艤装と機械油の香り   作:凉暮月

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ゆっくりのんびりいきましょう。ちなみに彼らは1日2食間食レーション類+ビタミンサプリ生活です。


深刻すぎる食料問題

「提督」

「なんだ」

 

嫌な予感がした。

 

「わかっていたことですがレーションと燃料の残りが少ないです」

「具体的には」

「残り半年分あるか無いかくらいです」

「詰んだ」

「この前もいってましたよ…」

 

そう、夕張の装備スロットに押し込んできた食料が尽きかけているのだ。正直言って餓死だけは避けたい。もっというと夕張の活動や重機類の稼働、レーションの調理など様々なことに必要な燃料もこのままでは心許ない。何処で油を手に入れるかも大事となってくる。

 

「食料だがここにタロイモの種イモとサトウキビの挿し穂と生姜の苗がある。とりあえずこれを植えよう。」

 

タロイモは里芋などの総称で、東南アジア原産のイモである。育つのが3ヵ月程と早く、高温多湿を好むのでこの環境にはぴったり。ただ同じ所で育てると土地の栄養が偏り作物が育たなくなる連作障害を起こすのでそれを防ぐショウガと1年ごとに畑を入れ替えることにしよう。

 

サトウキビはやはり砂糖が欲しいのと、気候にマッチしているから。沖縄の方法で植えれば一年に二回収穫できる。バイオ燃料としてもいいだろう。   …ということを話す。ん?バイオ燃料にするならばもっといい物があるはず…。  結果、わからんのじゃあボケェ! …すまん取り乱した。諦めてサトウキビを作ろう。

 

「まあ優先順位として、

    妖精さんの確保 >>>>>> (超えられない壁)>>>>>> 食料 ≒ 固定砲台 > 対空機銃 >> 高角砲 ≒ 飛行場

みたいな感じですか」

「そうだな、畑は…内陸部だよなあ」

「ええ、沿岸にして見つかっては意味がないですし、思い切って塹壕の中に引き込んでしまうというのは?」

「スペースが狭くなるか、広げて塹壕の強度が落ちるのがオチだ」

「駄洒落ですか…」

「断じて違う」

 

違うと言ったら違うのだ…

 

「山を切り開こう」

「とりあえず開墾と栽培が先ですか」

「うむ」

 

しかし、敵に見つかっては本末転倒。木のかげに作っていこう。

 

 

 

〜1日たって〜

「ふぇ〜、畑できました!」

「思ったよりかかったな」

 

そう、見つからない場所を選んで整地していたら時間がかかてしまったのだ。でも、

 

「飲み水に困らないというのはいいな。海水から純水もしくは高純度水が作れるんだから。妖精さんの技術は頭おかしいよ。」

「海水を汲み上げる井戸はちょっと大変でしたけど。で、今回は何を献上したんです?」

「長崎福砂屋のカステラを少々…」

「うわぁ、あのザラメが美味しいやつですか」

「本店まで行って買ってきた一番美味しいやつだ」

「食べたくなってきましたよ…」

「残念、そんな過剰資金はない!」

 

 

福砂屋のカステラ…もう一度食べることができるだろうか…生きて帰れるかもわからないな。

 

 

 

 




すまないッ!中間試験が思ったより重くて時間がッ!

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