マギアレコードRTA noDLC みかづき荘チャートAny% 作:なぁ……相撲しようや……
はーさっぱりした。
突然ストラテジーというか無双系みたいな感じになったゲームの続き、やっていきます。
各区に一つずつ存在する基地局ではマギウスの羽根がワルプルギスの夜の招待に向けて準備を進めています。この準備が完了する前に基地局を奪い返さなければなりません。
ですが、全員で纏まって動いてしまえば奪還は間に合いませんし、逆にばらばらに動けばマギウスの用意した魔女によって各個撃破されてしまいます。ではどうするかというと、現地人を使います。
第八章になると各地にいる魔法少女との顔合わせが解禁されます。今まではDLC限定要素だったので顔を見ることさえ叶わなかったあんな子やこんな子との友好の環が広がリング(死語)
各地にいる魔法少女とは出会う事でこちらに加勢してくれるようになります。これを利用し、出会った魔法少女を対マギウスの翼に駆らせる事で、人手不足を解消します。
というわけで、効率的に各所の現地人を巻き込んでいくため、とりあえず三手に分かれます。人員構成はチームみかづき荘、かもれトライアングル、見滝原組withなぎたんという風にします。見滝原組は調整屋を利用していないプラス対人戦のできる巴マミと佐倉杏子が不在でパワーが低いので、なぎたんを混ぜて補強を図っています。
かもれトライアングルには南凪区と、栄区、水名区を回ってもらいます。見滝原組withなぎたんは工匠区、中央区、参京区の担当です。そしてゆりちゃん含むチームみかづき荘は大東区と新西区の二つを見ていきます。北養区は出会える魔法少女がいないので現時点では無視です。
大東区では桑水せいかを始めとする団地組、および眞尾ひみかと会うことが出来ます。
団地組はバイバイまた明日DLCの主役を務めた魔法少女チームですね。神浜大東団地に訪れた混沌の種による騒動を描いたイベントストーリーでした。
眞尾ひみかは主役のイベントこそないものの度々登場しており、私の中ではFM神浜における印象が強いです。チョコレートを甘い土と呼ぶボケが本当にボケなのか疑わしく思ってしまうぐらい貧乏な子です。まぁ本人は強く生きてるし大丈夫か……
基地局に向かう経路に神浜大東団地が重なるようにします。団地組の実家ですからここが最も遭遇率が高いのです。ひみかちゃんの方は家がどこにあるのか私が知らないので偶然出会えればラッキーぐらいの気持ちです。事前調査? 知らない子ですね……
あ、団地組に遭遇しました。おっすおっす、元気だった?(初対面)
ゆりちゃんとはガチの初対面ですが、やちよさんと鶴乃ちゃんが知り合いなので二人に事情の説明を任せます。団地組はメインストーリー第一章が始まるよりも前に起きた事件の際に共闘した事もあり、こちらの事情を知ると手伝いを申し出てくれます。事件に関しては散花愁章DLCを参照。
やちよさんは団地組の手を借りる事に反対してますね。団地組の実力を低く評価しているのと、そもそも人に頼る事をあまり良く思わないせいですね。ですがここまでに築き上げてきた好感度を利用してごり押しで認めさせます。言うほど団地組は弱くないし、黒羽根ぐらいなら全然相手に出来るでしょ(適当)
当人たる団地組がやる気に満ち溢れていたのもあり、危険だと思ったら即座に逃げる事を約束する代わりにという条件付きで承諾を頂きました。ヨシ!
団地組も連れて、基地局にやって参りました。既に黒羽根達が待機していたので、それを蹴散らします。団地組に加えてチームみかづき荘も参戦するので、負けは万が一にも有り得ませ……あれ? やけに強いな……
ふーっ、かなり集中して戦って、やっと全員を倒す事が出来ました。普段はある程度ダメージを与えたらそれで相手が戦意を失うんですけど、今回はなぜか気絶するまで戦い続けていました。明らかに異常です。……これは、まさか。胸元にかけてある羽根達のペンダントを調査してみます。
……あぁ、やっぱり。起動してるっぽいです。受信ペンダントのウワサが。
あれぇー? 受信ペンダントのウワサによる羽根の暴走が起こるのって、基地局を乗っ取り終わって、21cm線を発信してワルプルギスの夜の招来が確定してからのはずなんですけど。
暴走中は待ち伏せぐらいならともかく制圧及び工作なんて器用な真似は出来なくなるので、あくまでもワルプルギスに拘るなら受信ペンダントのウワサをこのタイミングで使うのは明らかに悪手。
まさか、最初からワルプルギスの夜を呼ぶつもりは無かった? ……なるほど。そういう事か。
——またやりやがったな里見灯花ァァァァアアアア!!!!
◇◇◇◇◇
「このペンダントが、羽根の正気を奪っていた、って。それってゆりちゃんにかけられていた洗脳みたいな……」
「そう。洗脳で自由意志を奪われて、みんな神浜市の魔法少女を殺す事ぐらいしか考えられなくなってる」
こ、ころっ……そんな……灯花ちゃんがそこまでするだなんて……
「……ワルプルギスの夜を呼ばせない為に一刻も早く基地局を取り戻さないといけないからって、三手に分かれちゃったよね。でもマギウスにワルプルギスの夜を呼ぶつもりが無くて、代わりにわたし達を消すつもりなのだとしたら……」
この状況って、羽根からしたらやりやすいんじゃないかな——その鶴乃ちゃんの言葉に、肝の底が冷えたのを感じました。
「まずいわ! 私はももこの方に連絡するからいろはは鹿目さん達の方に電話して! 分断された!」
「で、電話が繋がりません! まどかちゃん達だけじゃなくて、どこにも!」
「やられたわね……」
「やばいのは私達だけじゃないよ。洗脳の内容から見て、神浜市内にいる魔法少女全てを無差別に狙ってる。ウワサで魔力が強化されてるから惨事は確定かも」
神浜市にはたくさんの魔法少女がいます。れんちゃん、エミリーちゃん、ひなのさん、梨花ちゃん……あとえっと……ドアさん……? 私が知ってるだけでこれだけいて、しかもその知り合いの知り合いの魔法少女も相当に多い。それら全員が危険に晒されているというのです。もしかしたら死ぬかもしれないような、そんな重大な危険に。
「まずは他のグループと合流する。情報も方針も共有出来てないから。七海さん、あっちは今はどう動いてると思う?」
「仮に私達が当たったのと同じ規模の羽根の一団と交戦したとしたら、十七夜の方は倒したか、撤退したか。状況を知らないのならあまり動き回らないと思う。ももこの方は撃破も撤退も出来てないかもしれない。レナは強いけど時々ミスをするし、かえでも一人で魔女を狩る実力は無い。それでもチームとして戦うなら全然大丈夫だと思っていたけれど、前提が変わった。ももこの方を先に見にいきたいわ」
「確かに、そもそもの人数が一番少ないからこの強さの羽根に囲まれてたらどうにも出来ないかも。早く行ってあげようよ! わたし達が行けば、状況を変えられるよ! ふんふん!」
異論が出なかったので、こちらの方針は固まりました。まずももこさんの方に合流する。その後に十七夜さんとも会って情報と方針の共有をして、各地の魔法少女の救出を行う事になりました。
あと、せいかさん達にはやちよさんが今すぐ調整屋のところに行くようにと言いました。事情を説明して避難場所として使わせてもらえるように掛け合って欲しいとの事です。
仲間のはずの羽根を洗脳して使うなんて、灯花ちゃんは何を考えたのでしょう……?
◇◇◇◇◇
基地局には既に電波妨害の工作がされており、ワルプルギスの夜の招待は不可能な状態にある事から、確保の必要が無くなりました。
代わりに受信ペンダントのウワサによってマギウスの翼が暴走。ペンダントを通じて送られてきた命令に盲目的に従う状態になっています。その命令の内容は、神浜市にいるマギウスに与しない魔法少女を全員殺せ。要するにジェノサイドです。
ここでマギウスの翼により魔法少女が殺害されてしまうと、決戦における利用可能な戦力が低下し、その分エンブリオ・イブの対処に失敗する確率が高くなります。
Any%レギュレーションにおける第十章クリアの条件にはワルプルギス及びエンブリオ・イブの無力化の他に、環ういの救出が含まれています。つまりうっかり間違ってそのまま撃破したら詰みです。
なので上手く体力を調整してあげる必要があるのですが、こちら側の戦力が足りていないと継続戦闘が出来ず、体力調整の余裕が少ないです。対処に失敗する確率というのはそういう意味です。
以上の事を踏まえ、ミッション変更です。神浜市各地にいる魔法少女——現地人を救出します。
まずはミッション変更を伝える為にももこさんとなぎたんに一度会いに行きます。電波妨害により通話が出来ないので直接会わないといけません。まずは比較的近いのとトラブル時の動きが予想できない事からももこさんの方に先に行きます。
なぎたんの方はその場からあまり動かず通信手段を探るような思考をするのですが、ももこさんの方は自ら動いて情報を探すタイプなので、時間が経ったらどこに行くか全く分からないのです。なので南凪区の辺りにいると分かっている今の内に会っておきたいです。
◇◇◇◇◇
目の前を何かが横切って飛んで行った。それは帽子で、かえでの魔法少女衣装に付いている見慣れた物だった。向こうもとても苦戦しているんだろうなというのが伺える。
黒羽根の放った鎖がソウルジェムを狙って飛ぶ。以前はこんなに殺意たっぷりな奴らではなかったのに。マギウスが本気になるというのはこういう意味なのだと遅まきながらに理解した。遅すぎた。
南凪の基地局に辿り着いた時、レナ達は既に羽根に囲まれていた。だというのにそれに危機感を覚えず、どうせ勝てるからと思って、そのまま戦い始めた。その浅はかな判断の代償がレナ達を蝕んでいる。
初めにやられたのはももこだった。少しの隙を突かれて足を負傷して、今はその場から動けなくなった所を羽根達に袋叩きにされている。ソウルジェムだけは守っているみたいだけど、いつまで守っていられるか分からない。早く助けに入りたいけど、レナだって三人の羽根に邪魔されて動けない。
かえでも多分負傷しているんだろうけど、確認してあげる暇も無い。あの子はそんなに怪我とか痛みに慣れていない筈だから、かなり苦しいはず。一刻も早く助けてあげたいけど、レナだって手が離せない。
この状況を一変させる起死回生の一手が必要。でもそんなに都合よくある訳が……いや、あるにはある。
ドッペルシステム。マギウスが作った、魔女化を回避する為のシステム。穢れの溜まったソウルジェムを自動で浄化する際、副次効果としてドッペルという物が発現する。魔女に近しい力なだけにその存在はとても強力で、例えば今使えばレナでもこの羽根達を蹴散らせる……と思う。
やれ、水波レナ。正直、怖い。魔女化というのはほとんど死ぬのと変わらない、いや死ぬのより酷い。魔女になったら永遠に絶望を胸に抱えて生きるしかなくなる。万が一ドッペルシステムに不備があってそのまま魔女になってしまったら。後悔してもしきれない。
だけど、ここでレナが踏ん切り付かなくて、かえでとももこを殺してしまう方がもっと怖い。それにももことは約束した。レナが魔女になったら倒してくれるって。だから、怖くない。
「水波レナは、これでっ——」
その瞬間、横から魔力の衝撃波が来た。魔女の魔力構成に似た、でも魔女ほどおどろおどろしくは無い魔力。その発生源は……
「かえ、で……?」
そこには、真っ黒な球体があった。その球体からは枝のように触手が生えており、伸びた円柱がまるで嘴のように見える。単体で見れば魔女の風貌のそれの上に、かえでが乗っている。かえでは意識を失っている様子で、だらんと脱力して顔を伏せていた。接着したかのように強固に球体に繋がれた手がかろうじてかえでを落とさないよう支えている。
それは触手から木の実のように黒い手を生やし、辺りに撒き散らした。黒い手は着弾すると爆発して辺りにペンキのように黒い液体を残す。黒い手がこっちにまで飛んできた。しかもよりにもよって顔に当たった。生温かくて泥みたいな感触だった。顔に張り付くような事は無くて、そのまま滑るように地面に落ちてったから、窒息するような事は無かった。
ただ、マギウスの翼相手には効果が変わっているようで、黒い液体に巻かれた羽根が悶え苦しみだした。これは……物理的に締め付けられてる?
「……ダメ、かえで! それ以上やったらダメ! アンタ、人殺しになるわよ!」
精一杯かえでに向けて叫ぶけれど、かえでには聞こえていないみたい。変わらず黒い手を巻き続けている。
ももこの方はまだダメージが酷くて動けないみたい。羽根達はかえでの黒い手にやられている。動けるのはレナだけ。だったら、レナが止める!
「水波レナは、これでっ——」
バンという炸裂音と共に、かえでの乗った真っ黒な球体が弾け飛んだ。新手の魔法少女の攻撃だった。羽根を締めていた液体はその力を緩めて、それと台座を失ったかえでが地面に頭から落ちた。
駆け寄りたい。だけど新手がもしも敵だったら寄ったところを一網打尽にされる。それにドッペルを二度も寸止めしたせいかなんだか体が重い。魔女化は無くとも穢れを溜めるのが体に悪いのは変わらない。だからこのままドッペルを出して、それで新手を待ち受けよう。そう考えて改めてドッペルを出そうとした矢先に、新手が顔を出した。
「最強魔法少女の到着だよ! 怪我人はいないかー……ってえぇっ!? 何この惨状!?」
「調整屋、は遠いからこの場でとりあえず止血だけしましょう! ももこは私がやるからかえでの方はいろはがやって!」
「はい! ……えっと、この黒いのは触ってもいいんでしょうか?」
「触ってもなんともねーぞ」
「なんだか、インクみたいです……!」
「辺りにインクみたいなのを塗って、自分のナワバリと主張するドッペル、か。……こんな感じのゲームなかったっけ?」
新手、というのはやちよさんの所の人達だった。作戦会議の締めの時にはチームみかづき荘って言ってたっけ。対抗してこっちはかもれトライアングル……は違う気がする。
良かった、味方だ。そう思うと膝から力が抜けた。その場に座り込んで、自分のソウルジェムを覗く。寸止めのせいで真っ黒だ。いい加減に浄化しないとソウルジェムの中に魔女が生まれそうだわ。
敵がいなくなった以上ドッペルを出す意義も薄いし、グリーフシードを使ってしまおう。何なのよあいつら、レナが何とかするって決めたのに、それを踏み躙るかのようなタイミングで現れて、全部全部ぜーんぶ無駄だって嘲笑ってるみたいに……
っ、フゥー……浄化が終わった。やっぱり、穢れが溜まってる状態で長くいるのは嫌だわ。思ってもいない言葉が浮かんでしまう。そりゃあ、寸止めはタイミング悪かったかもしれないけど。レナの気持ちを踏み躙ったり、嘲笑うなんて、そんな事みんながやる筈無いじゃない。
見れば、さなとフェリシアが、羽根の付けてるペンダントを千切って回っていた。あれは何をやっているんだろ。
「はい、今使った分のグリーフシードの補充」
こっちに寄ってきたゆりが一つ手渡してくれたグリーフシードを懐にしまい、それからさなのやってる事について聞いた。
「ねぇ、あれって何やってるの? 撃破カウントでもしてる?」
「ドッグタグじゃないんだから。あれはマギウスが洗脳の為に翼に渡したレシーバーを取り外してるんだよ。ペンダントがそう」
洗脳……だから、雰囲気が以前とまるっきり変わっていたのね。強くなっていたのもその影響なのかしら。
「そう。マギウスの翼は今ウワサの力で強化されてる。その状態で神浜市内の魔法少女を全員殺しに行ってる危険な状態なんだ。事前に計画してた作戦はすべて中止。神浜中の魔法少女を全員調整屋に避難させるから手伝って」
レナ達と関係ない魔法少女まで対象に含めてるの? それは違うというか、卑怯じゃない? 人質に取っているような物じゃない。マギウス、そこまでするの?
「分かったわ。レナは具体的に何をすればいいの?」
「まずはこの後秋野さんと十咎さんを調整屋まで運んで。えーと……あ、七海さーんいろはちゃーん! 最低限の止血が終わったなら、次は十咎さんの足を治して! 本格的な治療は八雲さんに投げるよ!」
ゆりの呼びかけに、二人は担当を入れ替えた。
「うん、これで十咎さんはとりあえず歩けるようになると思う。秋野さんは十咎さんに背負ってもらって、水波さんがその護衛をやって」
う、うーん? 護衛は別にいいんだけど、何か違和感が……そっか、呼び方か。
「その、水波さんって呼ぶのはやめて。名字で呼ぶ人あんまりいないから、なんだかむずがゆいのよ」
「分かった。じゃあ、レナ。後はお願い」
任されましたよ、っと。
◇◇◇◇◇
かもれトライアングルとの合流に成功しました。しかし状況は酷く、ほぼ壊滅の状態でした。これでは救出部隊として動かすことはできません。惜しい戦力ですが、調整屋に置いていく他にないです。死なない事の方が大事だってそれ一番言われてるから。
では続いて見滝原組の方に行きま……あ、ひなの先輩まだ見つけてないやん。
南凪区では都ひなのと出会う事が出来ます。やちよさんが西のリーダー、なぎたんが東のリーダーなら、都ひなのは南のリーダーと呼べる存在であり、五年という魔法少女歴の長さからくるカリスマ(?)が魅力の魔法少女です。
この時間なら、南凪自由学園に行くのが会える可能性が最も高いと思います。彼女は化学部の部長を担っており、その活動で今も学園にいるはずです。通信途絶という異常事態も起きましたし、偶然別の所にいなければ、そこから動く事も無いはずです。
はい、偶然別の所にいました。南凪自由学園に行ったところ、居合わせた化学部員がひなの先輩は不在だと言いました。子ども向けの科学実験イベントの為に出払っているらしいです。このタイミングでか。
イベントの会場は……え、知らない? なんでや……電話も使えませんし、ひなの先輩の事は一度諦めます。探しに行くにしてもどれだけ時間がかかるか分かりませんし……
再度移動して、工匠区にやって参りました。ここの基地局に居れば、なぎたんとも会えるはず……
おっと、空振りみたいです。基地局には千秋理子しかいませんでした。
彼女、千秋理子は工匠区の魔法少女です。普段は実家の弁当屋の手伝いをしている子で、齢十一才にして既に死線を越えた事があるという大物です。性格もういちゃんと同じぐらい天使。
その理子ちゃんですが、なぎたんからの伝言を持ってきました。曰く、マギウスの翼に21cm線を発信する為の工作は不可能と判断、事前に設定したルートを通りながら各地の魔法少女に避難誘導を行うとのこと。マギウスの翼を暴走させているのがペンダントだという情報も既に入手済みな様子。
うーん、出そうと思ってた指示、出すまでもなく実行してますね。おかしいな、なぎたんはエスパーでもなんでもない筈なんだけどな。物事がスメーズに進むのは良い事なので構わないですけど……
見滝原組の心配は要らないようなので、こちらはあちらの担当外の区を回ろうと思います。かもれが動けなくなったので、元々の自分たちの担当に加えて栄区と水名区もこちらで担当します。
まずは一番近い栄区から行きます。栄区では加賀見まさら、粟根こころ、江利あいみの三人組と遭遇する可能性があります。
前者の二人はあの日の一番を超えてDLCに主役として出演しています。まさらちゃんに感情を与えたこころちゃん、こころちゃんに改革のきっかけを与えたまさらちゃん、というように互いに影響を与え合った二人のある日の出来事を描いたイベントですが、白状するとまだ見てません。後で編集終わったら見ます。
江利あいみは古典的な恋する乙女であり、想い人の自分に対する気持ちが知りたいが為に契約を交わしました。前者二人とは友人のようで、バレンタインの際には想い人にどうやってチョコを渡せばいいか相談しに行った事もあったようです。詳しくはアラカルトバレンタインDLCをどうぞ。
おっと……? 裏画面で栄区のうろつきをやっていたら、人影を見つけました。あのシルエットは……え、御園かりん? なんでここにいるんだ……?
彼女は栄区出身の魔法少女なので、確かにうろついていたら普通に出会う事もありえなくはない、けど珍しいですね。大体はさっき紹介した三人の誰かと会うのに。
話をしてみると、どうやら映画を見に行こうとしている所だとのこと。本当はアリナ先輩を誘おうとしたけどそもそもアトリエどころか学校にもいなくて誘えなかったので一人寂しくいるらしいです。可哀想に……いやそもそも映画館って今やってるんですかね?
まぁ、仮にやっているとしたら映画を見ている間は一般人が周りにいて羽根も手を出さないでしょうし、やっていなかった場合は速やかに調整屋に行くようにだけ言っておきます。アリナもこんなかわいい後輩を放っておくなんて罪な女ですね……
そこからは誰とも会えなかったので栄区での捜索は切り上げて、水名区までやってきました。水名区は伝統や歴史の深く根付いた地域であり、水名の女子は教養を持つよう教育されている……らしいのですが、なぜか水名女学園に在学している魔法少女には変人奇人が集まっております。
第一バッター、阿見莉愛。名前を呼べないあの人。やちよさんと同じくモデルをしている、天然ものの美少女さんです。しかし一方で芸能界に関して興味を持たない層からは名前を間違えられる傾向にあり、アナザーデイズDLCの時にはかずみに正しく名前を呼んでもらった事を驚きながらも喜んでいました。
第二バッター、竜城明日香。竜真館という武術道場の家の一人娘であり、薙刀術師範代として日々稽古を続けています。普段は真面目で清楚ですが、一度何かが起こると大変身。何かと腹を切ろうとする自害狂いに大変身。ドッペルにすらその性質が表れている辺り筋金入りです。
他にもまだまだいますが尺が足りないので省略します。水名女学園は珍しく学校単位でのイベントストーリーが存在していますので、詳しく知りたい方はトリックトラブル学園祭DLCをどうぞ。
今度は誰と出会うかな……水名って新西区程ではないものの魔法少女の多い所なので、多めに会っておきたい所……
……んんんん? うろついていたら、佐倉杏子と出会いました。なぜここに? 今はマギウスの翼に潜入調査中では? 自力で脱出を?
ふむ……彼女に何をしているか聞いたら、単に出稼ぎに来ていると返されました。でも本当はマミさんの捜索がメインの目的のようです。それなら尚更マギウスの翼に潜入しているはずですが、なぜ未だにこんな所で単身魔女狩りを?
……あぁ、ミザリーウォーターの時にあまり絡まなかったから、マギウスの翼に関する情報をあまり入手出来ていなくて、それで今頃になっても潜入調査を開始出来なかったんですね。チームみかづき荘メンバーだけでどうにか出来ちゃったからね。
杏子ちゃんも調整屋に……え、場所を知らない? うーん、ならこのまま一緒に行動しちゃいましょう。どうせ調整屋のある新西区はすぐ隣ですし。そう提案すると杏子ちゃんは渋りますがマミさんの事をネタにしてこちらに従わせます。
おう言う事聞かねぇとマミさんの捜索に協力してやらねぇぞ(大嘘)
このハッタリが効いて杏子ちゃんもついてきてくれる事になりました。お前……マミさんの事が好きなのか?
私達の担当する最後の区、新西区に到着しました。ここで遭遇できる魔法少女は……いるにはいますが、他の区から調整屋に避難してきた魔法少女達がついでに避難させたと思うので、捜索は行わず調整屋に直接行きます。
へーいみたまさん、みんな元気かね……なんか思ってたより避難者多いな? かもれ、アザレア組、ななか組、水名組……あ、逆にいない人言った方が早いな。保澄雫だけいません。多分、裏で起こってる羽根の行方DLCのイベントの精算中だと思うので時が経てば自然に帰ってくると思います。
あぁ、あとなぎたんもいません。一緒に行動している見滝原組もです。まだ捜索を行っている途中でしょうか。向こうの状況が分かりませんが、救出対象が雫ちゃん除き全員調整屋にいるというのに、未だに捜索を継続しているのは、ちょっとおかしいです。何か事件に巻き込まれている可能性があります。情報収集のため、避難民の魔法少女達に読心をして回ります。
……ハァ!? しばらく前に中央区で会って、すぐに調整屋に行くと言ったのに未だに来ていない!?
毬子あやかからの情報により、なぎたんの現在位置が確定しました。神浜セントラルタワー。その屋上で、マミさんと交戦中である可能性が高いです。
今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
メリークリスマス! トナカイサンタも守護霊様もクリスマスを一緒に過ごしてはくれなかったよ! 悲しいね!