GATE 魔弾の王と自衛隊。かの地においてかく戦えり。   作:caose

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 新しく始まります。まあ・・・見切り発車だけど。


門が開いた。

 西暦2020年

 何時も賑わうここ銀座においてある異変が起きた。

 「おい、何だあれ?」

 一人の男性がそう言って指さすとそこにあったのは・・・巨大な門。

 そしてその扉が・・・開かれた。

 「おい、何が起きてんだ?」

 「映画か何か?」

 人々は何が何なのやら分からなかったようであるがとある人間の一言で・・・

全てが変わった。

 『ここに!ブリューヌ王国国王《ファーロン=ソレイユ=ルイ=ブランヴィル=ド=シャルル》の名においてこの土地を・・・占領する!!』

 その言葉と同時に雨あられと言った矢が・・・降ってきた。

 「キャアアアアアアアア!!」

 「ギャアアアアア!!」

 それに当たった者たちはあまりの痛さに喚くがそれでもまだマシであろう。

 その間に鎧をまとった騎士たちが現れ・・・蹂躙した。

 「ヒギャ!」

 「グわあ!!」

 「ぐぺ!?」

 あっという間に銀座は・・・地獄と化した。

 

 

 

 

 

 一方・・・こちらでは。

 

 

 

 

 

 

 「何かあったのかねえ?」

 少し遠くの場所で伊丹 耀司がパンフレットを読んでいた。

 それは・・・・。

 「先ずは即売会っと・・・お、これ必ず手に入れなきゃな。」

 そう、こいつ・・・オタクだったな。

 何やってんだよと思いながら行こうとすると何やら声が聞こえた。

 「おい!向こうで剣を持った連中が殺されてるって話だぞ!」

 「今警察が向かってるって!?」

 「・・・おいおい、何なんだ?」

 そう思いながら伊丹はそこに向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 「何だあいつらは?」

 伊丹は裏路地を通って銀座に入った。

 まるで中世ヨーロッパの騎士のような出で立ちをしていたからだ。

 そしてもう一つ・・・見てしまったものがあった。

 「!!・・・くそが?!」

 そう言いながら裸にされた・・・人間の・・・死体の山を見てしまった。

 如何やら殺して何かを奪っていたのであろう。

 すると隣から何やら声が聞こえたので隠れてみるとそこにいたのは・・・。

 「・・・・・!!」

 「!!・・・・・・・!?」

 「仲間割れか?」

 そう思いながら伊丹はああもうと思いながらその人間に向かってこう言った。

 「おおい!こっちだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 数分前。

 「・・・これが戦なのか?」

 青年ティグルは馬上の上でそう言っていた。

 周りにいたのはどう見ても民間人。

 自分たちは未だ兵士と戦っていない。

 もしかしてと思いながらティグルは辺りを見渡していると・・・子供の声が

聞こえた。

 「?」

 ティグルは何だと思って近くにある店に入った。

 「ここは・・・食べ物か?」

 食堂の様に思える店の中はモダンな感じがした店であった。

 そしてそこから厨房らしきところに入った。

 「台所・・・綺麗な所だな。」

 そう言いながらティグルは見回って・・・その子を見つけた。

 黒髪の女の子であった。

 『大丈夫か?』

 ティグルがそう聞くと少女は驚いてびくつくとティグルは少女の頭を撫でて

こう言った。

 『大丈夫だ。』

 そう言いながら少女をおぶって店に出るとそこにいたのは・・・。

 『ほう、こんな所にまだいたのか?』

 『ザイアン…!!』

 ティグルは苦虫を嚙み潰したようにそう言うとザイアンはこう言った。

 『そいつを寄こせ。良い手土産になる。』

 そう言うとティグルはこう言った。

 『断る。この子は民間人だ。俺達の敵じゃない』

 そう言うがザイアンはこう続けた。

 『はあ!?そいつは敵の国の人間だぞ!!ああ・・・お前剣も槍も持てず、

矢しか使えないからって子供も殺せないとはな。』

 ハハハハハとあざ笑うかのように笑うザイアンを見てティグルは・・・

取り合えず逃げた。

 『あ、待て!』

 ザイアンは取り巻き達に負わせた。

 ティグルは声を聴いて無理かと思っていると隣から声が聞こえた。

 「おおい!こっちだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 「良し!こっち向いたな!!」

 伊丹はそう言いながらティグルをこっちに向かわせた。

 「それにしてもあいつらの仲間・・・なのか?」

 伊丹は疑いながらもその格好を見た。

 全身が革製品で出来た服で敵なのかどうかと思っていたが子供を

守っているかのような状況であったので取り合えず信じようと思った。

 『おい!いたぞ!!』

 「!!こっちだ!!」

 銀座の裏路地は複雑で迷路のようである。

 伊丹がどうやってこれたのかと言うと・・・。

 『ここ・・・違うか!』

 取り巻きの一人が遠ざかっていくがそここそ伊丹が入り込んだ場所である。

 

 

 

 

 

 

 

 『ここは一体?』

 ティグルはそう言いながら中を見ていた。

 そこはとにかく・・・臭かった。

 「連中も下水までは来ねえよな。」

 そう、今伊丹達がいるのは下水道の中なのだ。

 伊丹はははははと思いながら二人を連れて下水道の出口に向かった。

 

 

 

 

 

 

 「ここももうあぶねえか。」

 伊丹は下水道から出て周りを見てそう言った。

 警察隊が銃火器を持って配備していたのだ。

 恐らくはここで防衛に回るのであろうと思っている中ティグルはある城を見た。

 『ワアア・・・大きな堀だなあ。』

 そう言いながらティグルはその場所・・・『皇居』を見ていた。

 伊丹はその視線を見て・・・こう思いついた。

 「おい!これ借りるぞ!」 

 「ちょっと!アンタ一体何なんだ!?」

 警官の一人が無線機を横からかっぱらうのを見てそう言うと伊丹は

こう紹介した。

 「自分は!陸上自衛隊関東方面所属『伊丹 耀司』二等陸尉だ!!」

 敬礼してそう言うと警官の一人が驚いて敬礼すると伊丹はこう聞いた。

 「おい!責任者いるか!?提案がある!!」

 「一体何を!?」

 警官の一人がそう聞くと伊丹はこう言った。

 「皇居に開門の許可を願いたい!!」




 宜しくお願いします。
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