ゼノヴィアは日本で少数量産されたイクサシステムに選ばれた少女である。
イクサシステム。それは仮面ライダーイクサに変身する為の装備とシステムであるが、これは仮面ライダーガタック等の宇宙人のテクノロジーや戦極ドライバーのようにヘルヘイムの果実等の明らかなヤバイ代物は一切使われていない。言うならば、装着型の元祖であるG3を発展させた地球テクノロジーオンリーな装着型の最先端である。
イクサのパワードスーツは初めての対怪人用パワードスーツであるG3を参考に開発され、それを発展させた物だ。G3と違い、いちいち着込むのではなく、変身プロセスを行えば他の装着系と同じく自動で展開される仕組みである。故に携帯も簡単であり、副作用も使用者に少しの負担がかかる程だけだ。
では、そんな新しいイクサであるゼノヴィアの軌跡を見ていこう。
半年前。
ゼノヴィアは神の不在を知ってしまい、相方のイリナ共々教会を破門に成った。所有していたエクスカリバーは折れてしまったが、教会が返せとアベンジャーズに言ってくるので…ゼノヴィアとイリナはぶちギレたガブリエルに託し、ガブリエルは二本のエクスカリバーを郵送のダンボールに詰め込んで…国際便でヴァチカンに送ったのだった。
「全く…ミカエル様はバカですか!?天使と教会、それに欧州の軍隊だけでショッカーやヒドラと戦えると本気で思ってるんですか!?財団Xを退けると本気で思ってるんですか!?バカか、遂にあの天使長はボケたか!ハゲたか!!毛根全滅しやがれ!!」
と…ガブリエルはそんな言葉を連呼していた。とは言え、ガブリエルはミカエルの手で左遷され…日本が誇る二大救世主(光太郎と信彦)のキングストーンフラッシュを受けて聖書のシステムを外れてるので堕天はしない。仮に誰かに惚れて子作りしても堕天はしない。
「いや…今にも思い浮かびますね。ミカエルのアホが天界協定を結んだ為に、欧州の殆どの地帯でデモが発生。更にミカエルがショッカーとヒドラ等に感謝される事が見えますな。
てか、ゴブリン族さえも滅ぼす事が出来ず、防戦と後手後手な駆除の繰り返しで…ファンガイアの初代キングが立ち上がるまでゴブリン族に良いようにやられていたくせに。その事を忘れたんですかね?あのデコスケ」
と…コーヒーを飲んでそう言うガブリエル様。そんな彼女を見て、アベンジャーズタワーでアベンジャーズのメンバーは勿論、バートン宅からアベンジャーズタワーに引っ越したイリナとゼノヴィアは苦笑いを浮かべるしかなかった。
「全く…ミカエル様は何時もそうです!!神の不在を秘匿する事を優先して!!あのあんぽんたんが!!」
と叫ぶガブリエル様。最早、皆がドン引きしていたが…ガブリエルはふーと息を吐き出した。
「いや~スッキリしました。たまには吐き出してスッキリするのも良いですね」
「思いっきり、毒を吐き出しましたけどね。この場に居ない天使に向かって」
とガブリエルの言葉に対し、アベンジャーズのツッコミ要員に成ってきたピーターがひきつった笑みを浮かべながらそう言った。
3ヶ月後。
ゼノヴィアは日本に居た。
「此処だよな?」
イリナはアメリカでガブリエルの指導の元で修行を行うそうであるが、ゼノヴィアは日本に訪れてとある人物に礼を言いに来たのである。それはギャスパーにだ。
そもそも、ゼノヴィアとイリナが今を生きてるのはギャスパーがダークキバに変身し、神の不在を知らされた現場から連れ出してくれた為である。彼が居なかったら自分達はウルトロンとの戦闘を生き延びても、教会からの粛清で死んでいた。
ギャスパーに礼を言うためにゼノヴィアはギャスパーの家の前にやって来た。紅と表札に書かれた超豪邸。中からはファンガイアの気配も感じるが、日本では普通なのだろう。
「君はギャスパー君の友達か?それとも…渡のバイオリンを買いに来たバイオリニストかい?」
ふと、声をかけられてゼノヴィアは後ろを振り向く。そこには20代後半から30代程の男性が立っていたのだ。
「貴方は?」
「私は名護啓介。外務省の外交官であり、副業として仮面ライダーとバウンティーハンター……賞金稼ぎな祓魔師をしてる」
その時、ゼノヴィアは生涯の師と出会う。
そして、時は現代に戻るのだが……
「ギャスパー…フランス…いや、欧州は色んな意味で地獄だったってばよ」
nascitaには珍しい客が訪れていた。それはフランスからの救難信号を受けて、フランスに出張を行っていたナルトであった。
「町は未だショッカー居るわ、洞窟入ったらゴブリンの巣で人骨ばっかに犯された女性が沢山いて吐きそうに成るし…いや、本当にヨーロッパは良くもったな」
ナルトが帰ってきたと言うことは、フランスは無事に救出されたのだろう。
ナルトはゴブリンの巣窟に飛び込んだ為か、元気は無い。しかし……
「マスター。私は取り敢えずブラックコーヒーを」
「それじゃあ、私はクローズカレー大盛!!」
「なっ!?聖女…だったら私はグリスパスタ全マシマシ!!」
「うむ、では私は……フレンチトーストで」
ゴブリンの巣に飛び込まず、町で怪人と戦っていた名護さん、ジャンヌ、ヒルド、ゼノヴィアは普通に食欲が有った。
呉島貴虎は仮面ライダー斬月であり世界中を飛び回っている。貴虎はレイナーレが何らかのルートで入手した戦極ドライバーで仮面ライダー黒影トルーパーに変身するのだが、戦極ドライバーに詳しいとの事で魔法省に呼ばれてやって来た。
「貴虎。貴様の目から見てどうだ?」
「はい。扉間大臣…間違いなく戦極ドライバーです。恐らくは財団Xが流した物でしょう。ユグドラシルのデータから量産型戦極ドライバーの情報が流れてましたし、間違い有りません」
貴虎は扉間にそう言い、確認するように言う。
「フランスではお孫様のナルト君と組んで行動しましたが、欧州で動くヴィランの中には神器や何らかの手段でドライバー等を手に入れた人間が亜人の罪の無い子達を殺して回ってました。そのテロリストの中には戦極ドライバーを使ってた者も居ます。
彼等は英雄に成る為の礎に成れと言ってましたが…件の堕天使と関係は?」
欧州を日頃から騒がしてるヴィラン。その中には何らかの方法で入手した戦極ドライバー等の変身ベルトで変身し、悪事を働く人物も多く居たのだ。
「尋問し…エンマとカカシに写輪眼で調べてもらったが。駒王で捕らえた堕天使どもはアザゼルから貰ったそうだ。
最悪の事態だが、財団Xと堕天使が繋がっており、更にはショッカーとヒドラとも繋がってる可能性が有る。アザゼルは駒王の堕天使を切り捨てるつもりだが、不法侵入し国民を殺そうとした事は事実。制裁を加える」
扉間はそこで言葉を一度切り……
「今、エンマ主導でドドリアンボムを堕天使領土に落とす準備をしている。ワシからすれば、堕天使もショッカーも同じだ。日ノ本に災いをもたらし、国民の命を奪う。ワシは敵には容赦はせん」
その日、アザゼルは世界一臭い男と成った。
ナルト「よっしゃぁぁぁあ!フランスでの仕事が終わったってばよ!!」
戦兎「しかし…新たな驚異が駒王を襲おうとしていたのだった。果たして、この危機に仮面ライダーと忍者はどう立ち向かう!?どうなる!!」
万丈「いや、ちょっとまてよ!!他国のお偉いさんに最臭兵器を使ったのは良いのかよ!!」
ギャスパー「良いんですよ。総督から世界一臭い男に成ったんですから。世界一ですよ?誇って良いんですよ」
万丈「誇れるか!!」
一誠「……なんだろう。俺、あのドドリアンボムを越える臭いを後に嗅ぎそうな気が」
戦兎「さーてと次回予告!!悪の組織や甦ったゴブリン族に追い込まれる欧州……その時、ミカエルさんは!?」
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