北条の野望 ~織田信奈の野望 The if story~   作:tanuu

8 / 123
時々間に挟んで出します。オリキャラはそこそこいる予定。一話で退場の可能性もありますが、レギュラーメンバーになる場合もあります。




キャラ集①

<主人公>

 

名前:一条兼音(かねなり)

 

性別:男

 

年齢:17

 

身長/体重:179センチ/71キロ。筋肉はキチンと付いている。

 

容姿:現代日本人のイメージする普通の高校生の男子。顔は美形とまではいかないものの、普通よりは少し良いくらい。黒髪。

 

以下、信長の野望風ステータス

 

統率:90 武力:85 知力:95 内政:90 外政:80

 

くらいと優秀。ただし、知力以外のステータスは北条氏康より下である。プロローグ時点では武力ステータスは73くらいだったが、半年近く死ぬもの狂いで習得して上げた。

 

個性は、家宰、教養人、国材運用、攻城心得、鉄砲知見といった所。

 

 

文系分野の知識が広く、歴史や文学に異常なくらい詳しい。また、社会学や法学などにも知識を持っている。数学や理科も多少は出来る。

 

原作主人公、相良良晴とは異なり、ハーレムの夢は抱いていない。ちゃんと女の子が好きだが、恋愛経験は皆無。また、主には敬語を崩さず、身分制度はきちんと遵守する。貴族や姫巫女にも敬意を持っている。

 

 

両親は既に死亡。高知県出身で、今は大阪在住。関東は箱根に観光に来ていたら戦国に飛ばされた。現代への未練はあまりない。

 

弓道部に所属。成績は全国大会優勝記録を持っている。鍛えている為、剣や槍も習得のスピードが速い。

 

 

 

 

<6話までの周囲の評価やカットされた裏話>

 

《第1話》

いきなり戦国に飛ばされてかなーり混乱している。飛ばされたのが関東で良かったと考えており、間違っても戦場のど真ん中とかでは無かった事に感謝している。

 

寺では、乱世における仏教のあり方を和尚から聞いていた。(勝手に話し出した和尚に相づちをしながら会話していた。)

 

氏康の事は超美人で綺麗だなぁとは考えているが、感覚的にアイドルとか国民的女優を見ている感覚。恋愛感情ではなく、美しいものを見た時の感嘆に近い。普通に現代の高校生よりバリバリ美人だと思っていた。

 

内政派を謳ったのはまだ武具を使えないのを理解しており、このまま戦場に送られても死ぬだけと分かっていたから。決してひ弱な文官ではない。

 

 

《第2話》

 

今のこじんまりとした小田原城ではなく、昔の総構持ちの巨大城塞を見れて若干感動している。

 

城下では、ただ物珍しい感じで見ているだけでなく、城下の様子や何が売られているのかとかを観察している。歴史に詳しくても、戦国時代の民衆の暮らしについて素晴らしく知っている訳ではないので、知識の補完をしたかったためである。

 

多米元忠や大道寺盛昌(今後もよく出てくる同期の仲間)に初めて会う。さっきの氏康と同じように、恋愛対象だとは思ってもいない。

 

結構な待遇で雇ってくれた主に感謝しており、忠誠心というものが芽生えている。今の住まいは1LDKくらいの長屋。これでも大分待遇は良い。また、武芸を教えてくれている元忠には特に感謝しており、いつかお礼をしたいと思っている。鍛練では、馬術、槍、短刀、剣術を教えて貰っていた。剣術は一番呑み込みが良いため、早くに教えられる段階を卒業した。

 

いざという時に使えるように、情報を集めている。お休みの日には、城下に出て商人に話を聞いたり、女中たちに他国の話や噂話を聞いている。何とか関東と駿河甲斐信濃くらいの範囲の情報は手に入った。

 

 

さらっと流したが、台帳の管理はかなり画期的な方法を伝授しており、他にも農業技術に関してや商業に関しての提案をいくつもしており、全て大道寺盛昌経由で評定衆こと宿老たちに伝えられている。幾つかは採用され、残りは精査して改良中である。その為、宿老からも認識されるようになってきた。

 

実は一番の功績はそれではなく、地図作成のノウハウを教えた事であった。伊能忠敬のパクりをしただけだが、戦国時代からしたら画期的な技術である。何しろ二百年近く後の技術なのだから当然なのだが。これにより

正確な検地や街道整備、建築築城が可能になり、土木工学や税収面で大きく進歩することとなる。が、まだ実用には今少し時間がかかりそうなので評価は保留となっている。

 

 

この頃からちょくちょく鍛練中や仕事中に小田原にいる宿老に声をかけられるようになる。彼らの主な目的はどんな人間か見定める為だが、きちんとした応対や上を立てる態度を取っており、また戦国武将に対して尊敬の念を持っているためそれが現れ、割と気に入られている。上記の理由により新参者だが、受け入れられている。

 

 

《第3話》

 

戦う理由と覚悟を見つける。本格的な戦国武将となるスタートを切った。

 

 

《第4話》

 

間宮康俊とはお互いに好感を持っている。今川義元は近年の評価で見直されてきているのを知っているが、本当にこれで大丈夫なのか不安になっている。これはむしろ今までの学説や評価で良いのでは?と考えていた。

 

太原雪斎に対してはいつか越えなくてはならないと考えている。

 

武田信繁に対しては、自分のような一武将の名前を覚えようとしていた事に嬉しさを感じている。北条の未来には障害にならないと考えて、アドバイスを行う。このような少女がいつか死ぬであろう運命があると考えて、悲しみや無情さを味わっていた。

 

 

《第5話》

 

福島正成とは完全な遭遇戦である。この手で直接死に至らしめた事で、自分でももう戻れない事を再確認した。

 

 

《第6話》

 

基本は後方に徹して突撃とかは止めたいと考えているが、この次の戦争の国府台合戦や河東争乱、川越夜戦に介入できるように一刻も早くなりたいという思いが功を焦らせ、普段はやらないような行動に出た。自分の為というよりあくまでも北条家の為である事は明記する。

 

とんでもない事をやってのけた訳だが、元忠もいたこともあり、戦功は分散しているものの、発案者を隠すわけにもいかず、この後北条家に激震をもって伝えられる。

 

実力主義と年功序列を良い感じに組み合わせられている北条家でも、半年前に来たばかりの新参がここまでの大功を立てることを想定しておらず、驚いていると共に混乱しかけている。

 

が、本人は多少お給料が上がるだけだと考えており、周囲の認識と本人の自己評価に差がある。詳しくは、次の話に描写されている。

 

 

 

 

 

 

<北条家>

 

北条氏康…本作の多分メインヒロイン。薄紫の髪の美人。顔は素晴らしく美形だが、スタイルの方は…。本人はお子さま体型な事を気にしている。原作では謀略を得意とし、有事の際は小田原に引きこもる戦法を取っていた。激務とストレスで胃を痛めていたが、今はまだそこまでではない。今作では、上杉謙信や武田信玄などと互角或いはあしらえるだけの能力を保持する主人公に支えられ、関東の覇王へと登り詰めていく。

 

ちなみに、顔は主人公のストライクゾーンど真ん中である。原作では相良良晴にお子さま体型を指摘され半ギレしたが…。

 

 

 

多米元忠…主人公の同僚。ステータスは92/87/87/66/77くらい。黒髪ポニーテールの和風美人。言葉少なな武人気質である。最初は主人公の事を訝しく思っていたが、主が認めるので、取り敢えず評価を保留にした。鍛練をつける時に死ぬもの狂いでやっている主人公を見て評価していく。

 

大道寺盛昌…主人公の同僚(上司)。普段の詰所のリーダー。課長的ポジション。ステータスは85/75/88/92/90と内政タイプより。亜麻色の髪をした優しげな美人。主人公の真面目に仕事をする姿勢や丁寧な態度を気に入った。また優秀な仕事姿とアイデアを好ましく思っている。

 

間宮康俊…主人公の上官。ステータスは85/88/62/75/72である。歴戦の武将で、経験豊富。普段は豪快な気の良いおじさんである。

 

北条氏綱…北条家の二代目。娘を溺愛しており、目に入れても痛くはない。早雲と氏康の陰になりがちだが、家を良く守って領土を広げた戦国黎明期の名将。主人公の事は優秀な新参と頭の中に入れている。娘に変なことしたら殺すとも思っているが、大丈夫そうで安心している。

 

北条幻庵…北条氏綱の妹とも、早雲の妹或いは母ではないかとも言われる年齢不詳の武将。確実に50年以上は生きているが、容姿は若かりし頃のままの若作り。風魔の統率を行っている。現在は名前だけ登場。主人公の存在を予言した。

 

 

<今川家>

 

太原雪斎…今川家の黒衣の宰相。僧形をしており、仏門に入っている。今川義元の補佐を行い、また幼い頃に今川家に人質としていた徳川家康にも多大なる影響を与えた。東国有数の切れ者であり、今川義元の全盛期を作り出した。桶狭間の前に急死。京に戻ることを夢に見ていた。

 

今川義元…原作&アニメ通り

 

今川良真…旧名は玄広恵探。寺にぶちこまれていた今川氏親の側室の娘。福島正成の孫娘。箱入りのため戦場や世間の常識を知らない。史実では花倉の乱で命を落とすが、福島正成との約束を重んじる主人公に城攻めのついでに助けられるが、それ以降こき使われる羽目になる。初期ステータスは35/20/55/50/70とお世辞にも名将とは言えなかったが……。

 

福島正成…今川家の武将。幾度となく武田信虎と対峙した今川きっての名将。かつて若い頃は北条早雲に憧れていた。花倉の乱を引き起こすも太原雪斎の戦略により追い詰められていく。最後は決戦を挑み、主人公によって介錯される。孫娘の無事を祈っていた。

 

堀越貞延…今川家の武将。今川本家と血が繋がっている事をアイデンティティーとする小心者。権謀術数は得意だが、戦は二流三流。欲望に流され福島正成に味方するも、敗戦直前に今川良真の首を持って助命を願いに行こうとしていた所を討ち取られる。

 

 

<武田家>

 

武田信繁…武田信玄の妹。父親の信虎からは姉よりも可愛がられていたが、本人は姉を尊敬しており、父の意向には従う気はなかった。家族のあり方と歪みそうになる姉との関係に悩んでいたが、自分のありのまま姉と接すれば良いとのアドバイスを受けて、少し気が楽になる。史実では第四次川中島の戦いで激戦の末討ち死にしたが…。

 

 

 

オリキャラはこの後もまだまだ登場する予定です。関東は武将が多いのに、原作だとほとんど出てきませんから。男も結構います。個人的なイメージですが、関東と四国、東北、北陸は姫武将がそこまでメジャーではなく、東海や甲信、近畿、中国、九州なんかはメジャーだと思ってます。理由は多分単純に都からの距離かなぁと。

 

北条に姫武将が多いのは、元々が京の伊勢家の出だからと理由づけをしてます。

 

この後も、黄地八幡こと北条綱成や北条シスターズ、北条家臣団、のぼうの城で有名になった成田一族。房総の反北条の代表格里見家、常陸の鬼の佐竹家、不死鳥こと小田家、権謀術数の名門古河公方足利家、関東の旧覇者山内上杉家と扇ヶ谷上杉家、上野の猛虎長野家なんかが登場します。他にも千葉家、結城家、大掾家、下総相馬家、上総武田家、小山家、佐野家、宇都宮家、那須家、上総土岐家、江戸家、多賀谷家等々メジャーな勢力からマイナーな国衆まで登場する予定です。

 

お楽しみに。




解説は今後は多分ないと思います。今回は自分で、説明が足りなかった部分があると反省したので付け足しました。

今後は大丈夫だと思いますが、もし何か分からないことや変だなと思ったら感想で教えて下さい。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。