剣姫の弟の二つ名は【リトル・アイズ】   作:ぶたやま

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十回目の投稿となります。宜しくお願い致します。


今更ですが、既に原作通りの時系列ではありませんので悪しからず。


第九話

 

地上へと顔を出すと、既に空は朱色に染まりかけていた。

 

随分と長い時間ダンジョンに潜っていた様だ。

隣を歩く白髪の少年、ベル・クラネルは、疲れ切った足取りを隠せないでいる。

 

「ボク、あんなにモンスターを倒したの初めてです……」

 

ホクホクとした顔で、馬鹿みたいに明るい声を出しながら、ベルは布袋を宙に掲げた。

中にはパンパンに魔石が入っている。

それが計4袋。

 

全てが上層域のモンスター産の低品質品ではあるが、塵も積もればなんとやら……換金すれば、それなりの額になるだろう。

 

そんな物をこれ見よがしに掲げているのだから、危なっかしいと言うのが、マシロの正直な感想だった。

 

「……あまり戦利品をひけらかすなよ。余計なトラブルに巻き込まれたくなければな」

 

「え? あ、はい」

 

指摘すると、ベルはおずおずと袋をバックパックに仕舞い込む。

顔を見る限り、此方の意図を完全に汲み取ったという訳ではなさそうだ。

マシロは、ため息を吐いて口を開いた。

 

「最後に忠告しておいてやる」

 

「ちゅ、忠告?」

 

頭に疑問符を浮かべる新米冒険者。

マシロは先輩冒険者として、彼にとって耳の痛いセリフを吐き出した。

 

「お前はカモだ」

 

「ええぇぇ?」

 

ギョッとする白兎。

その声に、近くにたむろしていた数名の冒険者が此方を向いたが、マシロは構わず続けた。

 

「正確に言うと、『お前等の様な駆け出しの冒険者は』だがな。右も左も分からない新参者から金や魔石、ドロップ品を巻き上げようとする輩は存外にいる」

 

「そんな……、冒険者がそんな事……」

 

「お前がどれだけ否定しようと、それが現実だ。誰も彼も、物語の英雄の様に、高潔な精神を持っている訳じゃない」

 

「……!」

 

ダンジョン内にて、マシロはベルの身の上話を少しばかり聞いていた。

英雄に憧れてオラリオを訪れ冒険者となり、『はーれむ』なる物を求めてダンジョンに潜っている。

そして、英雄にもなりたいのだという。

 

人の夢をとやかく言う義理はないが、随分と俗な目的だと思ったのは事実だ。

だからという訳では無いが、少しだけ彼の幻想を砕いてやりたくなった。

 

オラリオ=『英雄が生まれる都』。

その解釈は、別に間違ってはいない。

 

事実、フィンやオッタルを始めとした傑物達が軒並み集結している。

彼らの轟く名声を聞いているのなら、確かにオラリオや冒険者に対し、好意的な感情を抱くのも不思議ではない。

 

けれど、光ある所には影がある。

華やかな『英雄候補』達の陰で、一般の冒険者がどの様な活動をしているのか等、外部の人間は知る由もないのだ。

 

「……冒険者なんてのは基本、無法者の集まりだ。真っ当な方法で飯が食えないから、仕方なく化物と戦う道を選んだ社会不適合者が大半。そんな連中に、良識を求める方がどうかしてる」

 

「……」

 

ベルは絶句している。

冒険者達の実情を聞いて放心しているのか、それとも憧れを悪く言われて憤っているのか。

それは分からないが、マシロは構わず続けた。

 

「気を付けろよ。俺も含めて、いつ誰が出し抜いてくるか分からねぇんだからな」

 

「あ、その……。うん……」

 

弱々しいベルの声が鼓膜を突く。

漸く、マシロが何を言いたいのかを理解できたのだろう。

大多数の冒険者に一般的な倫理観など通用しない。

油断したら喰われる。

だから、ホイホイと先達に付いて行くのは命取りだ。

 

これで、彼も少しは『警戒』という物を覚えるだろう。純粋なままでは、この都市では生きてはいけないのだ……。

けれど、次いで出たベルの言葉は、こうだった。

 

「ありがとう」

 

……は?

 

マシロは耳を疑った。

 

聞き間違いだと思った。

顔を上げると、彼は困り顔で頬を掻いており……。

 

「わざわざ忠告してくれて。そうだよね。世の中、どんな人がいるか分からないもんね。教えてくれてありがとう」

 

「……伝わらなかったみたいだな。俺は、目の前の奴も警戒しておけと言った筈だが?」

 

「や、でも、僕を騙そうとしてるんだったら、余計な入れ知恵をする必要がないし……」

 

「馬鹿が。お前の油断を誘う方便かも知れないだろうが……」

 

「うーん。それでも大丈夫じゃないかな……?」

 

「なぜ?」

 

「うまくは言えないけど……。勘……?」

 

ベル・クラネルは、そんな世迷言を呟いて、また笑った。

困った顔のまま、微塵も此方に警戒心を見せずに。

マシロの事を心底信用しているのが伝わって来た。

 

「……ッ」

 

歯が軋む音を聞いた。

血の味が、口内にじんわりと広がる。

握り込んだ爪が、薄皮を貫く痛覚が脳を支配する。

 

ベルの発言は、マシロには全く理解できないモノだった。

いっそ腹立たしいくらい意味が分からない。

冒険者にとって、『それ』は決して美徳ではない筈なのに。

なのにどうして、こんなにも眩しく見えるのか。

 

 

「無駄話が過ぎたな……。さっさと換金に行くぞ」

 

マシロはベルから顔を背けたまま、逃げるように歩き出した。

 

 

: :

 

 

エイナ・チュールのエメラルドグリーンの瞳が、見知った白髪を捉える。

 

それは、澄んだルベライトの瞳が印象的な、線の細い少年だった。

最近冒険所登録をし、自身の担当冒険者となった男の子。

ベル・クラネルが、魔石を換金している。

時間的にも、恐らくはダンジョン帰りなのだろう。

 

今日も無事、あの少年は生き残った。

その事実に安堵しつつ、エイナは換金所の前にいる彼に近付いて行く。

 

「あれ?」

 

すると、彼の隣にもう一人、換金作業を行っている冒険者がいる事に気が付いた。

ベルの胸ぐらいの位置にある銀髪は、少年の白髪と良く似ている。

一見すると年齢の離れた兄弟にも見えなくはないが、エイナは、その可能性を頭の隅に追いやった。

 

銀色の髪に小人族と見紛えるほどの小柄な体格。

この特徴に該当する冒険者を、ギルドの受付嬢たる彼女は知っていたからだ。

 

「こんにちは、ベル君」

 

換金を終えるタイミングを見計らって、エイナはベルに声をかける。

すると、花のような笑顔が此方を向いた。

 

「エイナさん! こんにちは!」

 

嬉しそうに挨拶を返して来る姿は、まるで無邪気な子供だ。

十四歳の彼にそんな感想を告げたら流石に気を悪くするだろうから口にはしないが、素直に可愛らしいと少年だと思う。

だから、エイナはついついお姉さん風を吹かせてしまう。

 

「ダンジョン帰りだよね? 今日はどうだったのかな~?」

 

「はい。今日は彼とダンジョンに潜って、戦い方を教えて貰っちゃいました」

 

タハハと少し気まずそうに後頭部を掻きながら、ベルは身体を引いて、連れ立っている冒険者を見せて来る。

そして、露になったその顔を見て、エイナは自身の予想が的中していた事を知った。

 

「マシロ・ヴァレンシュタイン氏……。『ロキ・ファミリア』の中堅冒険者が、どうしてベル君と?」

 

「……別に、単なる成り行きだ」

 

「最大派閥の団員と、新米冒険者がパーティーを組む成り行きですか……」

 

「随分含みのある言い方だな。よほどコイツの事を気にかけているらしい」

 

「……」

 

エイナはそっと唇を噛んだ。

心理を見透かされている。

だとしたら、迂遠な質問では全て躱されるだけだろう。

エイナは佇まいを直し、素直に尋ねる事にした。

 

「失礼致しました。ですが、私はクラネル氏の担当アドバイザーですので……。できれば、パーティーを組むに至った経緯をお聞かせ願いたいのですが……」

 

ベルが他の冒険者とパーティーを組むこと自体は喜ばしい事だ。

単純に生存率が上がるし、ダンジョン攻略の効率も跳ね上がる。

 

ガラの悪い冒険者に無理を強いられる形で……というのなら反対だが、マシロ・ヴァレンシュタインはそういった類の冒険者ではない。

少なくとも、エイナはその様に認識している。

 

けれど、彼は大派閥の所属だ。

本来であれば、ベルがパーティーを組める様な相手ではないし、そもそも面識だって持てない筈。

 

そんな相手と肩を並べて歩いているのだから、気になるのは当然だろう。

エイナ・チュールと言う個人としても、一ギルド職員としても見過ごせない。

 

 

これは、自分が過保護だからなのだろうか……?

 

 

一瞬過ったそんな疑念を振り払い、マシロの返答を待つ。だが、それより早くベル当人が釈明を開始した。

 

「え、えっと、特に変な事とかはないんです。ただ、アイズさんの代わりに気を使って……」

 

「ちょっと待って、ベル君。なんで、そこでヴァレンシュタイン氏……【剣姫】氏が出て来るの?」

 

更なる爆弾の投下に、エイナは思わず説明を遮ってしまった。

完全に委縮してしまっているベルの様子に「しまった」と後悔しつつ、彼が口を字開くのを待つ。

 

「じ、実は……」

 

ベルからの説明を聞いて、エイナは更に頭を抱える事となった。

 

「全く、君は怖いもの知らずだねぇ、ベル君。あの【剣姫】に隠れて稽古をつけて貰おうなんて……」

 

「あはは、成り行きで……」

 

成り行きで・じゃないよ。と、内心愚痴を零す。

正直、寿命が縮むかと思った。

 

ベルのこの行為は、多くの敵を作る事と同義だろう。

ロキ・ファミリアは勿論、アイズ・ヴァレンシュタインのファンたちにも脱兎のごとく嫌われかねない行いだ。

ベル自身、アイズに気があるので余計に質が悪い。

 

これで、もし本当に恋人関係になった日には……。

 

弟分の凄惨な未来を想像し、エイナは身震いを覚えた。

 

「ヴァレンシュタイン氏。この事は……」

 

「言わねぇよ」

 

「ありがとうございます……」

 

エイナはマシロに深く頭を下げた。

そして、顔を上げた後、おずおずと尋ねる。

 

「それと……ベル君とはこれからもパーティーを?」

 

「いや、そんな予定は無いが……」

 

「そう……ですか」

 

マシロの返答に、エイナは内心ホッとしてしまった。

すぐ隣で肩を落としているベルには悪いが、正直彼とはこれ以上関わって欲しくはない。

 

彼……【リトル・アイズ】は、異質な経歴を持った冒険者だ。

姉の所為で目立たないが、エイナはギルド職員故に、その馬鹿げた軌跡の一部を知っている。

 

 

 

マシロ・ヴァレンシュタインは、レベルアップの際、必ず格上の相手を屠り去っている。

 

 

 

それ自体は別に珍しくないが、彼の場合は『単独』でという言葉が付与される。

 

格上のモンスターに複数人で挑み、その際に得た良質な経験値を糧にレベルアップした訳では無い。

 

Lv.2に上がる際は、Lv.2相当の大型モンスターをたった一人で撃破し、Lv.3に器を昇華させた際は、闇派閥の残党……極悪非道なLv.4の冒険者をタイマンで打ち破る偉業を成している。

 

撃破した相手が闇派閥の残党と言う事で、市民に余計な不安を与えぬ為にと、詳細を伏せた上でのレベルアップ告知となったが、そうしていなければ彼の名はもっと有名になっていただろう。

 

彼は、ベル・クラネルとは何もかもが違う。

彼の基準で戦っていたら、か弱い白兎は直ぐに死んでしまうだろう。

 

『冒険者は冒険してはいけない』。

 

【リトル・アイズ】は、まさしくその戒めの真逆にいる存在だ。

間違っても、ベルに師事して欲しい人物ではない。

 

「今日は、ありがとうございました。担当アドバイザーとして、私からもお礼を申し上げます」

 

エイナはマシロに対し、慇懃に腰を折る。

頭の上からは鼻を鳴らす音が聞こえて来た。

次いで、小さな体が動き出す気配も。

 

「そ、それじゃあエイナさん。また」

 

顔を上げると同時に、今度はベルがバッと頭を下げて来る。

そして、慌てた様子でマシロの後を追いかけて行った。

その後ろ姿に手を振りながら、エイナは一抹の不安を感じるのだった。

 

 

: :

 

 

僕は、マシロを追いかける形でギルドを後にした。

 

なんだかエイナさん、僕がマシロとパーティーを組むことを余り良く思っていなかったみたいだけど……やっぱり他派閥の、しかもロキ・ファミリアの冒険者に特訓を付けて貰うのは色々と問題があるんだろうか……。

 

でも……。

 

僕は、まだ……もう少しだけ、マシロとダンジョンに潜りたかった。

 

まだまだ色んな事を教えて貰いたい。

それに、あの人に……アイズさんに告白された悩み事もある。

 

おせっかいかも知れないけど、少しでも力になれたらって、そう思うんだ。

 

だから、僕は意を決して彼に頼んだ。

 

「その……、マシロ。また明日も、僕とダンジョンに潜ってくれない……かな?」

 

ちらりと、銀色の大きな瞳が僕を貫く。

綺麗な瞳だ。本当に、アイズさんと良く似ている。

 

「……なんだ。てっきり明日は、隠れてアイズと落ち合うと思っていたが」

 

「え? え? いや、そんな」

 

正直そうしたい下心はある。

多分来てはくれないだろうけど、明日市壁の上に行って、もしアイズさんが待っていてくれたらと思うと、かなり後ろ髪が引っ張られる。

けど、そうじゃないんだ。

 

僕の軽率な行動で色んな人に迷惑をかけて、色んな人に注意された。

その上で、僕はまだマシロと一緒にダンジョンに潜ろうとしている。

あまり褒められた行為じゃないのを分かっていながら、性懲りもなく打診している。

 

「僕は君と……て、どうしたの?」

 

マシロは、僕ではなく何処か遠くを見ていた。

其方に視線を向けるけど、特に何かがある訳じゃない……と思う。

 

いや、よく見ると、マシロは一点を見つめている様でそうじゃない。どこを見ているのか、正確な位置を悟らせない様な目配せだ。

 

一体どうして、彼はそんな事をしているんだろう?

 

そう疑問に思っていると、マシロは徐に答えた。

 

「良いぞ。何処でいつ落ち合う?」

 

「え⁉ そ、それってつまり……」

 

「いちいち驚くな、鬱陶しい。一緒に行ってやると言ってるんだ」

 

「本当に⁉」

 

僕は嬉しさのあまり、マシロの白い手を掴んでしまった。

当然嫌そうな顔をされてしまったけど、僕の勢いに引いてしまっているのか振り解こうとはしてこない。

 

「ありがとう! じゃあ、明日のお昼に、バベルに集合ね!」

 

マシロの小さな頭がコクリと頷く。

次の瞬間、僕の手を振り払ったマシロは「じゃあな」という言葉を残して、帰路についた。

 

僕はその背中が見えなくなるまで見送った後、明日の事を考えて胸を躍らせる。

 

 

あの日の晩。

アイズさんが泣きながら走って、僕にぶつかったあの日から、少しずつ『弟さん』の事について相談されるようになった。

 

相談と言っても、僕なんかが助言できる事なんか殆どなかったから、只彼女の話を聞いていただけなんだけど。

 

それでもアイズさんは僕に感謝してくれて、特訓を付けると言ってくれた。

だから、僕はそのお礼がしたいんだ。

全く役に立っていない僕に、アイズさんは感謝をくれた。

 

それが、とても嬉しかったから、僕はあの人に何か返したい。

 

アイズさんの望みである『弟との仲直り』の手助けをしてあげたい。

 

だから、マシロと話すんだ。

少しずつ。それでも確実に。話して、二人の不和の原因を探る。

そして―――。

 

 

 

僕は決意を固めながら、そんな思考に囚われていた。

だから、すぐ下から聞こえて来る声に、直ぐに気づくことが出来なかったんだ。

 

「お兄さん、お兄さん。白い髪のお兄さん」

 

小動物のように人懐っこい声音が、鼓膜を擽る。

驚いて視線を落とすと、真っ先に飛び込んで来たのは、大きなバッグだった。

そのバッグに不釣り合いな小ささの少女が、クリッとした目を僕に向けていた。

 

「初めまして、お兄さん。突然ですが、サポーターを探してはいませんか?」

 

「えっと、君は……?」

 

たどたどしく聞くと、女の子はニコリと微笑む。

 

「混乱しているんですか? でも、今の状況は簡単ですよ」

 

 

 

「冒険者さんのおこぼれに預かりたい貧乏なサポーターが、自分を売り込みに来ているんです」

 

 

それが僕と、リリルカ・アーデの出会いだった。

 

 




お読み頂きましてありがとうございました。


本編の中にあった、マシロのレベルアップの方法について、「無理があるだろ……」と感じられる方ばかりだと思いますので、この場で補足させて頂きたいと思います。


Lv.2→Lv.3への昇華に関しまして、Lv.2のマシロがLv.4の闇派閥の残党を打倒したとありますが、この時点でマシロはLv.2最上位のステイタスを持っていました。
闇派閥に関しては、Lv.4の下位。
かつ、2レベル差もある為油断しまくっている状態です。

その上で、マシロには『エアリアル』を習得していますので、1レベル差ぐらいなら、勝てないまでも結構いい勝負が出来てしまいます。
更に、彼はLv.2に上がった際、格上と戦う際にステイタスに大きな補正のかかるスキルを発現していました。

この2つが揃った事で、なんとかLv.4と互角に戦う事が出来たのです。
つまり、ギリギリの所で持たせていただけだったのですが、相手からしたらそうではありません。

圧倒的に格下だと侮っていた相手に悉く食い下がられ、闇派閥は焦ってしまいます。
彼は、次第に冷静さを欠いて行きました。

加えて、マシロはアイズと同じ魔法『エアリアル』を使います。
闇派閥は、マシロに対して【剣姫】の幻影を見てしまい、彼に対する恐怖心が必要以上に肥大化して行ってしまいました。

その結果、マシロは辛くも勝利を収めたのです。
ぶっちゃけ『【剣姫】の弟という前情報』と『エアリアル』がなければ、普通にマシロは殺されています。

マシロが勝てたのは端的に言えば『運が良かった』からです。
なので、現在Lv.3のマシロがLv.5に勝てるという訳ではありません。
というか100%負けます。



すみません。長々と失礼致しました。

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