結論から言おう。ナルトのお陰で子供達の被害は出なかった。子供達の被害は(此処重要)
だが、ナルトがウラシキと戦った現場は酷い荒れようだ。大きなクレーターが出来ており、光の斬撃の跡もくっきりと残っている。現在はその荒れ地をレジギガス率いるレジ軍団が整地してくれているが、それでも修復に軽く見積もって3日はかかるだろう。因みにこれに関してナルトは殆んど関与していない、と言うかナルトは被害が最小限になる技しか使っていない。これに関してはナルトを援護する為に、大規模砲撃を何時もの調子で使ってしまった方々の責任である。
「なんで俺が此処で特別授業を行う事に成ったか分かるか?」
口癖のだってばよを使わず、大真面目モードに突入したナルト。そんなナルトの隣ではボルトが椅子に座っており、ナルトとボルトの視線の先には勉強机の席に座った原作リアス率いるグレモリー御一行が居たのだ。
「何処が問題だったのよ?」
この回には美食家一誠、学生リアス、イクサゼノヴィアは出てこない。故に悪魔一誠、原作リアス、悪魔ゼノヴィアは普通に呼ばせてもらおう。
リアスは少し御立腹だった。自分達はウラシキと戦うナルトを援護し、ウラシキを確実に滅ぼす手段を選び何時も通りの大規模火力に沿った必殺技をお見舞いした。結果的にはウラシキには逃げられたが、アレほどの攻撃だ。只ではすまない。
「仮に戦場が敵地だったとしよう。いや、敵地以外に採石場だったり大暴れしても問題ない場所なら何も言わん。改めて言うが…此処は何処だ?」
此処は孤児院千手の家。世界から見放され行き場の無い子供達が集まる所だ。人間や亜人は勿論、様々な人種が集っている。
「孤児院だろ?」
イッセーがそう言った直後…空間が軋み、ナルトを始点に床がひび割れ、壁に亀裂が出来た。
「だからだよ。お前、拠点防衛って理解してるか?お前達の戦い方は敵地での戦いや、巻き込まれる人がチームメイト以外居ないレーティングゲームなら良い。
だが、此処には戦えない子供達が殆んどなんだよ!!分かってるのか貴様ら!!」
ナルトの声が響き、チャクラの暴風が巻き起こる。イッセーはアトミックバズーカーを喰らったような鳩のような顔で悲鳴を上げ、リアスでさえもひっ!と声を出し、ゼノヴィアでさえもガクガクと震える。一方の悪魔ギャスパーとボルトは……パンツに染みを作ってしまった。
「それぐらいは分かってるわよ!!」
「それを分かってないから言ってるんだよ!!お前達が大規模砲撃を撃った時、俺が土遁で防壁を貼ってなかったら衝撃で被害が出た。ボルトは自力で避けられるかもしれない…でもレオナルドは?コニーは?サニーは?スターは?ルナは?俺の弟と妹達は確実に巻き込まれてた…最悪は命だって無かったかもしれない」
もし、あの時…ナルトが土遁の障壁を貼ってなかったら間違いなく衝撃でナルトの弟達は大怪我をしていた。
「拠点防衛や誰かを守りながら戦うのは周りに気を配れ。特に、お前とお前」
ナルトはリアスとイッセーを指差して更に続ける。
「私!?」
「俺!?」
「先ずはリアス・グレモリー。お前の魔力は滅びの魔力、塵遁と同じく数多を滅ぼす力だ。だが、その危険性を理解してるか?」
滅びの魔力は触れた全てを消し去る。その力はリアスには宿っており、リアスの象徴と言える力だ。
「その力を乱戦で使い…もし、仲間に触れた場合…その仲間は?
さっきみたいに使って守るべき人を消してしまったら…お前はどうする?例えば、そこの兵藤一誠に当たってしまったら?」
それは全てを消し去る。もし、仲間や大切な人に触れたなら思いでも全て消えてしまうだろう。
「あっ……」
イッセーに当たったら?そう言われ思い、改めて自分の危険な力の恐ろしさを理解したリアス。今まで自分は三大勢力の力の美学とも言える火力に物を言わせた滅びの力を思う存分に使っていた。もし、今まで通りに使っていれば……何時かは仲間や大切な人に当たるかも知れない。
「おい!言い過ぎだろ!!部長はそんなへまはしな「黙れ!!起きてからでは遅いのだ!!」ひでぶ!?」
ナルトがチョークを投げ、イッセーの眉間に直撃する。
「もっと周りを見ろ。お前達の戦い方じゃ、守るための戦いでも自分達で大切な存在を壊すぞ。その目は?その魂は?その力はなんの為に有る?
忘れるな…大いなる力には大いなる責任が伴う。お前達は責任を放棄し、ただ力を振るってるだけだ」
大いなる力には大いなる責任が伴う。ただ力を振るって敵を倒すのは暴力と変わり無い…鬱憤晴らしや自己顕示のような物だ。その力に見合った責任を持ち、正しく力を振るう…そうすればそれは人の為になるのだ。
「もし、お前の攻撃で関係無い人が巻き込まれてみろ。それはお前の責任だ…責任を放棄した大いなる力は暴力と変わらない。今日は俺が居た…だけど、お前達が並行世界の駒王の防衛やはぐれ悪魔の討伐で同じように力を使ってみろ…間違いなく関係無い人が犠牲になる」
ナルトに言われ、リアスは過去を思い出す。イッセーが禁手に至る前、普通の神器の状態で山を消し飛ばした事が有ったのだ。
「でも…イッセーは私達を守るために力を正しく使ってるのよ!その証拠も有るわ!!」
リアスはそう言うと、1枚のSDカードをナルトに差し出した。
「そこに…私達のレーティングゲームの記録が入ってるわ。見てみると良いわよ」
昼過ぎ。
お漏らしで染みが出来たパンツを綺麗で新鮮なパンツに着替えたボルト。ボルトが新しいパンツに着替えてから、ナルトとボルトはリビングに居た。
「マジで怒ったナルトの兄ちゃん怖すぎだってばさ」
「悪いってばよ。でもさ…彼処で怒らないと、アイツ等は2度と変わらないし」
ナルトは自分のノートパソコンを立ち上げ、そこにリアスから差し出されたSDカードを入れる。このSDカードにはリアス達が今まで戦ったレーティングゲームの映像が納められてるのだ。
――グレモリー眷属の記録
「「おっ、始まった」」
始まった記録映像。そこには幾つかの記録が納められており、ライザー・フェニックスとのレーティングゲームの記録、格上相手だった堕天使コカビエルとの戦い、ソーナ・シトリーとのレーティングゲームの記録だったりと沢山だ。
先ずは順番通り、ライザー・フェニックスとのゲームを見始めるナルトとボルト。この頃のイッセーは禁手は使えず、神秘の左右も分からないペーペーであり、我武者羅に動いていた。逃げずに歴戦のライザーの眷属達に立ち向かうのは評価出来るだろう。しかし…
『ドレスブレイク!』
イッセーが相手に触れ、指を鳴らした瞬間。相手の衣類が弾け飛び…相手は文字通りの丸裸にされてしまったのだ。
「はい?」
「ふぁ!?」
これにはナルトも唖然となり、ボルトも顔を赤くしてしまう。事実、原作ライザーの眷属は美女ばっかりであり、スタイルも抜群だ。実に恐ろしい。
次はコカビエルとの戦いだった。レーティングゲームではなく、正真正銘の殺し合い。コカビエルはじゃれあってるようだが、リアス率いるグレモリー眷族は本気だ。
「いや、立ち向かうのは良いけど…助けを呼べよ」
だが、リアスは魔王に連絡はしてなかったのだろう。事実、映像を見る限りでは自分達で戦っていた。伝説の存在相手で逃げずに立ち向かうのは評価出来る。だが、立ち向かう前に出来る事が必ず有った筈だ。
そして…次はソーナ・シトリーとのレーティングゲームだったが此処でもイッセーはセクハラな技を用いたのだ。
『パイリンガル!!』
パイリンガルと言うのはイッセーが相手のおっぱいから相手の心を暴くという恐ろしい技である。心と言うのは最も秘匿されるべき物であり、彼はそれを文字通り丸裸にしたのだ。
ナルトはゆっくりとパソコンを閉じて、SDカードを取り出した。
「ちょっと行ってくる」
「行ってらっしゃいてばさ…」
数分後、1人の男の悲鳴が響いた。
一方のnascita
「ふふふ、驚くなよギャスパー。我らがnascitaは駒王学園の夏の文化祭に出店する事にしたぜ!!」
仮面ライダーの方のギャスパーはnascitaで惣一からそう言われていた。
「何を出すんですか?」
「出張コーヒーとフリーマーケット」
しかし…彼等は知らない。この文化祭から異世界絡みの事件が加速する事を。
日本の何処か。
リアス達の援護を利用し、なんとかナルトから逃げる事に成功したウラシキは……全然回復しておらず、物凄く苦しそうだ。
「うっっ…ぐぅぅが…あの人間!!」
挿し木の術は何とか癒えた。だが、五大元素全てを合わせた星遁 波動螺旋丸のダメージは外見上しか癒えず腹部を抑えて苦しそうだ。
「ううーん!丁度良い所に居るな」
その声が聞こえ、ウラシキは声の方を見る。そこには青いスライムが居たのだ。
「それじゃあ…お前の身体を貰おうとしようか。仲良くしようぜ!全宇宙を俺が滅ぼすその瞬間までな!」
ウラシキはスライムに襲われ…その肉体を乗っ取られる。
「良く馴染むぜ……」
ウラシキ?の肌の色は人と同じく肌色に変化し、ウラシキ?はその場で一回転する。すると、衣類は変わりウラシキはインナー無しの赤スーツと成った。
果たして…ウラシキに取り憑いたナニかの正体は!?
ボルト君…このままレギュラーにする?
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ボルト君強化の為にこの世界に留学
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時々で良いので遊びに……
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強化なら原作一誠を最強に!