彼らの世界   作:タビラプターの小説

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第15話目の再編集版です!
投稿が遅れてすみません・・・






大規模作戦

ドゴーン!ドゴーン!

 

 

 

現在第5艦隊所属各分艦隊はそれぞれ1つ目の基地攻略を行っていた。当初予定していたような作戦ではなく第一~第四分艦隊、第五~第八分艦隊、主力及び秘匿、第九分艦隊、D級大隊の3つのグループに分け交互に攻撃を行っている。

当初想定していた作戦では常に補給が行える形だったが、不可能な事だとわかった。燃料や備蓄、弾薬は

本 部

 ↓

前哨基地

 ↓

前線

という経由で常に送り届けられている。ただ最も足りていない時間だ。これだけライフラインが整っていても攻略している基地を破壊したら次の基地へ、そこを破壊すればまた次の基地へを繰り返しているためきちんと補給をしている暇がないのが現在の状況だ。そんなこともあり今はグループを分け、半分の艦隊は攻撃を残りの半分の艦隊は補給をするとい形になった。秘匿艦隊は先程説明したが主力と第九分艦隊と合流。行動を開始。こちらも他の分艦隊と同様な作戦を取る事となった。

ちなみに今回、第九分艦隊の半分は味方艦隊の補給。半分は秘匿、主力と共に行動をした。元々彼らはそちらが本業なので手際は保証できる。

 

敵基地の攻略は各艦隊それぞれが一斉に行うことに、現在は待機中だ。秘匿艦隊は例の如く後方で待機。第1次攻撃隊は第一、第二、第四、第五分艦隊と主力艦隊が行われる。

 

攻撃開始の合図。

 

ここは敵の前哨基地だがそう思わせないぐらいの戦力だが弱点を1つでも突けばもろくなり、呆気なく陥落した。どうやら他のグループも同様のようだった。

 

「司令、敵前哨基地の指揮系統を完全無力化に成功しました」

 

「・・・・思いの外呆気なかったな...まぁ、いい。ご苦労」

 

「補給に戻りますか……いよいよ秘匿艦隊の大規模交戦の初陣ですね」

 

「そうだな」

 

「何か心配事でも?」

 

「いや、全く。むしろ敵のプライドをズタズタにしないか心配だ」

 

「ハハ!確かにそうですね。少し秘匿艦隊にしておくのが勿体ないぐらいですからね」

 

「だな」

 

 

秘匿艦隊所属の艦艇全艦が補給を完了した。

ちなみに秘匿艦隊にはこれといった定位置の司令官はいないことから今回は航宙空母インディペンデンスの艦長、佐伯狡獪中将が指揮を執ることとなった。

 

「いよいよ我が艦隊の初陣ですね」

 

「そうだな。緊張してるか?」

 

「全くといえば嘘になりますがそこまで緊張はしてません」

 

「そうか」

 

「司令。秘匿艦隊全艦出撃準備よろし」

 

「わかった。全艦!これより我が艦隊が公で敵と戦う初陣だ!気を引き締めてかかれ!

全艦出撃!秘匿艦隊の力を見せつけるぞ!」

 

「「「「おーーーーーー!」」」」 

 

秘匿艦隊が星系連合地球侵攻の要の要所である太陽系外縁部にある超巨大基地に向けワープを行った。

 

カーン!(ヤマトフウワープオン)

 

「全艦集まれ!」

 

「攻撃機及びMS全機発艦!ミサイルフリゲート艦は敵を牽制しつつ攻撃機の援護だ」

 

「作戦行動開始!」

 

 

秘匿艦隊に積まれてる今回の主な武装は以前航宙空母インディペンデンスが運用していた哨戒機(RSA-3R/F)を使用する。

この哨戒機は機体が大型化され偵察だけを行うのではなく武装を換装することで攻撃機にもなるという強い点を持っている。また今回の作戦から新たに艦艇が追加された。

今回追加されたのは・・・

 

 

紀伊型宇宙戦艦一番艦「紀伊」

同 二番艦「尾張」

同 三番艦「駿河」

同 四番艦「近江」

 

ウォーリア級航宙装甲戦列艦一番艦「ウォーリア」

同 二番艦「ヴェンジャンス」

同 三番艦「グローリー」

同 四番艦「トライアンフ」

 

レイド級大型戦艦一番艦「レイド」

同 二番艦「デヴァステトス」

同 三番艦「ウィリンドーレ」

同 四番艦「ゲレルキューレ」

 

改D級一番艦「ウラジオストク」

改D級二番艦「ユジノサハリンスク」

 

ニューオリンズ級護衛重巡洋艦二番艦「アストレア」

 

 

 

ヘレナ級護衛軽巡洋艦二番艦「ブレマートン」

三番艦「フォール・リバー」

 

アトランタ級護衛軽巡洋艦二番艦「ジュノー」

同 三番艦「サンディエゴ」

同 四番艦「サンフアン」

同 五番艦「オークランド」

同 番艦「リノ」

同 七番艦「フリント」

 

アラスカ級護衛大型巡洋艦二番艦「グアム」

 

ノースカロライナ級一番艦「ノースカロライナ」

 

航宙空母二番艦「ラングレー」

同 三番艦「バターン」

 

フレッチャー級護衛ミサイル駆逐艦二番艦「ハドソン」

同 三番艦「ハッチンス」

同 四番艦「プリングル」

同 五番艦「スタンリー」

同 六番艦「スティーヴンス」

同 七番艦「ハルフォード」

 

強襲揚陸艦デストロイヤー

観測艦バルディエゴ

輸送艦デンバー

 

などの艦艇が新たに追加された。

 

艦隊の攻撃は佐伯中将の合図により火蓋が降ろされた。今回秘匿艦隊に課された任務は上層部で秘匿艦隊のことをよく思ってない奴らが無理難題の任務を押し付けてきた。

その内容は・・・

 

(~作戦参謀四課~)(表向き)

(~秘匿艦隊をよく思わない会~)(裏向き)

 

"敵超巨大基地を無傷で奪取せよ"

 

流石にその作戦内容には防衛司令本部が反論したが作戦参謀四課が

「第5艦隊の裏の艦隊なら余裕でしょ?」

と言われ渋々に元帥はその作戦を了承した。

 

 

(合同作戦会議後)

 

「司令。よろしいのですか?あんな馬鹿げた作戦を受け入れて?」

 

「私も不本意だが仕方ないし良い機会だろう。この作戦で実力を見せつけ何も言わせなくすればいい」

 

「ですが...」

 

「不満そうだな」

 

「い、いえ。そんな訳では」

 

「奴らが提示してきた作戦を其の儘やる気はない。あれをそのままやればいずれ秘匿艦隊は全滅する」

 

「どうします?」

 

「作戦用紙はそのままで新たに別の内容のを作成する。どうせ奴らが欲しいのは報告書とプライドをズタズタにする結果だ」

 

「ハハ...(怖)」

 

「早速準備に取り掛かろうか、副長?」

 

「は、はい」

 

「そうだ。作戦参謀。君は別任務として第三課を連れてやってもらいたいことがある」

 

「はい、なんでしょう?」

 

「それはだな・・・・・・」

 

 

 

ー作戦中域ー

 

紀伊型一番艦紀伊、尾張、駿河、近江が6連発波動砲の発射準備に入った。目標は敵基地ではなく、基地防衛艦隊に向けてだ。

艦隊の規模は凡そ1万。超巨大基地なのだから当然といえば当然だ。

 

 

波動砲の発射準備が整い射程を調節し敵艦隊の最後尾付近から徐々に手前に当たるよう仕向けた。紀伊型4隻が一定の間隔で24もの波動砲を発射する。

敵防衛艦隊に見事命中はしたものの残念ながら殲滅には至らなかった。こんなこともあろうかと用意しておいた2つの別働隊が行動を開始した。

 

 

(ー作戦開始前ー)

 

「中将。参謀部のローナン大佐より意見具申がしたいとのことです」

 

「なんだ?言ってみろ」

 

「ハッ!もしもの場合その作戦(6連波動砲)で殲滅できなかった場合は2つに別働隊として分けて足の早い艦船で編成し敵を奥深く誘い込み挟撃し殲滅するというのはどうでしょう?」

 

「ふむ。それで?編成はどうする?」

 

「はい。1部隊、千隻余りで構成しようと思っています。それぞれの部隊を‪α‬(アルファ)、β(ベータ)と呼称し、チーム‪α‬はザンバイザー准将のウラジオストク、チームβはグローサー准将のユジノサハリンスクが適任だと私は考えます」

 

「了解した。万が一の場合はその作戦で言ってみよう。この後2人にはそう伝えておく」

 

「はい。では、私はこれで、失礼します」

 

 

 

(「まさかこの作戦が実現するとはな・・・」)

 

「チーム‪α‬及びチームβ出撃!」

 

「チーム‪α‬及びチームβ出撃せよ!繰り返す、チーム‪α‬及びチームβ出撃せよ!」

 

「こちらチームα、了解。全艦突撃!」

 

「チームβも了解しました。全艦突撃します!」

 

この合図とともにザンバイザー准将のウラジオストク旗下の艦隊、グローサー准将のユジノサハリンスク旗下の艦隊が攻撃を開始。

 

この奇襲攻撃に敵は動揺したのか瞬く間に陣形が乱れ始めた。

 

「敵艦隊陣形がさらに乱れます」

 

「まだ応射してきている艦がある。集中砲火を浴びせろ!」

 

「各艦。装填中の全ミサイル発射。敵を無力化せよ!」

 

 

 

敵「敵が3方向から一斉に攻撃を開始しました!!」

 

敵「なんだと?!情報と違うぞ!」

 

敵「陣形が乱れます!」

 

敵「隊列から乱れた艦が集中砲火を受けてます」

 

敵「クソッ…」

 

敵「諦めてたまるか!!このまま応戦し続けろ!!」

 

敵「シールド消失!!これ以上は・・・」

 

「ザーーーー・・・・・・」 

 

 

 

「敵艦隊の無力化に成功しました」

 

「ご苦労。次は基地の攻略だ。まだ戦力は残ってるはずだ。防衛艦隊が消えたとは言え油断せずに行け」

 

「了解です」

 

 

 

ピーッ!ピッ!ピッ!

「!?敵の増援艦隊が基地後方100㌔の位置に出現!」

 

「なに!?」 

 

「今すぐレイドとウォーリアに繋げ」

 

「は、はい」

 

レイド級一番艦艦長ハンス・テンプル准将及びウォーリア級一番艦艦長エンハンス・サビウム准将。

 

「「司令。お呼びでしょうか?」」

 

「あぁ、君らにやってもらいたいことがあるんだ」

 

「「なんでしょうか?」」

 

「敵の増援がきたのは周知の事実だよな?」

 

「「はい」」

 

「その艦隊の殲滅に向かってほしい。あらゆる手段を使ってもいい。何としてでも食い止めろ」

 

「「わかりました」」

 

「それと1つ課題を与えよう」

 

「「?」」

 

「基地に突入した部隊が制圧するまでに敵を殲滅せよ」

 

「「了解しました!失礼します」」

 

 

 

 

 

 

 

「敵艦隊が二手に分かれました!」

 

「敵艦隊がこちらに急速接近中!」 

 

「お、応戦しろ!!」

 

 

 

 

 

 

「各艦!砲身が焼き付いても構わんうち続けろ!!」

 

「無誘導及び誘導ミサイル全弾発射!」

 

 

 

 

 

 

 

「て、撤退だ!全艦撤退!」

 

 

 

 

 

 

「あまり深追いするな」

 

「艦隊に合流するぞ」

 

 

 

無事、佐伯からの課題にクリアした2人だった。

 

すぐあと敵の大規模基地を制圧し、他のグループも基地の制圧に成功していた。

 

約数十分後、後方で補給を受けていた艦隊が移動を開始。新たな基地の制圧に向かった。

 

 

 

しかし、今回の大規模作戦はたった4回の戦闘だけで終わった。理由としては以前の戦いで壊滅した第一~第四艦隊の新型艦と新兵の教育に駆り出されることになったからだ。

 

再遠征は1ヶ月半後に決まった。

 

 

ー次回へ続くー




いかがでしたか?

あと2話で再編集版も終了します!少々お待ちください!
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