GATE 魔弾の王と自衛隊。かの地においてかく戦えり。   作:caose

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 戦闘が本格的に終わるのは・・・何時になるのやら。


国交正常に向けて

「敵襲!直ちに総員は戦闘配置!!」

 自衛達の隊員がそう言いながら全員に報告していた。

 「敵はジスタートの旗と七つ星のマーク!新手と推定、各員は至急戦闘配置!」

 その言葉と同時に一斉に準備するや否や五十嵐は副長に向けてこう呟いた。

 「敵は恐らくこの間来た女性が連れてきたのかもな。」

 「恐らくは、錫杖を持っていましたしあの佇まいはどう見ても

一般人ではありませんでした。」

 「マークさせた結果がこれとはこれでは講和会議も何もないな。」

 五十嵐はそう呟きながら戦場を眺めていた。

 元々ソフィーが敵じゃないかと思っていたため予めドローンを飛ばして

様子を見ていたりスパイを使って偵察させて定期報告させていたのだ。

 何もなくて良かったと思いたかったのだがどうも神様は平穏が嫌いなのであろう。

 戦闘を起こさせたいんだと分かってしまいそうなのだ。

 「ともあれ相手は戦姫。一人とはいえどんな魔法があるのか

分かったものではない。」

 「捕虜にしたエレオノーラという女性は風、もう一人は氷、今度は何なのやら?」

 訳が分かりませんよと肩を透かしてそう言うが正直な処冷や汗ものである。

 もし、核兵器並の魔法となると太刀打ちする術を考えなければならないからだ。

 特にここヴォージュ山脈の先はアルサスとなっており

ここは死守しなければならないと考えているのだ。

 すると敵の一人が何かを持って馬と共に駆けてきた。

 それは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「白旗?」

 「となれば。」

 もしかするとなとそう言っている中でソフィーが臣下たちと共に来ると

大声でこう言った。

 『私は《ポリーシャ公国》戦姫《ソフィーヤ・オベルタス》!貴国らと

国交正常に向けて話し合いがしたい!!』

 門を開けて欲しいという言葉を聞いて五十嵐達は

少し口を( ゚д゚)ポカーンとしているが内容を聞いてため息なじりでこう呟いた。

 「ふ~~、これでここもお役御免かもな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『お初めましてってそうではないでしょう?』

 「エエマア、ショウジキナトコロアナタヲミハッテオリマシタ。」

 五十嵐は片言であるがそう話すや否やソフィーは本題を突き出した。

 『国交正常に伴って条約についてですが。』

 「フム。」

 『我々は今回の戦における損害を支払う覚悟であります。

それと引き換えにそちらに戦姫が』

 「アアイマスヨ。イマハモンノムコウニアルシセツニイマスガテイチョウニ

アズカッテオリマス。」

 『そうですか!良かった・・・それで損害についてなのですが』

 「アア、スミマセンガソウイウノハホカノニンゲンニマカスデ

イイデショウカ?」

 『?ええ構いません。それでは国交正常と今後についての

お話し合いについてですが。』

 「ソレニツイテハコチラモホウコクサセマショウ。」

 そう言ってお互いに出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから数日後のテナルディエ家。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「何!?ジスタートが異世界と同盟を結ぶダト!!」

 「は!ジスタートにおられる貴族方のお話によれば如何やら

その雰囲気がありそうだと。」

 「ええい!何他国を頼って消耗させて攻めようと準備をしていた時に!!」

 憎たらしいと言ってテナルディエは酒をラッパ飲みしているが更にこう聞いた。

 「同盟についてはいつ話し合うのだ?」

 「は!今から3週間後と。」

 「となれば今軍を率いたとしても・・・忌々しい異世界軍風情が!!」

 そう言って酒の瓶を投げ捨てると従者に向けてこう言った。

 「セラシュを呼び出せ!同盟締結前にジスタートの国王と

奴らの王がやってくるであろう!!それらを殺せば言い値で金を出すと

伝えろ!!」

 「畏まりました。」

 そう言って従者が立ち去るのを見てテナルディエはこう呟いた。

 「これで奴らも動けなくなるであろう。話によれば戦姫共の中には

領土拡張を考える連中がいると聞く。そいつらを先導させて内乱を引き起こさせてその間に我らは。」

 ククククと笑いながらジスタートと日本が火にまみれるであろうなと言う妄想を夢見ているがそういうのは・・・必ず来ないと言うのが定石である事を

テナルディエはまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「って言う意味で外務省のお役人が来るから俺達は役人と総理大臣、

向こうさんから来るお偉いさんと王様が来るから俺達は本職の人達と共に

護衛任務に就くことになったよ。」

 『へ~~い。』

 伊丹の言葉を聞いて隊員達がそう答えるとティグルがこう聞いた。

 「あのうスイマセン。『外務省』っていうのは一体?」

 そう聞くと桑原がこう答えた。

 「外務省と言うのは外国関係に対して交渉事や情報収集を

主として活動する組織で今回のが其れだ。それに備えて俺達も特別服、

詰る所自衛隊用の礼服着て準備することになるのだがそれだけじゃなくて

機体もそれ仕様になるな。」

 カラーリング変えたりとかなと言うとティグルはこうも聞いた。

 「其れと本職って?」

 「ああ、『SP』特別警護人って奴で要人警護に特化した人たちだな。

大体が警察出身なんだが特別に発砲許可も下りてる警官だな。総理大臣も来るから正直なところ・・・何もない事を祈りたいところだが」

 「そういうのないですよねえ。」

 確かになと桑原がそう言ってティグルはため息ついた。

 ぶっちゃけた話そうなるのだが。




 そして月日は巡り。
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