うちはサスケは七代目火影うずまきナルトの親友であり、七代目火影の息子 うずまきボルトの師であり、大筒木ウラシキという輩を追って時空を越えたのだ。
「まさか…異世界にやってくるとは……」
千手の家のリビング。そこのソファーに座り頭を抱え、サスケは今後を思う。過去や未来に行くタイムスリップ処か忍界の有る世界と異なり全く世界の事情が異なる世界にやって来てしまったのだ。だが、幸いだったのがこの世界の裏側のスペシャリストであり
七代目火影の息子を預かる者として、なんとしてもボルトを守らなければならないサスケだったが…この未知なる世界で味方を得れたのは大きい。しかし、サスケは元の世界でウラシキとやらに受けた攻撃のお陰でチャクラが戻らず…先ずは治療が先であった。
「サスケさん…腕はどうしましょう。もしかしたら、治せるかも知れませんよ?」
幸いにもこの世界の医療技術はサスケ達の世界よりも進歩しており、サスケがウラシキから受けたダメージは回復している。
だが、サスケを治療したアーシアという少女の言葉を聞いてサスケは頭を抱えた。サスケは過去に色々と有り、左腕を欠損して隻腕である。サスケの世界では臓器は勿論、失くした手足を元通りに再生するのは不可能だ。
「ああ……やるにしても後でで良い」
先ずはこの世界の情報を調べるのが先。幸いにも此処は裏側の様々な資料が有る千手の家、サスケも青年時代に共に戦った千手扉間にその息子夫妻、更にはこの世界の人柱力である千手ナルトも居る。ボルトの安全は一先ずは大丈夫と考えて良いだろう。
「ナルトの兄さん!さっきのテレポートした術はなんだってばさ?」
「飛雷神か?教えても良いけど、修行は大変だってばよ?」
当の金髪の中学生程の少年 ボルトは父親と同じ名前の青年ナルトから飛雷神を教えてもらおうと色々と聞いていた。
「どんな修行だってばさ?」
「全身ぐるぐるロープに巻かれ、目の前に飛ぶ意識で繰り返す。それが終わればマーキングを施した所に正確に飛べるように繰り返す。それが終われば、本気の浣腸を繰り出してくる爺ちゃんから飛雷神だけで逃げる。それだけ」
と…ナルトもボルトに飛雷神を教えてくれるようだ。だが、もし…ボルトが飛雷神を修得すればそれは良い。今の木ノ葉隠れには飛雷神を使える忍は誰も居ない。ボルトが覚えれば物資の転送にサスケの秘境からの帰還も一瞬で終る。是非とも覚えてもらいたい。
「ボルトは何が使える?」
「螺旋丸と影分身!兄さん驚くなよ?俺は螺旋丸に性質変化を組み込めるってばさ!」
「俺も出来るってば。木遁の螺旋丸を教えようか?出来るかは知らないけど」
その瞬間、サスケは吹き出した。当然だが、木遁はあの千手柱間を始め彼の細胞を取り込んだ一部の例外でしか使えない。しかし、なんとナルトは木遁を螺旋丸に組み込ませる事が出来るのだ。
「おいこらまてぇぇぇぇぇ!!なんちゅう物教えようとしてるの!!螺旋丸でさえ、子供達には教えるなって扉間さんから言われてただろぉぉおお!!
てか……星遁 波動螺旋丸の次に危ない木遁の螺旋丸を教えるなァァア!!」
と…叫ぶようにツッコミを入れながら1人の男が入ってきた。その男は幾瀬トビオ…久しぶりに出てきた初代ツッコミ要員である。最近、メガネをかけた為か…リアル新八と影で呼ばれてる。
「えっ?なんで」
「てか…完全な木遁はナルトしか出来ないだろ!!エンマさんでさえ、木材木遁なんだよ!?凶悪忍術教えるなぁぁあ!!内臓突き破る分、波動螺旋丸より凶悪だわ!!」
「ギャーギャー煩いってばよ。発情期?」
「だまらっしゃい!!……あっ、サスケさん。お部屋の準備が出来ましたよ」
トビオが此処にやって来たのはナルトにツッコミを入れる為ではない。サスケとボルトが滞在中に使う部屋の準備が出来た事を知らせる為にやって来たのだ。
「寝巻きは浴衣で良いですか?」
「食事に部屋まで…すまないな」
「あっ!ナルトの兄ちゃん。あれ、うちはマダラだよな!?」
ふと、ボルトが笑みを浮かべてテレビの画面を指差す。
「おう、そうだってばよ」
マダラの名前を聞き、サスケは急いでテレビを見る。そこには…
――無人島サバイバル!!近日放送!!
『宜しい…このうちはマダラもサバイバルの真髄を見せよう』
――あのサバイバル王マダラPが無人島サバイバルを二泊三日繰り広げる!!舞台と成るのは未開の無人島!!果たして、マダラPは生き延びれるのか!?
褌一丁のマダラがテレビに映っており、それを見たサスケは考えるのを辞めた。
翌日。
「ご飯も美味しいし…此処って凄い所だな」
朝食を食べ終えたボルトは縁側に座り、千手の家の庭を眺めた。元から魔境だった忍界からやって来たボルトは原作御一行と比べて、そこまで驚かなかった。
ボルトの視線の先には未知の生物(ポケモン)と遊ぶ子供達が楽しそうに遊んでおり、その子供達の人種は様々だった。人間は勿論、ボルトがこれまで見たことがない亜人の子供達等沢山だ。
「サスケさんは二代目火影に呼ばれて居ないしな」
サスケは情報提供の為に魔法省に向かっており、ウラシキ等の情報を扉間に話し…今後の対策等を話し合っておりこの場には居ない。それに、この世界ではウラシキが目当ての尾獣のチャクラは存在せず…代わりに神器等が存在している。
ウラシキが神器を狙う可能性も有り、ウラシキを最も知るサスケが扉間と共に対抗策を考えるのだ。
「ナルトの兄ちゃんから飛雷神も教えてもらうし」
「ほう…貴様が兄者の言っていたボルトか」
その声が聞こえ、ボルトは後ろを振り向く。そこには写輪眼を発動し…扉間の髪を黒くしたような青年が立っていた。高校生に成ったオグナである。
「兄者?」
「俺は千手オグナ。千手ナルトの1つ下の弟だ」
「なんで写輪眼!?」
「俺は兄者と違って父親似だからな。写輪眼を開眼できた」
オグナの言葉を聞いてボルトは妹のヒマワリを思い出す。ヒマワリはボルトと異なり白眼を開眼してる。だが、ボルトには残念ながら白眼は現れなかった。ナルトも写輪眼を開眼しておらず、オグナだけが受け継いだのだろう。
「兄者の修行は厳しいぞ?心しておけ」
オグナはそう言うと瞬時に消えた。
「アンタも飛雷神使えるのかよ」
そう、オグナが消えたのは飛雷神である。すると、庭先からナルトが歩いてボルトの側にやって来た。
「ボルト。早速修行を付けさせたいが……なんか、一緒に鍛えてくれって言ってくる奴等が居てさ」
本来ならナルトはボルトにマンツーマンで飛雷神を教えたかった。しかし、どうやらボルトの他にナルトに鍛えてくれと言ってきた人達が居たようだ。お人好しなナルトは断る事が出来なかったようだ。
「俺は別に良いってばさ」
「ありがとう。一応、飛雷神の事を纏めた巻物を渡しておくってばよ。これが有れば、修得出来なくても元の世界に帰ってからでも覚える事が出来るだろ?それに、ボルトの友達にも飛雷神を教えることが出来るし」
と…ナルトはボルトに飛雷神のコツを記した巻物をボルトに手渡した。確かにこれが有れば、修得する前に忍界に帰っても飛雷神を覚える事が出来るだろう。
「ありがとうだってばさ!」
「聖女ジャンヌのおっぱい!この世界の朱乃さんのおっぱい!大きくなった小猫ちゃんのおっぱい!ワルキューレのおっぱい!
やっぱり…おっぱいの可能性は無限大だ!小猫ちゃんも将来は巨乳が確定したし、未来は明るいぞ!!」
――なんか、おっぱいを連呼する変態が居るってばさ。
ナルトに修行を付けてくれと言ってきたのはあろうことか、並行世界からやって来たグレモリー御一行の皆様であった。
なんでも、元の世界でのレーティングゲームが控えており、是非とも勝ちたい為に修行がしたいのだ。
「私はともかく、イッセーは鍛えたら間違いなく爆発力を発揮するのよ。それも貴方より強くなるわ」
確かに神滅具の強さはある程度はナルトも把握しており、ボルトも神器の事は聞いている。人間に宿る神の力、そして神滅具と呼ばれる協力な神器は文字通り神さえも滅ぼせるそうだ。
「ごめんな…ボルト。こんな変態と一緒に見ることになって」
「誰が変態だよ!お前だっておっぱいとか、女の子とか興味は有るだろ!!てか…マジで羨ましいよ…あの青子ママの子供とかよ!!」
――人の母親に色目を使うな
ナルトの拳骨が悪魔一誠に炸裂し、悪魔一誠の頭上にたん瘤が出来た。そして、ボルトは感じる…ナルトのオーラが日輪の力を帯びた九尾となり悪魔一誠を威嚇していた事を。
「ちっ…どうやら、この時代…いや、世界に私の知ってるキツネは居ないようですね。だが、それでも力に成りそうな奴等は沢山居る!!」
白い肌に白い目をした男が上空から笑みを浮かべ、千手の家に近づいてきたのだ。
「悪意を感じる……おい、修行は中断だ」
「ナルトの兄ちゃん!?」
何かを感じたのか、ナルトは突如として走り出す。勿論、ボルトもナルトを追いかける為に付いていった。
「私達も行くわよ!」
「「「はい!部長!!」」」
レオナルドは今代の魔獣創造であり、千手の家で暮らす幼子である。彼は同年代の子供達と共に庭の森で遊んでいたが、突如として謎の人物に襲撃されていた。
「ふふふ…貴方も上質のチャクラとなるナニかを宿してますね」
その謎の人物は白い肌に白い目と明らかに只の人間ではない。その人物は釣竿のような物を振り下ろそうとしたが…突如として何者かの拳を受けて地面に落とされる。その際、その人物の顔に飛雷神のマーキングか施された。
「何者です?うずまきナルト……ではないですね」
人物を地面に叩き落とした青年はレオナルドを守るように立つ。
「千手ナルト。
翌日、ボルトは語った。
「アレで真の本気じゃないとか、ナルトの兄ちゃんマジでヤヴァイってばよ」
次回!ナルトVSウラシキ…ファイ!!
原作リアス「強いけど…お兄様よりは弱いわね」
ギャスパー「あっ…ナルトさん。子供達が巻き込まれないように手加減してる」
アザゼルさんの裁きのアンケート。因みに名誉幹部ミカエルさんは決まってます(笑)
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