小さな魔女の財団職員生活   作:ちいさな魔女

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グレートスピリッツの扱い方に違和感あるかもしれませんが、シャーマンキングを知らなかった私なりの頑張りです。すみません。


魔女と魔獣創造:その4

私と小枝は精神と時の部屋に来ていた。精神と時の部屋は現在、お互いにとって動きやすい状態にしてある。何もない空間から、町の形へと変えたのだ。此はただ単に、町の中で戦うシミュレーションをしてみたかった私のエゴである。

 

「さて、君はどう戦うの?もしかして、また何かを生み出して戦う?」

 

「・・・その前に、良い?」

 

「何?」

 

「・・・今、考えた。宿題の答え」

 

「えっ?」

 

それは、何とも予想外の出来事だった。答えを見つけるのに時間が掛かると思っていたが、まさかこんなに早く答えを見出だせるとは思わなかった。

 

「・・・そっか。なら聞かせて。何の為に力を使うのか」

 

「・・・人の持つ、可能性を知りたい」

 

「・・・それが答え?」

 

小枝は私の問いに首を縦に振る。

 

成る程。人の持つ可能性を知る為か。てっきり人を守る為とか、世界を救う為とか、そんな鉄板な答えが来ると思っていた。

 

でもそうか。人の持つ可能性を知る為か。

 

まあ、それもアリかな。

 

「うん。良いと思うよ」

 

でも、肝心なのは戦う覚悟があるかどうかだ。生み出した魔獣に任せっきりな訳が無いと思う。

 

「先ずは小手調べ。『クラッシャーボール』!」

 

私は『ドラゴンボール』に登場する、ギニュー特戦隊の赤いマグマ『ジース』の技を使った。掌から生み出した丸い気弾を、バレーボールのように手で弾いて攻撃する技だ。

 

「『オーバーソウル』」

 

小枝は突然体に何かを憑依させた。その瞬間、小枝は片手でクラッシャーボールを握り潰して、気弾を相殺した。

 

「・・・ああっ、何だろうね?」

 

「・・・シャーマンキングの必殺技。『オーバーソウル』」

 

「ああっ、その作品は知らないや。でも、霊みたいなのを憑依させたんだね」

 

「グレートスピリッツ・・・知らない?」

 

「知らない。でもなんかヤバい気がする」

 

直感で解るんだ。今の小枝は非常にヤバい。

 

「・・・私も本気で挑む必要があるかな」

 

私は久々に全力で戦う事にした。自分が知ってる力を全て解放する事にした。

 

「“破壊”」

 

ドラゴンボールの破壊神達が使う技。万物を破壊する気弾を放つ技だ。

 

しかし、小枝は掌で止める。

 

「やるね。なら!『木遁・木龍の術』!」

 

私はNARUTOの忍術、“遁”が付く全ての忍術で最も強い“木遁”を発動した。発動した木遁の忍術は、原作でもマダラ及びナルトの九尾を縛り、チャクラを吸い取るえげつない大木の龍を地面から生やし、相手を拘束してチャクラを吸う忍術だ。

 

そして、地面から数千メートルにも及ぶ大木の龍が生えてきて、小枝に向かっていく。

 

小枝は全身から炎を放ち、木龍を焼き払っていく。しかし、木龍は再生する。私の木龍は残念ながら再生能力持ちさ。炎で燃やしても再生する。でも油断はしない。手は打っておく。それに、小枝は恐らく発動している。

 

禁手(バランスブレイカー)かな?でも、どんなに強い奴を纏おうと、私とシガーが上だって教えてやる!」

 

私は更に力を解放する。相手が纏っているのは、『グレートスピリッツ』。アーマーみたいに纏ってるね。シャーマンキングに登場する全知全能の霊だ。宇宙や太陽を使った攻撃も可能な存在らしい。今知ったよ。

 

確かに普通に戦えば勝てないね。

 

でも負けない。私とシガーの力は、全知全能なんかに負けない。

 

「『確率変動弾』!」

 

『天元突破グレンラガン』で使用された砲弾で、確率を自在に操作出来るというチート物だ。

 

「っ!?ぐあっ!!」

 

小枝は、全く防げない砲弾に直撃した。

 

「・・・強い・・・でも、負けない!」

 

「やる気出たかな?でも、敢えてステージを変えよう」

 

私は精神と時の部屋を改変して、無数の銀河が浮いた宇宙を模した舞台に変える。勿論此は私の創った宇宙だ。グレンラガンとグランゼボーマが戦った隔絶宇宙を模した模造宇宙だ。でも、本物の宇宙なのは変わらない。私達は今、星より大きくて銀河と同じ位デカい。

 

「宇宙を創造出来るのはグレートスピリッツだけじゃないんだよ。君に出来る事は私も出来るんだ」

 

「・・・やっぱり強い。でも、負けない」

 

「さあ、行くよ!」

 

私は走り出した。小枝も走り出した。お互いに拳を振り下ろし、お互いの拳がぶつかり合って吹き飛んだ。

 

「まだまだ行くよ!『天元突破・仙法木遁・真数千手』!」

 

私は仙人モードになり、木遁最強の技である木遁・真数千手を使用した。そして、私は無数の手を生やす大仏みたいな像を展開した。しかも螺旋力を混ぜて展開してるから、銀河と同じ位大きい天元突破形態だよ。でも私と小枝も似たような感じになってるから、絶対天元突破グレンラガンより大きいよ。

 

「『天元突破・頂上化仏』!」

 

そして、無数の腕から繰り出す連続の拳の連打が小枝を襲う。しかし、私が繰り出した木遁の攻撃は、小枝が投げ続けてきた恒星に直撃し、爆発を起こす。拳一つ一つが惑星規模なのだが、恒星で相殺するとはやるね。

 

「やるね。なら、此れならどう?」

 

私は手に触れないまま、念力で二つの銀河を操って一つになるようぶつけ合い、光が周囲に放たれる程に更なる巨大なエネルギーを放出した。その際、大仏が光を浴びただけで焼却されたけど。

 

「『インフィニティ・ビッグバン・ストーム』!」

 

宇宙創造の業火を放ち、小枝を攻撃する。さあ、どうする?止められなければ死ぬだけだ。

 

「ぐああ・・・あああああっ!!」

 

グレートスピリッツが小枝の背後に現れる。その瞬間、私が放ったビッグバンが小枝に取り込まれていく。まさかビッグバンを吸収しに来るとは予想外であった。

 

『まだ、負けない!』

 

その力・・・認めるよ。グレートスピリッツが此処までやるなんて。

 

なら、私だって。やってやる。

 

切り札中の切り札だ。正直此処までやるとは思ってなかった。神様から摩訶不思議な神通力恵んで貰った相手なのがムカつくけど、それでも強いのは認める。

 

「此を使うと、私の体もボロボロに崩れるからやりたくなかったよ。でも、やってやるよ。主人公よりも英雄なラスボスさん。貴男の力、お借りします」

 

私は服装を変化させた。此まで身に付けてた魔女キャラの服装から、黒いコートに白い軍服へと変えた。

 

腰には七本の剣を装備している。

 

此こそ私の切り札の一つ。気合いと根性で追い詰められたら覚醒し、相手を上回る主人公顔負けの主人公補正全開のラスボス『クリストファー・ヴァルゼライド』閣下と、続編のラスボスにして気合いと根性で概念もろとも消えても復活した主人公補正顔負けのラスボス『ヘリオス』。その二人を合わせたような、究極的根性論だ。つまり、気合いと根性を極限まで上昇させて、その二人みたいになるのだ。

 

「・・・決着を着けよう!」

 

「うん」

 

こうして、小枝との最後の戦いが始まった。




次回、コラボ最終回。果たして勝つのは、小枝か?シガーか?

コラボの対決、どっちが勝つ?

  • シガー
  • 小枝
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