トビオを含め、保護された高校生の3人は食後…扉間が待つ会議室にやって来た。
「待っていたぞ。貴様達」
その日、扉間は休みなのだろう。動きやすい青色のジャージ姿と成っていた。なんでもラヴィニア曰く、会議室での授業が終わり次第外で扉間との実技訓練が行われるそうだ。
取り敢えず、扉間の授業を受けるために適当な所に座るトビオ、ナツメ、シグネの3人。勿論、トビオとナツメのパートナーであるジンと鷹も主人である2人の側に寄り添う。ジンはトビオの足元に、鷹は机の上に座った。
「はい!扉間さん!今日は何を教えてくれるのですか?」
ナツメが元気良く手を挙げてそう言った。実はと言うと、この3人は豪華客船沈没事件の犯人から常に身柄を狙われており、この施設にやって来た時にも神器の正しく使えるようにすると事前説明をされていたのだ。だから、扉間の呼び出し=修行と判断したのである。
「知ってのとおり、ワシは神器を宿しておらん。ワシが教えられる事は限られるが、貴様達には護身術、チャクラの練り方に使い方、人間でも神器無しで悪魔や堕天使と互角に渡り合う術を叩き込む予定だ」
扉間は知っての通り、神器を宿していない。その為に神器関係は教えることが出来ない。神器関係に関しては別の人が教えてくれるだろう。だが、扉間が教えれる事は沢山有る。人間でも人外と互角に戦う術、忍術、神器を使う心構え、序でに使うと日常生活が便利になる応用など沢山である。
「と…今日から本格的な訓練を始めるが、その前にお前達の同級生に危害を加えた連中の事を教えておこう。
奴等の名前は禍の団、その協力者であるオズの魔法使いにウツセミ機関とかいう奴等だ」
禍の団、オズの魔法使い、ウツセミ機関。初めて聞く名前だったトビオ達であったが、扉間は続ける。
「その中でも船の沈没に関わったのは禍の団とウツセミ機関の連中だ。
1つづつ説明していく。先ずは禍の団だな。これはワシの右腕であるシェムハザも嘗て所属していたグリゴリの堕天使 サタナエルがグリゴリを裏切り、世の中に混沌をもたらす存在として作った組織だ。奴等はグリゴリが持つ神器や人工神器の研究データを協力者であるオズの魔法使いやウツセミ機関に流したのだ。
次にオズの魔法使い。ワシもこれに関しては調べて居るが、穢土転生を用いた情報抜き出しと穢土転生の互乗起爆札で粗方潰した。まあ魔法使いと名乗るが、エンマや青子のように魔法は使えない烏合の集だったな。
そして、貴様達の同級生を捕らえたウツセミ機関。コイツ等は元を言えば、ワシが日本の神秘部門のトップに立つ前に、日本を裏側から守護してきた五大宗家と呼ばれる一族のはみ出し者で構成されている。コイツ等は元と言えば、血筋と伝統を厳守する五大宗家のアホな政策の犠牲とも言えるな。
ウツセミ機関は禍の団から提供を受けた人工的に作られた神器を模範した人工神器…その中でも単独具現系の人工神器であるウツセミと呼ばれる物を使い、五大宗家及び日本に復讐するつもりだ。まあ、復讐と言っても日本自体はとばっちりだがな。既に拠点はワシの影分身の指示の元、カカシの部隊が潰した。後は捕らわれた人の回復を待ち、敵の残党を捕らえるだけだな」
――序でに五大宗家の事も伝えておくか。まあ、ワシが約40年日本で過ごした経験から言える事だがな。
扉間は五大宗家にも教えてくれた。五大宗家は古来より日本を守護してきた5つの名家である。だが、その5つの家は日本を守護していながら、堕天使の神器保有者暗殺に悪魔の眷族にするための拉致や殺し、悪魔による日本の統治を平然と見過ごしている。
五大宗家は姫島、真羅、童門、櫛橋の4つとそれらを統べる筆頭の百鬼からなる。五大宗家は日本を異端から守るために日々活躍?しており、異端の力は確実に否定する。神器保有者が自分達の家から出れば、良くて幽閉か普通に抹殺…異端は絶対に赦さないのが、鉄則である。
「彼らも関わってくるだろう。ワシの孫、ナルトを人柱力に変えたのも彼等だ…しかも、悪魔の王と協力してな」
「「「えっ…それって」」」
「五大宗家の上層部と悪魔政府…特に元老院は癒着の関係に有る。五大宗家もお前達の情報は掴んでいるだろうし、五大宗家経由で悪魔もお前達の事を知り、下僕に変えるために近付いてくる筈だ」
その上、五大宗家は悪魔の元老院と繋がっている。扉間や信彦達の活躍で日本は徐々に統治を取り戻してるが、数年前までは日本は悪魔の統治下に有ったのである。
「同級生を誘拐した人達がどんなのか分かりました。扉間さん…俺を鍛えてください!」
「ふっ…後悔するなよ。だが、貴様が諦めなければ、必ず貴様の為になる」
「良いか!!貴様はゴミムシだ!ウジ虫だ!!ジジイのチ◯ポのようにヒイヒイ言いおって、それでも日本男児か!!貴様!!」
丸太を担ぎ、千手の庭を走るトビオ。そんなトビオを見て、扉間は罵声を放ち続ける。
「とっ扉間さん!?」
次は体術の訓練。しかし、トビオは全力で逃げ続ける。そんなトビオの真後ろには中腰で浣腸の構えをした扉間がビッタリと付いているのだ。足を止めれば最後、トビオの肛門は扉間の強靭な二本指で貫かれて激痛を体験してしまう。浣腸をされた経験は一切ないトビオだったが、絶対に痛いのは理解できていた。だから、トビオは足を止めずに走り続けるのだ。
実はと言うと、これは体術の訓練ではない。扉間が過去、エンマとナルトに行ったスタミナ強化+自然とチャクラを練ったチャクラブーストを維持する為の訓練である。勿論、トビオはこの訓練の仕組みを知らされておらず、体術の訓練だと本気で思ってるのだ。
「元祖!!千年殺し!!」
そして…スタミナの限界を向かえたトビオの穴を…扉間の浣腸が貫いた。
「あんびよあまぃぁぁぁぁあ!!ちょっとまてぇぇぇええええ!!」
浣腸…元祖 千年殺しを受けたトビオはツッコミを叫びながら放物線を描いて吹き飛んで、庭の池にポチャンと水飛沫を上げて着水した。
「ぶは!?…はぁはぁ…」
なんとか岸に上がったトビオ。しかし、そんな彼の視線の先には
「ふん!ふん!ふん!!」
虚空に向けて千年殺しを何度も繰り出し、シャドー千年殺しを行う扉間が居たのだ。千年殺しの激痛はさっき味わった、本気で脱腸するかと思ったが、奇跡的に脱腸はしなかった。だからこそ…その千年殺しの痛みを知ってるからこそ、今の扉間はトビオからすれば恐ろしい存在に見えてきた。
「ふん!ふんふん!!おっ…それじゃあ、もう一度行くぞ」
「これ修行じゃねぇぇエエエエ!!」
朝空にトビオの叫びが響いた。だが、この千年殺しから逃げ続ける修行のお陰で、今日中にトビオはチャクラブーストと水面歩行に壁歩きを習得したのだった。
1週間後。
「それじゃあ、改めて体術の修行を開始する」
「えっ!?あれ…体術じゃなかったの?やっぱり?もうやだぁぁぁ!!」
頑張れ!トビオ!負けるな!トビオ!君のツッコミは未だ始まったばかりだ。
「扉間様。報告が有ります」
シュタッッと音を立てて、狐のお面を被った灰色の髪をした忍者が現れる。お面を被っている所を見ると、暗部の忍だろう。
「お孫様…ナルト様が朱雀さんとは別の部隊である姫島一族の部隊に捕まり、誘拐されました」
「クレーリア。ナルトは奴等程度に捕まる男ではない。だとすると、誰かを人質に取られたな」
「小学生の神器持ちの子供を人質に取られての事です。エンマ様が会議中を狙っての犯行かと…既に自来也様が向かっておりますが……」
クレーリアと呼ばれた忍に対し、扉間は…
「ワシも向かう。トビオ、お前も来い。今のお前なら、実戦は大丈夫だろう」
ナルトは飛雷神を封じる封印術が掛けられた手錠をかけられ、姫島の本殿に連れてこられた。
「天照様…今こそ救います」
姫島当主は槍でナルトの心臓を穿つ。数多の血潮がナルトの胸から飛び出した。間違いなく即死であり、姫島は安堵の表情を浮かべる。これで良い…封印された天照の荒神を解放できたのだから。
「『ふふふ。やはり、長い歴史で腐ったか。五大宗家よ』」
ナルトの声と重なり、女性の声が聞こえる。ナルトの臀部からチャクラで構成された尻尾が三本も生えて…衝撃波が突如として発生し、姫島は吹き飛ばされる。
「ぐぅぅうわ!?」
吹き飛ばされる姫島。何が起きたのか理解できなかった。自分は仮にナルトが暴れても螺旋丸数発程度には耐えられる障壁を貼っていた。なのに、それなのに…吹き飛ばされた。その上、貼っていた防御障壁は消えていたのだ。
なんとか立ち上がり…前を見る姫島。心臓を貫かれた筈のナルトは平然としており、手錠を
「出せない!!出せない!!何故だ!!何故だ!!何故だ!!どうして術が使えない!!」
姫島は術が一切使えなかった。それどころか五大宗家が神々から授かった統べての加護が消えていた。
「『愚かか?汝達に日本を守る資格は無い。お前は知らんのだな?妾はナルトちゃんを救うために、荒神としての側面をこの子に宿したのだ。扉間とエンマが正しく封印式を書き直すと信じてな』」
その時、姫島は目の前の正体を理解した。
「『妾は天照。日ノ本の太陽だ。今は荒神を介し、ナルトちゃんの身体を借りて表に出ている。丁度良い、ナルトちゃんに見本を見せるとするか。ミコーン!』」
次の瞬間…姫島の両手は破裂した。
「ぐぅわわわわ!?天照様!!私は…私達は!!」
ナルト?は姫島当主の顔面を掴み、姫島を数十メートル投げ飛ばす。投げ飛ばされた姫島は物凄い勢いで吹き飛び、数十メートルを吹き飛び、地面を10メートルほど転がって漸く停まる。
「うぅ…何故…何でなんですか!!天照様!!」
「『ミコーン!ナルトちゃん。良く見ておくんですよ?これが塵さえも輝かせる太陽の本質だ』」
姫島の屋敷を爆熱で吹き飛ばし、オレンジ色のチャクラで構成された50メートル程の九尾が降臨した。
『グゥオオオオ!!』
太陽が降臨した。
「おーい!エロ仙人!爺ちゃん!トビオの兄ちゃん!」
自来也、扉間、トビオがたどり着いた頃。姫島の敷地は更地に変わっており、太陽の裁きを受けて何も残って居なかった。
「ナルト…何もないんだな?」
「なんだか、身体が物凄く軽いってばよ!すんごいスタイルの良い狐のお姉ちゃんに色々と教えてもらってさ!」
千手ナルト 第一の覚醒を終える。
「ミコーン!今のナルトちゃんは尾獣化は5分も出来ないですよ?覚えて下さいね」
太陽からそんな声が聞こえたが、聞こえたのはナルトだけであった。
次回!担当が決まるまで、トビオは同年代の人達や第7班と共に行動することに…しかし…
トビオ、自来也「将軍かよぉおぉおおお!!」
自来也の散髪に付いてきたトビオは…髷の大変さを知る。
前作で取ったアンケートで一誠はトリコの弟子兼料理人コースでしたが、最終決定を決めます。
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変わらずトリコの弟子兼料理人
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目指せ!エロ仙人2号
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……おっぱい!
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超人兵士に憧れた