http://scp-jp.wikidot.com/scp-173
『SCPー1048ビルダーベア』
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1048
「・・・まあアベルは復活まで時間が掛かるし、早速仕事が入ったから君も見学していきなよ。キャンディス、クローヴィス。二人はどうする?」
私は小枝を連れて、此れから収容違反を犯したSCPオブジェクトを再収容しに向かう。SCPー173とSCPー1048
だ。173はSCPが初めて生まれた際に最初に誕生したオブジェクトだ。
「私は遠慮するわ。さっきの戦いで疲れたわよ」
「怪我は治してくれたけど、精神的に疲れたわ」
キャンディスとクローヴィスは来ない。私が二人の為に愛し合える部屋を用意したら、二人は顔を真っ赤にしながらビンタしてきた。痛い。
でも、私は知っている。アニエスお姉さんやクレフ博士、そして小枝と一緒に歩く間に監視カメラで部屋の様子を撮っている。それを私は歩きながら視聴しており、階段も問題無く降りている。そして、監視カメラの映像で見たのだ。
キャンディスとクローヴィスが裸となり、ベッドの上で激しくしていた。あれ?クローヴィスって男だっけ?
まあ良いか。見てて恥ずかしくなったから、すぐに観るのを止めた。監視カメラは消したから証拠隠滅である。
「・・・全員視線を反らさないように」
「あっ、もう大丈夫」
私達が見たのは、廊下で佇むSCPー173だ。でも問題無い。腕が私の知ってる173よりも四つ多い気がしたけど、関係無い。私は173の足元に空間の穴を展開。173は穴へ落ちていき、軈てその場から姿を消した。その瞬間に穴を閉じた。
「はい。収容完了。173は収容完了したよ」
「速すぎよ!?」
「多次元迷宮創って閉じ込めて良かったけど、財団の理念上そんな事は出来ないしね」
173は収容室に戻してやった。後は1048だね。
「・・・あれ、テディベア」
小枝が指差した。其処には、私がよく知ってるあのテディベアが、私達に背を向けて走り出した。
「小枝、今度は君がやってみて」
「っん」
小枝はその手にポケモンに登場するモンスターボールを握り締めて、それを投げた。そして、モンスターボールが割れてその中からポケモンが出現した。ガブリアスか。
「ガブリアス、あのテディベアに攻撃」
小枝の指示と共に、ガブリアスが1048ことビルダーベアに向かっていく。しかし、ガブリアスの周りに人間の耳で出来たテディベアが大量に現れた。数が多い。ガブリアスだけでは殲滅出来ない。
「油断大敵」
私は指先からフリーザの技『デスビーム』を放ち、一発だけでなくテディベアの数だけ放つ。私が放ったデスビームはテディベアを全て撃ち抜いた。声を出す前に殲滅したから、大丈夫だね。
「ガブリアス。ドラゴンクロー」
小枝が指示を出す。そして、ガブリアスが両翼の爪でビルダーベアを切り裂いた。
「あーあっ」
「オブジェクトを壊してしまったか」
「・・・もう胃が痛いわよ」
アニエスお姉さんがお腹を押さえる。私はアニエスお姉さんの背中に触れて、胃痛を治した。
「まあ仕事は終わったし、私と小枝は部屋に帰らせて貰うよ」
「そ、そうね。まあ173を一瞬で収容したのは驚いたわ」
この後、私と小枝は部屋に戻ってきた。其処で私は、小枝に宿題が終わったか尋ねたのだった。
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「ねえ小枝。君に問い掛けたよね?“何の為に力を使いたいのか”ってね。宿題は出来た?」
私は小枝にジュースの入ったコップを渡した。テーブルに座り、向き合う形で私達は話をしていた。
「・・・ごめん。まだ」
「まあそんなに早く出ないよね。何の為に力を使うかなんて、私みたいに早々決められる訳じゃないしね」
私が異常なだけかな?
「それで、何時帰るの?難しいなら、手伝ってあげるよ?」
「・・・良い」
「そっか。なら、私と一回戦ってみる?」
「何で?」
「君がもしかしたら、戦う間に力を使う理由を見つけられるかもしれないと思ってね」
「・・・」
「じゃあ、此れから準備するね」
私は庭に出た。庭は緑豊かな草原と森の光景から、森林に囲まれたローマの闘技場が佇む世界へ変えた。
さて、彼の決断出来るかどうか、試させてもらうからね。
コラボの対決、どっちが勝つ?
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シガー
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小枝