ナイト「すごーーいでしょ!!」
万丈「はい分かった分かった!!」
姫島ハネズの変身した仮面ライダーメタルフェニックス。その姿は漆黒であり、漆黒の翼を持つ兵器に堕ちた神獣を彷彿させる。
ハザードトリガーを使ってる事も有るのだが、ふとギャスパーは思い出す。ニュースで聞いたが約2ヶ月前、イタリア国軍を壊滅させた黒いビルドの事だ。確かにメタルフェニックスも漆黒でビルドドライバーを用いて変身してる。だが、イタリア国軍を壊滅させた黒いビルドには翼が無かった。この事から、黒いビルドはメタルフェニックスのフォームチェンジ版…最悪の場合は別人だと言うことだ。別人ならば、今もその黒いビルドは欧州で猛威を振るってるという事である。
「メタル?」
「ふふふ、冥土の土産に教えよう。メタルボトルは普通のフルボトルと違い、ファントムリキッドとヴィブラニウムを従来のフルボトルに組み合わせた兵器としてのフルボトルだ」
そう告げたメタルフェニックスは瞬時に消え、ダークキバの眼前に出現するとダークキバに目掛けて拳を振るう。当然、ダークキバも拳を受け止めるがその強さは先程まで戦っていた量産型ライダーと異なりかなりの力が有る。その豪腕を持って、ダークキバを弾き飛ばす。
「ぐぅ!?」
さっきまで戦っていた量産型とはスペックが段違い。レベルが…世界が異なる程の強さを持っている。戦兎から聞いた話だが、ハザードトリガーは変身者のスペックを一時的に引き上げて圧倒的な力を与える代償に理性を失うそうだ。当然、戦兎もその危険性は承知しており戦兎はハザードトリガーを使用しても暴走しないフォームを完成させた経歴が有る。
しかし、目の前のメタルフェニックスは暴走の兆候は見えない。もしかすればメタルフルボトル…ヴィブラニウムの性質かもしれないが、暴走はないのだろう。その上、ハザードトリガーでパワーアップしたスペックを誇り、ダークキバを次々と追い込んでいく。
「素晴らしい…素晴らしい…これが…これがヴィブラニウムとハザードトリガーの力!!」
戦い、その性能故かどんどん有頂天に成っていくメタルフェニックスこと姫島。しかし、その時……
『イヤッホォォォオオオ!!何時も貴方のお側にタツゴロウでぇぇぇぇーす!!』
なんか、おネエみたいな声が響き、小さなドラゴンのような物が飛んできた。それはダークキバ…ギャスパーも知っている。それは完成したのはしたが、どういう訳か起動出来なかったタツゴロウであった。
「誰だお前は!?」
『あら器の小さい男!自分の才能が認められないってテロリストに成りそうな臭いがプンプンするわね!』
タツゴロウはメタルフェニックスにそう言うと、ダークキバの目の前に移動した。タツゴロウ…彼?彼女?が此処に来たっていう事はダークキバは強化形態に進化すると言う事である。
『行くわよん!!王様の末裔さん!王位を継承する準備はOKかしらん?返事は聞かないわよん!!』
「「えっちょっと…」」
タツゴロウはダークキバの回りをくるくると周回し、ダークキバの左手首に停まる。すると、莫大な力が闇のキバに注入され、闇のキバは完成されてから1000年以上の時を得て強化形態に進化するのである。
『アルティメットWAKE UP!!』
莫大な光が放たれ…光がやむとダークキバはその姿を変えたのだった。
「なんだ……その姿は?」
頭部は王冠を彷彿させる形状に変化しており、背のマントは龍の翼を想起させ…龍翼に変化させる事が可能になり自由飛行を可能とする。
主な色合いは変化してないが、それはファンガイアの王が纏うに相応しい物だった。腰のベルトに停まるキバットの瞳は極彩色に変化しており、全身に力が漲る。
これこそ、ビルドの技術と古代ファンガイアのテクノロジーが合わさった強化形態 ダークキバ トゥルーキングである。
「なめるな!!」
メタルフェニックスは走り出すが…トゥルーキングに首を掴まれ、地面に叩きつけれてしまう。
「ぐふ!?」
なんだ?この力は…このスペックは!?理解が出来ない!?ふざけるな…ふざけるな!!
姫島の脳裏で様々な言葉が思い浮かぶが、攻守は反転した。
「はっ!!」
トゥルーキングはメタルフェニックス蹴り飛ばす。無様に地面を転がるメタルフェニックスであったが、なんとかメタルフェニックスは立ち上がる。しかし、突如としてメタルフェニックスの背後に緑色の紋様が出現した。この紋様はダークキバから使えた、これは紋様で相手を捉えて雷撃でダメージを与えたり、ダークキバの元に相手を引き寄せる事が出来るのだ。
「ギャァァァァア!!」
だが、紋様の出力はダークキバの時よりも出力が上がっており…メタルフェニックスの防御力を貫通して姫島に深刻なダメージを与える。その上、紋様に囚われて姫島は逃げ出す事が出来ない。
「えーと…この後は何時も通りにしたら良いのかな?」
『私のレバーを引っ張るのよ』
ギャスパー…トゥルーキングはタツゴロウの尻尾を引っ張る。すると…
『WAKE UP!!』
トゥルーキングに莫大な力が解放され、ギャスパーは飛び上がる。
『Ready Go!!』
最高到達点に辿り着くと、空中で一回転し…トゥルーキングは飛翔体に変化し…どんどん加速しながら降下していく。そして最高速度に辿り着くと、トゥルーキングに戻り…両足に莫大な魔力を込めてライダーキックを解き放った。
「アギャァァァァァア!!」
その威力はキングスバーストエンドを遥かに越えており、300tを越えるダメージを姫島は受ける。その一撃で変身は解除され、姫島は腹部を抑えて悶絶する。変身ベルトだったビルドドライバーは破壊され、姫島は苦しそうにメタルフェニックスフルボトルを握る。
「この化物めぇぇぇ!!」
変身を解除され、なんとか立ち上がる姫島。その瞳はダークキバ トゥルーキングを睨むが、マスクで隠されたギャスパーの表情は見えない。
「やれやれ…後の幹部らしき者はお前だけだな」
その声が聞こえ、瞬身の術で何かがギャスパーと姫島の間に現れた。その人物はギャスパーは良く知っており、姫島とも因縁が有る。
「千手エンマァァァア!!」
二代目火影の息子 千手エンマである。
「知ってたか。ご存じの通り、俺は千手エンマ。
ふと、ギャスパーはある事に気付いた。それはエンマの右手に何かが握られていた。良く見てみるとそれは…コカビエルの生首だったのである。
「エンマ父さん?それって…」
「戦犯の生首。諦めろ、お前は以外の幹部は全員死んだ。上司のコカビエルもこの有り様だ」
エンマは飛雷神でコカビエルの生首を何処かに飛ばした。しかし、姫島は不敵にも笑みを浮かべた。
「クックク…此処までか……」
そして…姫島はメタルフェニックスフルボトルを肉体に取り込み、チェスの王の駒らしき物を取り出してそれも肉体に取り込んだ。
「王の駒!?お前…まさか……」
「メタルフェニックスフルボトルと王の駒を取り込んだ……私は……不死身の存在と成るのだ!!」
その刹那…姫島の肉体は変化を起こし、巨大な不死鳥のような怪物に変異した。
『ギュゥオオオオオ!!』
「「なんじゃありゃぁ!?」」
その姿は離れた所で戦ってた万丈…クローズと一誠にも見えており、大きさは最低でも30メートルは越えてるだろう。
「万丈さん!何ですかありゃ!?」
「しっ知らねぇよ!!でも、味方じゃないよな?」
「オタクは遅れてから本気を出す。木場、いっきまーーーーす!」
その声が戦場に響いた。すると、空から
空想上の存在であるガンダムが降り立った。しかも、唯のガンダムではない。平成世代の中でも人気の高いガンダム…ストライクフリーダムガンダムである。
「なんでガンダム有るの!?しかもストフリ!?誰だ再現したやつ!!もしかして……ギャスパーのもう1人のお父さん!?」
青き翼を広げ、降り立ったストフリを見てツッコミの一誠が叫ぶ。
『ふふふ、誰かと思えば同じクラスの兵藤じゃないか』
ストフリの顔が一誠を見下ろし、ストフリから一誠が学校で良く聞いた声が聞こえる。そう、ストフリに乗ってるのは…
「お前…まさか木場!?クラスメートの木場祐斗!?」
『YES!!』
そう、木場である。スマートブレイン社長の弟だ。
そしてストフリはビームライフルの一撃で変異した姫島を一撃で消し飛ばし、何処かに飛び去った。
「なんだろう…最後に色々と持っていかれた」
生身に戻ったギャスパーは苦笑いを浮かべて、去っていくストフリを見送った。
「あれはコカビエルの独断だ!!俺は関係ない!!」
世界一臭い人物に成ったアザゼルは叫んだ。
そんなアザゼルの視線、400メートル先にはオレンジ色のチャクラで構成された全長50メートル程の九尾の上に乗った扉間が居る。
「いきなり攻めてくるな!!国際法違反だろうが!!」
アザゼルは叫ぶが知らない。そもそも一方的に宣戦布告してきたのは堕天使なので知らない。
「ほう?国際法違反か。そっちがそう言うならば、公の場で話し合うとするか」
扉間はそう告げ、九尾……尾獣化したナルトを連れて飛雷神で消えた。
「日本め…俺は世界のために動いてるのによ」
しかし、アザゼルは知らない。先程、国際法違反と言ったのがブーメランと成って悲劇が起きることを。
ダークキバ トゥルーキングのスペック。
基本的にパンチ68t。キック90t。ジャンプ距離∞。なお、変身者のスペックで上昇する。
次回!復興の駒王と……神様御一行。サーヴァントの仕組みを利用して降臨した紘汰神のお陰で知らない所で天界のシステム等に異常が?
アザゼルさんの裁きのアンケート。因みに名誉幹部ミカエルさんは決まってます(笑)
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卑劣流、ネタ裁き(生き地獄)
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ヤらないか?