ドラゴンボール「P」   作:みーまん

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真「スピー、スピー」
ブ「全く、筋斗雲の中で気持ち良さそうに寝ちゃって……」(真白は筋斗雲の中に体が中途半端にはまる)
つんつん
真「むにゅぅ……」
プニプニ
真「ふににぃ……」
ブ「ふふっ♪」


股叩いてチンが有れば男でいいよね

「この村、だーれもいないよ?」

「廃村ってやつか?」

「変ねー…まぁドラゴンボールが見つかればそれでいいんだケド…」

 

一行はとある小さな村に訪れていた、しかしそこは動物1匹おらず、奇妙に静まりかえっていた。

 

「でもここゴミ落ちてるよ?ポイ捨てだ〜」

「じゃあ人がいるのかしら…居ない方が楽なのに…」

「持ち主が居ないからって盗むのはどうかと…」

 

この村にドラゴンボールが1つ有るのは確かなのだが、なかなか見つからない。

ブルマがレーダーをいじりながら歩いていると、一軒の家の前に着いた。

どうやらこの家にあるらしい。

 

コンコン

「すみませーん、誰か居ますか〜?」

………

「居ないね」

「無人なのかしら…」

 

バキッ!

 

急に何かが割れる音が聞こえたので二人が振り返ると、悟空が近くの家のドアを破壊していた。

 

「……」

「成る程!鍵が掛かってるなら壊せば良いのね!」

「やっぱりあんたら(主に頭が)めちゃくちゃよ!!!!」

 

「だーーーっっっ!!!」

バキン!

「痛ってーーーー!!!!!!」

 

破壊したドアの奥から斧を持った中途半端禿げのオヤジが飛び出してきて、悟空の頭を叩き割ろうとしたが、(自称)ステンレスより硬い頭によって逆に斧が木っ端微塵こに砕けた。

 

「いでででで!何すんだよ!!!」

「やっやっぱりダメだったか……」

「すみませんでした、ウーロン様!お金や食べ物は沢山あります!ですから、ですから娘だけは……」

「は?」

「ウーロン?」

「誰それ」

「えっ」

 

♦︎

 

「なんだ、ウーロンじゃ無かったのか」

「どうりで、来る時間が早いと思ってた」

 

どうやら村人達は、3人を『ウーロン』と言う化け物と勘違いしていたらしい。

 

「私に当たってたらどうするのよ、死んでたわよ……」

「いやぁ、すみません………」

 

「大丈夫?頭痛くない?」

「おら大丈夫だぞ、全然痛くねえ」

 

パンパンッ

 

「きゃっ」

「おまえ、女だろ!」

バギィッ

「パンパンすなっ!!」

「なんでぇ?」

 

急に悟空が、介抱してくれていた少女の股をパンパンと叩いた。

悟空はずっと山で生活していて、他の人間と会ったことがなかった為、こうでもしないと相手の性別が分からないのである。

 

パンパンッ

「あんた、男なのかい…?!」

「見りゃ分かるでしょ!どう見ても、禿げ散らかした、おっさんやろがい!!!!」

「ま、まだ禿げ散らかしとらんわ!」

 

まさか真白も同じだったとは誰が気付けただろうか。いや、何となく分かってはいたことだろうが。

 

 

「それで?ウーロンっていうのは?」

「あ、ああ。ウーロンはこの辺りに住んでいる妖怪でな、様々なものに姿を変える妖術を使っていて、まだ誰も本当の姿を見たものはおらんのです」

「しかも、なかなかにスケベで、もう何人もの村娘が連れていかれとるのです」

「それに、歯向かえば村人全員食い殺すと…」

 

どうやら、そのウーロンと言う妖怪は恐ろしいかつ、変態らしい。

 

「そんなの、やっつければ良いじゃん」

「思いっきり斧ぶん投げたり、爆弾投げたり、いっそ焼けば?」

「そ、そんな物騒な事言わんといてくれ!爆弾なんて置いとらん…それに、こーんなにもでかいんじゃ!」

「「ふーん」」

 

「あ、そうだ!ねぇねぇおじさん、こんな球持ってる?」

「ん?んー…わしゃこんな球見たことないが……」

 

ブルマがカバンを漁っていると、転がり出てきたドラゴンボールを見てふと何かを思いついたかのようにそれを見せた。

 

「ほいな!あたしゃそれと同じもん持っとるぞ!」

「おばあちゃんが?!」

「ほんと?!見せて見せて!」

「これじゃ、祖母の代からうちにあるんじゃ」

 

一人の老婆がドラゴンボールを持ってきた、六星球(リャウシンチュウ)である。

 

「どう?おばあさん。その球を私達にいたたげたらウーロンっていう妖怪、退治してあげても良いわよ?」

「退治してくれるなら良いが…お嬢さんには無理じゃないのかね?」

「やっつけるのは私じゃないわ、このふt」

パンパンッ×2

「おまえ、男だろ」

「貴様、女だな?!」

「見境なしにパンパンしとる場合か!!…え、なにそのポーズ、顔に手ぇ当てて………」

 

閑話休題(時間が無ぇっつてんだろ)

 

「ねえ、本当にこの服じゃダメ?ひらひらする」

「我慢しなさい、そうじゃなきゃ違う娘だってバレるでしょ?」

「むぅ……」

 

真白は、村娘の服を借りて変装した。

悟空はそのままである。

 

「おらはどうすりゃいいんだ?」

「真白とウーロンって言うやつの後追いかけて、そいつの住処に着いたらボコボコにしちゃいなさい。死なない程度に」

「一発でやっつけてから場所聞けばいいのに……」

 

ズシーンズシーン

 

「おいっウーロンが来たぞー!!」

 

「みんなは隠れて!あとは私達に任せるのよ!」

「ブルマもなにかするの?」

「祈っててあげるわ!」ガチャン

「あの青髪ヤロウめ………」

「悟空も家に引っ張りこまれたし…はぁ」

 

♦︎

 

ガチャッ

「あ、そうだ。ちょっと言いたいことがあるんだけど」

「何?手伝ってくれるの?」

「間違ってもパンパンすんなよ」

ガチャン

「………」

 

♦︎

 

「お迎えに来ましたよ、可愛いお嬢ちゃん」

 

真白が変装して村中で待っていると、タキシードを着て、花束を持った(多分)鬼の様な姿をした大男がやってきた。

真白は、後ろを向いて、顔を隠している。

幸いな事に、村娘と身長は近く、髪色も同じ黒だった為バレる事は無さそうだ。

 

「おや、おヨメさんになるのに持っていくのはその鞄だけですか?」

「そ、そうよー(棒)」

(あのバカ!もうちょっと声に感情つけなさい!)

 

「人見知りさんなのかな?でも大丈夫!僕は優しいからね〜、ゆっくり仲良くなっていこうじゃないか」

「う、うん。そうしてくれると、嬉しいな〜(棒)」

 

「それじゃ、一緒に僕のお屋敷に行きましょうね〜」

「は、はーい(疲れ)」

 

ズシーンズシーン

 

「…行ったわね。よし孫くん!二人を追跡よ!」

「ブルマ、失敗すんなよ?」

「こっちのセリフよ、それは」

 

 




真白が最初の悟空のパンパンの時にキレてぶっ飛ばしてたのは、実はパンパンで怒っていたのでは無く、ずっと一緒にいたのに自分の事を女の子と認識してくれていなかったと分かったからです。
ブン殴ったのは急に股叩かれた事に対する防衛反応。



【挿絵表示】


↑お昼寝真白、村娘真白

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