原初の悪魔達の弟になりました~リムル様を応援し隊~ 作:悪魔野郎
(レイピアを構えたヒナタが後ろから近付いて来る)
◆宴会場
「乾杯!」
「「「「「乾杯!!!!!!! 」」」」」
いいなぁ、宴会。
え? お前は参加してないのかって?
……シオンの説教中
「……勝てる可能性があれば掴む? なに言ってるんだ? お前は」
「でっでも」
「万が一にでもお前達が一人でも死ねば、リムル様はお前が死んだときのようになるんだぞ!!」
「うぐっ」
「お前は確かに強いし
「……ぐす」(´;ω;`)
ようやく、分かってくれたようだ。
さて、宴会の手伝いとルミナスのお土産の準備……俺、リムル様に仕えているわけではないんだけどなぁ。
あと、シオンはスキップしながら宴会に乗り込むんじゃねぇ!!
◆◇◆◇
「今夜はすき焼きです!!」
「「「「「うぉぉぉぉ!!!」」」」
……お前ら、それで良いのか聖騎士共。
今回は参加出来た。
「……イリゼ、貴様この運命を知っていただろう」
「ルミナスか、知ってたよ。悪い結末じゃないし良いだろう?」
「……チッ!」
ルミナスさん? 今、思いっきり舌打ちしましたよね? あーあー、こんなところに勇者の寝顔写真が──
「それはなんじゃ!!」
「ん? 図書館の整理してたら出てきた奴。あーあ、処分しなくちゃあなぁ」
「……望みはなんじゃ?」
「俺の言う
「……分かった」
この言葉はふざけてはいない。ただ、
「……癪に触るがお前の言う通りじゃろう。お前は一度も
「信用していただけて感謝する。……リムル様と仲良くしてくれるとありがたい」
「……いつもの、お節介か」
「どうかね」
そう言って、ルミナスはリムル様を連れて酒を飲みに言った。
◆図書館──喫茶店
「んで、なにサボってるんですか? ベニマルさん?」
「……新作のスイーツが出来たと聞いたから」
「……クロガンブッシュを職場に持っていくんで、さっさと食べて仕事してくださいね」
「良いのか!」
「……ランダムで毒でも入れときましょうか?」
「……普通に食べれるようにしてくれ」
図書館に新しく出来た喫茶店にベニマルが来た。
……甘党過ぎない?
「はい、イチゴたっぷりのパフェ」
「おお!」
「静かにしておけよー」
鬼人だから多めにしておいた。
ここの喫茶店では騒いだり、大きな声を出すことは禁止されている。大体はマスター(イリゼ)に睨まれて、すぐに黙る。
強さに気がつかない奴は静かに国の外に放り投げられる。(森の中に置いていくときもある)
……食器も洗い終わり、のんびりしていた。
今日は何を読もうか、そういやマサユキが面倒事に巻き込まれているはずだよなぁ。よし、『物語之書』で本は出来ているはずだから読もっと。
そう言って、『図書館』から本を取り出そうとして──
ドッガァァァ!!
……喫茶店が破壊された。
とっさに、魔法障壁を出したから壁が壊れたくらいで済んだのだが
「……シオン!テメェいい加減にしろ!!」
「……」(;¬_¬)
「無言で逃げるんじゃねぇ!!」
ここ、図書館は喫茶店が入っても土地があるからシーソーとかを作って公園にしておいたのだが、本にあった野球に興味を持った子供が野球をやり始めると野球場が欲しいと言う意見があったので整備して遊べるようにしておいた。
だが、問題が一つ起きた。
野球の特長としてある程度コントロールがないと市街地では物を壊したりしてしまう。
……普通の魔人だったら壁を強化しておけば良いのだがシオンは違う。
正々堂々!とか言ってスキルを使わずにバットを振るもんだからコントロールも悪く大半の壁を貫く危険物が発生する。
その後、一週間リムル様に触れないと言う契約により罰を与えた。
……ゲルドさん、手伝ってくれません?(イリゼ)
……分かった(ゲルド)
目の前には原型をとどめない程でこぼこになった野球場があった。