アベンジャーズ。数年前に起きた宇宙人による進撃をニューヨークで防いだニューヨーク決戦から、世界で活躍する様々な技術を極めた超人集団によるヒーローチーム。勿論、ナルトもアベンジャーズの存在は知っており、その中心人物は世界中でも指折りに数えられる大富豪だ。
その人物は10年以上も前に、未だナルトが物心着く前にヒーローである事を世界中に公表した社長だ。その人物は…
「トニー・スターク」
トニー・スターク。アイアンマンとも呼ばれる三十路を越えた男はナルトの前に生身で現れた。遠坂ハイツを背景にしてである。
「千手ナルト君。君の事は本郷は勿論、君のお爺様から話を聞いたよ。
アベンジャーズの事は知っているようだね。そんな君にお願いが有る…僕がメンターとして面倒を見てる隣人の蜘蛛少年、ソーの弟のように若い子達も小さいながらも手伝ってはくれている。君の力を我々に貸してはくれないだろうか?」
トニーの来日の目的はナルトの勧誘。ナルトは時空間忍術 飛雷神、血継限界 木遁。更には天照大御神の荒神を宿された人柱力 その潜在能力は勿論、強さも計り知れない。そんなナルトがアベンジャーズに加われば、飛雷神の援護も考えて後方支援でも力を発揮できる。
「あー…気持ちは嬉しいけど。今月は無理だってばよ」
「今月?」
だが、ナルトは今月は無理である。当然だ、今の冬木市では1ヶ月の期間を用いてあのバラエティー番組の収録が行われているためだ。
「聖杯バラエティー…1ヶ月一万円生活の収録が有るんだってばよ」
すると、何かの気配を感じてトニーは後ろを振り向く。そこには数名の番組スタッフを引き連れたマダラとドラえもんが立っていたのだ。
「ドラえもん!?」
「扉間の孫よ、俺達は行くぞ」
「またね、ナルト君」
ドラえもんはお腹の四次元ポケットから、ピンクの扉 どこでもドアを取り出して地面に立てた。
そして、ドラえもんはどこでもドアを開けてマダラとスタッフと共に何処かに消えた。ドラえもんは節約生活においては秘密道具を封印してるが、今回のようにお金が関わらない物では使うのだろう。
やがて、移動先でどこでもドアを仕舞ったのか、どこでもドアは消えた。
「オーマイガー…」
ドラえもんやマダラが実在してた為か、トニーは唖然としてしまった。ドラえもんは是非とも勧誘したいトニーだったが、今勧誘しては大変不味いのである。
「あっ、鉄のおっちゃん。今は力を貸せないけど、コレを」
ナルトは生のドラえもんを見て唖然としているトニーに、何やら術式が書かれた御守りを手渡した。この術式は飛雷神の術式であり、もしもの場合はナルトが救援に向かえるのだ。
「噂の飛雷神の術式かい?ありがとう。君がアベンジャーズに入る入らないは兎も角、今度はアメリカに遊びに来てくれ。ご馳走するよ」
そして、トニーは何処かに歩いて去っていく。どうやら、日本に来たのはナルトの勧誘以外にも目的が有るのだろう。
こうして、トニーはアベンジャーズに最も入りたい英霊=エミヤに会うことはなく、遠坂ハイツの前から去っていった。
すると、ガチャリと音が響いて遠坂ハイツの1つの部屋からとあり人物が出てきた。
「ナルト君!お待たせしました!!」
その人物は銛を持った聖女様 ジャンヌである。銛を持った理由は単純、このままではジャンヌは破産してしまう為に、彼女は自給自足を決意したのである。
「ジャンヌちゃん……銛、使ったことある?」
「無いですよ?」
だが、ジャンヌは銛なんか使った事はない。当然だが人生初の素潜り漁である。しかし、ジャンヌはやり遂げないと破産してしまうのだ。
「ジャンヌちゃん…一旦、それ置こっか。それは最終手段で、銛を使わなくても採取は出来るってばよ。俺がおしえっから」
「えっ?あっ…はい」
ジャンヌの水着姿での銛突き。確かに高視聴率は取れそうだが、放送事故が起きかねない。ナルトのお陰で、放送事故は未然に防がれた。
そして、ジャンヌちゃんが実践する…女の子でも始められる採取生活が始まるのだった。
「ふふふ…やはり、道の駅での食材は安い!!」
エミヤさん。道の駅で格安の豚バラ、格安の野菜を購入する。
「スーパーだと、旬に関係無く野菜が並ぶ。だがね、それらは高いのだよ。
道の駅は農家直送、その上安く美味しい。農家の方々の情報も載ってるので安全だ」
カメラ目線で、格安購入の知識を告げるエミヤさん。しかし、エミヤさんは知らない。1週間後、マダラが本気(狩猟生活)を、縁壱さんが本気(戦国山暮らしの知恵)を解禁する事を。
次回!ジャンヌの採取生活が始まり、綱手姫も頑張るのだった。
優勝予想アンケート
-
赤い主夫 エミヤさん
-
サバイバル王 マダラさん
-
戦国山暮らしの知恵 縁壱さん
-
皆のアイドル ドラちゃん
-
ママタレント綱手姫と聖女ジャンヌちゃん