日米が本気を出してしまった   作:静かなるモアイ

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カルチャーショック!!


ワールド カルチャーショック

三大勢力が世界の平和を守り、自分達の滅亡を回避する為に結んだ和平。駒王協定。それは悪魔である一誠達からすれば常識であり、自分達三大勢力が世界を守り動かすための歯車でもあった。

 

だが、それは自分達の世界での常識。この世界の常識ではなく、様々な異なる点が並行世界からやって来たグレモリー眷属御一行の頭を悩ませていた。

 

「三大勢力が和平を結んでいないし、神秘が公に成ってるし…どうなってるのよ」

 

「過去の偉人達が召喚される聖杯戦争、それをバラエティーにして平和にした聖杯バラエティー。もう、訳が分からないよ」

 

「アスガルドが異星に成ってるし…天界協定ってなんですの?」

 

「仮面ライダーというヒーローが実在し、アメリカにはアベンジャーズ?てか、ガブリエル様がアベンジャーズ!?」

 

「この世界の僕が仮面ライダーってどういう事なんですか!?引き取られただけで仮面ライダーに成るんですか!?」

 

「あの部長のおっぱいを狙い、おっぱいを独り占めしようと…強引に結婚を迫ったライザーの野郎が……ギャスパーの父親の1人の親友で孤児院のおじさんだと!?

そしてその孤児院に大きくなった小猫ちゃんにアーシア、朱乃さんが居るってどういう事だ!?」

 

等々とこの世界との違いを知り、項垂れるグレモリー眷属の皆様。

 

そんな彼等は一誠とギャスパー、そして神様から直々にグレモリー眷属御一行の付き添い(監視)を頼まれた我らが銀の侍 坂田銀時こと銀さんは駒王の案内を行っていた。

 

まだ復興が続く駒王であったが、細かい違いが存在しており…悪魔リアスは頭を抱えてしまっている。当然だ、彼等の世界では駒王は悪魔の土地であり、リアスは悪魔の重要拠点とも言える駒王の管理者だった。

 

「私の駒王が……世界が違えば、こんなに違うなんて」

 

自分達の世界では誇れる領地。しかし、此処では悪魔の土地ではない。当然だが、日本の土地であり悪魔の土地ではないのだ。

 

「知ってると思うけど、此処が俺んちな」

 

やがて、彼等は一誠の自宅の前にやって来た。一誠の家はごく普通の一軒家であり、築20年程は経っているだろう。至って普通の一軒家であり、驚く箇所は無い。

 

「ほー、お前のお父ちゃん頑張ったんだな。賃貸?マイホーム?銀さん感心だよ、銀さんの家は賃貸…間借りだったしよ」

「マイホームですよ。父さん曰く、まだローンは残ってますけど」

 

最近は一軒家の賃貸も当然ながら有る。一軒家を賃貸ではなくマイホームで保有する人も当然ながらは居るのだが、残念ながら一括で支払える程金銭的な余裕が有る人は少ないだろう。だが、価値は有る。なにせ、マイホームは一生ものであり、その後の世代も使うのだから。

 

「「「「えっ!?普通の一軒家!?」」」」

 

しかし、驚いたのは原作グレモリー御一行であった。

 

「私達の世界じゃ、大豪邸よ?私の権力で不動産価値数百億の豪邸に成ってるわ」

「「「数百億!?」」」

「そこで私達、グレモリー眷属の女性達はイッセー君のご家族と共同生活してますの」

 

なんという事でしょう。悪魔一誠の自宅は悪魔の権力で不動産価値数百億という桁が…規模が可笑しい大豪邸に住んでおり、あろうことかグレモリー眷属の女性達と共に共同生活しているのだ。

美女に囲まれた大豪邸ハーレム生活。そんな男の欲望を具現化したようなハーレム生活を送る悪魔一誠、けしからん、けしからん。しかも、その大豪邸もギャスパーのように日頃から働いている訳ではなく宛がわられて手に入れたのだ。なんという幸運、いや運命力…正に人生の勝ち組である。

 

「このボルボックス野郎!!男の欲望を次々と実現しやがって!!タダで豪邸?ハーレム生活?けしからん!!けしからん!!けしからんぞ!!」

「ほんげー!?」

 

そんな悪魔一誠に銀さんのアッパーカットが炸裂した。

 

 

 

「此処が駒王学園だぞ。つっても、そっちのギャスパーは此処に出てきたか」

 

そして、並行世界では三大勢力の超重要拠点である駒王学園。だが、此処では違う。此処では様々な種族の子供達から青年達が日頃から学んでいるマンモス校である。

並行世界では異なるが、この世界では駒王が日本の手元に戻ってから学園も変化している。並行世界では幼稚園、小学校、中学校、高校、大学に大学院は駒王の別の場所に存在していた。しかし、この世界では国立に成っており同じ敷地内に幼稚園から大学院まで揃ってるのだ。

 

「国立!?」

「俺達の駒王学園が……全然違う物に変わった」

 

校庭を見れば、猫耳、キツネ耳に尻尾が生えた子供達が人間に混ざって楽しそうに遊んでおり、並行世界と随分と違う。神秘は秘匿された存在ではなくてはならない、自分達の世界の常識が異なる現実を見てグレモリー眷属御一行は言葉を無くした。

 

「おっ!ギャスパーじゃないか!」

 

ふと、そんな声をかけられたギャスパー。ギャスパーは勿論のこと、その場に居た人達は声の方を見る。そこには30代半ばの男性がカメラを持って立っていた。

 

「真司さん!」

 

どうやら、ギャスパーと男性は知り合いのようだ。男性は笑みを浮かべてギャスパーに近付いていく。

 

「お前のデビューを取材以来だな。元気だったか?」

「僕は元気ですよ?真司さんは変わらずですね。どうして此処に?」

「亜人や神器持ちも安心して通える駒王学園の取材、あと息子が来年から通うかもしれないしな。その下見」

 

どうやら、真司と呼ばれた男性とギャスパーは親しい仲のようだ。

 

「あの…貴方は?」

 

一誠がそう言うと、真司は1枚の名刺を取り出して手渡した。

 

「俺は城戸真司。ジャーナリストだ」

 

その名刺にはこう書かれていた。

 

OREジャーナル所属記者。城戸真司。

 

「OREジャーナル?」

「昔は読者から寄せられた話題を取材して発信する、今で言えばTwitterやFacebookに近い事をしてたんだ。今のSNS社会だと、誰もが自分の記事を発信出来るから…そのアプリの運営、あとは普通に雑誌の出版や取材を生業としてる会社さ」

 

そんな真司の後ろのカーブミラー。そこには真司を見守るように、赤き龍が映っていた。その事に真実を知るギャスパーと真司以外は気付いていない。

 

 

 

「所で真司さん。エサ代どうです?」

「マジで大変。美穂のは兎も角、ドラグレッダーめちゃ食うし、蓮の形見のダークウイングは少食だけど」

 

ミラーモンスターのエサ?それは不思議な事が起こって普通の食事でOK。

 

そして、悪魔一誠が真司の正体を知るのは後程だった。




真司の嫁さんは彼女です。

次回!!この世界の駒王学園!!

アザゼルさんの裁きのアンケート。因みに名誉幹部ミカエルさんは決まってます(笑)

  • 亡命という無罪?放免
  • 卑劣流、ネタ裁き(生き地獄)
  • 卑劣流、マジ裁き(死亡)
  • 帝愛地下帝国
  • ヤらないか?
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