「皆さんはアイドルに興味は有りませんか?」
ある日…1ヶ月一万円生活で綱手姫が不慣れなサバイバルを決意してから翌日の事だった。
ジャンヌのアドバイザーであるナルトは所要で居ないが、他のマスターの子供達は冬木テレビに集まっていた。集められたのは意味が有る…冬木テレビで前から進行していた個性豊かなマスターの方々を芸能界デビューさせてアイドルにするプロジェクトである。
「あっ…アイドルですか?」
遠坂姉弟の長女である凛がそう問う。そう、アイドルとは日頃からテレビで頑張り、歌って踊ってはドラマやバラエティーに出演する芸能人だ。当然、今まで一般人?だった彼等には無縁の存在だったのである。
「はい。アイドルです。それと、凛さん、桜さん、因幡くんの3人に関してはアイドルデビューする際にマダラさんがプロデューサーしてくれる事に成りました」
なんと言う事でしょう。遠坂姉弟の3人に関しては既にプロデューサーが決まっていたのである。それは現在、海に潜っては海産物を乱獲しているうちはマダラさんである。
「えっ!?イリヤ達、アイドルになれるの!」
「勿論…皆様が宜しければですけど」
冬木テレビは皆にアイドルに成って欲しい。なにせ、マスターの方々はどれもが特別天然記念物と言っても過言ではないレアキャラばかりだ。他に絶対に居ない。
「俺は…考えさせて下さい」
「お兄ちゃん!?あっ…私はアイドルやりたいです!」
士郎は保留だが、イリヤはやる気バッチリだ。
「私もやります」
と…美遊もやる気は有る。と言うのも、美遊には切実な事情が有るのだ。美遊は訳有って綱手の娘と成ったが、この世界での資金調達は必須。綱手がママタレとして成功してもお金は生きる分には必要だ。故に、この向こうからスカウトしてきたチャンスは何としても物にしなければ成らないのである。
「はいはーい!僕もやります!」
「私もやります!」
「えっ!?ちょっ!?因幡に桜!?わっ私もやりますよ!やってやるわよ!!」
遠坂姉弟もアイドルに成ることを受けて、スタッフは笑みを浮かべて頷いた。
「それじゃあ、行きましょう!貴方達のアイドルとしての仕事第1号は346プロのディルムッドさんがYARIOと助っ人のカカロットさんとトリコさんと共に開拓してるカタッシュ村です」
カタッシュ村。そこは日本の何処かに有る長閑な開拓中の村であり、とある番組 鉄腕カタッシュの企画で村を作るという企画で開拓が始まった村である。周囲を里山で囲まれた長閑な村であり、ここは第四次聖杯バラエティーで受肉し視聴者の期待を裏切る事無く「映る価値無し」まで降格したディルムッドが中年アイドルグループYARIOと共に開拓してる所である。
「いや…今日も太陽が眩しいな」
鍬で畑を耕し、タオルで汗を拭うイケメンが居た。彼はディルムッド、最近…高津クリニックで黒子を除去したイケメンアイドルである。
ディルムッドは高齢化が進むYARIOの跡継ぎとして、鉄腕カタッシュの様々な企画に参戦している。無人島を開拓したり、新宿の自然を見付けたり、村を開拓したりと様々に過ごしてるのだ。
「農業もやってみるもんだな」
「働くって良いことだな」
と農作業着のトリコとカカロットも汗を流し、マダラが日頃からサバイバルを繰り広げる1ヶ月一万円生活と異なり、長閑な時間が流れていた。
一方のナルトは久々に千手の家に飛雷神で帰ってきた。
「ただいま。あれ?ローラに琥珀ちゃん。なにやってるってばよ」
2週間振りの帰宅だったが、そこでは成長し美少女に成長したローラ(外見イメージ 姫柊雪菜)と赤い髪のナルトと同年代の職員である少女 琥珀ちゃんが話をしていたのだ。
「ふふふ…聞いて驚かないで下さいよ?ナルトさん。先日、扉間様が南アフリカに仕事で出張したんですけど…その際にですね変な密漁者に絡まれて撃退した時に戦利品で変な金属を手に入れたらしいんですよ!未知の金属ですよ!」
と、琥珀ちゃんはそう言うと…ナルトの前に謎の金属の塊を取り出して見せた。
「扉間様曰く、密漁者はヴィブラニウムって言ってましたけど」
「それ、密漁じゃなくて密輸業者じゃ…。でも、これって?」
ヴィブラニウム。全く聞き覚えの無い金属の名前だ。
「ナルトはさ…私の身体のこと知ってるでしょ?」
ふと、ローラがそう告げ、ローラの右手の甲から骨の刃が2本飛び出した。一本足らないが、まるでウルヴァリンのようである。それもその筈、ローラはデザインベイビーだが、ウルヴァリンの娘なのだ。引き取られた当初はウルヴァリンと同じく、刃にアダマンチウムのコーティングがされていたが…エンマの手で成長の為に抜かれている。
「おう。当然だってば?」
ローラは右手の骨刃を仕舞う。すると、何やら黒色の指空きグローブをはめだした。
「これ、琥珀が作ってくれた試作品なんだけど」
ローラは再び骨の刃を出す。だが、出された骨の刃は金属でコーティングされており、ウルヴァリンの鉤爪のように成っていたのだ。
「ふぁ!?」
「ふふふ…凄いでしょ?琥珀ちゃんが作り上げたナノテクノロジーで、このグローブをはめて骨の刃を出せば、刃にヴィブラニウムのコーティングがされるんですよ!凄いでしょ?天才でしょ?トニー・スタークさえ、成し遂げてないナノテクノロジーですよ!!」
琥珀ちゃんから話を聞いたナルトは理解した。このヴィブラニウムは世界の均衡を壊しかねない金属であると。
「琥珀ちゃん。千手の家の外には言うなよ?」
「ナルトさん!?」
ばよの口癖を言わず、大真面目に告げたナルトであった。
次回!村開拓!!イリヤの芸能界デビューが始まった!
優勝予想アンケート
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赤い主夫 エミヤさん
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サバイバル王 マダラさん
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戦国山暮らしの知恵 縁壱さん
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皆のアイドル ドラちゃん
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ママタレント綱手姫と聖女ジャンヌちゃん