「着いたぞ。ここなら天界や教会の追手は先ずやってこないし…穏便に自分を見つめる事が出来る筈だ」
バートンの操縦するクィンジェットは長閑な山奥に存在するログハウスの前に降り立った。ログハウスはそこそこ大きく、日本の高級住宅街の一軒家よりも少し大きいぐらいでログハウスの周囲は開けており、BBQやキャッチボールに簡単なゴルフ位なら遊べそうだ。それと、畑も存在しており…何種類かの野菜が栽培されている。
「あの…バートンさん?此処って」
「俺んち」
なんと言う事でしょう。このログハウスはバートンの自宅だったのだ。しかもログハウスに耳をすませば子供達が騒がしく遊ぶ声が聞こえてくる。この事から…バートンは妻子持ちなのだろう。
「えっ?バートンさん…結婚してたんですか!?」
「おいおい…俺も良い歳したおっさんだぞ?一番上の子は君と歳が近いし、もうすぐ4人目も産まれる。まあ、俺が結婚してた事を知ってるのはアベンジャーズではナターシャだけだけどな」
なんという事でしょう。バートンは少なくとも十数年前から結婚しており妻子が居たのだ。その上、一番年上の子供はギャスパーと歳が近く、今は子供が3人居てもうすぐ4人目が産まれるのである。
「あの子達に会うのも久々じゃない?」
「ああ…仕事の事を分かってくれるが、俺は不出来な父親だよ」
バートンはナターシャの言葉に対してそう言い、先頭を歩きだしてログハウスに向かう。そしてその後ろをナターシャ、ギャスパー、キバット二世、異端扱いされて追われる身と成ったゼノヴィアとイリナが続く。
そしてバートンは家の扉を開き…
「ただいま!今帰ったぞ!今日はお客さんも居るぞ!」
と言うと、家の奥から3人の歳が違う子供達に1人の女性が出てきた。女性の下腹部は膨らんでおり、あと何ヵ月かすれば出産の時が来る妊婦さんであった。
「おかえりクリント」
「「「パパおかえり!」」」
「ああ、ただいま。ナターシャおばちゃんの他にもお客さんが居るが…まあ、頼むな」
「にが!?」
バートン曰く、このログハウスはニック・ヒューリーが用意してくれた物だそうで…SHIELDでも知ってるのはヒューリーとマリア、ナターシャ等の本当に極僅かな人物しか知らない。
故にSHIELDが内側からショッカーに乗っ取られた時でもログハウスとバートンの家族の詳細が知らされる事は無かったのだ。故に隠れ家としてはピッタリであり、天界と教会でもゼノヴィアとイリナが此処に居るのを見つけるのはほぼ不可能。此処に居れば、2人の命は先ず安全だし穏やかな自然が心を癒してくれるだろう。
そんな自然に囲まれたログハウスで、ギャスパー達…お客さんはバートンの淹れてくれたコーヒーを飲みながらテレビを見て一服していた。
「はは、天才ヴァイオリニストで二代目 仮面ライダーダークキバでもコーヒーは苦手か。ミルクと砂糖は必要か?」
「下さい」
ナターシャやバートンは平気だが、ギャスパーは苦い大人のコーヒーは苦手のようである。因みにイリナは事前にミルクと砂糖を入れた為か平気であり……ゼノヴィアは…
「にが!?すっすいません…私も砂糖下さい」
ゼノヴィア、彼女もブラックコーヒーは早かったようだ。
「ふむ……この酸味と苦味。なかなか良いブルーマウンテンだな。良い趣味をしている」
ブラックコーヒーを飲みそう言ったキバット二世。そこ、コウモリはコーヒーダメとか言わない。
『臨時ニュースです!』
突如、その声がテレビから聞こえてギャスパー達はテレビを見る。そこには慌てた様子で、ニュースキャスターが急に渡された原稿を見ながらニュースをのべていた。
『先程入りました情報ですが…一神教の主神である神様の直属の部下である天使長ミカエルが会見を開くそうです』
「皆様…私はミカエル。我が父 神からの命で地上に降り立ちました」
ミカエル。金髪に黄金の翼を持つ最高位の熾天使はヴァチカンに降り立ち記者会見を開いていた。
「数日前より、我らの罪無き信徒がウルトロンという機械仕掛けの愚か者の手で殺されてました。実に残念な話です…彼等にはなんの罪は無かった。我々の代行としてただ悪を滅する代行者として行動していただけなのに。
ウルトロンは神は死んだとホラを吹いて回ってました。ですが、皆さん…安心して下さい。神様は健在です、なによりその証拠として私が居るのですから」
「ウルトロンですが、私が率いる天界の軍が滅ぼしました。
しかし、皆さん…こうは思いません?アメリカのアベンジャーズは確かにヒーローとしての活動を行ってます。ですが…あれは明らかな越権行為です。ソコヴィア、ロンドン等々…国際法も有ってない。私、ミカエルはこの会見前にイギリス首相とイタリア首相と会談を秘密裏に行って話し合いました」
ミカエルは一息吐き出し。
「既に国連には話を出してます。私から言えるのは…国際的に他国の者が活動する際は、国連からの認証を待ってからにして欲しいです」
ミカエルは一枚の資料を報道陣に見せる。
「先ず事件が起きます。今まででしたら、アベンジャーズや仮面ライダーが問答無用にヒーロー活動を行ってました。
しかし、今後は他国でのヒーロー活動はご遠慮頂きたい。他国でのヒーロー活動を行う場合は、国連とその国から指示を受けた場合にのみお願いします。そして、ヒーロー活動を他国で行うヒーローは本名、顔、住所、家族のプロフィールも全て公表お願いします。身元も分からぬ者に人々の安全を任せる事は出来ません」
翌月…欧州のキリスト教圏(北欧除く)で他国のヒーロー活動を制限する天界協定が可決された。この事により、アベンジャーズは勿論…仮面ライダー達は欧州でのヒーロー活動を行う事が出来なくなってしまった。
(ウルトロンがあのような強行手段に出るとはですね。ですが、世界の為ですよ…アベンジャーズ。
人を守り、神が遺した世界とシステムを守る為には異端を排除するしかないのです)
『アーシア…そろそろ外に出るんだ』
ウルトロンと天使の激突から数日後。アーシアは地下シェルターから表に出る。アーシアはウルトロンが持たせてくれたタブレットからウルトロンの指示を聞いて、動き出した。
『そこに…君を保護してくれる男が居る』
長い階段を登り、外に出るアーシア。数日ぶりの地上は眩しかったが、目が慣れれば問題は無い。だが、地上はウルトロンとミカエル達の激突で更地に変わっており、辺りには草木は一本も生えていなかった。
「君がアーシア・アルジェントか?息子の知人であるウルトロンから話は聞いてるよ」
その声が聞こえてきた。ふと、アーシアは目の前を見る。そこには黒い髪をした1人の男が立っていたのだ。
「俺は千手エンマ。日本という国からやってきた。ウルトロンからの頼みだ…君を千手の家で保護する事にした」
エイジ・オブ・ウルトロン完。
「「「「お兄様?そろそろ英雄を紹介してください」」」」
「分かったから落ち着け!!紹介するから(すまない…ピーター、ナルトあとキャプテン…相手が居ない知人はこんなもんか?犠牲になって貰うぞ)」
ソーは妹達から英雄を紹介してくれとせがまれていた。
ソー…妹達から紹介をねだられる。
次回!恋人の居ないヒーローと忍者は犠牲に成ったのだ!
リアスとソーナ眷属…居ないけど、2人のレーティングゲームのチーム。どうしよう?
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美食家イッセーチーム
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ピーター率いる?若手アベンジャー
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