ソードアート・オンライン handle a system   作:ハマT

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27リュウヤvs. リョウヤ

世界樹にたどり着いた私はリュウヤとともにオベイロンを追っていた。

「こっちだ」

リュウヤが入ったのはひとつの部屋だった。ただ広いだけで何もない……いや真ん中に四角い石みたいなものがあるだけだった。

「リュウヤ?あいつは?」

「ここでハッキングしてあいつのアカウントを役に立たなくする」

確かにオベイロンがマスターアカウントを使ってきたら勝てない。

「やっぱりここに来たかリュウヤ」

突然後ろから聞こえた声の方を見ると一人の男がたっていた。

「テメーも悪趣味だなあんなやつの下に付くなんて」

「君と戦えるのならなんだってするさ」

「知ってるの?」

「英雄に憧れるプレイヤー月影リョウヘイいや今はリョウヤといった方がいいね」

「英雄?」

目の前の男リョウヤはリュウヤの事を尊敬するような目で見ていた。

「SAO の英雄黒の剣士キリト、閃光のアスナ、一般にはこの二人の名前が知られているのは、知っているよね?」

私もお兄ちゃんがSAO にとらわれたから少しはその事について調べている。二人の名前はその時何度も見た。ゲームクリアしたキリトとそれを支えたアスナ。

「実はもう一人いるんだよ英雄が。handle a systemリュウヤ……うまくいったよねシステム所有者リュウヤなんて」

確かにリュウヤは乱数やバグを詳しく知っていた。そんな風に呼ばれてもおかしくない。

「僕が君と戦えるのならあんなやつどうなってもいい。僕にとって君が全てなんだよ」

……なんかストーカーみたい。

「それよりやるやらやろうぜ」

「ああ、そうしよう君が勝てたらあのくそやろうの逮捕を協力してあげようでも負けたら……僕にその剣技を教えてくれよ」

リュウヤが負けたときのリスク少な?!

「分かったやってやる」

二人が剣を構える。そして同時に走り出す。

 

剣を構え俺は走り出す。アイツとの距離は約100メートル。距離を考えると50メートルで相手の動きを読む必要がある。俺は腰の辺り、相手は肩の辺りに構えている。このままぶつかれば確実に押し負ける。だったらあれを使う。俺特有のシステム外スキル。俺はさらに剣を下段に構える。そして俺とリョウヤの剣がぶつかる……はずだった。俺の剣はリョウヤの剣の刃の部分に当たらず剣の持ち手に近いところに当たる。システム外スキル武器破壊。でも俺のシステム外スキルはこれじゃない。俺はメニューを呼び出し短剣を出し腹に突き刺す。それを今度は片手ハンマーを呼び出し押し込む。その勢いで相手は、後方に吹き飛ぶ。この間約3秒前は5秒だったから少し早くなったな……何て考えながら俺は左手に片手剣を装備する。システム外スキルコピー。普通使わないことを戦闘で使うとうまく戦えない。でもそれを可能にしたのがこのスキルだ。どんな技でも実戦で使うために練習する者となんの練習もなしで使用する者の二つに分かれる。でも見よう見まねでするやつなんてほぼいない。必ず何らかしらの理論をたてる。このスキルは理論なんて立てない。俺も考えたこともないし使うことなんてないと思ってた二刀流。俺は二つの剣で相手を切り裂く。リョウヤの体が上半身と下半身に切り裂かれて下半身は消滅。これで決着がついた。

「流石だよ僕はそんな君に憧れていたんだ!!あのゲスの実験の証拠はそのコンソールからコピーできるよパスワードは《handle a system》だよ」

そう言うとリョウヤはログアウトした。

「……さて帰るか俺達の家に」

「うん」

コンソールからデータをコピーし俺とアスナをログアウト可能にしログアウトした。そう言えばなにか忘れているような………まっいっか。

 

 

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