『次回で、ようやく姉弟がまともに話すと思います。きっと、恐らく』
二つ前の話のあとがきで、こんな事書いてたんですね、僕……。すみません、ナチュラルに意味不明な回を挟んでしまいました。
今回は流石に会話してますので、よろしくお願いします。
画一化された長方形の四角い扉。
それは、実際に目にせずとも、万人が脳裏に浮かべる一般的な形と言えるだろう。
『最大派閥』『最強のファミリア』等と称される【ロキ・ファミリア】の
今、目の前にしているこの扉も、それらとなんら変わらない物の筈だ。
だというのに……、アイズ・ヴァレンシュタインは、その一枚の木の板に対して、物々しい迫力を感じずにいられなかった。
「………」
わかっている。別に、扉は重圧など放っていない。当然だが、この先に魔王がいるなんて事もない。いるのは、この部屋の家主。マシロ・ヴァレンシュタイン。
つまり、弟だ。
先日の迷惑行為の謝罪と、これまでの態度の釈明。そして何より、仲直りをする為に、アイズは彼の部屋の前まで来たのである。
既に、彼女の喉は緊張でカラカラだった。
深層モンスター相手でも臆せず立ち回る事の出来るというのに、
しかし、いつまでも佇んでいる訳にもいかない。
アイズは意を決して、しかし震える手でノックした。
強く音を立てすぎると威圧感を与えてしまうかも知れないので、気持ち優し目に。しかし、それを意識し過ぎて、一発目は手の甲で木目の表面を撫でるだけに終わってしまった。これでは中まで聞こえないので、もう一度コンコンと叩く。今度は思いの外響いてしまい、ビクリとしつつ、アイズは喉から声を絞り出した。
「シロ……、ちょっと良い? アイズだよ……」
「……………」
返って来たのは、半ば予想していた重たい沈黙……。
「し、シロ……?」
けれど、めげずにノックを続ける。
すると今度は返事こそなかったものの、部屋の中から布が擦れるような物音が聞こえて来た。そして、ノソノソという足音が床を伝って明らかに距離を詰めて来る。程なくして、内側からドアノブに手をかけられたのが分かった。
それが思い違いでないと証明する様に、ドアノブがあっさりと倒れ―――。
バクバクがなる心臓を押さえつける暇も無く、実に呆気なく、弟は姿を現した。
「……!」
瞬間、アイズは金の瞳を見開く。
既にお風呂を済ませている。
その前情報は仕入れていたのだから、アイズはマシロの格好を想定しておくべきだった。それを怠った故に、ノーガードで飛び込んで来た弟の寝間着姿に、危うくノックアウトされかける。
どこかまだ火照った身体に、少しゆとりのある大きめのパジャマ。湿気を帯びてぺたんとなっている銀髪。眼窩に収まる銀色の宝石も、熱気の影響か何処か潤んで見えた。加えて、鼻孔を擽る石鹼やシャンプーの香り。
控えめに言って、破壊力抜群だった。
アイズの脳内で『可愛い』だとか『天使』だとかいう単語が濁流のように暴れ回る。勿論、
けれど、ここで重要なのは
「………なんだ」
あまりの衝撃にカチコチに固まっていると、怪訝そうな弟の声が脳を揺らした。アイズはハッとしながら声を出す。
「あ、いや……その。話があって」
「…………………」
『そもそも、そうじゃなかったら尋ねてないだろう』という回答をすると、彼の顔に刻まれた警戒心が一層濃くなった。光の刺さり方が変わった銀目がとても綺麗だ。そんな場違いな感想を抱いていると、不意に長い沈黙が破られる。
言葉こそ発しなかったが、
「お、おじゃまします」
故に、身を丸くして入室する。マシロが扉を閉める音を聴き届けた後、アイズは室内を見渡した。一見すると、以前夜中に侵入していた時と何も変わっていない。椅子の位置や小物の配置に細かな差異はあれど小物の種類自体に大きな変化は見られなかった。
無論、女の子にあげそうなプレゼント類も確認できない―――。
まあ、仮にそんな物があったとして、目の付く場所に放ってはおかないだろうが、家主がいる手前、大っぴらな捜索もできない。
するとここで、アイズの目の前に一脚の椅子が置かれた。慌てて視線を正すと、不機嫌そうな弟の顔が目に入る。
「なにジロジロ見てやがる……」
「あ、ごめん……」
彼は、無言でベッドに腰を下ろすと、視線で着席を促した。それにアイズが従ったところで本題を切り出す。
「それで?」
「う、うん……」
しかし、いざ話そうとすると、アイズは声を詰まらせた。
話したいことが沢山あるからだ。どれから始めれば良いのか分からない。
勿論、アイズの目的はマシロとの仲直りだ。
ならば、すべきことはこれまでの冷たい態度の謝罪と、その態度を取るに至った理由……その説明である。
けれど、それはあくまでもアイズの個人的な希望だ。
きっとマシロは仲直りなど望んでいない。というより、そもそも冷たい態度を取っていた事に、
彼が真に憤っているのは、金銭トラブルに発展しかねない先日の一件だろう。あれは下手をすれば、自分だけでなく弟にも無銭飲食の片棒を担がせてしまっていた。ならば、やはりその事を先に謝るべきだ。
誠心誠意謝罪して、お金も返して。そこでようやく、アイズは自分の気持ちを伝える権利を得る。仲直り云々の話はそれからだろう。
そう決意すると、アイズは気を引き締め直した。
背筋を伸ばし、弟の瞳を見つめ、頭を下げる。
「この前はごめんなさい。勝手に帰っちゃって。お店に、置き去りにしちゃって……」
「………」
返って来たのは沈黙。それと、あまり芳しくない耳触りの息遣い。それを聞いただけで、彼の眉間に深々とシワが寄ったのが想像できた。当然の反応だろう。それほど、苦々しい体験だった筈だ。顔を上げずに、アイズは続ける。
「立て替えてくれた代金はちゃんと払う」
「…………」
「勿論、シロの分も。信じられないと思うけど、本当はあの時、私が支払いをしようと思ってたんだよ」
「……………」
「だから、かかった金額を教えて? お金は持って来てるから、今すぐにでも―――」
「要らねぇよ」
「………え?」
予想外の返答に、アイズは思わず顔を上げてしまった。そして、視界に収まった弟の
マシロの顔を塗りつぶしていたのは、『苛立ち』と『怒り』と………『悲しみ』の形相だった。
「なん……で」
前者二つは良い。自分のしたことを考えれば、返金すると言っても負の感情を向けられるのは仕方ないと思っていたし、幾らでも受け止める覚悟はあった。
けれど、最後の一つは別だ。
どうして、悲しそうな顔をしている。どうして、ショックを受けている。他の苛烈な色に紛れられない程、その感情の比重は重かった。自分の発言がまた弟を傷つけてしまった事は明らかだったが、アイズには何がいけなかった全く分からなかった。
故に、彼女が取る行動は単純だ。みっともなくオロオロしながら、ただただ謝罪を重ねる事しか出来ない。彼が何に対して傷ついたのか、【剣姫】はその核心を一切理解せず、ひたすらに無意味な言葉を吐き出し続けた。
「ご、ごめんねっ、遅くなちゃって……! 今更だよね……直ぐに返しに行くべきだったのに、その……勇気がでなくて……」
自分でも分かる程に、言葉尻が萎れていった。
多分、いま自分は見当違いの釈明をしている……。その事には薄々勘付いていたからだ。実際、弟の表情は、目の前で『幻滅』とも取れる形へと変わっていく。
「……どうしても返すならロキに返せ。アイツから貰った小遣いで払ったからな」
「………」
完全なる拒否。頑なな意思を感じた。
これは最早、代金の立て替えはなど叶わない。つまりそれは、いつまで経っても仲直りのスタートラインにすら立てないという事だ。そう察したアイズは、肩を落としながら木枯らしのように微笑んだ。そして、変わらず
「そっか。でも、それでも、
あの日、
元々単価の高い酒屋の料理……それをそれなりに頼んで、加えて二人分だ。既に店に入る前に幾らかの散財をしていた事も重なれば、お金が足りなくなってしまっても不思議ではない。
支払えたのは只の結果論だ。
ロキの小遣いがなければ、弟はミアお母さんにこっぴどく絞られる事になっていた。以前、別の理由でボロ雑巾にされていた同僚の
置いていかれた事への困惑、幾ばくかのショック、その後に襲ってくる支払いへの不安に、払えなかった時の代償。それらが荒波のように押し寄せたであろう彼を思うと、酷く胸が張り裂けそうになった。
「本当に……
だから、その事に対する謝罪を行う。お金を払わせてしまった事では無く、先の見えない恐怖を味わわせてしまった事に対する謝罪を。
しかし、心の底から懺悔したアイズ向けられたのは、相も変わらず冷めた声音だった。
「……なんで謝る?」
ポツリと、放たれた弟の呟きに、アイズはつい「え?」と漏らしてしまう。
「だ、だって、私……君に酷い事をして、傷つけたから……」
そう答えながら顔を上げると、弟は嘲るような笑みを零した。
「……傷つけただと?」
「シロ……?」
「俺には見当も付かないが、酷い事ってのは何の事だ? 金を払わなかった事か? それとも店に置き去りにした事か?」
「も、もちろん、両方だよ。本当にごめ―――」
アイズの再三の謝罪の言葉を、マシロは手を翳して遮った。それはそれは、実に煩わしそうな目で……。
「金はロキの小遣いから払ったと言った筈だ。俺が怒る理由がどこにある?」
「でも……」
「そもそも立て替えになら、お前はその日の内に来ただろう。それを拒んだのは俺だ。金の事なんか、全く気にしてなかったからだ」
「………っ」
矢継ぎ早にその様に主張され、アイズは言葉を詰まらせる。自分の非を謝りに来たというのに、確実に自分が悪かったのに、その事実すら受け入れて貰えない。それどころか、あれこれ理由を付けて『悪くない』とさえ言い返してくる。
罵詈雑言を吐かれている訳でもないのに、此方の方がアイズは辛かった。
「置いて行かれた事も気にしてない」
そして、弟の弁は続く。
「気にする要素が何処にある? 元々は、俺一人の予定だったんだぞ? ただ、余計な奴が勝手にいなくなった。それだけの事だ」
「…………」
マシロの口調は、それこそアイズを嘲笑する様なモノだった。
お前などそもそも連れとして認識していないと。
だから、あまり己惚れるなよと。
そう……心の底から唾を吐いてくれていれば、どれだけ気が楽だったろうと、アイズは思う。姉を小馬鹿にするように喋る弟。その姿は何故か、必死に自分に言い聞かせている様に感じられて……。まるで、自分の心を守る為に頑張って言い訳をしている様に思えた。
初めて距離を置いた時の、彼の困惑した表情が脳裏に浮かんだ。
「ごめんね……」
「………だから、なんで謝る?」
「こんなお姉ちゃんで、本当に……」
「だからっ」
ここで、弟が勢い良く立ち上がった。もし、椅子に座っていたのが彼の方だったなら、椅子は勢いよく後ろに倒れていた事だろう。
「シ…ロ……?」
弟の顔を見て、姉は息を詰まらせた。
彼は真赤な顔で此方を睨みつけていた。とても風呂上りだからでは説明できないそれは、激昂の証だ。目も、口も、鼻も、髪の毛も。マシロ・ヴァレンシュタインを構成するありとあらゆる細胞が眦を吊り上げている。目の前に立った彼は、小さな体を面一杯に使って、剥き出しの感情を顕わにしていた。
「謝るなって言ってんだろ! なんなんだよ、お前は一体……っ」
先程迄の平静を装った声ではない。魂の叫び。即ち本音。それが今、アイズに向けられている。
「お前の中の俺は、まだお前にベッタリだった頃の餓鬼のままなのか⁉ だから、ちょっとかまってやれば機嫌が直んのか⁉」
だからこそ、鈍い鈍いアイズでも、いやアイズだからこそ、彼の気持ちが手に取る様に分かってしまった。彼女は、彼のお姉ちゃんだから。
「ふざけんなよ……! そんな訳ねぇだろっ! お前は自分を嫌ってる相手を、いつまでも好きでいれんのかよ⁉」
きっと、彼は……淋しかったのだ。
「俺はそんなに優しい人間じゃねぇんだよ! お前にどんな事されようが、ちっとも悲しくねぇ!」
アイズはこれまで、自分が弟に好かれている訳がないと思っていた。自分から突き放しておいて、好きでいてくれている訳がないと。そんな虫の良い話はないと、自分に言い聞かせて来た。
けれど、どうやら違ったらしい。
本当に、フィンの言う通り、ヘスティア様の言う通り、自分は弟にそれほど嫌われていなかったのだ。でなければ、こんな感情が伝わってくる筈がない。
嬉しかった。凄く凄く。
この怒りは、弟が自分を好いていてくれた事の証明だから。
けれど……。
腹の底から吐き気がした。
その厚顔な面をぶん殴りたくなった。
「もう他人みたいなモンなんだよ……! 俺にとってお前はどうでもいい奴なんだ!」
無論、弟の・ではない。
自分の腑抜けた顔をだ。
そして、自分の目的が、どれだけ絵空事であったかどうかを理解する。
「なのに……なのに、なんで俺が傷つかなきゃならねぇ⁉」
こんなにも彼を傷つけておいて、今更仲直りしたいなんて、お笑いにも程があるだろう。そんな資格など、ハナから無かったのだ。
「俺は、お前の事が―――」
次の瞬間、その台詞を奪い取る様に、アイズはマシロの身体を抱きしめた。
「……………は?」
呆けた声が、銀色の頭蓋から伝わってくる。
当然だろう。怒りをぶつけている最中に、その相手に抱きしめられてしまったのだから。意味が分からなくて当たり前。けれどアイズは、構わずその懇願を艶やかな唇にのせた。
「泣かないで、シロ……」
「……⁉」
途端、腕の中で小さな身体が揺れた。
そして、彼は無理やり顔を上げ、自身の頬を指でなぞる。ここで漸く、自分が涙を流している事に気が付いた様だ。そこから弟は、目に見えてクシャクシャになった。
「なんだ、これ……。なんで……ちが……っ」
拭っても拭っても、水の玉は両目から溢れて来る。最早自身の意思ではどうにもならないらしいそれは、やがてマシロの喉に嗚咽をもたらした。
久々に見る弟の泣き顔。
アイズは自分の事の様に悲しくなり、再び彼の頭を胸へと寄せた。
「……ッ! 放せ……っ。この……」
「私は、君のこと大好きだよ」
「―――――……」
そう告白した瞬間、暴れていた弟の反応が消える。
悄然とした息遣いが、いつまでも鼓膜にこびりついた。
「嫌いになった事なんて一度もない。君が生まれた時から、ずっと……。君は私の宝物なの」
「嘘……つくな。俺は、お前に―――」
「ウソじゃない」
弟の身体は冷え切っていた。風呂上がりだった筈なのに、熱が一切感じられない。アイズはそんな弱々しい背中を優しく摩った。幼き日と同じように、泣きじゃくる弟を宥めた時の様に。
「私がシロを避けるようになったのは、シロに嫌われたくなかったから」
ビクンと、背中が揺れた。
「は?」
ずんぐりと、顔が挙げられる。ぶつかった視線には、怒りも悲しみもなく……。
只々、純粋な困惑の色が満ちていた。
当然すぎる反応だ。なんの面白味もない。
そんな反応をさせてしまう程、自分の取って来た行動は理屈に反していた。
アイズは自嘲気味な笑みを唇に落とし―――。
白状した。
「変だよね。でも、当時の私は、すごく君にベッタリだった。シロが嫌がってるのに気付かずに、チューしたり、一緒に寝たり、お風呂に入ろうとしたり……とにかく、ダンジョンに行っている間以外は、君から離れようとしなかった」
「………」
「だからね。そんな事を続けてたらいつか嫌われるぞって、ロキやリヴェリアに言われたの」
「………ぇ」
マシロが小さな声を漏らした。それは本当に心の底から放たれた、意外そうな声だった。アイズは抱擁を解いて、弟と顔を見合わせる。
困惑の色を濃く顕わにした表情は、どこか怯えているようにも見えた。まるでか弱い小動物だ。丁重に扱わなければならない脆い存在。
急に弟がそんな風に見えて来て、狂おしい程の母性が、アイズの全身に発芽する。
おかしくなりそうな気持を必死に沈め、務めて穏やかな微笑を作った。
そして、弟の餅の頬に手を添える。
「私は、頭の中が真っ白になった。シロに嫌われるなんて想像もしてなかったし、想像もしたくなかったから……。だから、そうならないように、全力で距離をおいた」
言っていて、本当に意味不明な行動だと感じた。
構いすぎて嫌われるから距離をおく。……その理屈は分かる。けれど、一切口を利かなくなるのは流石にやり過ぎだ。そんなの子供でも分かる。
だというのに、当時の
「それが君を傷つけるなんて、考えもしなかった。自分の事で頭がいっぱいで……私、お姉ちゃん失格だね」
「………ぁ」
弟の口が僅かに動く。揺れる瞳が、何かを伝えようとしている。
こんな自分に対してすら、何かしらの言葉をかけてくれようとしているのだ。その事が分かって、アイズは改めて弟の優しさが愛おしくなった。
しかし―――いったい、どうして、その優しさを受け取る事が出来るだろう。
「ごめんね。淋しかったよね。辛かったよね。今の今まで、気づかなくてごめんね」
自然と、アイズの両目からも涙が溢れ出した。今更後悔しても遅いというのに、傲慢にも我欲にまみれた醜い雫が、アイズの心を代弁する。
「私、本当は今日、仲直りしに来たの。この前の事を謝って、お金を返して。冷たくなった理由も説明して。それで君に許して貰えるなら、また昔みたいに仲良くしたいって……」
こんな汚い鼻声で耳を汚してごめんね。
心の中でその様に謝りながら、アイズは止まらぬ吐露を奏で続けた。
「でも、ダメだよね。私の事、許せるわけがない。ううん。許されちゃいけない」
「………⁉」
この時、見開かれていた弟の瞳孔が更に広がった。
どうやら、次にアイズが何を言うのか……その見当がついたらしい。
「や―――………」
けれど、アイズはそれを全力で振り払った。
後ろ髪を引かれながら、自身の抱擁から、弟を開放する。即座に伸ばされた彼の右手が上げ切られる前に―――。
「でもね、私は君のこと、ずっと大好きだから」
姉は、弟から距離を取った。
そして、慈愛に満ち満ちた微笑を咲かせ、一生後悔するであろう言葉を口にする。
「………ばいばい、シロ」
涙声の格好のつかない別れの台詞。
それを吐き出して、アイズは未練を断ち切る様に扉を閉めた―――。
お読み頂きましてありがとうございました!
そして、すみません。またこんな展開です。モヤモヤ展開になってしまい申し訳ありません。正直この後、『マシロが駆け寄る』→『アイズの袖を掴む』→『勇気を振り絞って行かないでくれと懇願する』……みたいな感じに続けようかと思ってたんですが、それだとアイズさんに行動させてばかりで、マシロが受け身過ぎると思ったので、もう一悶着加える事にしました……。
ただ、ここまで呼んで下さった皆様に対し、あまりにもフラストレーションを溜める展開だというのも重々承知しております。
なので、本編と並行して、いくつか明るめの番外編を投稿させて頂きたいと思います。
そちら共々、今後ともよろしくお願いいたします。