艤装と機械油の香り   作:凉暮月

2 / 5
こんくらいのペースで出していきます。



防衛武装だぜ、ひゃっはー

ガコーン ガコーン

 

 

「出来たな」

「一部屋しかないですけど」

 

実際その通りだった。この半地下の塹壕はコンクリの打ちっぱなしで、8畳ほどの寒々しい空間となっていた。深海からの攻撃を防ぐにはかなり無理がある。

 

「でも駆逐イ級の砲撃でも危ないというのはいかがなものかl

「そうですねえ、じゃあアレ、やりましょうよ!」

「そう、だな」

 

〜研究所〜

「開発工廠の仕組みを調べて欲しいと?」

所長「ああ、あのペンギンとわたあめのことだ」

「僕はペンギンではなくグンカンドリだと思うんですけどね」

所長「ふむ」

「まあちょっと調べてみますよ。これが判ったら世紀の大発見だ」

所長「頼んだ。リストラの影響で人はつけられないがサンプルは用意しよう」

 

 

 

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

「うーん」

 

前から判っていることは、

-その時の秘書艦によって開発できるものが変わる

-“艦娘資材”と呼ばれるものを入れた量と割合である程度何ができるか決まる

-妖精さんがなんらかの形で関わっている

 

…くらい。まあ殆どわかっていないのだ。艦娘資材がどういうものか知らなければいけない。

 

 

 

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

「ま、このグンカンドリを解体してみますか」

 

この提督たちがペンギンと呼ぶ物体は、いままで解析は疎か、解体すらされなかった。並の道具ではキズひとつつかないのだ。だがしかし!此処には妖精印の工具類が鎮座している。ボクが1年分の給料を全て注ぎ込み、京都の名店でオーダーした最高級金平糖と引き換えに妖精さんに作って貰ったもの!戦艦ル級の鹵獲艤装(注1)すら切断するこいつらなら勝てる!

 

「なになに〜、なにしてるんです?」

「グンカンドリの解剖だな」

「ふぁっ!なに面白そうなこと1人でやってるんですか!混ぜて下さいよ〜」

「そうか、ならばこき使っても怒るなよ!」

「もちろんです!l

 

ぎゅぃぃぃぃぃーーーーーーーん

 

 

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

「「あ…」

「これ、なかに資材詰まってますね…」

「そうだな…勿体無い…」

 

そう、なんとペンギンのなかには恐らく投入した資材と思われる分の資材がピカピカと存在を主張していた…

 

「じゃあ、つぎは12糎砲でも量産してみるか?同じ装備を確実に作れたらものすごいだろ」

「いいですねそれ!最高に面白そうです!」

 

 

 

 

 

 

 

 




彼は最高級金平糖(妖精さんの中では1粒=5000円)を1キロ分献上して機械を手に入れました。


注1 ル級の艤装の表面は切り離す為に天龍ブレードを5本近く消耗することで研究者の中では有名です。(天龍ブレードとは天龍のもつ刀の事。開発にかなりの時間と2000近くの鋼材を使用する。さらに改修には設計図面も必要とし、失敗率も60%に及ぶ)

投稿に関する案件

  • 文字数を増やし、亀投稿を進める
  • 文字数このまま投稿速度そのまま
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。