「ブルース聞こえるか?おい、ブルース!」
幻術から解放され、ハルクからブルースの姿に戻ったバナー博士は自分を呼ぶ声で目を覚ます。バナー博士は気が付けば医務室のベッドで眠っていた、勿論…ハルクに変身した副作用?で着ていた衣類はトランクスパンツ以外はビリビリに破れた為に、彼はトランクス一丁であるが。
「うぅ…ああ、大丈夫だ」
バナー博士は上半身を起こして周囲を確認する。自分のベッドの周りにはアベンジャーズの仲間達…トニー、スティーブ、翔一、本郷猛、ガブリエル、ローガン、ソー、ナターシャが心配そうにバナー博士を見ていた。
「ロキは?」
「奴はニューヨークに向かったよ。ご親切に、僕のスタークタワーの頂上にね」
バナー博士の問いに答えるように、トニーは1枚の写真を取り出した。それは人工衛星から捉えたと思われる衛星写真であり、そこにはスタークタワーと呼ばれるトニーの所有するタワーの頂上で怪しげな装置を仕掛ける男とロキの姿が有った。
「ブルース。君はゆっくり休んでくれ」
「キャプテン?」
「僕達はバートンが用意してくれた輸送機に乗って、ニューヨークに向かう。勿論…ロキの野望を阻止するためだ」
スティーブは話し出す。彼等は幻術から解放されたバートンが操縦する飛行機でニューヨークに向かい、そこでロキを倒してロキの野望を阻止するのだ。
バートンは幻術にかけられていたが、意識は有り…ロキの野望の全貌を知っている。ロキは四次元キューブで宇宙の果てまでニューヨークの空を繋ぎ、空に門を開ける。その門からチタウリと呼ばれる宇宙人の軍勢を招いて、地球を侵略するつもりなのだ。地球の軍事力ではチタウリを倒すことは不可能、門を開けられてもニューヨークで何とか死守しなければ世界は冗談抜きで大変な事に成ってしまうのだ。
「だったら、僕も連れていけ。君達に言ってなかったが、僕は
バナー博士は自分の意思でハルクに成れるのだ。確かにハルクの力は絶大であり、戦力は1人でも欲しい。だが、ハルクはまさにバーサーカー…リスクも大きい。リスクを考え、女性であるガブリエルとナターシャはお互いを見つめるが…
「バナー君の意思を尊重しよう。彼も…私達と同じくアベンジャーズだ。そうだろ?」
そう言ったのはガブリエルやソーを除いた最年長、我らが仮面ライダー 本郷猛である。
「ああ、そうだ」
「ブルースさんも俺達の仲間ですしね!」
「そうですね」
猛の言葉に同調するように、トニー、翔一、ガブリエルと次々と声が上がる。
「そうだな…彼も僕達の大事な仲間だ。前言撤回だ、共に戦ってくれ」
「勿論だ!」
ブルース・バナー…アベンジャーズに戦士として参戦!
そうと決まれば、輸送機の手配をしてくれてるバートンの所に向かってアベンジャーズの出撃である。
「あっ!そうだった。悪いが、僕は先に行かせてもらうよ。
実は…ソーとの喧嘩、先程の戦闘で無理をしてね。マーク6はオーバーホールが必要なんだ。自力でスタークタワーまで帰れるけど、これ以上の戦闘は厳しい。だけど、スタークタワーにはロールアウト寸前のスーツが有る。それに着替えて戦うよ」
トニーの今使ってるアイアンマンスーツことマーク6はソーとの戦闘や先程の戦いで限界を向かえていた。しかし、ロールアウト寸前の新作スーツが有り、それに着替えて戦う訳である。
「待て待て!今、スタークタワーはロキに占拠されている!着替えてる間に殺されるぞ!俺も行く!」
当然、今のスタークタワーはロキに占拠されている。新しいアイアンマンスーツに着替える間に殺されてしまう可能性が高い。
それ故に、トニーの事を心配してソーがそう言った。確かにソーは空を自力で飛ぶことも出来るのでアイアンマンスーツを纏ったトニーと共にスタークタワーに向かう事が出来るだろう。
「わかった…それじゃあ、早速行こう!」
トニーはそう言い、ソーと一足先にスタークタワーに向かうために医務室を出ていった。
すると、トニーとソーとの入れ違いで猛をアベンジャーズに勧誘したエージェント…コールソンが医務室に入ってきた。
「バートンから伝言だ。飛行機の手配が出来たぞってね」
飛行機の準備が出来た。ならば、先行したトニーとソーに追い付くためにもアベンジャーズは立ち上がる。ニューヨークの決戦に参加するため、そして地球をチタウリの軍勢から守る為である。
「コールソン君。これを君に渡そう…」
キャプテン、翔一、ガブリエル、ナターシャ、バナー博士、ローガンは先に出ていった。しかし、本郷は最後まで残り、コールソンに3枚の名刺を手渡した。
その名刺は『孤児院 千手の家。お電話◯◯◯◯ー△△△△』と『火影法律事務所 千手扉間』そして『農林水産省 千手エンマ』の3枚である。
「これは…どういうことだ?」
「敵は空間を抉じ開けたゲートから来るのだろ?彼等のポケモンの力を借りれば、ゲートを容易く閉められる。
最悪ならば、私の名前も出してくれて構わない。根気よく、電話して助けを呼んでくれ…パルキアの力を借りたいとな!」
本郷猛はそう言って、医務室を後にしてキャプテン達の後を追い掛けた。
そして…コールソンは本郷に言われたように電話をかけだした。
日本 青子の経営する孤児院 千手の家。
そこの応接間で青子はエンマと共に、1組の親子と話をしていた。その親子は千手の家で暮らす子供の1人であるギャスパーを家族として引き取りたいそうなのだ。
千手の家は孤児院であり、孤児達が里親に引き取られる時も有る。だが、千手の家は世界に行き場の無い孤児院であり、それはほぼ不可能である。先ず、里親候補はエンマの手で写輪眼を用いた嘘偽り無しの対談を行い、悪意がないかの判断…そしてグレート・スピリッツで過去を調べられる。此処までする必要は有るのか?と思うだろう、必要だ。
事実、過去には子供達を人体実験目的や、五大宗家の汚点とも言える朱乃を引き取りたいと言いながら本当は殺し目的の人達が居たし…今でも現れる。そんな人達は
しかし、今回はその心配は無い。何故なら、その親子は翔一や本郷と同じく誰かの為に無償の愛で戦える仮面ライダーでも有るのだから。
「紅音也さん、太牙君、渡君。貴方達がギャスパーを本当に家族として迎え入れたいのは此方も分かりました。ですが、貴方達を家族に選ぶのかを決めるのは俺や貴方達では有りません。ギャスパーです」
紅渡。未だ歳は高校生程の少年であり、ファンガイアと呼ばれるざっくり言えば吸血鬼と人間のハーフであり、仮面ライダーキバに変身する少年。
紅太牙。渡の異父兄であり、ファンガイア。渡と太牙の母親は純粋なファンガイアであり、彼は連れ子である。彼は仮面ライダーサガに変身する。
そして父親である紅音也。世界的に有名なバイオリン奏者であり、裏側では一般人成らぬ超人…逸脱人として称えられる。エピソードは数多く有るが、純人間でありながら人間が変身すれば即死しかねないダークキバに変身しても問題なく戦えた明らかにヤバイ人。嫁さんはファンガイアである。
「分かってる。俺も息子達もギャスパーの意思を尊重するさ」
既にエンマがこっそりと行った試験にも音也一家は合格しており、彼等ならばギャスパーを安心して託すことが出来る。しかし、それはギャスパーが音也一家を選べばの話である。
「父ちゃん!しーるど?なんてうさんくさい所から電話だってばよ!」
しかし、扉をノックせずにナルトが入ってくる。
「悪戯電話だな。切ってよいぞ」
「悪戯電話じゃなくて…本当に助けが必要なんだが」
ガラケーを耳に当て、悪戯電話扱いで切られたコールソンは地味にショックを受けていた。そんな彼の後ろには窓が有り、窓にはヘリキャリアを飛び出した飛行機が見える。この飛行機にはバートンが操縦しており、中にはアベンジャーズの皆様が乗ってニューヨークに向かっていったのだ。
しかし、彼等はトニーとソーよりも遅く出発したし、トニーとソーは音よりも早く移動できる。その為に、先行した2人は既に到着している頃だろう。
「……千手扉間にかけてみるか…」
ハァ…とタメ息を吐きながら、コールソンは扉間に電話をかけるのだった。
約40分後。
バートンが操縦する飛行機はニューヨークの直ぐ側までやって来た。だが、既にニューヨークは戦場と成ってしまった。どうやら、既に門は開かれており、上空には何処かの宇宙空間らしき所と繋がっており穴が空いている。その穴から無数の宇宙人の軍勢…チタウリが沢山やって来てはニューヨークを攻撃していたのだ。
「これは…酷い」
誰かがそう言う。爆発的な雷、ミサイルにエネルギー弾が飛び交ってる事から、既にトニーとソーは戦ってるのだろう。このロキ率いる無限に沸いてくるだろう、チタウリの軍勢に対してである。
その時、飛行機にチタウリの攻撃が直撃し…翼から黒い炎を上げ始める。
「不味いな…不時着するぞ!」
バートンがそう告げ、彼はどんどん高度が落ちてくる飛行機を巧みに操り…飛行機は無事にニューヨークに不時着した。飛行機が不時着し、アベンジャーズの面々は外に飛び出す。
「ライダー……変身!!」
「変身!!」
猛と翔一の腰の部分にベルトが出現し、2人は仮面ライダーネオ1号と仮面ライダーアギトに変身する。だが、翔一は普通のアギトではなかった。彼が変身したアギトは赤と銀色のアギトであり、名前をアギト シャイニングフォーム…翔一の最強形態である。
「うぉおおお…グゥオゴゴゴゴ!!」
バナー博士もハルクに変貌し、彼等の戦闘準備は万端だ。
「やっと来たか」
『待っていたよ』
そして、ソーと新しいアイアンマンスーツを纏ったトニーも無事に合流する。
此処に…アベンジャーズが集結した。だが、コンクリートジャングルをよじ登ったチタウリの軍勢がアベンジャーズを見下ろしている。その数は今の段階で数百を越えており、門からは無制限にチタウリの軍勢が出現してきている。
「良し、作戦を伝える。トニーとガブリエルは主に空中戦を頼む」
「分かったわ」
『了解した』
「バートンは狙撃。ソーは先ず高いところに登り…雷撃の大軍攻撃で敵の数を減らしてくれ。その後、ソーは遊撃だ」
「分かった」
「ああ」
「そして空を飛べず、主に地上戦に成る僕達は市民の避難誘導をしながら戦う!そして、ハルクは…スマッシュ!!」
キャプテンがメンバーに指示を出していく。そして、真っ先に指示にしたがったのはハルクだ。ハルクはニヤリと笑みを浮かべると、地面を蹴って飛び上がる。そして次々と暴れてはチタウリを肉片になるまで粉砕しては投げ飛ばしていく。
「アベンジャーズ…アッセンブル!!」
アベンジャーズの戦いが始まった。
アベンジャーズは少数精鋭だ。対してチタウリ+ロキは無限に等しい数が沸いてくるが、此方は数名。各々が正にスーパーヒーローに相応しい力を持つが、数は絶対的に少ない。
「ほう?非通知の悪戯電話に乗れば、本当だったとはな」
その日本語が響き、戦場に銀髪の男が舞い降りた。
「扉間君!」
猛が男に向けて名前を呼ぶ。その男こそは現在は国際弁護士であり孤児院の外見若いお爺ちゃん 千手扉間である。
しかも、扉間はコールソンに伝えた通りに二足歩行のドラゴン…ドラゴン・水タイプのポケモン パルキアを連れてきてくれた。パルキアはポケモン ダイヤモンド&パールに出てくる伝説のポケモンであり、空間を司る力を持つのだ。いや、権能と言っても良いだろう。
そして、この世界にポケモンが存在する理由だが…勿論…あの農林水産省の職員が原因である。
「本郷。アレだな?」
現れた扉間は日本語で上を指差す。上空にはチタウリが沸いて出てくる門が有ったのだ。
本郷が頷き、扉間は「やれ」とパルキアに指示を出す。すると、門は閉まり…チタウリの増援は停まった。
『増援が止まれば、後は楽だね』
「そうだな」
トニーがミサイルの雨を降らし、ソーが雷撃を降らしてチタウリを蹴散らす。
「グゥオオオオオ!!」
ハルクが巨大なチタウリのクジラのような生体兵器を投げ飛ばす。その衝撃で無数のチタウリが赤い染みに変わった。
「は!」
「ぬん!」
キャプテンが盾でチタウリを粉砕し、ローガンが爪の刃でチタウリは切り裂く。
「そこだ」
「後は雑魚だけね」
バートンの矢がチタウリの頭を穿ち、ナターシャの銃弾がチタウリの頭を撃ち抜く。
「これで…お仕舞いですね!」
ガブリエルが翼を広げ、翼から数多の光線が放たれ…無数のチタウリが破壊される。
そして…ラスボスのロキの前にはこの2人が立ちはだかった。
「行くぞ!津上君。タブルキックだ!」
「はい!」
仮面ライダーネオ1号とアギトシャイニングフォームである。
ネオ1号とアギトは共にジャンプし、同時にライダーキックを繰り出す。
「「ダブルキック!!」」
2人の仮面ライダーの力を合わせたライダーキック。ロキは魔術防壁を展開して防ごうとする。
「ぬぉおおお!!」
だが、ロキに残念なお知らせが有る。このダブルキック…破壊力は200トン以上である。その為に…
「アンビャアマァァァァァ!!」
ダブルキックは余裕で魔術防壁を粉砕し、ロキに直撃してロキは一撃で倒れてしまった。
だが…この事件が世界的に騒動を生むことに成る。当然だが、北欧最強神と聖書の受胎告知の天使が人間の為に戦った。神秘の秘匿、完全終了のお知らせである。
「問おう…君が俺を呼んだマスターか?俺はうちはイタチ、アサシンのサーヴァントだ」
第四次聖杯戦争が幕を上げる。
「イタチさんが私のサーヴァント!?文ちゃん大勝利!」
だが、射命丸とイタチは知らない。普通の聖杯戦争は行われない事を
次回!聖杯戦争?
はい、ギャグ回です(笑)
エンマの息子の先生、誰にする?期限は次章のアベンジャーズ編が終るまで
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イタチ先生
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安定のカカシ先生
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オビト先生
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ミナト先生
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最盛期の肉体、技術老年期のエロ仙人