彼らの世界   作:タビラプターの小説

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17話までの再編集を終え今回から新作版です!





新たなる敵

第九分艦隊他分艦隊が昨日補給艦隊の仕事について演習を通して新兵達に教えた。

 

各分艦隊の将兵達はまたいつも通りの場所で反省会などを開いていた。その会で出た話は主に、第九分艦隊の面々への労いや、協力してくれた第1~第4艦隊の補給兵への感謝などだった。

 

 

ー同時刻ー

 

アステロイドベルト大型無人観測所。

この観測所は味方さえも見つけられないほど精巧に光学迷彩が施されている。

この観測所のほぼ真横を正体不明の大型物体が通り過ぎる。観測式小型AIはその正体不明の物体がどの進路に向かっているかを早急に割出した。

 

" アノブッタイノシンコウホウコウニアルテンタイ

イチ。

↩︎

↩︎

↩︎

↩︎

↩︎

↩︎

↩︎

チキュウ "

 

 

ー地球連邦防衛宇宙軍 調査諜報情報局ー

 

「リアム少将。少しよろしいですか?」

 

「なんだ?」

 

「実は、アステロイドベルトにあるAD106観測所からの報告なんですが。こちらです」

 

「!?」

 

「大型な物体がこちらに高速で移動しているようです」

 

「不味いな...」

 

「そうですね・・」

 

「方向をずらすことは可能か?」

 

「今から準備しても少し遅いです」

 

「仕方ないか。とにかくそいつの速度を遅くする努力はしよう。それと早急にこの報告書を司令部に送れ」

 

「了解です」

 

 

ー地球連邦防衛宇宙軍 統合作戦司令本部ー

 

「長官。今よろしいでしょうか?」

 

「どうした。参謀長?」

 

「先程調査諜報情報局より報告がありましたのでその後報告にと思いまして」

 

「見せろ」

 

「こちらです」

 

 

「・・・・・!?」

 

「如何なさいましょうか?」

 

「・・・・につた・・・・ろ」

 

「え?」

 

「今すぐ大統領と各艦隊の幕僚を呼び出せ!」

 

「ハッ,ハッ!」

 

 

ー統合作戦司令本部 大型第一会議室ー

 

「なんだね長官、こんな時間に呼び出して」

 

「大統領。申し訳ありません。こんな夜分遅くに」

 

「実は、我々宇宙軍所属の調査諜報情報局が先程寄越した報告に見逃せない内容があり、私だけでは判断しかねるため、今回お呼びしました」

 

「そんなに重要なものか?テレビ電話ではダメだったのか?」

 

「それで長官。こんな奴をこんな夜中に呼び出して言わなきゃいけないことってなんなんです?」

 

「おいきさ・・・・・」

 

「それに俺たち各艦隊の幕僚も呼び出してまで言うことってなんなんですか?」

 

「それはだな」

 

「おい まだ俺の話は、」

 

「誰かそこのうるさいヤツを黙らせておいてくれ」

 

「はい!」

 

「(あーあ。これは後で怒られる)」

 

「実はつい数十分ほど前にアステロイドベルト観測所と火星近郊衛星基地よりこのような同文の内容がきた」

 

「この紙を配ってくれないか?」

 

「了解です」

 

 

「どうぞ」

 

「ありがとう」

 

「どうぞ」

 

「ありがとう!」

 

 

 

「・・・・・!?」

 

「こ、これは!本当なんですか?!」

 

「どうやら本当のようだ。これを見てくれ」

 

ピッ

 

スウォーン

 

「これは火星基地光学望遠で捉えた画像だ」

 

「なんか隕石みたいですね」

 

「だが、ここを見てくれ」

 

画像をアップ。

 

「ここだ。ここにあるのは多分噴進機だろう。それにこれは多分コックピットだろう」

 

「つまりこれは人口のもので、隕石みたいな偽装をしてるということですか?」

 

「多分そうだろう」

 

「センスがな・・・・・」

 

「この不明物体の落下予想時刻及び地点は日の入り6時30分のハワイ島より約30㌔離れた位置に落下する予定です」

 

「もしこれほどの質量が海に落下すれば津波は免れないと思います」

 

「そうです。こちらの予想ではあの物体の着水による被害はハワイ島は津波により消滅。幸いにもアメリカ本土は距離があるためそれほどの被害はありません。多少の高い並が届く程度です」

 

「どうします?」

 

コンッコンッ

「失礼します」

 

「なにか続報があったのか?」

 

「はい」

 

「どんなのだ?」

 

「火星と月のちょうど間にあるKA6077の偵察衛星が謎の物体を捉えました。その時、X線を当てることに成功したようです」

 

「X線だと?!」

 

「あの速度ではX線はできないはずだぞ」

 

「実はこちらで解析したところかなりスピードが落ちてるようです」

 

「そうか」

 

「それで物体の中はどうなってる?」

 

「はい。操縦席。エンジン。スラスター。武器庫。格納庫などかなり武装がありました」

 

「!?」

 

「今すぐに陸海空軍のアメリカ支部局長を呼び出せ!

それとハワイ島及びアメリカ本土の海岸線区域の民家などに緊急避難指示!

緊急警報UH11を発令!」

 

(UH11(ユーエイチワンワン)

UH11とは地球連邦が定めた呼称で災害などが発生する時などに発令される。他にテロリスト集団が立てこもりなどを起こした場合のUH101や地球連邦に属していた国が反旗を翻した場合に使用するUH12がある。)

 

ウッーーーー!!

 

「了解!!」

 

「長官。まだ確定ではありませんが、我々第5艦隊は今回参加できないかもしれません」

 

「その根拠は?」

 

「第5艦隊所属の各分艦隊司令達は現在新兵訓練のため新御殿場にいます」

 

「そうか・・・・・、なら今回の作戦には新兵達にも加わってもらおう」

 

「長官!!」

 

「実際に死と隣り合わせの艦艇に乗る訳では無い。そうだな・・・・・。元帥の艦に乗せるか?」

 

「それが一番危ないですよ!」

 

「私は構いませんよ?」

 

「頼めるか?」

 

「えぇ」

 

「(あっ、これはもう無理なやつだ。新兵達よ!すまぬ...)」

 

「第5艦隊各分艦隊司令に緊急呼集!新兵達も連れてこいとな」

 

「ハッ!」

 

 

ー地球連邦所属旧日本国新御殿場宇宙軍教育センターー

 

「・・・・・であるからに、ここは・・・」

 

コンッ!コンッ!

 

 

「ん?入れ」

 

「受講中失礼します」

 

「副長、どうした?」

 

「中将、これを。統合作戦本部からです」

 

「ん」

 

 

「・・・・・了解した」

 

「・・・・・・教官?」

 

「全員。講義は終わりだ。各自一時部屋に戻り、貴重品及び軍帽、軍服を着用し第4グラウンドに集まれ」

 

「りょ、了解です」

 

 

「副長。例のものを持ってグラウンドに頼む」

 

「了解です」

 

 

「一体どうなってるんだ?」

 

「知るかよ!俺には」

 

「と、とりあえず指示通りにしよう」

 

「そうだな」

 

「じゃぁ、また後で」

 

「おう」

 

 

ー第4グラウンドー

 

「せいレーツ!」

 

「キュー中将に向け!」

 

バッ!

 

「休め」

 

バッ! バッ!

 

「講義を途中でやめて申し訳ない。先程司令本部より緊急通達があった。内容は、

"UH11を発令する"だ」

 

「「「「「!!」」」」」

 

「そして陸海空宇軍に緊急出動要請が発せられた。それに伴い我々第5艦隊所属の各分艦隊司令達も集合せよと来た」

 

「えっ?」ヒソヒソ

 

「どいうことだ?」ヒソヒソ

 

「そのままの意味じゃないのか」ヒソヒソ

 

「講義はどうなるんだ?」ヒソヒソ

 

「諸君ら新兵も集合せよとの通達だ」

 

「「「「「「!!!!」」」」」」

 

「つまり統合作戦司令本部に行くということだ」

 

「「「「「「!!!!」」」」」」

 

「つまりそのまま格好で行く訳にはいかない。全員にこれから階級章を配る。諸君らは初年兵として二等兵だ。では配ってくれ。配られたらすぐに大型輸送船に乗れ」

 

「「「「「「「了解!!」」」」」」」

 

 

 

「キュー中将。各輸送船全員の乗車を確認しました」

 

「了解。では本部に行くぞ」

 

 

 

ー地球連邦防衛宇宙軍 統合作戦司令本部ー

 

「全員降船!」

 

「整列!」

 

「新兵教連隊。新御殿場より司令本部に到着しました」

 

「中将。ご苦労」

 

「ここからは私に任せてくれ」

 

「了解!」

 

 

 

ー第5艦隊主力 旗艦 アンタレス改Ⅱ専用ドックー

 

「ようこそ新兵諸君。第5艦隊旗艦の専用ドックへ」

 

「全員降車!整列!」

 

「今回は見学会では無いので艦内を案内することは出来ませんが、存分に見ていってください。私はここで失礼します。曹長。あとは頼んだ」

 

「了解です」

 

ザッ

 

「新兵!注目!」

 

パッ!

 

「これよりアンタレス改Ⅱの格納庫に行く。各班二列縦隊。行くぞ」

 

 

「司令。よろしいんですか?」

 

「これもいい経験だ」

 

「こんなことやるのうちの艦隊ぐらいですよ?」

 

「そもそも分艦隊の司令官隊から教えを貰っているんだから、これぐらいの恐怖を感じてもいいだろう」

 

 

「司令。全艦発進準備完了です」

 

「了解。通信長。第2格納庫の艦内放送に繋げてくれ」

 

「了解です」

 

カチッ

 

(。_。`)コク

 

「新兵諸君、アンタレス改Ⅱへようこそ。再度歓迎する。今回はシミュレーター戦でもなく模擬艦を使用した戦闘ではない。実践だ。さすがに旗艦がどの艦よりも最前線にいるという訳では無いがこれまでに感じたことがないことを感じられるだろう。まもなく発進する。衝撃に備えろ。以上だ」

 

パチパチパチパチパチパチパチパチパチ

どこからともなく拍手が起こった。

 

 

ー地球連邦防衛宇宙軍 統合作戦司令本部直轄総合司令センターー

 

統合作戦司令本部直轄総合司令センターとは宇宙軍のみならず、陸海空軍の司令を行える。この司令センターは各郡に存在する。

 

「長官!!不明物体を月面基地より5万㌔の位置に捉えました。光学でメインスクリーンに出します!」

 

ピ!カン!!

 

「お、おぉー・・・・・」

 

「速度はどのぐらいだ?」

 

「ハッ!不明物体の速度はおよそマッハ50!海面到達時刻は約3分です!」

 

「起動をずらせたらずらせ!できなくても速度を落とせるだけ落とせ!戦闘衛星!」

 

「戦闘衛星!自動攻撃を開始!」

 

「不明物体が戦闘衛星第一陣と第二陣を突破!」

 

「不明物体、速度マッハ15まで低下!」

 

「未だ予定の速度ではありません!」

 

「第1艦隊!第2艦隊!各艦自由砲撃!」

 

「戦闘衛星!全陣突破されました!」

 

「地球直援艦隊攻撃開始!」

 

「不明物体、現在マッハ10に低下。計算上大丈夫です」

 

「わかった。総合司令長官より、攻撃中の全艦隊。直ちに攻撃を中止し予定ポイントに合流せよ。地球直援艦隊はそのまま待機だ」

 

「不明物体!大気圏を通過!間もなく海面!」

 

「長官!不明物体の海面着水を確認!それに伴い津波及び衝撃波発生!」

 

「作戦通りだ」

 

 

ピー!ピー!ピー!

 

「ちょ!長官。不明物体の浮上を確認。中から輸送船と思われるものと上陸艇と思わしき船が出てきました」

 

「こちらからは攻撃するなと、再度各隊に通達。第5艦隊には常に敵を監視せよと通達」

 

「「了解!」」

 

 

ー第5艦隊旗艦 アンタレス改Ⅱ 司令室ー

 

「敵を常に監視せよとの通達です」

 

「司令。第四、第五分艦隊全艦後方よりワープアウトを確認」

 

「西より第二、第三分艦隊全艦のワープアウト確認」

 

「東より第六、第七分艦隊全艦のワープアウトも確認」

 

「前方より第八、第九分艦隊のワープアウトを同じく確認」

 

「海中より通達。"第一分艦隊海中より不明船を監視せり"」

 

「全艦の到着を確認」

 

「了解」

 

「やつを監視し続けろ。あらゆる監視装置で、だ!」

 

「はい」

 

「不明船が本土に上陸!」

 

「!?」

 

ウーーーーーーーーーーーー!

 

「不明物体よりミサイルが発射!第四分艦隊の巡洋艦に命中」

 

「被害は?」

 

「被害なし。防御シールドは貫通しませんでした」

 

「総司令部に通達。"敵に攻撃の意思あり"とだ!」

 

「はい!」

 

 

「陸軍と海軍が指示を待たずに攻撃を開始しました」

 

「(o´Д`o)ハァー」

 

「第一分艦隊に通信」

 

「司令?お呼びでしょうか?」

 

「海軍がうるさい黙らせろ」

 

「了解!」

 

 

ー第5艦隊所属第一分艦隊旗艦 ゼネラル・レビルー

 

「海軍を黙らせる・・・・・?」

 

「うぅん...」

 

「どうしましょう?」

 

「とりあえずやってみるだけやってみるか?」

 

「転覆させないようにしなきゃ行けないのか・・・・・」

 

「こいうのはどうでしょうか?」

 

「どれどれ?」

 

「あぁ、なるほど」

 

 

ーUN海軍 空母打撃群 第9艦隊 旗艦 グローサーー

 

「イージス艦より、トマホーク及び巡航ミサイル、宙一恒星間ミサイルを各艦随一発射中」

 

「そのまま攻撃を続けろ」

 

ブー!ブー!ブー!

 

ガダガダガダガダガダガダガダ

 

「な、何事だ!!」

 

「か、海中より巨大物体が浮上中!」

 

「まもなく浮上!衝撃に備えー」

 

ドッカーン

 

「一体どう...なってる...」

 

「このシグナルは!」

 

「どこの部隊だ 」

 

「地球連邦防衛宇宙軍第5艦隊所属第一分艦隊になっています」

 

「どいうつもりなんだ!?奴らに通信回路をメインパネルに繋げ」

 

「りょ、了解」

 

ピュッコーン⤴︎

 

「回線繋がりました。メインパネルに映ります」

 

「どうもUN海軍空母打撃群第9艦隊旗艦グローサーの諸君。我々は地球連邦防衛宇宙軍第5艦隊所属第一分艦隊旗艦ゼネラル・レビル。そし、」

 

「黙れ」

 

「人の話を遮って何を言い出すかと思えば」

 

「黙れと言ってるんだ!!」

 

「分かりましたよ(´Д`)ハァ…」

 

「何故邪魔をした?」

 

「あんたら上からの命令に従わず、奴らが攻撃したからってことで反撃しただろ。それも地球規模の機密兵器も使って」

 

「うっ...」

 

「我々があんたらの邪魔をしろと命令されたのはあんたらの上層部からだ。文句ならあんたらの上司に言え」

 

「・・・・・」

 

「何か言いたいことでもあるか?・・・・・無さそうだな。これで失礼する」

 

ピュッコーン⤵︎ ︎

 

「回線切れました...」

 

「畜生が!」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「ミサイルは撃てないのか?」

 

「いえ、ミサイル及び艦砲射撃は制御装置がやられました。ただ機関銃と機関砲は手動ならまだ撃てます」

 

「撃て」

 

「はい?」

 

「手動でもいい撃て 

全艦に通達!手動で機関銃、機関砲にて破壊せよ」

 

 

ー第一分艦隊 ゼネラル・レビルー

 

「UN海軍が機関銃と機関砲で攻撃を開始しました」

 

「わかってる」

 

「どうします?」

 

「司令に聞いてみてくれないか?」

 

「はい」

 

 

ー第5艦隊 アンタレス改Ⅱー

 

「司令。第一分艦隊のキュー中将からこのようなものが」

 

「見せてくれ」

 

 

 

「なるほどな。上からの命令だ。仕方がない。了承すると送ってくれ」

 

「了解です」

 

 

ー第一分艦隊ー

 

「旗艦からの返信きました!作戦を了承するとの事です」

 

「では、始めようか」

 

"第一分艦隊が考えた作戦"

ゼネラル・レビル及び他艦からの射撃を夾叉射撃すること。射撃を続ける場合は人命に危害が加わらない部分に射撃をする。

 

ピッン「・・・・・」

 

ビューーーン!

ドキューン!!

 

 

ーUN海軍 空母打撃群ー

 

「ちょ!長官!奴らが艦には当てなかったものの発砲しました!」

 

「どうせ脅しだ!屈することは無い。奴らには何も出来ん。攻めてもの抵抗をさせてやれ」

 

 

ー第一分艦隊ー

 

「海軍は依然射撃するのをやめません」

 

「仕方ない。各艦マスト、艦首、艦尾のどれかに射撃。溶かせ」

 

ビューーーン!

ドキューン!!

 

 

ー空母打撃群ー

 

ウゥーーーーーーー!

 

「宇宙軍のやつら撃ってきました! 」

 

「損害は?」

 

「1番艦、5番艦、7番艦。マスト蒸発!」

 

「2番艦、4番艦、9番艦。艦尾に直撃!」

 

「本艦、3番艦、6番艦、8番艦、10番艦、11番艦、12番艦。艦首蒸発!」

 

「各艦、死傷者なし」

 

「もう何もできません...」

 

「・・・・・たいだ」

 

「?」

 

「撤退だ!」

 

「は!はい」

 

 

ー第一分艦隊ー

 

「UN海軍が脱出用ボートで撤退しています。あのボートには機関銃が搭載されてますがどうしますかね?」

 

「また同じことをしたらさっきと同じことをするまでだ」

 

 

ー統合作戦司令本部ー

 

「海軍及び陸軍は撤退。空軍は現在も沈黙を続けています」

 

「不明物体からの返信は?」

 

「あらゆる通信手段を考案しましたが未だ返信ありません」

 

「!!」

 

「長官!不明物体から一方的な通信です!

"降伏しろ。さもなくばこの星に未来はない"

以上です」

 

「敵勢力か」

 

「第5艦隊に繋いでくれ」

 

 

ー第5艦隊ー

 

「司令本部から通信を求めてきてます」

 

「メインパネルに出せ」

 

「了解」

 

「元帥。残念なことに先程奴らから宣戦布告を受けた。力の差を見せつけてやれ」

 

「了解です」

 

ピュッコーン⤵︎ ︎

 

「始めるぞ」

 

 

その後、海面に着水した不明物体には第一分艦隊の戦艦が射撃し破壊。生存者はなし。

アメリカ本土に上陸した敵勢力は第5艦隊の航空機やMS、TIEファイターやスターデストロイヤーなどの奮戦により壊滅。その最中に投降してきた数人を捕虜にし今回の混乱が終結した。

 

戦闘終了数時間後、地球連邦軍は事態の収拾とハワイの復旧活動を始めた。

ハワイにあった建物などは一度解体後、時間断層にて階層ごとをそれぞれ作り空輸にて階層ごとに組み込んでいき、たった9時間でハワイの半分が復旧した。

 

そして忘れちゃいけないのが新兵教育隊だが、これに関しては2日後に再開することになった。その間新兵はどうするかというとこれも事態の収拾や復旧作業の手伝いに駆り出されていた。

 

 

2日後。新兵教育隊は予定通り再開した。

その中、第5艦隊広報室が地球連邦軍を通じてある発表をした。が、その内容に各分艦隊幹部、新兵達は驚愕した。

その内容とは・・・・・・・・・・。

 

~次回へ続く~

 

 

 




いかがでしたか?新作なので新鮮味があると思います。ですので、新作の感想又は、評価などよろしくお願いします!

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