GATE 魔弾の王と自衛隊。かの地においてかく戦えり。   作:caose

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 やっと会談が終わった。


会談成立

『そろそろ全員の配置が終わった頃です。』

 『そうか、蛇を放て。奴らが驚いたのを見計らって出るぞ。』

 そう言って潜入した(自衛隊からすれば筒抜け)セラシュは自身たちが保有する

毒蛇を放って準備した。

 毒蛇は其の儘中に入って噛みつく準備をするが・・・そうはならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『スミマセンがここで一つ向こうで出来た芸を披露したいと。』

 『芸とは?』

 ヴィクトールがティグルに向けてそう聞くとティグルは

テーブルクロスを持って・・・こう答えた。

 『これです!』

 そう言うと机にあったテーブルクロスが一瞬で・・・道具が一つも落ちることなくテーブルクロスが消えた。

 『オオ・・・‼!』

 ヴィクトールがそれを見て感心した直後にティグルが腰からナイフを・・・

ヴィクトールの足元目掛けて放った。

 『!‼』

 『貴様!一体何を!?』

 『足元をご覧ください。』

 ティグルの言葉を聞いて剣を抜きかけた側近が下を見ると・・・あるものを見て驚いたのだ。

 そうヴィクトールの足元に・・・ナイフによって頭を貫かれて

絶命した蛇がいたのだ。

 するとティグルは耳元にある無線機越しでこう言った。

 「伊丹さん、敵は蛇を保有。見た目から見て恐らく匂い又は赤外線で

探知されているため赤外線センサーを。」

 「了解・・・そんじゃまいきますか。」

 伊丹はそう言って赤外線センサーを持って中に入ってさらに入ってきた

蛇を見た。

 『!‼』

 それを見た戦姫達が武器を構えた瞬間に伊丹は・・・赤外線センサーを

蛇に向けて放った。

 すると蛇達が突如驚いたかのように混乱してくねらせていた。

 「やっぱな、こいつらは赤外線タイプだ。」

 伊丹はそう言いながらナイフを使って残り四匹の蛇を首元を掴んで頭を

斬り裂いた。

 『・・・凄い。』

 ソフィーはそれを見て何て鮮やかと思っていると左右から・・・ナイフを持った暗殺者たちが無理やり天幕の中に入ってきた。

 『!‼』

 それを見てソフィーが身構えた次に瞬間にティグルと伊丹は互いに

銃を構えて・・・放った。

 雷鳴の様な音と共に暗殺者たちは一瞬で・・・絶命した。

 『へ?』

 側近はそれを見てポカンとしていた。

 いきなり轟音が鳴り響いたと思えば暗殺者たちが突如倒れてしまったのだ。

 そしてリュドミラはその音を聞いて思い出したのだ。

 『この音・・・あれが正体ね。』

 そう呟いたのだ。

 そしてティグルは足元に置かれていたロングレンジライフルを使って

天幕の外にいて逃げよとしている最後の一人目掛けて・・・麻酔弾を放った。

 1キロも離れていた敵が突如倒れた。

 『・・・・ハ?』

 それを見て側近達も戦姫達も顎を開けるしかなったのだ。

 なぜそこ迄長距離の敵を倒せれたのか疑問だらけになったからだ。

 「よし、麻酔弾ですのでそのうち目覚めるでしょう。自白剤か何かを使えば口を割るはずです。」

 「あ、そ。ご苦労さん。」

 伊丹はそう言うと其の儘蛇を持って立ち去って行った。

 そしてティグルはヴィクトール達に向けてこう言った。

 『それでは会談を再開しましょう。』

 『う・・・うむ。』

 普通な表情でとんでもない事をしていたよなこいつと思いながらも

ヴィクトール達の会談は続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてこの会談に於いてこの様な条約が締結された。

 ①今回の戦費として金貨6千(戦姫エレオノーラの釈放費とリムアーシャの

治療費込)の支払い。

 ②関税の撤廃

 ③ライトメリッツ公国に外務省職員を派遣させる。

 ④日本との禁戦条約。

 ⑤そしてここが重要・・・戦姫『アレクサンドラ=アルシャーヴィン』の

治療のための来日許可。

 以上他にもいろいろあったが割愛する感じで締結が決まった。

 因みに捕まえたセラシュは自白剤で全て聞いてテナルディエのお抱え暗殺集団である事と・・・レグナス皇太子暗殺と言う重要案件に関わってきたことが分かり

更なる調査を必要としリュディにも詳細を共有すると言う事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『やっと釈放か。たった2週間とはいえこれ程掛るとは思わなかったな。』

 エレオノーラはそう言って留置場の扉の前で背伸びしていた。

 するとバスが来たと思えば・・・ソフィーが出てきたのだ。

 『エレン‼』

 『おお、ソフィーか。迎えがお前とは幸先良いな・・・!!。』

 そう言って席を見ると・・・意外な人間を見て目を見開いて驚いたのだ。

 目に映ったのはエレンよりも年上の女性で黒髪短髪。

 然しエレオノーラは彼女を覚えていた。

 何せ自分よりも強い・・・戦姫にして自分に色んなことを教えてくれた

大切な人なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『サーシャ・・・?』

 『ああエレン。久しぶりだね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『何でサーシャがここにいるのだ!?』

 病気なのにと言うとソフィーが落ち着いてと言いながらバスの中でこう答えた。

 『実はあの戦の後日本と講和を結んでね。貴方の釈放はそれが理由』

 『まあ確かにあの攻撃は二度と喰らいたくないな。』

 ティグルの武術にもなと冗談交じりでそう言うとソフィーはこう続けた。

 『その際にサーシャの治療に尽力することになったの。この世界なら

治療出来るかもって。』

 『だがサーシャの病は遺伝で。』

 『そう、だけどそれすらも治すすべがあるらしいから

私がそれを聞きに来たのよ。』

 『・・・この世界は2週間ぐらいしかいなかったがとんでもないな。』

 『そうね、それでここが終わったら後ろのバスに

ティグルヴルムドさんがいるから観光するけど貴方も来る?』

 『それは勿論だ!体が硬くなりそうだったんだ。』

 『だがアイツにまた世話されるとは・・・私は如何もあいつとは縁が

ありそうだな。』

 何でだろうなと冗談交じりで話しているとバスは

リムアーシャのいる病院に向かっていた。

 『成程な、この際にリムにも逢わないとな。』

 エレンはそう言って病院の方を見ていた。




 次回は色々とあるかも。
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