原初の悪魔達の弟になりました~リムル様を応援し隊~ 作:悪魔野郎
◆魔国連邦私立大図書館
もう、明かりを消され誰もいないはずの図書館に3つの影があった。
その者達は小さな獣人の少女達だった。
「本当に居るのですか? “図書館のお化け”って」
「だから、その正体を確かめようと来たのでしょう」
「ネムは静かな図書館で眠れればいいの~」
最近、妙な噂が流れている。
図書館の閉まる時間を過ぎて図書館に居た者が寝間着で本を整理している妖精のように美しい人? を見たらしいのだがよく見ると薄く透けていたらしい。
その者は次の瞬間、図書館の外に居たと言う。
「さて、右側から探してみましょう」
「アルク様に見つかるとうるさいの~」
「声は小さめにしてくださいね? ステラ、ネム」
そんな、三人を遠くから見ているものが居た。
「……また、”マスター“のふざけで居れたのでしょうか。
下手な魔導書を読んでしまったら、只では済まないのに」
そして、その者は考えた外に出すべきかどうかを
「……まあ、子どもの遊びに付き合うのも言いかもしれないわね」
そう言って、”本“を取り出す。
そして、宣言する。そのスキルの名は──
「『物語之書』」
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「「「ハァハァ」」」
三人は疲れきっていた。
「どうなっているのよ──!! この図書館はわ──!!
「もう……疲れたの」
「フォスは楽しいです」
「……体力は相変わらずね。
でもおかしいでしょう? いきなり本棚が動き出したり来た道が塞がっていたり。
どう考えてもおかしいでしょう!!」
「本棚を破壊しても、何故か一瞬で修復されましたしね」
「もう、歩けないの~」
一方、”図書館のお化け“は
「……獣人は厄介ね。道を迷わせるのが難しいわね。
うーん、”その者のみの道“を使いましょうか。
いや、それだと一瞬で終わってしまう」
……なんやかんや楽しんでいた。
「でも、そろそろ夜が明けてしまうわね。
なら、仕方がない」
そう言って、名前の無い本”無銘“を3つ出現させ。
三人を本に閉じ込めた。
「もう、来ないでね? こっちもやりたいことがあるのだもの」
そう言って、窓から本──いや、三人を外に放り投げた。
次の日
フォス達はもちろん怒られましたとさ。
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◇イリゼ
「……楽しんでいたようだな、”パチュリー“」
「……わざと入れたわね」
「いやぁ、面白そうだったからさぁ。
君も、久しぶりに体を動かせただろう?」
「マスターが何をしても良いけど、私の研究の邪魔は辞めてくれないかしら」
「……あのねぇ、君は僕の■■■だろう?
いくらなんでも自由過ぎないか?」
「あら、マスターだからこそこうなったと考えますが?」
「……相変わらずだなぁ
じゃあ、この特製ドーナッツはいら──」
「何か、言ったかしらマスター」
「……現金だなぁ」
そのあと、一緒におやつをたくさん食べた。
「そう言えば”原初の赤“から伝言が来ているけど──」
「無視でいい、あいつだって本気で俺がどっかの勢力に加わるとは考えないだろう。
この図書館だって、ある程度の実力者なら持っている情報だ。
だって、この図書館はスキル〈森羅万象〉の原理の源だもの」
そう、実はスキル〈森羅万象〉の情報はこの空間の情報である。
だが、〈森羅万象〉に制限をかけているものこそ、この”パチュリー“である。
「……マスター、私も動きましょうか?
そろそろ、あの馬鹿共(天使)が動き出しそうですし」
「……今はまだいい
ただし、あいつが狂ったのなら俺が直々に殺す」
パチュリーは肉体を持っていないので基本的には本の中で眠っています。(精神体では、魔素の消費は激しいため)
え?何故、持っていないか?
■■■の答えになってしまうので言えません。