GATE 魔弾の王と自衛隊。かの地においてかく戦えり。   作:caose

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 最初はリムで最後がエレオノーラの監視場所である。


リムの今後

『ティグルティグル見てください!見たこともない衣装を着た人たちがあんなに‼』

 『落ち着けって透けガラス越しじゃあ向こうからは見えないけれど落ち着け‼』

 ティグルはリュディの興奮する姿を見て落ち着くように言うが

それは無理かなとそう感じていた。

 何せ日本は最初に侵攻した際に一度見たきりの自分でさえ

新しい発見があるからだ。

 伊丹によれば今は冬。

 然もクリスマスと言う外国の行事が行われており子供たちが

何やら親と共に買い物している光景が写った。

 然しこうも考えていた。

 「(あの時俺達が侵攻した時に死んだ人たちもこうやって過ごしていたのかも

しれないな・・・)」

 そう思うとやるせない気持であった。

 だが今この状況は何とかしてほしいと思いながらティグルは

一番後ろ側の席を見るとそこにいたのは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「嘘よ・・・誰かウソって言って。」

 「生憎だけど真実よ。栗林ちゃん。」

 「イヤアアアアアアアア(*´Д`*)!!」

 「なに止め刺しているんです黒川さん。」

 顔を両手で覆って現実逃避している中で黒川の一言でまた大声を出す様子を富田がツッコミを入れると言うなんとまあ・・・カオスな状態だと思っている。

 未だ伊丹が本当の意味でエリートなのだと言う事に納得いってないようであるがまあこればかりはなあとそう考えていると伊丹が全員に向けてこう言った。

 「そんじゃあ今日はエレオノーラ女史の護送が目的だけど

一つ寄るところがある。」

 「何処ですそこは?」

 富田がそう聞くと伊丹はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「病院だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ここは何処だ?」

 エレオノーラはそう言ってその建物を見た。

 大きな白い・・・要塞の様な場所のようにも見える。

 まさかここなのかとそう思っているとティグルが付いて来たら分かるってさと

そう言って一緒に向かった。

 流石にこの中ではなとそう思い手錠は外されていた。

 そんな中でエレオノーラはなんだと思って周りを観察していた。

 何百人もの人々が何かを待っていたり誰かと話していたりとしていたら

上に行けばその光景はガラリと変わっていた。

 ベッドに寝ている人間に何かを口の中に入れて呼吸していたりする人、

何やら白い服を着た男性や女性に向けて何かを話している人達が

そこらかしこにいた。

 すると一人の白衣を着た男性が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お、この子があの子の知り合いか?」

 『?』

 「おっと、言葉は分からなかったか済まないすまない。」

 「私は・・・アア誰か通訳できる人いないか?」

 「俺が出来ます!」

 ティグルが男性の言葉を聞いて手を上げると男性はティグル経由でこう言った。

 「オオ済まないな、自己紹介をするな。私はこの病院で義肢関係の

仕事をしている『黒瀬 進』だ。」

 そう言って握手しようと手を出すがエレオノーラは何だと思っていた。

 「・・・まあ良いか。君の仲間は私の担当している部署で入院している。」

 『リム・・・アイツは無事なのか!?』

 それを聞いてエレオノーラは容態を聞くと黒瀬はこう答えた。

 「まあ大丈夫と言えば大丈夫かと思いたいが今彼女は手術における

麻酔で眠っている状態だから起きはしないが峠は越したと言っても

過言じゃないね。」

 『そうか・・・良かった。』

 エレオノーラはそれを聞いて安心するが黒瀬はこう続けた。

 「只今回の怪我で彼女は当分であるが幻肢痛に悩まされると思う。」

 『それは酷いものなのか!?』

 「いや、これは私の私的観点だが幻肢痛は本来人間が持つ電気信号が

行き届くはずだった手足がないことからその信号が他の神経に作用して

起きているんじゃないかって思ってね。体が慣れるのを待つしかない。」

 『・・・会えるのか?』

 「ああ、今は集中治療室にいるから窓越しだがな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『リム・・・!!』

 エレオノーラはリムアーシャの今の様子を見て心配であった。

 口元には酸素マスクが付けられていてそれで呼吸させているが

それすら分からないのであれは何をしているのだと聞いてティグル経由で

黒瀬の説明を聞いてもうはや分からないことだらけだとそう言って退室した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『それで失った手足についてなのだが。』

 「うん、そっちの方はこちらが作っている義肢を出すがこれは未だ世界で

公開されていないタイプで正直な所どんなデメリットが出るか分からない。だから実験と言ったら酷いかもしれないがうまくいけば彼女は日常生活を通常通りに

過ごせれるんだ!頼む!‼』

 黒瀬はそう言って頭を下げるとエレオノーラはこう返した。

 『必ず・・・治してくれ‼』

 「無論だ!!」

 黒瀬はエレオノーラの言葉に対してそう返した後エレオノーラ達は

監視場所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あれが監視場所となっている『東京拘置所』だ。」

 『まるで・・・要塞ですね。』

 『ああ。』

 リュディとティグルはお互いにそう言ってその場所を見た。

 それは上空から見ればX型の形状の施設であり完全に要塞と言っても

過言ではない。

 「この中にある重犯罪者が収容される場所がある。そこで彼女は監視するって

寸法だ。」

 駒門が車から降りてそう言うと・・・扉が開いてその中に全員が入っていった。




 次回は説明と今後。
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