GATE 魔弾の王と自衛隊。かの地においてかく戦えり。   作:caose

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 ソフィーから見たアルサス。


閑話 ソフィーのアルサス探検記

 「お待たせしましたーー!!『焼きえび』と『牛筋肉の焼肉』、

『野菜スティック』、『生ビール』が2本、『枝豆』でーす。追加注文されます時はテーブルに備え付けられておりますタッチパッドをお使いください」

 ごゆっくりどうぞ~~と言って店員が立ち去るのを見るとオジサンは

ビールジョッキ片手にソフィーに向けてこう言った。

 「そんじゃあ俺達はここで別れるけどまた何処かで。」

 「ええ、また何処かで。」

 そう言って乾杯してオジサンはビールをグイっと飲んでいる中でソフィーは

ちょびっと口に付けると目を丸くしてこう思っていた。

 「(何この飲み物!口の中でしゅわってなって苦いのに結構美味しいわね!)」

 そして野菜スティックを一口噛んで見て。

 「(このお野菜美味しいわ。この白い個体は何かしら?)」

 そう思って・・・マヨネーズを付けると。

 「(あら、味が変わったわ。ちょっと味が深くなったわ。)」

 そして枝豆。

 「(変わった豆ねえ、それにしても塩だけでここ迄美味しくなるなんて

一体どんなシェフが作っているの!?)」

 焼き海老。

 「(海老ってこんなに美味しいの!?本当にここのシェフはどれだけの腕を

持っているの!?)」

 牛筋肉。

 「(凄い凄いわこの食べ物!一体どうなっているの!?)」

 美味しすぎるわとそう感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方のエレオノーラはと言うと・・・。

 「う~む、量はあるのだが味がなあ。」

 まあ、サツの飯は不味いのが定評ですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてリムアーシャ。

 「うぐ~~、もう少し~~!!」

 箸と格闘中であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここが今日泊まる場所・・・それなりに良い部屋ね。」

 見た目はホテルみたいと思ってください。

 「それにしても凄い所ね。装飾品一つとっても造詣が細かいし何よりも

灯りも火を付けないでここ迄明るいなんて・・・明日は街の様子を見なきゃ。」

 そう言ってソフィーは今日の事を日誌に書いてから寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日。

 ソフィーはアルサスの街を当てもないように見せる感じで歩いていた。

 近くにある自衛隊の基地からはあらゆる鋼鉄の兵器と・・・遠くを見たら巨人が居座っていた。

 「(巨人!?然も鉄の鎧を身に纏ってる!!よく見たら他にも

同じような感じが・・・リュドミラの言う通り魔物の可能性が大のようね。)」

 そう思いながらも街道をチラリと見た。

 自衛隊の方はまるで地面を何かで固めたかのような感じで他では石であるが

真新しいだけではなくよく見れば何か摑まるような棒があった。

 それに馬車を見てみれば荷車に当たる場所に何やら黒い帯状の物が付いていた。

 「(あれで音を出さない様にしている?周りの事まで考えるなんて

ここは私達の国よりも技術が進んでいるわ。)」

 そう思いながら彼女は市場にも向かった。

 「へえ・・・結構賑わっているわね。」

 そう呟きながら周りを見ていた。

 よく見れば何か見たこともない様な物や食料を売っている店が多くあり

何だろうと思って色々と聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「この飲み物は何です?」

 「ああ、そいつは野菜ジュースだよ。色んな野菜を砂糖で味付けした後に

混ぜ込んでいるんだけど何故か美味しいんだ。今なら銅3枚で良いよ。」

 「じゃあ1杯。」

 「あいよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「この食べ物は?」

 「ああ、焼き肉でね。本当なら捨てる奴なんだけど自衛隊さん達が美味しく

食べていてね。内蔵なんだけどこれが酒のつまみに合うんだよ~~。3本で銀5枚」

 「じゃあそれで。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「先ほどから気になっているのですけどあの白い線は何です?」

 ソフィーは近くにある道路に描かれていた白い線の事を聞くと村人の一人が

こう答えた。

 「ああ、あれは通行人用の道だよ。馬車とかはあそこで

一旦停止して歩く奴を優先させるんだよ。自衛隊さん達はオラたちの事をちゃんと考えてくれていてな。ティグル様が来させてくれなかったら

ここ迄町は盛り上がってねえな。」

 ありがてえ事だと言って村人の一人は畑に向かって行った。

 それを見てソフィーはこう呟いた。

 「間違いなく彼らは敵にしたら厄介ね。今度は市場から他の場所に

行ってみるのも良いわね。」

 そう言いながらソフィーは買った焼き鳥を頬張っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「聞いてみたらあそこは病院であそこは学校・・・

教養を民間人にもさせるなんてそれだけ進んでいる証拠ね。」

 ソフィーはそう呟きながら図書館も見ると更に驚いた。

 「驚いたわ。・・・こんなに本が、然もよく見たらブリューヌ王国語で

書かれているしこれを民間に開放させるなんてってよく見たら他にも

勉強している人がいるわね。」

 そう思いながらも周りの様子を伺った。

 全員何も喋らずに只の一言も発することもなく黙々と本を読んでいる。

 「一体どうなってんのここ?」

 そう言うしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ソフィーは万が一に備えてブリューヌ王国側にいるスパイ経由で

ジスタートに戻った後にこう思っていた。

 「まず間違いなく相手は私達よりも格上ね。取敢えず買ったこの工芸品と食料(保存が効くようにパッケージ型)で国王陛下に報告しなきゃ。」

 そう言ってソフィーはジスタートに帰還して・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暫くして・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「国王陛下、進言を。」

 「何じゃ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・・日本との国交正常についてです。」




 次回もまあ色々とあります。
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