ギャスパー「そう言うと、パパにそっくりですね」
戦兎「いや、声まで似すぎでしょ!?」
カズみん「だが、俺はみーたん一筋だ!!だが、今のアイドル達も可愛い!!最近、遠坂ニンジャーズの因幡ちゃん…あの子も可愛いな」
戦兎「その因幡君、男だけどな」
カズみん「………あんなに可愛いのに女の子な訳がない!!」
万丈「なに言ってるの!?はい、それじゃあ始まり始まり!!」
6月某日、成田空港。
「えー…エルメンヒルデ・カルンスタインさん。吸血鬼で戸籍はルーマニア。はい、パスポートと書類の確認も終りました。どうぞ」
エルメンヒルデ・カルンスタイン。成田空港のジャネットさんを突破し、無事に入国。しかし、彼女は知らない。ジャンピング土下座を行い、駒王で事件に巻き込まれて故郷が無くなり…色んな人からリアルターミナルと呼ばれる事に成ることは未だ知らないのである。
日本東京都。
「ギャスパーが……ファンガイアの初代王の末裔!?」
戦兎は今日も夜遅く、立花レーシングに通ってはナイトと共にギャスパーの強化アイテムの開発を行っていた。だが、その最中にナイトから衝撃の真実が話されたのである。ギャスパーがゴブリン族とレジェンドルガを滅ぼした始まりのダークキバである初代キングの末裔だと言うことだ。
「そうさ。私は初代様に仕えてた技師だからね…一目で分かったよ。あの御方の血を引いていることを。
初代様…我が王が御存命だった頃。ファンガイアにはそこまで種族差別的な思想は存在せず、初代様も人間の女性と結ばれて一児の娘に恵まれたのさ」
ナイトは語る。二代目キングこと過去キンが王位に着いてから、ファンガイアは他種族との恋愛がタブーとなり初代キングと人間の娘だったギャスパーの御先祖はファンガイアの社会から追放されたのだ。
「王女様は特別な力を持った混血児だったよ。エンペラーバットと呼ばれる、巨大なコウモリとも飛龍とも取れる姿に変化でき…圧倒的ながらも不安定な力を持ってた。
それ故に、王の後を継いで二代目キングと成った男は王女様を追放したのさ。そして今後、王女様のような力を持った混血児が埋まれないようにファンガイアと他種族の恋愛をタブーとしたんだよ。
お陰で私と弟…ポーンは王女様を保護できず、気が付けば王女様の末裔は吸血鬼の奴隷と成って子供を妊娠し出産…その子供が隔世遺伝で古代ファンガイアの力を持って生まれた」
「それが…ギャスパーって事か」
戦兎の問いに答えるようにナイトは頷く。そう、ギャスパーの母はファンガイアの血を引きながら、長い年月のお陰で普通の人間として生まれたのだが、その息子のギャスパーの代で隔世遺伝が突如として起きてギャスパーは初代キングと同じく古代ファンガイアの力を持って生まれたのである。
「ギャスパー王子ははっきり言って奇跡の存在だよ。宿した神器は発動出来ないように、扉間様の封印術がかけられてる。しかし、その神器にはケルトの神 バロールが乗り移り…変異してしまってる。そのお陰で、王子は神性が有るんだ」
「神器は選べないとは言え…そんなことが有るんだな」
ギャスパーは神器も可笑しい。ギャスパーの宿した神器は停止世界の邪眼と呼ばれる視界に納めた存在の時を停める神器であるが、ルビを振るとバロールの文字が入る。その為なのか偶発か不明だが…ギャスパーの停止世界の邪眼に神としてのバロールが入り込み変異してしまったのだ。
扉間は感知の力でそれを知り、エンマと共にギャスパーの神器に厳重な封印術を仕掛けてギャスパーの神器を封印。しかし、バロールが入り込んだのが偶発的であり…その影響でギャスパーからは神性が発せられてるのだ。
「神器に関しては私もよく知らないさ。ありゃ、人体実験でもしないと明らかには成らないしね」
「成る程…ん?なあ、ナイト。確か、ギャスパーのお父さんの前は二代目キングがダークキバを使ってたよな?」
「過去キン?奴が使ってた時はガチガチに機能を拘束した安全状態だからね。バリバリ全開な状態で使えたのは我が王とギャスパー王子だけさ」
そう言われて戦兎は思い出す。キバット2世が戦兎達にダークキバを説明する際に、キバットは言っていた。ダークキバは初代キングがウェイクアップⅢを使って自分の命を犠牲にした後…厳重に能力を制限されたと。
一方のnascita
「カズみん。飯…どうすんの?」
「頂きます!!お義父さん!!」
「誰がお義父さんだよ!?お前と美空は付き合ってないだろ!!てか、このツッコミは俺じゃなくてマスターが言うべきだよな!?」
夜になり、客足が去ったnascita。だが、客が1人だけ居た。それは美空に会いたいが為に、常連客に成った猿渡一海ことカズみんである。
「そう言うなよ、万丈。エビフライみたいな頭をしやがってよ」
「誰がエビフライだよ!?茶髪は生まれつきだ!!」
とカズみんの言葉にたいしてツッコミを入れる万丈。しかし、万丈は何処か寂しそうだ。無理もない、元の世界では万丈とカズみんは仲が大変良かった。万丈はカズみんを渾名であるカズみんと呼び、カズみんは元nascitaチームで唯一…万丈を下の名前である龍我と呼んでいた。だからか、万丈はカズみんから万丈と呼ばれた為か、少し寂しそうだったのだ。
だが…その時…
「曹操、間違いないのか?」
「ああ、此処がファンガイア行き着けの店らしい」
なにやら、怪しげな青年達が来店してきた。しかし、既にラストオーダーは終っており、ましてや来店したお客さんは常連ではない。惣一が青年達に声をかけようとしたが、万丈は手で惣一を制止させる。
「わりぃ…ラストオーダーは終ってるんだ。また、明日きてくれないか?」
「……ふっ、俺達はコーヒーを飲みに来たんじゃない」
その刹那。万丈は何かを感じて横に跳ぶ。すると、先程まで万丈が立っていた所には黄金の槍が刺さっていたのだ。
「うぉ!?アブな!?お前…マジかよ!?」
「なに、俺は正義の味方さ。答えろ、ファンガイアは何処に居る?」
「答える訳無いだろ」
万丈はそう告げ、腰にビルドドライバーを巻く。すると、万丈の側にキバットほどの大きさをした小型のドラゴン型ロボットが飛んできた。このロボットはクローズドラゴン、万丈のペットロボットであり…万丈の変身アイテムでも有るのだ。
万丈はクローズドラゴンを掴み、その背中にフルボトルと呼ばれる小さなボトルをセットし…クローズドラゴンを折り畳んでビルドドライバーにセットした。
「変身する気だぞ!!停めろ!!」
リーダー格の男が叫び、1人の男が万丈に殴りかかる。しかし、万丈はビルドドライバーのレバーを回す。ビルドドライバーからプラモデルのランナーのような物が出現して男を弾いた。
ランナーは装着系のスーツを構築し…
『ARE YOU READY?』
「変身!!」
万丈は青い仮面ライダー…仮面ライダークローズに変身した。
「変身した?」
「邪魔だ!!」
「ぐふ!?」
しかし、相手の数は多い。カズみんは相手の構成員の1人に殴られてしまった。だが…
「うっ…クローズ…ビルドドライバー?……変身?………………やりやがったな!!ポテトなめんな!!」
カズみんは殴った相手を蹴飛ばし、クローズ、そして美空と惣一を見る。
「
「カズみん…お前…記憶が!」
最強のドルオタ。殴られた衝撃で記憶が戻る。
「カズみん!!これ、戦兎がもしもの時の為に作ってたゼリーとドライバーだ!!」
惣一は何処からか、青色でビルドドライバーとは異なる変身用のドライバーと、ロボットのマークが書かれたゼリーを取り出してカズみんに投げ渡す。
カズみんはそれを受け取り、青色のドライバーを腰に巻いた。
「見せてやるよ……ドルオタの力って奴をな」
カズみんはドライバーにゼリーをセットし…ドライバーのレバーを下げる。
「心火を燃やしてお前達をぶっ潰す。変身」
カズみん、記憶が覚醒する。そして黄金のライダーが降臨した。
次回!謎の集団VSクローズ&グリス!!
???「お見せしよう!!」
???「キャストオフ!!」
当然、駒王在住の2人もやってくる
番外編をやるとしたら?複数やるかも
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ようこそ原作グレモリーの皆様
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原作ギャスパーと紅ギャスパーが入れ替わり
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マダラ0円生活
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幻さんが逝く、電車を使う初めてのお使い