アラートが鳴り響き、ヘリキャリアは修羅場と成ってしまう。ロキの配下がヘリキャリアに侵入し、更にはロキが脱走して杖でSHIELDの構成員を洗脳しては傘下に加えて、ヘリキャリアを墜落させようとしているのだ。
だが、それを否とする者達が居た。それはアベンジャーズ計画等で集ったヒーロー達、アベンジャーズである。
「ハッ!」
ガキン!と独特な音が響き、キャプテン・アメリカことスティーブが盾で洗脳されたエージェントを戦闘不能にする。彼は現在、アイアンマンことトニーを護衛しながらとある場所に向かっていた。
それはトニーの戦闘衣装とも言えるアイアンマンスーツが保管されている所だ。確かにアイアンマンスーツを纏ったトニーは強く、最上級の存在とも渡り合える。事実、アギトと2人係りとは言え…北欧最強神であるソーと渡り合えたのだ。
「すまないな、キャプテン」
「礼はスーツを着てからだ。スーツを着たら、外は頼むぞ」
「ああ、任せておけ。僕はガブリエルと共に外をやる。君は翔一達と共に中を頼むよ、キャプテン」
なんとか無事にスーツが仮置きされた部屋の前に辿り着く。その部屋の扉をキャプテンは強引に抉じ開け、2人は部屋の中に入る。部屋は荒らされておらず、アイアンマンのスーツが鎮座されていた。
「トニー!早く!」
「ああ、分かってるさ!」
とあるユニバース(平行世界)ではまだいがみ合っていたアベンジャーズ。だが、此処は違う。1人の料理が出来る仮面ライダーの提案した小さなお食事会のお陰で、心の距離が縮まっているのだ。
敵が侵入してくる。だが、その敵を全てキャプテンは生身で立ち向かう。盾で殴り、盾で防ぎ、盾をフリスビーのように投げる。キャプテンが時間を稼ぐこと1分弱…
『待たせた』
鉄の戦士…アイアンマンが完成し、アイアンマンは掌からエネルギー…リパルサーレイを放ち、敵を気絶させる。敵とは言っても相手は洗脳されたSHIELDの構成員、殺しては可愛そうだ。
「トニー、頼んだぞ」
『そっちもね』
鉄の戦士と超人兵士は分かれ、各々の役目を果たしに向かった。
一方のヘリキャリアの内部。中は広く、キャプテンとは別行動を行っていた本郷達は変身し、敵と戦っていた。
「分かってると思うが…殺してはダメだぞ」
「分かってますよ、本郷さん」
そこではアギトに変身した翔一、仮面ライダー1号がマッシブなデザインに進化したネオ1号に変身した猛が敵と戦っていた。相手は洗脳されたSHIELDの構成員と傭兵の皆様、彼等は日々の訓練で鍛えられており戦闘力は一般人を凌駕してるが…その力は仮面ライダーの足元には及ばない。
「ハッ!」
「ふん!」
アギトとネオ1号は最小限の動きと攻撃で次々と、敵を無力化していく。
だが、そこで本郷はとある事に気付いた。彼は日々、悪の組織と戦い続ける中で広い交遊関係を持つ。その中には受肉した忍、千手扉間も当然ながら含まれている。
本郷猛は扉間からチャクラの練り方と壁の歩き方に水面歩行を教えて貰っており、物理的な洗脳(脳改造や長期的な拷問)と異なり魔術的な洗脳の解き方である幻術返し及び解除のやり方を習得してる。だから気付いたのだ…
「翔一君。彼等は魔術的な要素での洗脳を受けている」
「本当ですか!?」
だからこそ、気付けたのだ。洗脳が魔術的なオカルト関係であると。
「そうだ。彼等は幻術にかけられてる」
「幻術…ですか?」
「ああ、陰陽遁の陰の方だな」
ネオ1号は倒れたエージェントの肩に人差し指で触れる。そして「解」と告げると、エージェントの幻術は解除された。
「うっ…俺は…」
「大丈夫かね?君は幻術に操られていたんだ!」
幻術による洗脳を解除された男性エージェント。だが、彼は何かを思い出したかのように、大声で告げた。
「そうだ!ハルク…バナー博士は!?バナー博士は無事か!?」
「ブルース君なら問題ないだろう…ナターシャ君が付いてる」
「違う!此処でのロキの狙いはバナー博士を杖でハルクに強引に変身させて、暴れさせる事なんだ!
俺は操られていたが、意識は有った。早く行かないと…」
ロキの狙いを告げたエージェント。どうやら彼は洗脳されて操り人形にされていたが、意識はしっかりと保っていたようだ。
「なんだって?」
「ありがとう…君は?」
「俺はバートンだ」
そのエージェントはバートン。別名、ホークアイと呼ばれる凄腕の狙撃手である。
「ロキ!!」
爆音と共に格納庫にソーとローガンがやって来た。2人はロキが脱走したと知り、ロキの気配をソーが関知してやって来たのだ。
すると、物陰からロキが現れた。ローガンは走り出そうとしたが、ソーが手で制止させる。
「ソー?」
「あれは偽者だ。ロキ、お前の本体は何処に居る?」
ロキは何らかの手段で作った幻か影分身に近い物なのだろう。そのロキはニヤリと笑みを浮かべて告げた。
「もう…此処には居ないよ。今頃はニューヨークかな?まあ、その前に親愛なるお兄様とその新しい友人には、彼と戦って貰おうかな?」
ロキの分身はそう告げ、消える。すると…格納庫の品々がバキバキに粉砕され…
「グゥオオオオオ!!」
緑の破壊神 ハルクが降臨した。
『大変よ!!バナー博士がロキの手でハルクにされたわ!更にロキは脱走して、ヘリキャリアから逃げたわ!』
とナターシャから通信がヘリキャリア全体に響く。
「「見たら分かるわ!!」」
今更感のあるナターシャの通信にソーとローガンは思わず叫ぶが、ハルクが腕を振るう。その衝撃だけで2人は壁まで吹き飛ばされてしまった。ハルクの豪腕は神に匹敵し、ただ腕を振るっただけでソーとローガンを吹き飛ばせる。
「グゥオオオオオ!!」
ハルクは飛び上がり、両手をハンマーのようにして2人に叩きつけようと振り上げる。だが、それがソーとローガンに直撃する事は無かった。
「ライダーパンチ!!」
横から衝撃を受けて、ハルクの攻撃は外れる。そう、ネオ1号の参戦である。
「ソー君、ローガン君。2人でハルクの動きを停めれるか?私なら…ハルクの幻術を解除出来るかもしれん!」
ハルクの暴走を停めるためには…バナー博士にかけられた幻術を解除する事が絶対だ。解除しても停まらない可能性も有るが、解除しなければ絶対に停まらずヘリキャリアを破壊する。ヘリキャリアを破壊されれば、ネオ1号達は空か海の藻屑に成ってしまうのだ。
「ああ、やってやるさ」
「任せておけ」
ハルクは再び拳を振り上げる。だが、その攻撃を放つ隙を用いてソーが背後に回りハルクの首を腕力で絞める。
「グゥオオオオオ!!」
だが、ハルクは未だ暴れる。ハルクを停めるためには足を停める必要がある。ローガンは両手の甲からアダマンチウムでコーティングされた骨の爪を出して、ハルクの足に掴まり…刺した。
「グゥオオオオオ!!」
足を刺され、更に首を絞められるハルク。充分に動きは阻害出来る。
「「猛!!」」
「うむ!解!!」
ネオ1号は幻術解除を使い、ハルクの幻術を解除する。すると、ハルクの力は抜けていき…ソーとローガンもハルクの拘束を解除してハルクから離れる。すると、ハルクはバナー博士に戻った。しかし、パンツ一丁という出で立ちに成ってしまった。どうやら、ハルクに成るとパンツ以外の衣類は破れて無くなってしまうようである。
「だが…これで終りではない」
「ああ、分かってる。ロキを停めないとな…アイツはニューヨークに向かうと言っていた」
アベンジャーズの初めての任務…ニューヨーク大決戦が始まろうとしていた。
次回!アベンジャーズ出動!!
エンマの息子の先生、誰にする?期限は次章のアベンジャーズ編が終るまで
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オビト先生
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