ー第5艦隊主力艦隊司令部ー
「艦隊演習?」
「はい。ガミラスからは第3機動艦隊と航空機動艦隊が参加予定です。地球からは候補として第5艦隊が上がってますが・・・」
「で?実施する場所は?」
「(結構乗り気だ?!)火星沖です」
「地球に近くないか?」
「気が乗らないようでしたら、断ることも出来ますが?」
「いや、やる」
「わかりました。それで演習前に各部署の責任者を集めて顔合わせを兼ねて会議をやるそうです。副責任者の参加はどちらでも可ということです」
「それで会議の場所と時間は?」
「はい。明日、9月4日。14:00から地球防衛統合作戦本部で行うそうです」
「わかった。各責任者に通達しといてくれ」
「はい」
ー9/4 14:00ー
「これより地球ガミラス合同演習作戦会議を開始します。では地球側から自己紹介も兼ねて挨拶をお願いします」
「皆様まず初めに御足労ありがとうございました。
私は地球防衛宇宙軍艦隊司令長官チェド・セドリック元帥です。よろしくお願いします」
「では次の方」
「私は地球防衛宇宙軍作戦参謀最高司令長官デニム・ケール元帥です。よろしくお願いします」
「次は第5艦隊です」
「初めまして。私は第5艦隊総司令長官タビ・ラプター元帥です。よろしくお願いします」
「同じくはじめまして。第5艦隊副司令官ゴイル・カイル中将です」
「第5艦隊所属D級特別大隊司令みん中将です」
「第5艦隊所属第一分艦隊旗艦ゼネラル・レビル司令キュー・マッケイン中将です」
「同じくゼネラル・レビル副長の江浦鷽鳩中佐です」
「第5艦隊所属第二分艦隊旗艦ゼファード司令フォレッサ・ジュン・ケインズ中将です」
「第5艦隊所属第三分艦隊旗艦カタストロフィ司令ファンケル・カリファ上級大将です」
「第5艦隊所属第四分艦隊旗艦ウォースパイト司令ソン中将です」
「第5艦隊所属第五分艦隊旗艦ジークト司令バラカス中将です」
「第5艦隊所属第六分艦隊旗艦ザンジバル司令オリンス中将です」
「第5艦隊所属第七分艦隊旗艦スプレマシー司令ガイジ少将です」
「第5艦隊所属第八分艦隊旗艦ファイナライザー司令スローエン少将です」
「第5艦隊所属増援第1艦隊及び補給艦隊旗艦アルデバラン司令佐竹鋼汰准将です」
「第5艦隊所属増援第2艦隊旗艦 春蘭型6番艦スパイラル艦長金木蒼大佐です」
「第5艦隊所属増援第3艦隊旗艦 春蘭型7番艦ジェラード艦長土方歳三大佐です」
「第5艦隊所属第2輸送及び補給艦隊 フォレッサル級超弩級戦艦母艦2番艦艦長J・アハーン准将です」
「第5艦隊所属第3輸送及び補給艦隊 フォレッサル級超弩級戦艦母艦3番艦艦長ライナス大尉です」
「第一分艦隊所属MS大隊サカズキ准将です」
以下略
「続いてはガミラス側です。よろしくお願いします」
「こちらこそ初めまして。私は大ガミラス帝星第3機動艦隊司令のサン・フォン・ライオンズ上級大将です」
「同じく第3機動艦隊副長のカイサ・ローハイム大佐です」
「大ガミラス帝星 パイロット ドルシーラ隊隊長デボラ少尉です」
「これで以上です」
「では次に移ります。次は演習で行う内容です。これはデニム元帥よろしくお願いします。 」
「はい。今回の演習場所は、太陽系にある火星沖600㌔の地点で行います。日にちは1週間後である4/11です。
今回の作戦内容は、未知の敵が地球各防衛ラインを突破し最終防衛ラインに到達したという想定で行います。艦隊戦及び空中戦を行います(以下略・・・)」
ー火星沖 600㌔ー
「全艦隊行動開始」
「全艦隊行動開始」
「こちら司令部。第七、第八分艦隊へ。
第七分艦隊は左翼、第八分艦隊は右翼から敵を挟撃せよ。敵の別働隊に注意しながら行け」
「「了解」」
「こちら司令部。第五、第六分艦隊へ。
第五分艦隊は上翼、第六分艦隊は下翼から敵を挟撃。各分艦隊連携をとりながら行え」
「「了解」」
「司令部より第一、第二、第三分艦隊へ。
第一、第二、第三分艦隊は主力艦隊と共に敵正面より攻撃せよ。第四分艦隊は補給艦隊の直援だ」
「「「「了解」」」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「敵艦隊損耗率90%です」
「一気に畳み掛けるぞ!デス・スター、スプレマシーに模擬弾攻撃開始命令。
他各艦模擬拡散波動砲発射準備。
これは演習だほんとに打つ必要は無いぞ!!」
「各艦模擬弾発射用意!!」
「司令、敵艦隊戦術シミュレーション上全滅又は降伏しました」
「了解。全艦隊ご苦労だった」
プープープー
ここで予定にない司令部からの通信が入った。
「司令。司令部から緊急暗号通信です」
「読みあげてくれ」
「はい。
"司令部より合同演習中の各艦隊へ。約5分前、冥王星、海王星で防衛ラインを張っていた第1艦隊と第2艦隊の通信が途絶。その直前に未知の敵との交戦開始とのこと。十分警戒されたし"
...以上です」
「どいうことだ?第1艦隊と第2艦隊はまた未知の敵に突破されたのか?」
「そうだと思われます・・・」
「面倒なことになりましたね...」
「敵の位置は?」
「丁度2分前に天王星観測所を通過したところで消息を絶ちました」
「どこに行ったかは不明・・・」
「デニム元帥から通信です」
「繋げ」
「ラプター元帥。頼まれてくれ」
「私にできることなら」
「謎の敵が入ってきたのは司令部からの通達で聞いたな?」
「はい。先程」
「その敵を撃退してくれ」
「わかりました」
「先程現在緊急事態だと考え冥王星と海王星で防衛線を張ってた第1、第2艦隊の救援に第3、第4艦隊が向かってる。地球の防御が手薄になってしまっている。そこで君の艦隊に望みをかけるしかないと思ったからだ。わかるか?」
「なんでそんな作戦を即席で、それも単独で実行するですか...。まぁ、わかりました」
「相変わらずだな笑 ではよろしく頼むぞ!できることならやるからいつでも言ってくれ」
「はい。頼りにしてます。失礼します」
「司令?デニム元帥とはどこで?」
「あぁ、私の士官学校時代の恩師だよ」
「なるほど」
「話を戻そう。まず敵の位置を掴むことが先決だ」
「はい」
「手始めに哨戒艦を出そうと思ってる」
「はい。編成はどうしますか?」
「哨戒艦の編成は、
主力艦隊からはエルリッヒ・ルーデル少佐の"ファナティオ"
第一分艦隊からはデズモンド・ギャレット中佐の"ゴースト"と朝霧大和大佐が"ロックナイト"
第二分艦隊はスヴァトラスフ・ブルスニツィン大尉の"ガイエスブルク"
第四分艦隊はスカーレット中佐の"アドミナル"
第五分艦隊からは真登中佐の"さくま"
第六分艦隊はガニー・ウエスト中佐、リシュリュ・グラーフ大尉の"ユードラル"
第八分艦隊はゾロアーク大佐の"ユグドラシル"
が適任だと私は思う」
「わかりました。通達しておきます。ブリーフィングはいつにしますか?」
「そうだな・・・。今から10分後に通信回線で行う」
「わかりました」
ー10分後ー
「全員話はしっかり聞いてるな?」
全「はい」
「現在から敵不明艦隊の捜索のために行ってもらう。大変危険な任務だから改めて聞く。やってくれるか?」
「はい」
「よし、ではなにか質問はあるものはいるか?」
「質問をよろしいですか?」
「ルーデル少佐どうした?」
「もし敵艦隊を捕捉した場合はどうしたらいいでしょうか?」
「もし捕捉した場合はそのまま敵を補足し続けてくれ」
「わかりました」
「他にあるか?」
「私もよろしいですか?」
「ウエスト中佐。いいぞ」
「もし敵艦隊に見つかり、攻撃をされたらどうしたらいいでしょうか?」
「まず自分たちの身の安全が優先を確保しろ。戦闘をせずに、撤退。又はワープをして逃げてくれ。この際は敵艦隊を逃がしても構わない」
「わかりました」
「他に何かあるか?
・・・・・・
なさそうだな。では各員戻り次第随一行動開始!」
全「ハッ!」
第一分艦隊ギャレット中佐の"ロックナイト"、朝霧大佐の哨戒艦"ゴースト"。
ギ「何も変わりはないか?」
「はい」
「艦長、そろそろ定時報告の時間です」
ギ「そうだな、頼めるか?そちらはどうですか?」
朝「こっちも特に異常はない」
ギ「わかった」
第二分艦隊スヴァトラスフ・ブルスニツィン大尉の哨戒艦"ガイエスブルク"。
ス「定時報告の時間だが何か変わったことはないよな?」
「はい。特には」
ス「そうか、何か少しでも変化があれば逐一報告しろ」
「ハッ!」
第四分艦隊スカーレット中佐の哨戒艦"アドミナル"。
「現在冥王星と海王星のほぼ中心に位置しているところにいますが敵の姿はありませんね」
ス「そうだな...」
「どこに行ったのでしょうか?それとも隠れた?」
ス「分からない・・・。だがどこかに必ず敵はいる。警戒を怠るなよ」
「ハッ!」
第六分艦隊ガニー・ウエスト中佐、リシュリュ・グラーフ大尉の"ユードラル"。第八分艦隊ゾロアーク大佐の哨戒艦"ユグドラシル"。
ウ「何か変わったことはないか?」
「それと言って特にはないです」
ウ「そうか、」
「艦長、今日は何を入れましょう?」
ウ「そうだな・・・。今日も紅茶で頼む」
「了解です」
リ「私も飲もうかな・・・。私のもできます?」
「大丈夫ですよ。少しお待ちできますか?」
リ「焦らなくて大丈夫だよ笑」
「はい笑」
リ「そいえば他の哨戒艦でも敵を発見できてないらしいな」
「そうですね。未だ敵発見の報告が入っていません。それは本隊も分艦隊も同様です。
現在第一、第二、第三、第四、第六、第七、第八分艦隊の接敵はなし。我々哨戒艦もしていません。ただ第五分艦隊は未だ報告が入っていません」
「そうか・・・・・」
その頃・・・・
第五分艦隊所属哨戒艦"さくま"の真登中佐と主力艦隊のエルリッヒ・ルーデル少佐の哨戒艦隊"ファナティオ"。
「識別信号に応答がない艦を捕捉しました。距離約500km。この状況から敵艦隊と推測」
「艦長、どうしますか?」
ル「とりあえず主力と各分艦隊に暗号通信。"我敵を捕捉せり。援護をこう"」
「了解です」
ル「真登中佐、どうする?このままここで待機をしてやり過ごすか?」
真「いや、それだと危険だ。気づかれないように後退しよう」
ル「わかった。よし、機関始動、微速後退開始」
「微速後退開始」
真「我々もファナティオ同様微速後退だ」
「了解」
ー第五艦隊主力艦隊司令部ー
「司令。第五分艦隊が"我敵を捕捉せり。救援をこう "との事です」
「そうか。で?どこだ?
現在第五分艦隊の状況は?」
「第五分艦隊は現在アステロイドベルト付近にいるようです。やり過ごすのは難しいと判断。後退中です」
「わかった。全艦ワープ用意。他分艦隊と哨戒艦も現地で集結させろ」
「了解」
ーアステロイドベルト付近ー
真「やっと落ち着いた」
ル「油断はできないがな」
「主力艦隊がワープでこちらに来るそうです」
「敵艦隊は約300万隻ほどいますね」
ル「そうだな、それにそれぞれ1隻1隻がデカイな・・・」
「ワープしてますね。まぁ、当然ですよね・・・」
「第一~第四。第六~第八分艦隊のワープアウトを確認」
真「やっとこの艦の力も使えるかな」サスッ
ル「そうだな笑」
「・・・主力艦隊現着!」
ー第五艦隊主力艦隊司令部ー
カーン! カーン! カーン! カーン!
ドン! ドン! ドン! ドン!
「全艦ワープ終了!他分艦隊と哨戒艦も合流」
「第五分艦隊と敵艦隊を捕捉!」
「まずは敵の出方を探るぞ!」
「な、なに?!」
「何事だ!しっかり報告しろ!」
「敵艦隊攻撃を開始」
「チッ、和解の余地なし...か」
「司令!どうしますか?」
「仕方あるまい。我々もここでやられる訳には行けない」
「はい」
「攻撃を開始だ」
「ハッ!」
「陣形はどうしましょう?」
「そうだな・・・・、ちょうどさっきまで演習をやってたんだ。せっかくだからあの陣形でやってみよう」
「了解です」
「全艦隊。陣形C展開!作戦行動開始、全速前進!」
「司令部から全艦隊へ!全速前進!」
キュイーーーン ドゴーン
「撃ち方一始めー!!」
ドッキューーン
ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン!ドドドーン
「かなりキツイですね・・・・」
「敵艦隊損耗率40%!」
プープープー!
「後方に艦影!」
「何!?敵か?」
「い、いえ!識別コードを確認!味方艦です」
「識別コード・・・。これは!」
「後方にワープアウトした艦艇はガミラス艦隊と、第1、第2艦隊の残存と第3、第4艦隊です!」
「フンッ。雑魚でもいないだけ助かる」
「そ、それはw結構きついw・・です・・・w」
「とりあえず。こちらの陣形の薄いところに増援の艦隊を配置しろ」
「はい」
「通達完了。全艦隊攻撃を開始しました。艦載機発艦」
「司令。これは押し切れます!」
「現在の被害情報は?」
「今のところ我が艦隊に死傷者はいません。ただ大破した艦艇は数十隻ほど・・・」
「・・・・そうか」
「敵艦隊が後退を開始しました!」
「なにか秘策があるかもしれない!注意しろ!」
「敵依然後退中」
「そうか。では当初の予定通り敵旗艦を押さえるぞ」
「司令部より第一分艦隊へ、残りの全MS発艦!繰り返す。残りの全MS発艦!」
ー第一分艦隊ー
「司令部より残りのMS全機発艦要請です!」
「全MS発艦!!サカズキ大佐そちらは頼んだぞ」
「了解です」
「司令部からローゼン隊各員へ。今回はガミラス軍と合同で作戦を行う。連携して行動せよ。ガミラス機の識別コードはGJ-001以下だ。ガ軍のリーダー機の隊員名はデボラ少尉だ。わかったか?」
「司令部了解。全機確認OK。各機準備出来次第発艦」
ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!(MSガアルクオト)
ドヒューーン!
デ「こちらGJ-001。デボラ少尉です。そちらは?」
サ「私は第5艦隊所属第一分艦隊直属MS大隊ローゼン隊隊長のサカズキ大佐です。よろしく」
デ「こちらこそよろしく」
サ「聞きたいことや話したいことが沢山ありますが、まずは目の前の敵です。こちらがわかっている敵の情報をそちらのデータリンクに共有します。確認を」
デ「わかりました。よろしくお願いする」
「司令。敵艦隊の損耗率が85%を超えました」
「念の為、降伏勧告の通達を出してみてくれ」
「はい。・・・・・応答ありません」
「・・・そうか」
「どうしますか?」
「第1、第2デス・スターとスプレマシー、エグゼキュター以下ラヴェイジャー、ルサンキア、アイアン・フィスト、レイザー・キス、ナイト・ハンマー、インティミデイター、リーパー、ガーディアンを呼び出せ」
「司令。お呼びでしょうか?」
「残りの敵を火力で押し切れ」
ロ「全滅させてしまう可能性がありますが大丈夫でしょうか?」
「大丈夫だ。ローライト少将。ただし降伏した艦艇は攻撃するなよ」
「では言った通りに頼む。以上だ。解散!」
「「「「「「「「「「「「ハッ!」」」」」」」」」」」」(12)
この通信から約1時間後に敵艦隊は後退中の艦艇も含めて全滅した。降伏をした敵兵から得た情報は多くあった。今回戦った星の名前は帝政ガトランティスというらしい。そして彼らは人造人間であること。
ただ彼らが驚いていたことが1つある。それは我々が彗星帝国を木っ端微塵にしてしまったからだろう。どうやって木っ端微塵にしたかはまたいつか話そう。
今回の戦争での損害は第1艦隊と第2艦隊は約半数の艦艇を第3艦隊と第4艦隊は約1/3をガミラス軍は約1/4、第5艦隊は大破が56隻と、損害はあったものの死傷者なしという大戦果を挙げ、また更に目立ち、浮いてる存在となった。
更に今回のガトランティス戦役後第5艦隊の一部に再編成がされ、新造艦や補充艦、そして新たに第九分艦隊と第十分艦隊が新設されることとなり、第5艦隊にとっては大きな変化があった戦いであった。
ー次回へ続くー
いかがでしたか?ご感想や意見などがございましたらなんなりとどうぞ!
評価の方もよろしくお願いします!
ではまた次回へ!