ЯeinCarnation   作:酉鳥

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3:13 Information Exchange ─情報交換─

 食事を摂り終えた私たちは、セバスの部屋に集まっていた。レイモンドは冷めた料理のせいで気分が悪いと二階の客室で寝込んでいる。

 

(無理もないか)

 

 料理は冷めたスープに冷めたサラダに冷めたパン。申し訳程度に生ハムもあったが、とてもじゃないが貴族の家で出される食事とは思えない。美味しいか不味いかで言えば不味かった。

 

("食べ物"と部類されるものが口にできるだけいいか)

 

 この時代へ転生する前は、何百回と飢餓状態に陥った。汚らわしい鼠を食らい、泥水を啜り、そうやって何度も生き延びてきた私にとって、まだ料理という形として出されるだけマシだ。

 

『アルフ・マクナイトが見つからなかっただと?』

『……私とレイモンドで東館全体を捜索したけど、彼の姿はまったく見当たらなかったわ。痕跡も残っていなかったのよ』

『どうするつもりだ? "ドレイク家の調査"を"アルフ・マクナイトの調査"にでも変更するつもりか?』

『明日の朝、レイモンドをグローリアに帰還させて向こうの指示を仰ぐわ。それまでは私たちで彼の捜索を続ける』

 

 食堂で伝えられたアルフ・マクナイトの捜索指示、もとい待機命令。一日で終わるはずだった派遣任務は、残念ながらそう簡単に終わらないらしい。

 

「……あの男を一人にしてもいいのか?」

「私もそれは避けたかったけど、レイモンドもかなり精神を擦り減らしてるのよ。だから『一人にしてくれ』って言われたの」

「そうか」

「それで? 私も部屋に呼んでしたいことって何?」

「私が情報交換をしたいと申し出をしました。本館、西館、東館、中庭での情報を集め、その過程から何か結果を出せないかと」

 

 セバスが右手を挙げて情報交換の趣旨を伝えると、シビルは了承し、部屋の壁に背を付ける。

 

「まずは私とサラ・トレヴァーが調査した中庭から報告させてもらおう」

 

 窓際に背を付け、手帳を開くセバス・アーヴィン。そして部屋の奥側のベッドの上で、眠たそうに横になるサラ・トレヴァー。二人は中庭を調査した内容をこう語った。

 

「私たちは表の中庭から、裏まで続いている中庭を三周ほどした。館の裏にある中庭の状態は、表の中庭と何一つ代わり映えがないものだ。目に入ったのは噴水、花壇、用具入れのみ。サラ・トレヴァ―も私と同じものを目にしている」

「えぇそうね。その辺とか色々調べたけど、大した手がかりは何一つなかったわ」

「サラ・トレヴァー、結果を急ぎすぎだ。もう少し過程を話せ」

 

 セバスは軽く睨みつけると、サラは「はいはい」と面倒くさがるように話にこう付け加えた。

 

「噴水は普通に綺麗だったし、花壇は丁寧に手入れされていたわ。用具入れもちゃんと調べたけど、スコップとか花の種が置かれていただけよ。だから手掛かりは得られなかった……っていう"結果"ね」

「手がかりではなく、気になることならばあったが……他の者の情報を聞いてから口にしよう。私たちはここで退かせてもらう」

「なら次は私たちの番だ」

 

 私は扉に最も近い場所で壁に背を付け、キリサメは木製の椅子に腰を下ろしている。この状態で私たちは西館の調査報告をすることにした。

 

「一階から二階まですべて客室。部屋の構成はそのどれもがベッドが二つ、暖炉が一つ、ドレイク夫妻の絵画が一枚。つまりすべての客室はこの部屋と変わりない」

「そんで俺たちは一部屋一部屋をきちんと調べたんだ。アレクシアは暖炉の中を調べて、俺はベッドの下とか、絵画の裏とか……。でも手がかりは何も見つからなかったな」

「気になることはあったが次に回す。私たちからは以上だ」

「順番的にも次は私の番ね」

 

 暖炉の近くで背を付けるシビル。私たちが報告を終えると、次にシビルが"本館"の調査報告を始める。

 

「本館の一階には食堂、応接間、厨房、食糧保管庫、大浴場。二階には書斎室、娯楽室、演奏室、展示室。私の知る限りでは、本館の部屋構成はこんな感じだったわ」

(……多いな)

「ただ私は一階だけしか調べていないわ」

「なぜだ?」

「二階を調べたのはレイモンドなのよ。だから私は一階の情報しか出せない」

「構わん」

 

 シビルもセバスと同様に手帳を取り出すと、ページを捲りながら調査結果を私たちへこう報告する。 

 

「食堂や応接間はあなたたちも見た通り。私が調べたときも、あのまま特に変わりなかった。大浴場は男女兼用。誰かが使った跡があったけど、多分ウェンディって子ね」

(……大浴場もあったのか)

「そして厨房と食料保管庫だけど、私は違和感を覚えたわね」

「違和感っすか?」

「ええ、まず食料保管庫にある食材の保存状態があまりにもいいこと。そのどれもが"最近仕入れたばかり"のものに見えたわ。あの子は薪を切らしているって言ってたけど……食材をここまで揃えて、大事な薪を忘れることなんてあり得ると思う?」 

 

 その場にいる者たちの表情が少しずつ険しくなっていく。シビルは更に付け加えるように話をこう続けた。

 

「それと厨房だけど──」

「調理場の暖炉が使われた形跡がないことか?」

「……あなたも見に行ったのね」 

「あぁ、保管庫までは見に行かなかったが夕食前に厨房までは調べに行った。私も暖炉に関しては奇妙に思ったな。あの状態だと一ヶ月以上も前から暖炉は使われていないだろう」

「発言失礼する」

 

 私がシビルの言いたいことを先に述べ賛同すると、セバスが軽く手を挙げた。

 

「先ほど、私は気になることがあると発言した。それは中庭の状態だ」

「中庭の状態?」

 

 セバスの発言にシビルが首をやや傾げる。

 

「ええ、中庭はあまりにも手が施されていたわ。花壇は隅々まで整備されていて、噴水すらも掃除されているのよ」

「最大の疑問点を上げるとするならば……"手入れの用具が一切使われていなかった"という点だ。用具はすべて新品同様。仮にウェンディ・フローレンスという使用人があそこまで手を行き届かせたとするなら、どのようにして中庭を整備したのか尋ねてみたいものだ」

「……私もその男と同じような意見がある」

  

 セバスが疑問点を語り終えたタイミングで、私も意見に同意しながら、西館について気になったことを話すことにした。

 

「西館の客室の暖炉の状態は、すべて調理場の暖炉と変わりないほどに綺麗すぎた。暖炉から館の屋根まで続く煙突の内壁までもだ」

「……」

「そして廊下の花瓶や絵画。それらも埃一つ残さず、つい最近掃除された形跡が残っている。中庭まで整備されているのなら、益々あの使用人が手を施した可能性は少なくなるな」

「……つまりそれは、この館にあの子以外の誰かがいるってことかしら?」

 

 シビルの一言に全員が口を閉ざす。私は会話が途絶えたのを確認すると、本を左手で持ち、部屋の扉に手を掛けた。

 

「アレクシア、どこに行くんだよ?」

「用を足すだけだ」

「付き添いは必要かしら?」

「必要ない」

 

 私はシビルに返答すると暗闇の広がる廊下へ一歩踏み出し、部屋の扉をバタンッと閉める。そして廊下をゆっくりと歩き、西館にある化粧室まで向かう。

 

「──」

(アイツは……)

 

 その道中の曲がり角で、少女がこちらを見つめながら立っていた。長い黒髪、ボロボロの絹の服。恐らくはレイモンドが目撃した子供とやらだろう。

 

「迷子か?」

「……」

「いや違ったな。私を殺しにでも来たのか?」

「……」

「殺してみろ。それとも失踪させるか?」

「……」

 

 私は怖気づくことなく、少女に近づきながら、本の間に挟んでいたナイフを取り出せるよう準備をする。

 

「……」

「逃がさん」

 

 ある程度の距離まで近づけば、少女は突如走り出した。私も少女の後を追いかけるために走り出す。

 

(人間じゃないな)

 

 人間の子供の速さではない。ちょこまかと曲がり角を利用し、私を撒こうとする。その為、私ですら追い付くのに手間取っていた。

 

(だが所詮は子供だ)

 

 西館の構造は覚えている。私は先回りなどをして少女を本館まで追いやり、その距離を徐々に詰めていく。少女も本館の階段を上り切ると一度立ち止まり、不敵な笑みを浮かべ、

 

(あの部屋は──)

 

 近くの部屋へと飛び込んだ。私は部屋の前で足を止め、少女が入っていった部屋の扉をゆっくりと開いた。

 

(──書斎室か)

 

 そこは書斎室。レイモンドが子供を目撃した現場だ。床に散らばっていた書類などは綺麗に片付けられている。

 

(アイツはどこに消えた?)

 

 書斎室へ逃げ込んだ少女をくまなく捜索するが、どこにも姿は見えない。私はふとレイモンドのとある言葉を思い出す。

 

『あ、あの壁の向こうに消えてったんだよ!!』

(……指を差していたのはあの壁だったな)

 

 レイモンドが怯えながら指を差していた壁。私はその近くまで歩み寄り、剣が刺さっていた痕跡を観察する。

 

「……?」

 

 よく観察してみれば、傷の隙間から茶色の皮をカバーにした手帳がはみ出ていた。

 

「……これは何だ?」

 

 手帳を隙間から抜き取り裏側を確認してみれば、そこには『Bunoir(ブノア)Drake(ドレイク)』という名前が書かれている。ドレイク家の人間のものだ。

 

(なぜここに?)

 

 私は疑問を抱きながらも、手帳を開いてみる。

 

 ──────────

〜1st December〜

 今日も飯が不味い。ジジイとババアの野郎、食材の金をケチってやがる。どうせどっかの領地でも買い取ろうとしてんだろ。こんだけでけぇ領土持ってんのに、ほんと欲張りなジジイ共だ。とっとと死んでくれりゃあ、俺らに遺産が入んのによ。

 ──────────

 

(……数ヶ月前のことも書かれている)

 

 そこに書かれていた内容は特定の人間への愚痴や、この館での日常。ジジイとババアを指しているのはドレイク夫妻だろう。

 

(読んでみる価値はあるな)

 

 つまりはただの日記だが、日付は失踪事件が起きたちょうど数ヶ月前。私は何か情報を得られるかもしれないと、次のページへと手帳を捲る。

 

 ──────────

~5th December~

 今日も飯が不味い。ジジイとババアが森で"ガキ"を拾ってきた。みすぼらしい恰好の汚ねぇ女のガキだ。使用人として使えるかもしれねぇとジジイ共は言っていたが、どう考えても使えるわけねぇだろ。いい例がウェンディだ。二年も使用人やってんのに、まったく仕事ができねぇ。さっさとクビにしちまえばいい。

 

~10th December~

 今日も飯が不味い。最近、あのガキをジジイとババアが異様に可愛やがる。拾ってきてからいつもそばにあのガキはいる。使用人っていうより、まるでジジイとババアの娘みてぇだ。何よりもガキも俺たちの家族面してんのが気色わりぃ。さっさと売っちまえ。

 

~15th December~

 今日も飯が不味い。今日、ジジイとババアの知人二人がこの館で消えちまったらしい。俺らにも使用人にも探せと命令してきやがった。んで、仕方なく探し回ってやったが、姿どころか手がかりすら見つかりもしねぇ。

 実際は知人なんて呼んでなくて、ジジイとババアが単にぼけてただけじゃねぇのか。あのガキは呑気に部屋でくつろいでいやがるし。今日は厄日だ。

 ──────────

 

(この日に失踪事件が起きたのか)

 

 しかし最も気になるのはドレイク夫妻が拾ってきたという"子供"。日記の内容からするにウェンディではないのは確か。私は再びページを捲り、先の内容に目を通す。

 

 ──────────

~20th December~

 今日も飯が不味い。また消えやがった。今度は館の使用人二人だ。捜索してもなんも見つかんねぇ。ジジイとババアは気にも留めず、あのガキを可愛がってやがる。しかも「暖炉を使うな」とまで言ってきやがった。こんな真冬なのに頭がおかしいのか。ほんと俺たちの苦労も知らず、いいご身分だ。さっさとくたばっちまえ。

 

~31th December~

 今日も飯が不味い。まただ。また消えやがった。しかも俺たちの家族がだ。消えたのは俺の姉貴と兄貴だ。もう只事じゃ済まされねぇ。俺はジジイとババアに「リンカーネーションを呼べ」と言った。けどジジイとババアに大声でブチぎれられた。家族が消えてんだぞ。頭がいっちまってんのか。

 俺は頼りになんねぇジジイとババアを放って、弟に明日の朝方にグローリアへ派遣要請を出せと伝えといた。食屍鬼か吸血鬼が紛れ込んでんのかもしれねぇ。特にあのガキ、なんか臭いやがる。

 

~1st January~

 今日も飯が一段と不味い。ふざけんな。弟が消えやがった。俺の隣で寝てたんだぞ。どうやって消えたんだ。意味がわかんねぇ。だから今度は妹に派遣要請を出せと伝えといた。ジジイとババアもついに部屋から出てこなくなった。扉の向こう側からはガキを可愛がるあの声が聞こえてきやがる。毎日毎日ほんと耳障りだ。

 にしても年が明けたのにこの有様か。厄日じゃなくて厄年だなこりゃあ。 

 ──────────

 

(……数ヶ月前に派遣要請は来ていなかったはずだが)

 

 この館へ来る前、レイモンドが「数ヶ月ぶりに要請が来た」と語っていたことを思い出す。そして手帳のページはまだ残っている。私は不審に思いながらも、次のページへと捲った。

 

 ──────────

~2nd January~

 今日は飯がクソ不味い。ついには妹まで消えやがった。どういうわけだ。ほんと意味が分かんねぇ。犯人の野郎は派遣要請を余程してほしくねぇらしい。なら目星はつく。この館にいる誰かが犯人だ。やっぱあのガキだ。あのガキがおかしい。俺はウェンディに"当分あのガキを見張るように"と命令した。

 これですぐに犯人が分かる。犯人が見つかれば、ジジイとババアも目を覚ますはずだ。

 

~10th January~

 今日は飯を食えなかった。理由は使用人がほぼ消えちまったからだ。これで使用人はウェンディ、デボラ、エリゼの三人だけしかいねぇ。しかもよりによって俺の使用人が一番使えねぇウェンディになりやがった。マジでイライラすることばかりだ。俺以外のドレイク家の連中も苛立ちを隠せない。

 今日も"ガキ"はニヤニヤと笑ってやがる。あの野郎、ジジイとババアに何をしやがった。俺たちは明日の昼頃、館から出ていくことにした。これが最善の策だ。おさらばしちまおう。

 ────────── 

 

(……原因は"子供"か)

 

 次のページへと捲ろうとしたとき、血痕が付着していることに気が付く。私は嫌な予感がしながらも次のページを捲ってみた。

 

 ──────────

~11th January~

 今日も飯を食えなかった。最悪だ。やっぱりあのガキがやりやがったんだ。この館に閉じ込められちまった。扉も窓も開かねぇ。しかも変な化け物がウロウロとしてやがる。俺は何とかこの書斎室に逃げ込めたが、家族は何人かやられちまった。

 クソが、右肩が痛む。アイツらに噛まれて怪我もした。血が止まらねぇ。たまたま引き出しにあった包帯で応急処置をしたが、まだクソほど痛む。これから俺はどうすりゃいいんだ。

 

~28th January~

 今日の飯もクソ不味かった。食料保管庫までアイツらにバレないよう食糧と水を確保しながら、何とか今日まで生き延びている。運が良かったのは他の生存者を一人見つけたことだ。おかげで孤独を感じねぇ。話し相手がいるのはこんなにも嬉しいことだとは思わなかった。

 二人で考えた脱出する見立てもある。外へ通じる"地下室"だ。上手く成功させりゃあ、この館ともおさらばできるはず。

 

~6th January~

 今日も飯を食えなかった。もう食糧も水も尽きちまった。外へ通じる地下室は化け物の巣窟だ。あのガキもいた。使用人も、家族も、全員があそこにいやがった。あそこは餌場だ。前に噛まれた個所も異様に痒い。何度もかきむしってるうちに、変な緑の液体が出てきやがった。

 そろそろマジで餓死をするかもしれねぇ。意識も朦朧としている。もう一人の生存者は必死に俺を励ましてくれたが、もう声すら出してもくんねぇ。終わりが近い。日記もこれが最後になるかもしれねぇな。

 ──────────

 

 手帳に残された血痕。化け物、地下室、様々な情報が書かれている。私は日記が終わりだと手帳を閉じようとしたが、まだ先のページがあることに気が付き、口を閉ざしたまま捲ってみる。

 

──────────

~2 Jan~

 きょうはうまい飯がくえた。かまれたところ、おしえてくれた。そこに、たべものとのみものが、あると。くったとき、たべもの、うるさかった。けど、おれは、腹がみたされた。あかいたべもの、あかいのみもの、おいしかった。とても、おいしかった。

 

~22222 jjaajjjaan~

 きょうもうまいめしがくえた。ともだち、たくさんできた。あのこも、いいこ。たくさん、あかいたべものとあかいのみもの、ばしょ、おしえてくれた。もう、こいつら、こわくない。ともだち、だから。

 

~         ~

 おいしいごはん、たべた。けど、たべもの、のみもの、なくなりそう。またたべれるように、がまん、する。また、ここにくる。たべもの、ここにくる。だから、がまんする──たべもの、"ひとり"に、なるまで。

 ──────────

 

「ク、カカカカ──ッ」

「……ッ!!」 

 

 読み終えた瞬間、正面の壁からナニカがこちらへと飛びかかり、床へと押し倒される。私が間近で目にしたのは、"緑色"の肌をした食屍鬼のようなナニカ。

 

「クカッ、ク、カカカカ──ッ」

(何だコイツは……)

 

 ソイツは私の首筋に噛みつこうと顔を近づけてきたため、本の間に挟んであったナイフを取り出し、顔面を横に切り裂く。そしてすぐさま殴り飛ばすと、距離を取った。

 

「ク、ク、カカカカッ!!!」

(食屍鬼なのか?)

 

 私は奇妙な鳴き声を発するソイツと向かい合い、

 

「クカッ、クカカカッ!!!」

(……いや、殺せば分かるか)

 

 ナイフを構え、臨戦態勢を取った。

 

 

 


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