前から書きたかったので、また息抜きに書いてみました。
楽しんでいただけると幸いです。
それではどうぞ。
ここは
その放課後の校門にて。
「ああ、そうだ。つまり……そういうことさ」
1人の女子生徒……
『それはまた前代未聞だね。他の部員さんとかは納得してるの?』
「ああ。部長にも説明してあるから問題ないさ」
『それならいいんだけど……まぁいっか。僕で良いなら引き受けるよ。初日は手続きとかで遅れるかもしれないけど、なるべく早くそっちに顔を出すよ』
「分かった。演劇部のみんなにもそう伝えておくよ。それじゃあ頼んだよ。私のジュリエット」
『……僕は男なんだけどなぁ。それじゃあまたね』
薫と電話してた相手は、そう言い電話を切る。
「フフ……今年の文化祭……楽しくなりそうじゃないか」
早く当日にならないかと楽しそうな表情をした薫がそこにいた。
同時刻、生徒会室にて。
「えーっと、2年A組は喫茶店で……B組が占いの館……」
1年の
「羽沢さ~ん! 書類追加! こっちもよろしく~!」
「ええっ!? こんなに……!?」
追加された書類の量に驚くつぐみ。
なんでも、他の生徒会のメンバーも文化祭関係でドタバタしており、手伝えそうもないとの事。
「そうだよね、文化祭まであと1ヶ月だもんね。よし、任せて! 私やっておくから!」
つぐみがそう言うと、書類追加を頼んだ生徒は、先生に書類を提出して来ると言った。それから、その書類を今日までによろしくと付け足した。
「ええっ、今日まで!? ……はあ~……」
それを聞いたつぐみは驚くが、仕方ない。今日中の分だけでも終わらせようと切り替えるのであった。
「……ふう~……これでまだ半分かあ……」
「つぐ~、まだいる~?」
「あっ、ひまりちゃん!」
ちょうど半分くらい終わらせたところに、幼馴染みの
「ちょうど部活が終わったところだから寄ってみたんだ。一緒に帰ろうよ!」
「ごめん……まだ帰れそうになくて……」
「うわっ、この書類の山、ヤバ……!」
書類の量を見て、驚くひまり。
「文化祭のクラス展示や体育館を使う出し物の申請書類なんだ。これ、今日中に見ないといけなくて……」
「えっ、この量!? 私、手伝おうか?」
「いいの? やり方教えるから、手伝って……!」
早速つぐみは、ひまりにやり方を教え、2人で作業に取りかかるのであった。
「ふむふむ~。今年は喫茶店をやるクラスが多いんだね~」
「だね。リサ先輩のクラスもだし……あ、
「1年A組、メイド喫茶……!?」
「蘭ちゃん、着るのかな……」
寧ろ、なんであたしが!?と慌てながら言う蘭の姿が浮かんだ、つぐみとひまり。
「ふふっ、書類仕事は大変だけど、文化祭でみんなが何やるのか先に知れるのはちょっと楽しいかも♪」
「確かにそうだね。ひまりちゃんのおかげで、だいぶ書類が片付いてきたよ~。ありがとう! ……あ、演劇部の書類もあるよ、ほら」
そんな会話をしてる中、演劇部の書類を見つけた。
「わあっ、今年は『ロミオとジュリエット』やるんだあ……! 薫先輩、きっとロミオ役だよねぇ~」
「毎年演劇部の公演は大賑わいなんだよね。今年は一段とすごくなりそうだね!」
「見に行けるかなあ? クラスのシフト、調整してもらえないか聞いてみようかな」
「うん、いいと思う。私も楽しみだなあ~……あれ?」
「ん~、どした?」
つぐみが書類を読みながら、ある一点に気づく。
「『ロミオ役、瀬田薫。ジュリエット役、
驚きながら書類を読み上げるつぐみ、それを聞いて後から驚くひまり。
「千聖さんって、花女だよね?」
花女とは、
「どういうことなんだろう? それに悠里先輩もだけど……」
「客演、ってことなのかな……? 明日、事情を聞きに行ってみよう。……今は目の前の書類を片付けなきゃね」
「うん、そうだね」
それと同時に、つぐみとひまりは思った。
悠里先輩って、どこの高校に通っているのだろうと。クール系で優しいお兄さんという印象しか、思い浮かばなかった……
読んでいただきありがとうございます。
更新は注意書きにも書いてありますが、速かったり遅かったりです。
次回もよろしくお願いします
本日はありがとうございました。
※主人公の簡単なプロフィールです。
容姿イメージ:『らき☆すた』の岩崎みなみ
誕生日:12月12日、いて座
血液型:A型
一人称:僕