日米が本気を出してしまった   作:静かなるモアイ

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その日…海産物は思い出した。


マダラ襲来!!海が悲鳴を上げる!!

「とっ…時臣!!俺達…どうなるんだ?ガクガクブルブル」

「優雅たれ…優雅たれ……取り合えず、私だけでも優雅たれ…ガクガクブルブル」

 

冬木でトップクラスに大きな屋敷 遠坂屋敷。その庭は現在、魔境と成っていた。と言うのも1ヶ月一万円生活の合間を見付け、マダラに魔改造とも言える指導を受けた子供達3人のお陰である。

 

「火遁 火龍炎弾!!水遁 水龍弾!!風遁 真空連波!!土遁 土波!!雷遁 ライデイン!!はっはは!!どんなもんよ!!」

 

五大元素の性質変化を修め、様々な高等忍術を修得した長女 凛。

 

「しゃんなろぉぉお!!からの……影縫い!!」

 

拳で大地を粉砕し、影を操って物を切り裂く次女 桜。後に綱手から医療忍術を指南してもらう予定である。

 

「フハハハハ!!スサノオであーる!!」

 

青い女神のようなスサノオを展開した末っ子因幡。スサノオは万華鏡写輪眼の瞳術の1つであるが、瞳術であって瞳術ではない。何故なら、肉体に宿る為に失明しても使えるためだ。

因幡のスサノオは右手にガンブレード、左手にヘビィボウガンを持っている。

 

「更に万華鏡写輪眼 浄玻璃!!」

 

すると、凛と桜の攻撃でぶっ壊れた庭が元通りに戻っていく。万華鏡写輪眼 浄玻璃。これはマダラも宿していた固有瞳術(ゲームの特典映像。名前は完全に独自設定)であり、物体の時間を巻き戻す事が可能なのだ。事実、過去…柱間との戦いでマダラは投擲された手裏剣の時間を浄玻璃で巻き戻してカウンター攻撃している。

 

「からの万華鏡写輪眼 ユキアネサ!!」

 

その直後…遠坂屋敷の庭は絶対零度に覆われ、時臣とバギーは仲良く凍った。万華鏡写輪眼 雪女(ユキアネサ)の力は温度操作である。絶対零度から超高温まで自由自在である。

 

「もう…家の子供達は……優雅たれ…優雅たれ…」

「もう…俺様よりも強いよぉぉ…」

 

直ぐにユキアネサの力で復活させられたバギーと時臣の感想であった。

 

「流石は私の自慢の子供達ね!」

 

一方、家庭の頂点に君臨する葵ママは大喜びであった。

 

 

 

 

一方、遠坂の子供達は魔改造したこの御方は…

 

「明日は中間結果だったな」

 

食品はタダ、光熱費はシャワーだけ、飲水はろ過した川の水、食事を作るのは木遁で作った篝火。完全本気モードのマダラさんは今日も海に潜る。

 

冬木の海面に立ち、右手に銛を持ち、左手には捕らえた魚を容れておく網を携え…腰にはナイフを装備。されど衣類は褌の水着一丁の超人 マダラさんである。

 

そんなマダラさんの直ぐ側には海面を立って歩く処か走れるマダラさんに追い付く為に、漁船に乗ったスタッフの皆様である。

 

「あっ…マダラさん。次の中間結果が終れば…3食に一回はアパートの台所で普通に料理して下さいね。流石にエミヤさんは兎も角、ジャンヌさんや綱手さん、一部の視聴者から苦情が来てます」

 

だが…嘗て…1ヶ月一万円生活でサバイバルを行ったお笑い芸人と異なり、マダラがその気になれば0円生活さえも可能だ。故に、確実にサバイバル素人(主に綱手姫)から苦情が来てしまうのである。

 

「…テレビとは難しい物だな」

 

そう、テレビは難しい。マダラさんは映えを狙い、自慢のサバイバルで戦っている。しかし、度が過ぎれば引かれてしまうのである。もう、既にマダラさんはドン引きな行為を連発(例 四月に褌一丁で海に潜る。泳いで回遊魚に追い付いて銛で仕留める。海の上を全力疾走して漁船を追い越す)してるので今さらでは有るが。

 

「と言うかですね…マダラさんの教育のお陰で、因幡くんと桜ちゃんが日に日に人間離れしてる気がするんですけど」

「良いではないか。葵からは許可を貰っている」

 

――良くねぇぇえ!!

 

撮影スタッフの気持ちが1つに成った。そう、日に日に遠坂姉弟(特に因幡と桜)は人間離れしてきている。こうなったのも大体処か、全てはマダラさんの指導のお陰である。

 

冬木テレビとしては、マスターの方々はアイドルとしてプロデュースしようとしていた。しかし、マダラさんのお陰でアイドルデビューすれば因幡と桜は世界最強のアイドル(物理)に成ってしまうのである。

 

「その場合は…俺がプロデューサーになってやろう!!」

 

――世界最強のプロデューサー、マダラP。誕生

 

謎のテロップが入ったが、気にしてはいけない。

 

 

 

 

マダラは海に潜り、瞳を万華鏡写輪眼に変化させて辺りを探る。マダラが潜ってる所は沖であり、素潜り初日に因幡と桜にサバイバルを叩き込んだ浅瀬と違い大きな魚がうようよ居る。

 

すると…マダラが水を蹴って加速する。マダラが加速した先には甘鯛が居たのだ。マダラは目にも見えない程の速度で銛を穿ち、甘鯛を一撃で仕留める。

 

そして、甘鯛を回収しては………マダラはナイフで甘鯛の腹を割いては、内臓を捨てたのだった。

 

(後は…三枚に卸して調理するだけだな)

 

マダラ流サバイバル。カワハギ等の肝や内臓を調理に使う一部の魚とデカ過ぎる魚を除いて、内臓は海中で捌くのである。これにはもう1つ大きな訳が有る。それは寄生虫対策だ。魚の寄生虫…特にアニサキスは基本的に内臓に潜んでいる。肉等に潜むアニサキスは魚が死んでから時間が経ち、移動した結果なのだ。

 

(仕留めて直ぐに内臓を捨てれば、アニサキスは怖くない)

 

マダラがスマホから手に入れた知識である。

 

「む?」

 

だが、そこでマダラは気付いた。此方に向かって何かが高速で泳いできたのである。その正体は大きな背鰭が有り、鋭い歯が生え揃っている。そしてデカイ。

 

「鮫だ!!マダラさん!!鮫が近付いてますよ!!」

 

漁船の上からスタッフが叫ぶ。そう、鮫が近付いてきてるのだ。鮫は日本でも多くの被害を出してる狂暴な鮫 イタチザメ。準絶滅危惧種だが、被害が出るために駆除される時が多々ある狂暴でデンジャラスな鮫である。

 

イタチザメは大きな口を開けてマダラに襲い掛かる。しかし、マダラはイタチザメの下顎を殴る。水中で威力が下がってるとは言え、マダラの拳は下顎をバキバキと粉砕し……イタチザメは海上に打ち上げられた。

 

「「「へ?」」」

 

更にマダラも海上に飛び出し、イタチザメの急所であるエラ目掛けて銛を解き放ち…直撃を受けたイタチザメは即死した。

 

「鮫とったどぉぉおお!!」

 

マダラ。冬木の海の食物連鎖の頂点に登り詰める。

 

イタチザメに困ったらマダラさんにお任せ!

 

 

 

 

 

 

 

「おい、綱手にジャンヌ。鮫が余るからやろう」

「おっおう…」

「ありがとうございます!!」

 

その日の夕方。イタチザメは大きすぎて確実に余り、マダラだけでは食いきれないので綱手やジャンヌ、遠坂家やご近所に配られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その2日後。

 

「美遊……止めるなよ!!」

 

中間結果を受けて、綱手は銛を手にする。

 

「お母さん!!素人が真似しちゃダメ!!」

 

第二回 中間結果

 

1位 エミヤさん 6820円

 

2位 縁壱さん 6460円

 

3位 ドラえもん 6230円

 

4位 マダラさん 5980円

 

5位 ジャンヌちゃん 4890円

 

6位 綱手姫 4760円




次回!マスターの皆様…アイドル化計画!?

マスター(ナルト以外)は芸能界の一歩を踏み出す。

そして…悟空とトリコの現在が明らかに!?

優勝予想アンケート

  • 赤い主夫 エミヤさん
  • サバイバル王 マダラさん
  • 戦国山暮らしの知恵 縁壱さん
  • 皆のアイドル ドラちゃん
  • ママタレント綱手姫と聖女ジャンヌちゃん
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