蛮神憑きのヒーローアカデミア   作:BATTU

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最近ハマったMHAの小説




序章

中国の軽慶市での「発光する赤児」の報道以来世界各地で超常現象が報告され

 

世界総人口の約8割が超常能力“個性”を持つに至った超人社会

 

 

 

――そんな世の中故に生まれた存在

 

 

 

『ヒーロー』と『ヴィラン』

 

 

 

“個性”を悪用する犯罪者

それを敵――<ヴィラン>と人は呼ぶ

 

逆にヴィランを“個性”を発揮して取り締まる者達

それを英雄ーー<ヒーロー>と人々は呼び、称えている

 

 

 

――だが、それ以外にも存在する者達が二種類いる

 

 

 

『無個性』・『突然変異』

 

 

 

無個性は言葉通り、この超人社会の中で“個性”が発現しなかった者を指す

 

 

そしてもう一つ、突然変異もまた名前通り

 

基本的に両親から“個性”が遺伝するのが大半な中、両親の“個性”とは関係ない力を発現する者達が“突然変異”と呼ばれている

 

 

これは-

 

 

『あれは“人間”なんかじゃない!人間に取り憑いた“悪魔”なんだ!』

 

 

突然変異の少年がー

 

 

『“悪魔”でもいい!私達にとってあの子は神様がくれた最後の望みなんだ!』

 

 

〈ヒーロー〉を目指す物語

 

 

 

▼▼▼

 

 

 

Pipipipipipipi!!!

 

 

「ん・・・んッ」

 

 

カーテンのから漏れ出す朝の日差しと目覚まし時計代わりのアラーム設定をされたスマホによって眠りから覚めた1人の少年

 

まだ覚醒してない意識の中頭を掻きながらカーテンを全開にして景色を眺める

 

 

「・・・あーやべ今日は大切な受験の日じゃねぇか」

 

 

思い出した様につぶやきながら自室をでて階段を下りて行き居間に向かう

 

 

「おはよう光(みつる)朝ごはんもう出来てるよ」

 

「あいよ母さん・・・父さんもう出かけたの?」

 

「えぇ今日も朝からパトロールですって・・・少しはお言葉に甘えて休めばいいのにね」

 

「・・・父さん昔から頑固な性格だかんな」

 

「ふふ、それもそうね」

 

 

母さんが作ってくれた朝食を食べた後は着替えを済まし、歯磨きと洗顔も済ませた

 

 

「行ってらっしゃい光。受験、応援してるからね」

 

「あぁ頑張ってくるよ」

 

 

母さんからの応援を受けて俺は晴れた空の下を早歩き気味ながら受験会場へと向かった

 

歩いて20分、電車で30分先にその受験会場の舞台がある

 

 

【雄英高等学校】

 

 

通称“雄英”と呼ばれる全国一番人気のヒーロー科の学校

 

今や数多く存在するヒーロー。その中のNo.1ヒーロー“オールマイト”

 

彼を筆頭に多数の有名ヒーローの母校である雄英高校

それ故に入学の倍率は驚異の300超えという

 

 

「・・・だからだろうな」

 

 

周りを見渡すと雄英に入って行く者達は皆、纏う雰囲気が一般的受験生の者より比ではない

 

受かろうが、落ちようが大きな一歩となるこの試験

受けるだけでも称賛される程の試験を前に、まるで戦場へと赴く兵(つわもの)のそれのようだった

 

 

「ふぅ・・・うしッ行くか」

 

 

深呼吸をしながら自分に言い聞かせる様に独り言を呟き

場の雰囲気に呑まれぬように俺も雄英の門の中にへと足を踏み入れて歩き出す

 

 

「持てる力を出し尽くすのみさ」

 

 

 

▼▼▼

 

 

 

『今日は俺のライヴにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!』

 

 

広大な講義室

そこで試験説明されるのだがその第一声がこれ

 

ボイスヒーロー“プレゼント・マイク”が名に恥じない声を室内全体に響かせるが、応える程ノリの良い受験生はいなかった

 

 

「いえー」

 

 

俺以外を除いて

 

 

『そこの黒髪の受験生センキュー!じゃあ早速だが実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!アーユーレディ!!YEAHH!!!』

 

「いえー」

 

 

またしても俺以外にプレゼント・マイクの一声に応える者はいなかった

 

 

『またもお応えセンキュー! 他の受験生リスナーは緊張してんだな! オーケー! オーケー!』

 

 

そこはラジオ番組もやっているプレゼント・マイク

応えが一人しか居なかろうとお構い無しと言わんばかりに説明を進めて行った

 

 

『この後は事前に渡した入試要項通りだ!!持ち込み自由の“模擬市街地演習”!!』

 

 

相も変わらない声量のマイクは説明を続ける

試験の内容は以下のモノだった

 

 

 

 1.制限時間は10分

 

 2.演習場には1~3Pの三体の仮想敵がおり、それを行動不能にしポイントを稼ぐ事が受験生の目的

 

つまりは市街地戦を想定した実戦試験

 

 

実力と結果を見せろ、と俺には聞こえるような試験内容だ

 

 

今までの説明を理解し、静かに頷くと同時に配られた用紙に1つの不可解な点に気付く

 

 

 

「四体目・・・?」

 

 

 

仮想敵が書かれたプリントにもう一度目を向けると、そこには説明の無い“四体目”の仮想敵の存在が記されている

 

 

(ポイントも書かれていない所から見てよくある“妨害”ってやつか?はたまたはリアルアクシデントの再現ってやつか・・・まぁいい邪魔ならぶっ壊すのみだ)

 

 

プレゼント・マイクの方もそれについての説明が終わったようで締めの挨拶に入っていた

 

 

 

『俺からは以上だ!最後にリスナーへ我が校『校訓』をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!!

 

Plus Ultra!!

 

それでは皆、良い受難を!!』

 

 

プレゼント・マイクの最後の言葉を脳裏に刻みこみ俺は指定された会場へと向かう

 

 

ここから俺の『月欠 光(つきかけ みつる)』の初実戦だ

 




主人公は何が内に眠ってるかは知りません
もうFF14知ってる人は分かっただろうね
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