日本某所…強いて言うなら四国地方。そこにナルト、ローラ、ギャスパー+キバット2世はやって来ていた。
彼等がやって来たのは単純。扉間が複数の上忍1人+中忍2人のスリーマンセルのチームを作り、そのチームの方々は大王派が引き起こした事件の解決の為に駆り出された。
その中でもナルト達が引き受けた任務は、扉間が禁術 穢土転生で蘇生させたファルビウム・アスモデウスから聞き出した日本に密入国する為の術式を全て破壊する為である。この術式はナルト達が日頃から使う口寄せを応用した物であり、飛雷神の劣化番…飛雷陣に近いものだ。その術式は日本が転移での入国を拒む前に入国していた大王派の悪魔や大王派や元老院に協力する日本人のシンパの生き残り等が仕掛けた物であり、その人物の妨害や新設も考えられる。最も、その人物の暗殺と逮捕は暗部が主にやってくれる手筈だ。
「ナルト。本当にこの町に有るの?」
「爺ちゃんがエドテンで聞き出した情報では確かだけど」
今、ナルト達が来てる町にも術式は存在している。と言うか、その術式は三咲町以外の様々な都市に存在しており、数が多い。故に複数で対処しなければいけないのだ。
「ナルトさん、大体の位置は分かります?ナルトさんは気配を探るのが得意じゃないですか」
ギャスパーの言うとおり、ナルトは気配を探知するのが得意だ。その上、ナルトは天照の荒神を宿した影響なのか…天照大御神と同じく悪意に敏感で感じとる事も可能だ。
「大体は分かる。だけど、物が相手だと…どうもな」
ナルトがサーチ可能な気配は多岐に渡るが、基本的に人が対象だ。術式、或いは術式が刻まれた物が対象ならば限りが有る。最も、その限られた気配と居場所しか辿れない物でも的を絞れる時点で凄いが。
だが、それらは時間の問題だ。この世には人海戦術と言う数で戦う戦術が有り、ナルトは1人でそれを軽々と行う事が出来るのだ。ナルトは印を十字に結び、その術を発動させる。
「多重影分身の術」
チャクラを練り上げ、ナルトは術を発動させる。多重影分身の術、それは扉間が開発した影分身の発展型であり、より多くのチャクラを消費して多くの影分身を作り出す忍術だ。しかし、多重影分身はチャクラ消費量が余りにも多すぎて普通の忍者が行えば死亡する。故に、この多重影分身は禁術とされている。
だが、多用しても良い人物は居る。それがナルトだ。ナルトは青子のチャクラ燃費、エンマの莫大なチャクラを引き継ぎ…更にグルメ細胞を先天的に持っていて天照大御神の荒神を宿してる。その結果、測定不能級のチャクラを誇り、多用しても問題は無いのだ。
ナルトが作り出した影分身は全部で100体。その100体の影分身は一目散に散り散りに消えていき、人海戦術で術式を探す。術式や怪しい点を見付けると、近くに飛雷神のマーキングを仕掛けて消えるのだ。
そして、影分身とは本来は陽動や情報収集の為の忍術だ。影分身は消えると、本体に情報が還元される。本来は安全に敵地の偵察を行う為に扉間が考案したのだ。影分身が消えればナルトは影分身の情報をゲットし、確実に情報を得れるのである。
「後は…影分身の情報を整理しつつ、確実に術式を壊すってばよ」
「くそう!!千手め!!今まで日本を守ってきたのは…悪魔なのだぞ!!あの御方無しでこの国を良く出来ると思っているのか!?」
その町にある一際大きな豪邸。そこで優雅に暮らす男は怒りを浮かべて机を叩いた。彼は昔から悪魔のシンパであり、悪魔に様々な情報を流してはその恩恵を授けられた。だが、既に扉間は大王派の悪魔の一斉排斥という行動に移っており、このままでは男も逮捕されてしまうだろう。
「あの恩知らずどもが…我等を切り捨てた事を後悔するが良い!!日本!!」
と…シンパの男とは別の男も数名、その屋敷に滞在していた。この男達は命辛々逃げ出した元老院の生き残りの一部であり、男に匿われて屋敷に潜んでいた。しかし、それも時間の問題だ。何故なら、町にはナルト達がやって来ており、見付かれば処分される。
「おい、下僕からの報告は?」
とある悪魔がそう言うと…奥から怯えた様子の使用人が出てきた。この屋敷は元老院の生き残りは勿論、その手下達も逃れていた。
ナルト達が町に入った事は、元老院達も知っており、迎撃の為に手下を向かわせたのだ。だが、使用人の怯えから察するように良い報告では無い。
「たっ……」
「た?」
「たった1人の子供の手で全滅です!!………なーんて、言うと思った?」
次の瞬間…使用人はその場から消えた。そして、1人の元老院の前に現れると、目にも見えない速度で左で掌底を叩き込む。
「きさ!?「木遁 挿し木の術」あがぁ!?」
掌から木がパイルバンカーのように放たれ、元老院の肉体を貫く。そして、肉体に深く刺さった木のパイルは血と魔力を吸収して急成長を行い…枝が腹膜を内臓を横隔膜、やがて骨と筋肉に皮膚を突き破って枝が無数に生えた。
「アギャァァァァァァア!!」
内側から内臓、腹膜、動脈、骨膜、筋膜、筋肉、皮膚を無数の枝で突き破られる激痛。本来なら即死物だが、残念な事に悪魔の肉体は人間よりも頑丈で素質の高い悪魔ならば下半身が捥げても生きられる程である。故に即死ない、即死はしたくても出来ない。苦しみながら、発狂しながらこの世の絶望を体験しながら死んでいくのだ。
「アグゥゥ…」
やがて、悪魔は数秒ほど苦しみながら生き絶えた。
「「ヒッ!?」」
元老院の悪魔はその全てが長生きであり、最上級の実力を持つ。だが、目の前の使用人?は自分達の理解を越えていたのだ。
「それじゃあ…」
使用人は指と指の間に飛雷神の術式が描かれたクナイを計6本構える。
「ネタばらしっと!」
ぽふん!と煙が出て、使用人?は姿が変わる。そう、使用人は変化の術で化けていたナルトだったのだ。
「千手ナ「遅い」」
四方八方に術式クナイが飛び散り、その刹那…ナルトは消える。
その後…その場に居た悪魔は全滅。唯一、生き残ったのは屋敷の主だけであった。日本最速、その異名をナルトは持っており、彼は裏側で日ノ本の赤い閃光と呼ばれている。その訳を理解し、恐怖を感じた男は失禁してしまい…その場に座り込んでしまった。
「あぁぁ…」
「そんじゃ、お前は警察署に飛雷神お届けだってばよ」
男はナルトの飛雷神で警察署に運ばれ、御用と成ってしまった。
『ナルト!術式有ったから壊しといたわよ』
『任務完了ですね!』
今のナルトは陽動だ。ナルトが変化の術で屋敷に侵入し、元老院とシンパの男が集まってる所を襲撃。その間にローラとギャスパーが術式を見付けて破壊する手筈である。
「そんじゃ…次の現場に向かうぞ」
ナルトは飛雷神で消えた。
「ゼノン…君は何者なんだ?てか…そのコスプレどっから持ってきた!?」
ツッコミ1号 トビオは千手の家に来てからの友人1号 ゼノンと恩師の自来也と共にナルト達と同じく術式破壊の任務に当たっていた。
だが…ゼノンは
「ばっ…バカな!?貴様は赤龍帝!?16年前に死んだ筈!!」
だが、対峙する元老院の悪魔は怯えるようにゼノンを見る。そして、赤龍帝と言ったのだ。
「元だよ」
元老院はその刹那、頭部を握りつぶされて死亡した。
元老院を9割排除し、現存する術式を全て破壊し終えた頃。
「おい、最後の1日なんだ。全員で過ごさないか?」
1ヶ月一万円生活も終りを向かえるが…
「米が足らんな。チネルか」
チネリが始まる。
トビオ「俺、まだ中忍なの!?上忍の最低ラインって……一体」
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