GATE 魔弾の王と自衛隊。かの地においてかく戦えり。 作:caose
「はあ!?皇居を市民の避難所にするだああ!!」
警官の恐らくトップが驚愕している中で伊丹はこう続けた。
「そ。ここって周りは池に囲まれているから防衛に適しているからな。」
伊丹がへらっと笑ってそう言うが警官のトップはこう続けた。
「阿保か!ここは宮内庁の管轄で入るにはそこからの許可が」
「馬鹿言うんじゃねえ!今は市民の避難が最優先だろうが!!」
「だが陛下が何言われるか」
そういう中通信が入った。
「はいこちら銀座方面!!ええ、今自衛隊の伊丹という男がですね・・・・
はい・・・えええええ!!」
何やら驚いている中皇居の門が・・・開いた。
すると皇宮警察らしき人達が現れてこう言った。
「早く入って!」
「陛下から許可を貰えた!早くこちらへ!!」
そう言うと慌ただしく人々が殺到する中伊丹は無線機をまた借りてこう言った。
「すぐに自衛隊に通信を!!」
『あそこだ!!』
『連中はあの城らしきところだ!!』
ブリューヌ王国軍は皇居を取り囲んで攻撃しているが城の内部では・・・。
「ああ、もう!キリがねえ!!」
「催涙弾がもうあと僅かだぞ!」
「トレーラーにある実弾だってどれくらい持てるか分からねえぞ!!」
警察の実働部隊がそう言いながら乱射していた。
催涙弾に当たった兵士がよろめきながら橋の下に落ちてそのまま
ど座衛門になっている者たちがいたがそれでも数が多いのだ。
「くそ!どんだけいるんだよ!!」
伊丹は悪態付けながらも拳銃で応戦しティグル自身も矢を使っているが・・・。
『!!・・・矢が』
矢が尽きたことがどうするばいいかと思っているとある事に気づいた。
『(そう言えばあの人たちの武器って)』
そう思いながらティグルは周りにある薬莢を拾って見ていた。
『(一体どうなってるんだ?)』
ティグルは何だろうなと思っているとある一団が何かしているのを見かけた。
「おい!こっちの銃はもう安全装置解除しているよな!?」
「ここいら全部がそうだ!皇宮警察の武器庫からありったけ用意したんだ!」
そう言いながら警察隊は武器を取って立ち向かっていた。
するとティグルはその中の一丁を手に取って見た。
『(凄いな、ここまでの装飾なのに軽い。)』
そしてティグルはもう一度最前線を見た。
「このままじゃじり貧だぞ!!」
「耐えろ!自衛隊が来るまでもう少しだ!!」
警官隊はそう言いながら対応しているのを見てティグルはそれを持って
城の塀の上に着いた。
そしてスコープを除くと・・・。
『(凄い!遠くの敵迄よく見える!!)』
ティグルはそれを手に取って驚きながらも先ほどのを思い出していた。
『(ええと確か・・・ここに指を入れて。)』
トリガーに指を添え。
『(そして・・・弾く)』
弾を放つと・・・・。
『エ・・・』
「「「「「・・・・・え?・・・・・」」」」」
あまりの事に警官隊も一瞬であるが呆けてしまった。
何せあの遠い敵の鎧の間にある隙間に見事命中したのだ。
『うわああ・・・手が痺れるなあ。』
ティグルは初めての銃の威力にあいててと思いながらもこう思っていた。
『(こいつが一大貴族分あったら戦の常識ががらりと変わりそうだな。)』
ティグルは銃を見てそう思っていた。
現にかの有名な『織田信長』も『武田信玄』の騎馬隊相手に銃と地形を駆使して殲滅できたほどなのだから。
すると伊丹がそれを見てこう言った。
「・・・あいつは『シモ・ヘイヘ』かよ。」
そう言うと警察隊全員うんうんと頷いていた。
「馬鹿野郎!さっさと撃ちまくれ!!」
「「「「は・・・ハイ!!」」」」
警察隊のトップの言葉に全員が意識を取り戻して再会した。
そして・・・何か羽音が聞こえた。
『?』
「来たカ!!」
ティグルは聞いたことがない音に何だろうと思っていると伊丹はその音に希望が持てた。
そして・・・。
ダラララララララララッララ!!
ズドン!!
・・・・ドカーン!!!
途轍もない衝撃と爆音と銃声が戦場に響き渡った。
『ドわああ!!』
ティグルは初めて体験するその衝撃音に驚き塀から落ちそうになるも耐えて
何だと思いながら見てみるとその目に映っていたのは・・・。
『・・・竜?』
鋼鉄の馬車。
動く鋼鉄の箱。
鋼鉄の鳥。
それらが火を放ち、兵士や騎士たちを飲み込ませた。
そしてもう一つ奇妙なものが見えた。
『・・・巨人』
ティグルはそれを見てそう言った。
箱のような物で覆った顔。
角ばった体。
平べったい足。
そして何よりも目を引くのがそれが持っている巨大な・・・武器。
幾つもの銃が一つになった様なその形状を見て何だと思っていると
それが回転して・・・放たれた。
ドガがガガガガガガアガッガアガガ!!
その途轍もない音に耳をふさいでもう一度目を見開くと
そこに映っていたのは・・・。
『ウグウ!?』
吐き気もするような光景であった。
騎士たちは馬事ひき肉にされ、見る影もなかった。
そして騎士たちはそれを見て逃げようとすると分からないが声が聞こえた。
《手前ら逃げんじゃねえ!!》
すると肩に搭載されていた何かが放たれ騎士たちの頭上で爆発して・・・
吹き飛んだ。
体が吹き飛びその光景はまさに・・・
『あれは・・・悪魔なのか…!?』
ティグルはそう言いながらも何故か目を背けられなかった。
その光景はまさに・・・人知の及ばない光景だったからだ。
すると警官隊のトップが全員に向けてこう言った。
「良し!電磁警棒を取れ!」
「「「「「ォォォォォォォォ!!」」」」」
そう言うと全員が盾と光る警棒を持ってトップはこう言った。
「突撃!!」
「「「「「ウォォォォおおおおおお!!!!!」」」」」
戦闘は激しさを増し騎士たちの何人かがやっと戦えると思ったのか
剣を警棒向かって当てると・・・・。
『ぷおぎゃ!?』
痺れてそのまま落ちてしまった。
全員は一体なぜだと思っているがそんなの警官隊には関係ないという風に
攻撃していった。
この戦いは後に『銀座攻防戦』と呼ばれ日本側の犠牲は民間人だけで
410名の犠牲を出し対するブリューヌ王国側は死者1万5千人、捕虜100人、
その内の殆どは重傷者及びPTSDに罹った。
そしてこの日から門の向こう側の戦いが始まったと後年の
日本及びブリューヌ王国の歴史家は語る。
今回出てきたのは『UCR-10』です。
武器
肩部ミサイルポッド
ガトリングガン
コンバットナイフ