日米が本気を出してしまった   作:静かなるモアイ

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ライダーの顔は泣いているように見える?


仮面の中身

『これで…やっとだなキバッチ』

『そうだな。キング』

 

血に染まった荒野。その荒野には夥しい程の亡骸が転がっていた。その亡骸は全てが緑色の肌をしており、人間ではない。そしてその全てが雄であり雌は一匹も存在していない。と言うか、雄しか居ない種族なので当然である。

 

その一族はたった1人の男の手で一匹も残らず全滅させられた。その一族はゴブリン族。他の種族の女性、特に人間の女性を好んで浚っては孕み袋として犯して孕ませ、物凄い勢いで増殖する一族だった。増殖力は勿論のこと、優しさに芽生える事は絶対に無く弱者を嬲り物にする残虐性を持つ。

 

そのゴブリン族だったが、もう一匹も生きていない。もうこの時をもって過去の存在に成ったのだ。ゴブリン族を過去の存在に変えたのは、腰のベルトに白色のキバットが止まった闇のキバだ。その闇のキバに変身したのはファンガイアの真祖と言える人物、初代キングである。

 

『どうした?タバネ』

 

闇のキバは呼ばれたので、声の方を見る。そこには未だ十代前半程の年齢であるナイトが此方に向かって駆け寄ってきたのだ。

 

『イェーイ!王様!!私が作った鎧どうだい?弟が作ったサガと比べてどうだい?』

『ああ…そうだな。俺は此方の方が好きだよ。な、キバッチ』

『ふっ…』

 

ふと、幼いナイトは思った。自分で作ったのもアレだが、闇のキバのマスクは泣いているようだった。

 

『王様。泣いてる?』

『かもな……でもな。タバネ、覚えておくんだ。涙は流しても良いんだよ…泣いて良いんだ。だけど、停まるな…涙で前が見えなくても進め。進んだ先、涙が止まれば虹が出てるからな。

何時か、タバネと共に笑って共に泣ける人が現れたら良いな』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわ、寝てしまった」

 

パチリとナイトは夢から覚める。随分と懐かしい夢を見ていた物だ。今、彼女が居るのは駒王駅の地下に有る避難所。そこには駒王在住の様々な人が避難していた。この避難所は元々、悪魔が日本統治時代に悪魔領土に向かう為の電車がやって来る特別な駅だった。しかし、日本の手に取り戻してからはいざというときに避難所となるシェルターに作り替えられたのだ。

 

このシェルターに居れば、先ずは安全である。ナイトは美空や惣一、エルメンヒルデと言ったnascitaの面々で戦えない人達と共にシェルターに避難してるのだ。彼女達の他に、駒王在住の殆どの民間人が避難している。しかし、その中にリアスとソーナは入っていない。2人は日本政府と悪魔政府の意向で、一時的に冥界に帰還してるのだ。

 

「頼んだぜぃ、みんな」

 

今、ナイトに出来るのは戦兎や万丈の代わりに惣一や美空を守ること。そして、未だ未完成のマッスルギャラクシーフルボトルの開発を進め、何とかタツゴロウの起動を成功させる事である。

 

 

 

 

 

駒王。現在、そこは日本とコカビエル率いる堕天使の軍勢+αとの戦争がただいま起きていた。堕天使軍の数は最低でも一万程の軍を引き連れており、雑兵でも人間を超越した力を持っており、駒王は正に絶望……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもなかった。知ってた。と言うより、ショッカーとゴブリン族相手に遅れをとるコカビエルの軍勢が、日本が誇る仮面ライダーを筆頭とした皆様相手に勝てる道理は無い。

 

「ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」

 

「お見せしよう!!」

 

「クロックアップ!」

 

「俺のマグマが迸る!!」

 

「祭りだぁぁぁあ!!」

 

「勝利の法則は決まった!」

 

わざわざ、三咲町から駆け付けた光太郎ことRXを加えた駒王のライダーの皆様は勿論のこと、美空が心配故に茨城県から軽トラで駆け付けたカズみん=グリスも加えて大暴れ。

いや、仮面ライダーだけではない。日本で戦える人達は仮面ライダーだけでは無いのだ。

 

それは扉間が派遣した忍者の皆様、更には三咲町の千手の家に在住してる伝説のポケモンの皆様も駆け付けた。駆け付けたポケモンはゼクロム、レシラム、更にはレジギガスと言った戦闘力が高いポケモン。いや、ポケモンだけではない…エンマが真数千手降臨事件で産み出しちゃった五大精霊の一角 スピリット・オブ・ファイアが駆け付けてはコカビエルの軍勢を魂まで燃やし尽くす。

 

「聞いてた話と違う!!」

 

「転移で逃げろ……使えない!?どうなってるんだ!?」

 

コカビエルの愉快な仲間達は転移で逃げようとするが、逃げられない。当然だ、日本はコカビエル達を逃がすつもりは全く無い。この駒王で1人も逃がさず全員殺すつもりである。しかも、コカビエルの仲間は駒王に降りた瞬間に、口寄せの術式を発動させた。だが、日本にはパルキアがいる。このポケモンは時空間を操れる…パルキアの力で術式をハックし…口寄せ対象を罠を仕掛けまくりな空間に強制的に送り付け、そこで抹殺。

その上、駒王にやってきたコカビエルの仲間は全員が、パルキアの力で空間を固定させられ転移で逃げられない。

 

「我が魂は……グリゴリと共にありぃぃぃい!!」

 

1人の堕天使がダークキバに特攻する。だが、ダークキバはカウンターを合わせるような蹴りの一撃で堕天使を粉砕した。

 

「貴様が闇のキバだな?」

 

ふと、その声が聞こえダークキバは声の方を見る。そこには腰にビルドドライバーを巻いた男が立っていた。

 

「私は姫島ハネズ。訳有って、コカビエルに協力する者だ。なに…日本には因縁が有ってね」

 

ハネズと名乗った男は黒色のフルボトルを2つ取り出した。

 

『フェニックス、フェニックス』

 

そのフルボトルはフェニックスフルボトルのようだがなんだか違う。しかも、2つともフェニックスフルボトルである。

 

「さてと…それじゃあ、千手への復讐として先ずは君を殺そう」

 

ハネズはそう告げ、ハザードトリガーを取り出した。

 

「これは実に便利な物だ。財団はこれを快く量産してくれたよ」

 

『MAXハザードオン』

 

ハネズはハザードトリガーをビルドドライバーにセットし、レバーを回して変身した。

 

 

変身した姿は漆黒のビルドであり、背部には漆黒の翼があった。

 

「仮面ライダーメタルフェニックスだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクン。シェルターで何かが起動する。




ハネズさん……生きとったんかワレェ!?

タツゴロウ『アルティメットWAKE UP!』
戦兎「目覚めちゃった!?」
万丈「あれが…」
カズみん「仮面ライダーダークキバ トゥルーキング」


ギャスパー「ふぁ!?コイツ…倒しても甦って来たんですけど!?」
戦兎「なっ!?封印術であのフルボトルを取り込んだ!?」
万丈「てか、化物に成った!?」






卑劣様「ナルト。今から堕天使領土に向かうから着いてこい」
ナルト「OK!」

番外編をやるとしたら?複数やるかも

  • ようこそ原作グレモリーの皆様
  • チームnascitaが行く、原作世界
  • 原作ギャスパーと紅ギャスパーが入れ替わり
  • マダラ0円生活
  • 幻さんが逝く、電車を使う初めてのお使い
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