的にも物理的にも愛されて心因性EDに陥った父を両親に持つ初手ヤバイ奴認定される家族構成の第一子兼長女です。
試される大地の中でも物理的にも精神的にも試される山奥の中で小さな小屋に身を寄せ、核戦争後の生活を想定しているのかと聞きたくなるようなサバイバル生活を送り齢9歳で一人で冬を越せるぐらいには生きていけるようになりました(大自然限定)
ちなみに敵であり命を繋ぐ食糧は野生動物なので矢とか斧両手に血を飛ばしあってました。
そんな完全に孤立し閉鎖した環境から脱出したのは元赤いお国の人たちの突撃隣の晩御飯VS日本防衛24時陸海空協力試合のファイナルステージに我が家が選ばれたから。
いやあの時は凄かった。筋肉ムキムキ白人マッチョマンと黒い戦闘服で身を包む武装集団。
まさに狼の群れに追われた獲物の図。娯楽がマジで無いあの時は興奮のあまりマッチョマンに向かって斧を投げてしまい乱闘騒ぎにさせてしまった。
まあそのお陰で父は保護され母は逮捕、私は養護施設でハッピーウハウハライフ送っていましたとさ、めでたしならないね!
「お願いっ、止まって... 止まってよぉ...」
今必死で刺された場所を圧迫止血しているのは七人目の彼女です。ビアンじゃねぇからな、好きになる子が女の子なだけなんだからね!勘違いしないでよね!
ちなみに私を刺したのは一番目の彼女です。もう何年振りなんだろうか、彼女は殺害系ヤンデレになっていたらしい。
若葉色の瞳が宝石のようにキラキラして綺麗だった。その瞳が好きでめっちゃ可愛い好き愛してると言ってたらずっと一緒だよ他の子のところ行かないでと言ってくれた可愛い初カノは親と暮らせるようになって離れ離れになってしまった。まあすぐに他の彼女が出来て楽しく過ごしていたけどさ。
剣道総合格闘技サバゲ―と完全に世紀末で生きていける感じの戦闘スキルを身に着けた私の背後を取り的確に心臓を突き刺した骨と皮だけの彼女。
やはりヤンデレが最強なのか...
初カノの高笑いと七人目の彼女の小さな言葉を最後に私は意識を飛ばした。
うーん、何が間違いだったんだろうか。やっぱり別れに不満があったからなのかなぁ。でも歴代彼女全員の別れがお互いの合意では無くてもなんともなかったからやっぱり家庭環境?
まあ好きだった子に殺されて好きな子に見送ってもらえるなんて幸せだね!
あ、そういやアニメ最終回の炎上具合見てねーわ。
「我愛羅って養子取ったんだ」
「そうなんだよ、砂鉄使うから三代目風影の血筋らしいぜ」
──────
「その話詳しく!!!!!!!」
『やかましいわ!!!!!!!!』
勢いよく飛び起き、心の底から思ったことを叫ぶと鼓膜を突き破らん声で怒られてしまった。
痛む耳を押さえながら太陽の光が差し込む窓の向こう側の景色を見て思い出す。
私が見ていたのは夢だと。詳しく言えば過去の記憶だ。
それも転生する前の記憶、うずまきナルトになる前の最後の記憶を。
「あー、ごめんってぇ... 許してよ九喇痲ァ......」
『全く、お前は寝起きすら静かにできんのか』
「うーん、無理じゃね?」
「だってさぁ」
私は死んだと思った。でも二次創作の定番である転生成り代わりをぶちかまし現在はあの大人気作品NARUTOの主人公であるうずまきナルトとして生きているのだ。
ちなみに性別は女、男でもいいけど何気にチンコでマウント取ってるから万が一でも小さければ主人公補正が消えるから女でよかった。
ナルトとして生を受け早十二年。物心ついて九年、九喇痲と和解して八年、一人暮らしのナルトッティして六年、順調にこの世界で生きています。
忍術と忍具の開発が楽しすぎてたまんねぇ。よく爆発するけど。
この後の人生考えればこんなことしていても許されるはずだ。
でも転生して思ったんだわさ。
木の葉って民度低いわ卑の意思とか手のひら返しの術とか言われてるけど。
「マジで治安悪すぎるんだから気付けに一発なんかしないと...」
毎朝窓ガラス割られるとは思ってなかった。
だからって窓ガラス割ればいいってもんじゃねぇだろ。
というわけでリメイクというリターンズです。
シリアスばっかり書いてるし鬱しか書かないから、こう書きたくなりました。
ちなみにとある部分の設定は飴の川さんのナルト作品全てと共通してます。