「戦争こそが…俺の生き甲斐なのだ」
今現在の日本への入国だが、転移での入国は認められておらずやろうとすれば強制的に国際空港の税関に飛ばされる仕組みと成っている。では日本に入国するにはどうしたら良いのか?簡単である。転移を使わなかったら良いのだ。具体的に言うと飛行機、船等を利用して今まで通りに入国する。そうすれば入国は可能だ。
しかし、世の中には不法入国を行う愚か者も居る。過去には口寄せの術式を利用して不法入国した奴等(貴族悪魔)、神滅具絶霧を用いて不法入国を働いたバカ(先日の曹操と愉快な仲間達)が居る。
そして、新たな不法入国を働いた愚か者が現れたのである。それはとある堕天使が率いる軍勢である。彼等は愚かにもこんな方法で入国した…それは…
「コカビエル様。この方法で大丈夫でしょうか?」
「やるしかあるまい。転移は封じられたからな」
ガスマスクを装備したコカビエルという最上級堕天使は仲間の堕天使と共に、成層圏ギリギリの高さまで浮かび上がり…其処から日本に向けてゆっくりと降りるという手段で密入国を果たそうとしていた。
コカビエルは戦争屋だ。戦争こそが彼の生き甲斐だ。上司のアザゼルはコカビエルが欧州で好き勝手にやってる頃に、世界一臭い生き物に変身してしまいもう臭い。お陰様でアザゼルは引きこもって研究ばっかりであり、コカビエルのストレスは貯まっている。なので戦争行為を行ってはストレスを発散させていた。
「だが…このドライバーで日本と戦争を起こすのも良いな」
コカビエルは笑みを浮かべ、ゲネシスドライバーを腰に巻いたのだった。
「ミカエルを誘き寄せる為に、教会が保管していたエクスカリバーも全て奪えた。さあ、来いよミカエル…戦争を始めようぜ!!」
そしてコカビエルは日本にゆっくりと降りていく。しかも目的地は既に決まっているのだ。目指すは駒王、魔王の妹2人が居る町であり、そこで駒王を滅ぼして魔王の妹2人を拉致して犯し…女体を堪能してから公開処刑を行えば悪魔と戦争を起こせる。更に、コカビエルは天界が唯でさえ欧州の事態の対応に大変なのに教会が持つエクスカリバーを全て強奪。事を起こすのは日本の駒王なので、コカビエルは悪魔と天界、そして日本との戦争を起こしたいのだ。
――さあ、戦争を始めよう。
コカビエルの仲間は400人ほど。堕天使はとある財団に人工神器のテクノロジーを提供する代わりに、戦極ドライバー等の技術提供を受けたのだ。今回、コカビエルが連れてきた仲間は全員が、なんらかのドライバーを持っており人間には先ず負ける道理は見付からない。この戦い、コカビエルは勝ったも同然である。しかも、駒王に到着次第、口寄せの術を用いて人間の協力者や機械も呼び出すので戦力は過剰も良いところだ。
駒王のnascita。
そこでは先日からメイド衣装に成った吸血鬼の少女が働いている。その人物は吸血鬼の有名な一族の令嬢であるのだが、吸血鬼の上位存在であるファンガイアの皇族に無礼を働いたとして滞在期間は働く事に成ったのである。
「エルメンヒルデちゃん。コーヒーおかわり貰える?」
「注文良いです?」
「此方にもおかわり頂戴」
「はい!ただいま!!」
仕事で働く爽やかな汗をかいて、馴れぬ仕事を行うのはエルメンヒルデ・カルンスタイン。彼女は吸血鬼のお嬢様だが、色々有って来日してギャスパーに罵声を告げ…ギャスパーの正体を知ってジャンピング土下座。その結果、ギャスパーの判決で日本に滞在する間はnascitaで働く事に成ったのである。
しかも、まさかのメイド服姿である。
「てか、マスター。メイド服なんて何時買ったんだよ?」
ふと、エルメンヒルデと共に接客を行い…お勘定を済ませるお客様の為にレジ打ちを行った万丈がふとカウンターの厨房でコーヒーを淹れる惣一に問う。そう、エルメンヒルデはあのギャスパーにジャンピング土下座した翌日から働いているが、店にやって来たのは土下座した日だ。僅か1日で惣一がメイド服を買うなんて不可能であり、買うとしたら前日までに買わなければならない。
「えっ?俺が夜なべして作った。元宇宙飛行士なめたらダメだぞ?俺はこう見えて手先が器用だからな」
なんと言う事でしょう。惣一は僅か1日でメイド服を作ったのだ。しかもエルメンヒルデがnascitaにやって来てから接客を始める数時間以内でである。
「マジかよ!?」
「そうだよ。だって宇宙服は分厚い…その分厚い服で作業しないといけないからな。訓練で手先が器用に成ったんだよ」
「いや、器用すぎだろ!?マジでアレを作ったの!?」
エルメンヒルデが着てるメイド服はクオリティーが普通に高く、普通では市販と思っても仕形がない。だが、惣一はこれを手作りで作ったのだ。
一方、地下室では戦兎がナイトと共にダークキバの強化アイテムを製造していた。
研究室には様々な数式は勿論のこと、古代ファンガイア語で書かれた様々な文章が書かれた紙が散らばっており2人はダークキバの強化アイテムを製造する。
「先ず、優先するのはギャスパーの強化アイテム…だけど、これは一応は完成した。後は万丈の強化アイテムとカズみんのグリスブリザードの負荷削減の開発、そしてギャスパーの武器だな」
「過去キンの時は捕らえた種族を武器にしてたけどね。太牙様がキングに成ってからは3人とも自由に成って黄金のキバと闇のキバは専用武器が無いからね」
と作業しながら話し合う戦兎とナイト。2人の視線の先には様々なケーブルで繋がれた黒い小型のドラゴンが眠っていた。大きさも20cm未満であり、小さい。されどこのドラゴンは本物のドラゴンではない。ナイトの持つ古代ファンガイアの技術と戦兎の科学力で産み出された
「ふっふふ…私と戦兎きゅんの合作!!ダークキバをダークキバ トゥルーキングフォームに進化させるキーアイテム!!タツゴロウくんのだいたい完成だじぇ!!」
ナイトが豊満な胸をぶるんと震わせるように言う。そう、このドラゴンはタツゴロウという名前でありダークキバを進化させる力が有るのだ。古代ファンガイアとビルドの力が合わさったからこそ、出来た代物である。
「後は…タツゴロウが目覚めたらOKなんだけどな」
考え込むように戦兎が言う。タツゴロウは人工生命体であり、目覚めて自立で動き…ダークキバの左手首に張り付けばダークキバはフォームチェンジして進化出来るのだ。
「うっささ、戦兎きゅんや。待っていてもしょうがない。バンジョイの強化アイテムを作ろうぜ!!」
「そうだな。良し!!万丈の強化アイテム…マッスルギャラクシーフルボトルを作るぞ!!」
しかし、原理は合ってる筈なのにタツゴロウは目覚めない。
だから…戦兎とナイトは万丈の強化アイテムの開発に乗り出した。
パソコンの画面にはマッスルギャラクシーと題された大きなフルボトルの映像が写し出されていた。
その日の夜。その日の開発を終え、戦兎は町のパトロールを行っていた。
英雄(笑)の襲撃以降、駒王に住まう大人の仮面ライダー達は交代で夜回りを行っている。基本的に犯罪とは人気の無い夜に行われる物であり、夜ならば人の目も少なくと通報される可能性も低いのだ。
「ギャスパーの力も借りたいけどギャスパーは未成年。父さんと幻さんは東京在住。カズみんは茨城県だしな。俺達でやるしかないか」
一海は農家であり朝が早いうえに茨城県在住。忍と幻徳は東京在住で研究所勤務と官房長官の秘書、その立場ゆえに自由には動けない。ギャスパーの力も借りたいが、あいにくギャスパーは未成年。
それに対し戦兎は仕事に融通が効きまくるnascitaの住み込みバイト。時間はタップリだ。
nascitaの警備を万丈に任せ、戦兎は駒王をパトロールする。何事も無ければ良いが、何かが起こるのが常なのだ。
「しかし…夜は涼しいな。日中は冷房をつけないと暑いぞ」
と夜のパトロールを行う戦兎。すると、何やら女性の悲鳴が聞こえてきた。
「なんで私の滅びの魔力が効かないのよ!!てか、なんなのよ!!」
と声が聞こえてくる。戦兎は声の方に向かって走ると、そこには黒影トルーパーに追われる紅い髪でナイスバディの少女が全速力で逃げていた。戦兎は彼女を一方的に知っている。
美空が言っていたが、彼女はリアス・グレモリー。魔王サーゼクス・ルシファーの妹であり、駒王に留学に来たお姫様である。一国のお姫様が護衛も着けずに留学に来るのはアレだが、彼女はその美貌故に学校内でも人気者らしい。
「早速現れたな…」
戦兎は腰にビルドドライバーを巻くと、リアスと黒影トルーパーの間に割って入る。
「へ?」
「誰だ貴様!!」
「通りすがりのカフェの店員さんな天才物理学者だよ」
すると、戦兎は戦車の絵柄が書かれた青いフルボトル…タンクフルボトルと赤いウサギが描かれたフルボトル…ラビットフルボトルを取り出して軽く振る。
「さあ、実験を始めようか」
戦兎はその2つのフルボトルをビルドドライバーにセットする。
『ラビット!タンク!ベストマッチ!!』
ベルトから音声が響き、戦兎はレバーを回す。すると、クローズと同じく仮面ライダーのパーツが構成され…
『ARE YOU READY?』
「変身!!」
戦兎は構築された2つの装甲を装着し、青と赤…2色の仮面ライダー 仮面ライダービルド ラビットタンクに変身した。
「さあ、勝利の法則は決まった!」
数秒後。
戦極ドライバーを破壊され、地面に1人の堕天使が倒れている。先程の黒影トルーパーの中の人である。
「さてと…お前は後で加賀美さんに引き渡すとして」
既に加賀美には連絡してある。破損した戦極ドライバーも回収した。
「所で…君、こんな時間に出歩いたら危ないだろ?」
戦兎は変身を解除し、リアスにそう言う。今の時刻は夜10時。年頃の高校生が悪魔とは言え1人で出歩いて良い時間ではない筈だ。
「家に居たわよ!!そしたら、住んでるマンションの部屋にコイツが飛び込んで来て、部屋は崩壊!外に逃げるしか無かったのよ!!」
なんと言う事でしょう。リアスは家に居たが、突如として襲ってきた黒影トルーパーが部屋を破壊。その結果、リアスは外に逃げるしか無かったのである。
「そうか……仕方無いな」
「てっ!?戦兎!?こんな時間に女子高生連れ込んだのか!?」
その後。一通りのパトロールを終えた戦兎はあろうことかリアスをnascitaに連れて帰った。当然の如く、万丈に突っ込まれるが…
「仕方無いだろ!彼女、マンションの部屋壊されたし、あの変な偽ライダー達に命を狙われているんだから」
リアスお嬢様。一先ず、nascitaに身を寄せる。
戦兎「なんか、作者がどんどん次回作が浮かんでくるってよ」
ギャスパー「この作品。終わるのまだまだかかりますよ」
戦兎「だよな。なんか、神様転生系らしいぞ。あと、ギャスパーがリアル渡ポジになってる」
ギャスパー「僕またライダー!?」
戦兎「因みに転生オリ主はチート無し。解説書な手帳しか取り柄がない女性だってよ」
万丈「次回作の話はまた今度!!」
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