日米が本気を出してしまった   作:静かなるモアイ

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(0W0)ウェイ!!


破壊力重視

千手の庭に有る演習場。そこならば多少暴れても問題は無い。そこにナルトの飛雷神でやって来たナルト、ボルト、そして千手の家に滞在してるグレモリー御一行のカルテット。

 

「先ず、そっちじゃ火力重視の範囲攻撃は美徳かも知れない。だけど、俺から教えを受けてる間はその事を忘れろ。良いな」

 

ナルトに言われ、一先ず火力重視の強さを忘れる事に成ってしまったグレモリー御一行。彼等の世界では火力の高さが全てであり、火力の高さ=強さのような物だ。中にはサイラオーグと言う悪魔のように火力ではなく腕っ節で戦う猛者も居るのだが、それは極少数。彼等の世界では火力が高く、一撃で辺りを滅ぼせる力が強いのだから。

 

「俺が今から教えるのは火力重視の範囲攻撃ではなく、破壊力重視の技だ。なにより、直ぐ様発動でき奇襲にも向いてる。印も詠唱も要らない…便利だってばよ」

 

魔術=基本的に詠唱や触媒が必要。忍術=基本的に印を結ぶ必要が有る。だけど、ナルトが今から教えるのは印を結ぶ必用が無く魔力orチャクラさえ有れば原理上は習得が可能な奇襲忍術である。

 

「なんだよ、それ」

 

と気になる悪魔一誠。彼としては火力重視の戦い方を否定された為に、その破壊力重視の必殺技が非常に気になるのだ。

 

「螺旋丸だ。お前達が覚えられるかは別だけど」

 

ナルトはそう言い、印を高速で結ぶ。そして忍術を発動させた。

 

「木遁 樹海壁」

 

ナルトが発動させた忍術は木遁 樹海壁。幾重にも網状に重なった木々を生やして木の壁を作り出す忍術だ。樹海壁は網目状に木々が重なっており、木遁の防御忍術の中でもかなりの耐久力が有るし、魔力やチャクラを任意で吸い取る性質も有ってか、忍術や魔術に対しても防御力が高い。とは言え、今回は修行の為にチャクラ吸収をナルトは任意でoffにしている。

 

「先ずは参考が必要だ。お前、禁手の鎧を発動し適当に殴ってみろ」

「おう、良いぜ」

 

とは言え比較対象が必要だ。悪魔一誠は禁手の鎧を用いて、樹海壁を殴る。だが、樹海壁はびくともしない。

 

「あっあれ!?くそ、これならどうだ!」

 

悪魔一誠は後ろに飛び下がり、魔力を集めて魔力の玉を作り出す。そして、それを殴り飛ばした。

 

「ドラゴンショット!!」

 

山さえも一撃で消し飛ばすその技の名前はドラゴンショット。倍加を行って放てば、辺り一面を更地に変える事さえも可能な必殺だ。上級の存在さえも消し飛ばし、生きる事さえも許さない。

 

「えっあれ?」

 

だが、樹海壁には傷は無かった。いや、損傷しても修復していく。

 

「ただ魔力等を放出する火力が高い攻撃じゃ駄目だ。火力ではなく、破壊力重視の技じゃないとな」

 

と…ナルトは言う。すると、ナルトの右の掌にチャクラが乱回転していき…それが高速回転を行って圧縮されていく。そして、ハンドボール程の大きなチャクラの球体に成ってしまった。あまりの高密度で回転するチャクラの球体を見て原作リアスは勿論、グレモリー御一行は目を開く。

 

「なんて…高密度な魔力の塊なの。それを形にして回転するなんてどうかしてるわ…」

 

と唖然する原作リアス様。

 

「チャクラを放出、乱回転させて球体を作り出し、それを圧縮して限界まで破壊力を高める。印は要らず、魔力かチャクラさえ有れば原理上は誰でも習得できる。これが…螺旋丸だ!!」

 

ナルトはそう言い、高密度のチャクラの球体…螺旋丸を樹海壁にぶつける。莫大なチャクラの塊である螺旋丸は樹海壁の壁を抉り、一誠のドラゴンショットでさえ傷つかなかった樹海壁に、螺旋状の人間大に抉られたクレーターが出現したのだ。

 

「うわ…やっぱり俺の螺旋丸よりも強いってばさ。これで普通の螺旋丸だなんて」

「それじゃあ…ボルト。お前の螺旋丸も見てやるってばよ」

 

ナルトに言われ、ボルトは頷き…ナルトより小さいが螺旋丸を作り出した。しかし…ナルトの螺旋丸と比べると色素が少し薄い。

 

「ナルトの兄ちゃん。見とけよ…これが俺の消える螺旋丸だってばよ!!」

 

消える螺旋丸。それに関してはナルトもボルト本人から聞いている。この消える螺旋丸だが、ボルトが螺旋丸を習得する際の修行の段階で偶然的に編み出した物だ。ボルトは修行の最中に雷の性質変化を組み込んでしまい、小振りで威力は低いが同時に投擲でき…放たれた最中に透明に成ってステルス性の高い螺旋丸と成ったのだ。

 

そして、ボルトはその消える螺旋丸を投げた。消える螺旋丸は軌道上で透明になり、樹海壁を小さく抉った。

 

「これは奇襲にはもってこいだな。螺旋丸は一応、属性の性質変化を組み込ませる事が出来る。その…完成形を今から見せるから、少し離れるか」

 

と…ナルトは告げて、彼等は樹海壁から20メートルほど離れる。

 

そして、ナルトは一歩前に踏み出すと…右手を上に掲げた。

 

「星遁 波動螺旋銀河」

 

ナルトの右手の掌にバスケットボール大の波動螺旋丸が構築される。更にその波動螺旋丸の周囲に星雲の刃が構築されて高速回転を行い…まるで手裏剣のように成った。

 

「これって…バカ親父の螺旋手裏剣!?螺旋手裏剣の星遁バージョン!?」

 

ボルトが驚き、ナルトはその螺旋丸の完成形 星遁 波動螺旋銀河を樹海壁に向けて高速で投げ飛ばした。

 

波動螺旋銀河は樹海壁に直撃し…莫大な星の奔流と共に樹海壁を消し飛ばしてしまった。

 

星遁 波動螺旋銀河。これはナルトが七代目火影が用いる風遁 螺旋手裏剣を参考に、星遁 波動螺旋丸の星遁の性質変化を最大限に昇華させた代物だ。星の性質変化を突き詰め、最強の破壊力を誇る術であり…ナルトの必殺技の1つである。

 

「はっ?」

 

「へ?」

 

「うそーん」

 

と反応が様々なグレモリー御一行の皆様。

 

「所で1つ確認だけど、お前達は性質変化と形態変化って何処まで理解してる?」

「えっ?性質変化?形態変化?いや、なんだよそれ?初めて聞いたぞ」

 

その瞬間、ナルトとボルトはずっこけ…グレモリー御一行には本当に初期から教える羽目に成るのだった。

 

 

 

 

 

「良いか?説明すんぞ…先ずは性質変化からだな」

 

ハァーと溜め息を吐きながらナルトは説明を始める。その際に円に沿うように炎→水→土→雷→風→と地面に書いた。勿論、円に沿ってるので風の次は炎と成っている。そして、その円の隣に陰陽と書いたのだ。

 

「性質変化はチャクラや魔力の性質を変えて、属性を付加させてるんだよ。この炎、水、土、雷、風は五大元素って言われている。陰陽と言う物も有るけど、この五つは掛け合わせが出来て全ての属性はこの五つと陰陽から作られてる。

五大元素には優劣が有って強い弱いが有る。炎は水に強く、水は土に弱い。この地面の図は属性の優劣を表してるんだ」

 

と…一から性質変化の説明を行うナルト。

 

「つまり、私の滅びの魔力や朱乃の雷のような感じなのね!」

「うん…まあ、滅びの魔力とかの話になると神の権能とかそっち系の話に成るから一旦置いておこう」

「千手。お前の使ってる木遁とか星遁って何処だよ。無いじゃないか」

「掛け合わせ出来るって言ったろ?星遁はこう、木遁はこうだ」

 

ナルトはそう告げ、地面に火+水+土+雷+風=星と書き続いて水+土+陽=木と書いた。

 

「陰陽の詳しい説明は飛ばすけど…陰は精神に、陽は生命力に関係する。

木遁は樹木という生命を生み出し、自在に操る忍術だってばよ。そんで、形態変化の説明と行くぞ」

 

続いては形態変化の説明に移動する。形態変化とは忍術や魔術の形を変えて、攻撃や防御に転用する事である。

 

「形態変化はチャクラや魔力の形を変えることだ。防御障壁を張ったりする事が有るだろ?アレは魔力を障壁として形態変化させてるんだってばよ」

 

ナルトに言われ原作リアスは思う。彼女達は相手の攻撃を防ぐ際に、防御障壁を張ったことが有る。それも形態変化である。

 

「他には魔力を剣の形にしたりもそうだ。性質変化と形態変化は組み合わせが出来て、土遁で土の壁を作ったり、火遁で火球を打ち出したり様々だってばよ。ただ、螺旋丸でこれを行うのは非常に難しい。何故なら、螺旋丸は形態変化だけであの破壊力を生み出した形態変化を限界まで突き詰めた忍術だからだ」

 

(その螺旋丸に木遁と星遁ぶちこんじゃったナルトの兄ちゃんはやっぱり、可笑しいってばさ)

 

「その螺旋丸の修行段階は3つ。回転と放出、次に威力を上げる、そしてその2つの経験を生かして貯めるだ」

 

すると、ナルトは何処から水風船を取り出して原作グレモリー御一行に手渡した。

 

「先ずはそれを、チャクラの回転だけで割ってもらう」

「「「これが修行!?」」」

 

そう、螺旋丸の第一歩の修行は水風船をチャクラの回転だけで割るのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なに?想定外の事態が起きただと?」

 

魔法省の扉間の部屋。

 

サスケはそこで扉間と話し合っていたが、そこに想定外の人物がやって来て想定外の事を告げたのだ。その想定外の人物とは、神様こと葛葉紘汰である。

 

「忍界から流れたウラシキが…並行世界同士の綻びを生み出した存在に寄生された。もう、ウラシキの自我は完全に消された。

そいつの名前はキルバス。このままでは並行世界を含めた宇宙が消滅する可能性が高い」

 

すると、扉間のデスクの電話が鳴り、扉間は電話に出る。

 

「ワシだ。なに?国立アンノウン対策研究所が襲撃され、予備のビルドドライバーが盗まれた?」

 

 

 

 

 

 

 

一方の欧州。まだ解放されていない地域だったが、1つの噂が流れていた。

 

(0W0)「ウェイ!!」

 

ヘラクレスオオカブトを人の形にしたような怪物が、人々を救ってると。

 

あと、その怪物は日本語等の言語を話せるそうだが…感情が高ぶると物凄く滑舌が悪くなるらしい。

 

(0W0)「ウェェェェイ!!」

 

その怪物の渾身の飛び蹴りがショッカーの怪人に直撃する。

 

「みっ…ミカエル様……申し訳ございません!!」

 

そのショッカーの怪人は盛大に爆発した。




次回…遂に始まった駒王学園夏の文化祭。だが、そこで遂にキルバスが動き出す。

しかし…文化祭は色んな人が訪れる。

ボルト君…このままレギュラーにする?

  • ボルト君強化の為にこの世界に留学
  • 時々で良いので遊びに……
  • 強化なら原作一誠を最強に!
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