とある街の高校生、幾瀬 鳶雄には忘れられない記憶が有る。
未だ小学生だった小さい頃。友達とかくれんぼをしていた時だった。だが、鳶雄は負けず嫌いの性分が有るのだろう。絶対に見付かりたくないと思い、奥に奥に進んでいた。
その時だった。
『螺旋丸!!』
なんか髪の長い男が見たことが無いような怪物達と戦っていたのだ。当たり前だが、鳶雄は一般家庭の子供であり、こんな怪物が実在してたなんて話しは聞いたことが無い。だが、同時に鳶雄はもっと小さい頃、祖母が話していた事を思い出す。
――鳶雄…世の中には誰になんと言われようと、無償の愛で誰かを助けたり、人知れず怪物と戦う人が居るの
と…思い出していた。
『挿し木の術!!』
男が怪物の腹部に掌を叩き付ける。その時、男の掌から太く鋭利な枝がパイルバンカーのように射出され、怪物の腹部に抉り込まれ、怪物は吹き飛ばされる。だが、まだ終りではない。撃ち込まれた枝の杭は怪物の血や体力…魔力やチャクラを養分として吸収して一気に成長する。
『グルギャァァア!!』
枝の杭が急激に成長し、怪物から無数の枝が突き破るように出てきた。内部からズタズタに破壊され、内臓組織と主要血管を突き破られた怪物はピクリとも動かなくなり、塵に成って消えた。
木遁挿し木の術。それは水遁 水断波と同じく消費魔力の割に威力が絶大な忍術である。木遁で産み出した枝をパイルバンカーの杭のように相手に撃ち込み、撃ち込まれた杭は相手の力をすいとって成長して相手を内側から破壊する恐ろしい術である。
『おっと…見てたか。恐い思いをさせてしまって、すまなかったな』
しかし、怪物をあっという間に倒した男は優しそうに微笑んで、幼き鳶雄に語りかける。
いや、鳶雄からすれば先程の戦いよりも見たことがない怪物を瞬殺した男の方がちょっと恐いのは心の片隅に封印することにした。
『そうか…君が
男はそう言い、鳶雄の視線の高さに合わせるようにしゃがんだ。そこで鳶雄は気付く。男の腕は傷痕が沢山有ったのだ。きっと、目の前の男は鳶雄では考えられない程の日々を過ごしてきたのだろう。
『おじさんはな…魔法使いなんだよ。今、君が見たことは友達には内緒な?』
――おじさんって歳には見えないけど…
鳶雄がそう言おうとした時、鳶雄の前から男は居なくなっていた。
『アイェェェエエ!?ニンジャ!?ニンジャ!?エンマ!?センジュ!?ナンデ!?アイェェェエエエ!?オーマイゴォォォォド!!』
幼き鳶雄に会おうとしていたアザゼルはニンジャリアリティショック(NRS)を発症して発狂していたのは誰も知らない。
「皆…死んでしまった…妙枝も」
そんな鳶雄は現在、少し項垂れながら朝食を食べていた。
鳶雄は現在高校生。本来なら楽しい青春が待っている筈だったが、残念だがそれは叶わない。何故なら、その日常は一瞬で崩れ去った為だ。
クラスメイトと学友の大半は海の藻屑に変わった。鳶雄の学校は修学旅行では豪華客船の旅が有るのだが、その豪華客船は修学旅行中に沈没して乗客と乗組員は全員死亡してしまった。遺体も引き揚げられず、突然の死。生き残ったのは鳶雄を始めとして体調不良を起こして修学旅行に参加しなかった一部の生徒だけである。
すると…インターホンが鳴り響き、鳶雄は外に出る。そこには
「確認するが、お前さんが幾瀬 鳶雄だな?ワシは自来也、魔法省の職員だ。此方はワシの教え子のナルト、オグナ、ローラ。いきなりじゃが、直ぐに荷物を纏めろ」
鳶雄が昔、テレビで見た聖杯バラエティーで超一流を維持してた自来也。そして自来也の教え子であるナルト、オグナ、そしてローラという白人の少女である。
「あの…荷物を纏めろって?」
「お前さんは狙われていての…身柄の保護に来た。あと、1つ…朗報じゃ。お前さんの幼馴染みの妙枝ちゃんは生きとるぞ」
しかし、鳶雄は知らない。この出会いが後まで続き、新たなツッコミ要員が現れるまで彼のツッコミライフの始まりだと言うことを。
因みにナルトとオグナの班員のローラちゃん。オリキャラではありません。
詳しくは…映画 ローガンを見たら分かります(笑)
前作で取ったアンケートで一誠はトリコの弟子兼料理人コースでしたが、最終決定を決めます。
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変わらずトリコの弟子兼料理人
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目指せ!エロ仙人2号
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……おっぱい!
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超人兵士に憧れた