小さな魔女の財団職員生活   作:ちいさな魔女

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魔女と魔獣創造:その2

RXが、アベルやキャンディス、クローヴィスと戦い続けてから一時間が経過した。キャンディスは須佐能乎を展開した。しかも以前の女悪魔の見た目から、鴉天狗の姿へと変わっている。その鴉天狗は女らしい体格をしているな。

 

クローヴィスは魔術を極めて魔法に到達した。型月の魔法ではないけど、強力な魔法を扱えるようになった。召喚魔法も極めて悪魔を666体も召喚出来るようになった。更に、身体強化の魔法を更に極めてるから、身体能力も上昇している。更には東方projectのパチュリーみたいに『日・月・火・水・木・金・土』の魔法も操れるようになった。

 

アベルも以前は攻撃を避けない事が多かったのだが、今では避けるようになった。避ける事で余計なダメージを避ける事が出来るからだ。更に、日本の柔道も教えたから、RXの腕を掴んで投げ飛ばすといったやり方も行えるようになった。更に、私が八極拳を教えたら、私が苦労して覚えた八極拳をすぐに物にした。アベルは本当に天才だよ。神のSCPだけあって凄いね。

 

しかし、流石はRXだ。バイオライダーになって脱出してみせた。不思議な事が起こり、三人の攻撃にも耐えたり、霧になったり等々、可笑しな現象を引き起こしていく。リボルケインでキャンディスの須佐能乎が繰り出す剣を真っ二つにした。キャンディスはびっくりしてる。クローヴィスの放つ炎と氷、そして風を使った竜巻攻撃を体を液状化する事で受け流す。アベルは互角に戦ってるけど、単純な戦闘なら互角だけど流動化してる分RXに分がある。

 

「ねえ、この勝負RXに分があると思うよね?」

 

「うん・・・」

 

「所でさ。もしかしてこんな奴等も産み出せる?」

 

私は少年に、十個の映像を見せた。其処にはゴジラ怪獣とガメラ怪獣でも一、二を争う怪獣達が映っていた。私個人の独断ではあるけど、アニゴジが三個を占めている。ゴジラ・アース、メカゴジラ、ギドラの三体だ。因みに、三体はアニゴジの映画とMMD作品を元にしてる。更に、残りはシン・ゴジラとカイザーギドラ、ドハギドラにドハゴジ、ラドン(2019)、レギオンとイリスだ。

 

「出来る・・・でも、三体も産み出したら、眠っちゃう」

 

「・・・君、それって自分の力?」

 

「うん・・・」

 

「・・・私の力は、シガーの力なんだ」

 

「・・・?」

 

意味が解らないって顔をしている。

 

「要するに、君と共通してるのは力と体を与えられたって事。でも君は、神から力と体を与えられたんだよね?」

 

「少し強引だったけど・・・そう」

 

「その力、何の為に使う?」

 

「何の為・・・それは・・・・・・」

 

ひょっとして、考えてなかった?それとも、具体的に決めてなかった?或いは流されるがままだったかな?どんな状況だったのか知らないけど、それはある意味危険だ。強い力を得て粋がる奴より質が悪い。悪意が無いなら尚更だ。流されるがままに力を使い続ければ、いずれ自分が意図しなくても大切な人を傷付けてしまう。私はそんな経験は無いけど、色んな作品からそんな教えを受けている。

 

「私の力と、この体。元々私のじゃないのは言ったよね?でも私は、神からじゃないんだ。財団が眠らせた、とある女の子から受け継いだ体と力なんだ。名前は、シガーロス=ステファンスドッテイル。そして私はシガーと約束したんだ。財団を手伝うって。そして、また会おうねって」

 

「・・・」

 

「私はシガーと再会したら、彼女にお腹一杯ご馳走するんだ。改変で生み出した料理じゃなくて、私の手料理を沢山ね。この体と力をくれたお陰で、色んなSCiPと戦えるんだし、自分のやりたかった事も出来るようになったから。シガーにはお礼を一杯しなくちゃ」

 

「・・・大切な人なんだね」

 

「君は何の為に力を使いたい?宿題だよ。もし君が転生した世界に帰る時が来たら、私と戦って。何の為に力を使うのか、その時に答えを見せてもらうよ」

 

「・・・ん」

 

「でも、此れだけは言わせて。“大いなる力には、大いなる責任が伴う”と」

 

「質問、良い?」

 

「良いよ」

 

「僕、力の事、言った?」

 

「言ってないよ?でも、さっき君がデメリットと能力を話してくれた。そして私が貴男に触れて、力の全容を見抜いた。『魔獣創造』だよね?強力な力だよ。“禁手”も中々強いよね~。うん。シガーの次に強い」

 

それは揺るがない。シガーの力が一神滅具に負けると思ってない。これは自慢じゃないよ。私と、彼女の誇りなんだ。

 

すると、三人が吹き飛ばされて勝負が着いた。キャンディスの須佐能乎が崩れ落ちて、キャンディスが床へうつ伏せになる。クローヴィスは全身に痣が出来て、服もボロボロだ。アベルは全身に穴が開いて黒い血を其処から流しており、足元から黒い灰となって消えていく。

 

「RXは強いね。うん。でも消えて」

 

私は指を鳴らす。すると、RXはバイオライダーとなったにも関わらず肉体が砂のようになって消えた。

 

「嘘・・・」

 

「ね?」

 

私は手を振り、キャンディスとクローヴィスの怪我を治した。まだまだ修行が必要かな。RXを訓練に呼び出して・・・・・・そうだね。三人には小枝が帰る時が来たら、彼にRXを生み出してもらい、リターンマッチと行くかな。

 

その後、私はアニエスお姉さんやテルお兄さん、やみこさんと共に小枝を連れていき、彼のオブジェクトクラスは“Keter”となった。




果たして小枝は宿題になんと答えますかね。
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