魔法少女リリカルなのは with Dark_Matter   作:戸礼太

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遠く広がる世界の中


これは_


小さな星の 小さな国で起きた_


事件のお話















_に、部外者であるはずの、暗い瞳の禍々しい暴力を振るう、学園都市第二位の超能力者(レベル5)・垣根帝督が、身勝手に首を突っ込んだ物語である。


魔法少女リリカルなのはA's with Dark_Matter
The Prologue of ACES


P・T事件からおよそ半年が経った十一月十五日、時空管理局艦船『アースラ』にて。

 

船内の食堂兼休憩室。ここには単に食堂だけでなくドリンクの自販機も数台設置されている。

そこには、執務官のクロノ・ハラオウン、件の重要参考人フェイト・テスタロッサ、更には証人としてユーノ・スクライアが、ドリンク片手に丸いテーブルを囲って談笑していた。

 

「_でも早いね、フェイトの裁判終了までもうあと二週間ちょっとだよ」

 

「うん」

 

ユーノの言葉に落ち着いた様子でフェイトは答えた。ユーノはこの朗報を当事者の1人として嬉しく思いながら告げる。

 

「初公判は六月だったから結構、進行早いよね」

 

「嘱託試験の合格が効いてるな」

 

と続けて言ったのはクロノ。彼も喜ばしく思っていて、うっすらと微笑んでいる。

 

「おかげで何ステップか飛ばせた感じだ」

 

「ありがとう、クロノ達のお陰だよ。ユーノもごめんね……、証人なんて」

 

「あはは」

 

フェイトはユーノに済まなさそうにするが彼は軽く笑って流す。

 

「ずっとなのはの家にいる訳にもいかないし、ちょうど良い機会だったから」

 

そういえば、とユーノはなのはの名前が持ち上がった所で思い出す。

 

「なのはにビデオメールはもう送った?」

 

「うん!昨日送った」

 

フェイトは嬉しそうに答えた。

間接的とはいえ、なのはとやり取りできるのが彼女は嬉しくて楽しいのだった。

クロノが二人の会話を聞きながらドリンクを飲み終えた時にふと、ある事を思い出した。

 

「……あ」

 

「_?クロノ、どうしたの?」

 

彼の表情の変化に気付いたフェイトが尋ねた。ユーノもクロノの方に顔を向ける。

 

「……いや、大した事でもないんだが、裁判等やその他諸々の出来事で今の今まで完全に忘れていた事を思い出したんだ」

 

言いながら、クロノは段々呆れ顔になってゆく。

その様子を見て、ユーノもフェイトも怪訝そうに首を傾げた。

 

「思い出した事って?」

 

「いや、本当に抱えている案件に比べたら大した事でもないんだ」

 

「なら、別に今ここで言っても大丈夫なんじゃないか?それとも、言いづらい事だったり?」

 

フェイトとユーノが少し心配そうにしている。

そんな2人に対し、クロノは困っているというよりも面倒臭そうな表情で告げる。

 

「……垣根帝督、覚えているか?」

 

「ああ、もちろん」

 

「うん。でも、垣根(かれ)がどうかしたの?」

 

クロノが口にしたのは、意外な人物。

半年前、なのはとユーノとも、管理局とも、フェイトとも、別の立場でこの事件に関わったもう一人の人物。

公式記録では一応なのはと同じく現地の民間協力者で、積極的にはジュエルシード集めに直接的に協力等はせず、半ば事件に巻き込まれて管理局側が現地到着後に関係を持って垣根が何かしらの協力等を自ら申し出た。

……というような事になっている。

その為記録上では名前と出身くらいしか残っていない。

表立ってはなのはとフェイトの印象が強く、存在が霞んでいる状態だった。

実際はかなり初期から事件を察知し尾行と観察を繰り返し、しまいにはジュエルシードの異相体と現地で二度も戦闘を行い、封印こそできなかったものの終始無傷でこれを撃破してみせていた。

更にはフェイト達とも遭遇後に短時間で中断したが、交戦した。

地球の人間にしては一定の魔力を保有しているものの、魔法は一切使う事ができない。

しかし、超能力という魔法ならざる奇妙キテレツなスキルを有しそれを行使する事で高い戦闘能力や解析能力を発揮する。

 

ユーノとフェイトも垣根の事を思い出し、彼を思い浮かべる。

年齢はなのはやフェイト達と同い年らしいが背はクロノと同じくらいの実年齢の割には少し長身で、前髪が目を隠しそうになる程度に長い茶髪で痩身の、年相応に端正な容貌だが目付きの悪い悪人面の男。

癖なのか、普段はいつも両手をズボンのポケットに突っ込んでいて薄い冷笑を浮かべている。

そんな垣根という少年についての事で、クロノは一つ面倒臭い事を思い出したのだ。

 

「…実は、半年前に彼には『アースラ』側と連絡を取り合えるように通信端末を貸していたんだ」

 

「そうだったの?」

 

「ああ、そういえばそうだったね」

 

フェイトは知らなかったがユーノは思い出したように言う。

ユーノは今まで外部から『アースラ』と連絡を取り合う時は大概レイジングハートに中継してもらっていたが、魔導師でも何でもない垣根帝督はそのままだと連絡手段が持参の携帯電話になりそうだが、彼からは「学園都市製のだから、もしかしたらそこからサーチされかねないからアンタ等の都合が悪けりゃオススメしない」と言われた為、クロノが官給品の通信端末を特別に貸し出す事にしたのだが……。

 

「……もしかして、まだ返してもらってないの?」

 

「……ああ」

 

キョトンとしているフェイトにクロノは顔を渋らせて答えた。

 

「貸したの半年前だよね?」

 

今度はユーノが尋ねた。

 

「ああ」

 

「垣根はまだ借りているんだよね?」

 

「ああ、彼が無くしたり捨てたりしていなければ」

 

「流石にそんな事はしないんじゃ…」

 

「でもそれって、借りパクだよね?」

 

「ああ、間違い無く借りパクだな」

 

不安そうなクロノをフェイトがフォローしようとするが、ユーノが半目で呟き、クロノは相変わらず苦い顔をして答えた。

ユーノはここで訳の分からなさそうに首を傾げた。

 

「……ん?それなら彼に貸した端末に連絡して催促すれば良いんじゃ…?」

 

「それが…端末の電源を切っているのか、繋がらないんだ」

 

「なら、直接返してもらいに行ったら?」

 

「彼の居場所が分からない。海鳴市からは去っているし、彼の居住地域の学園都市は外壁で囲まれている。しかも地球の一般的な街と違って科学技術が二、三十年進歩していて四六時中、人工衛星等で比べ物にならないほどの監視体制と警備を敷いているらしい。迂闊に侵入したら、最悪捕まる」

 

全て学園都市の住人である垣根帝督から、直接聞いた事だった。

そして実際に地図や衛星写真で確認している。

何なら魔法使いなんていう未知の存在を研究すべく研究素材(モルモット)にされたりマッドサイエンティストに解剖されたりするかもな、と垣根にニヤニヤしながら言われた事もあった。

流石に冗談だよな?と聞き返したが、さあどうだかな、と半笑いではぐらかされた。

雑談中に彼が挟むいつものブラックジョークの類いのはずだが、何故か、何となく、嘘や冗談に聞こえなかったのが今も引っ掛かっている。

クロノからこの事を聞いてユーノもフェイトも顔を引き吊らした。

 

「まあ、管理外世界だし、そういう意味でも難しいよね……。あ、なら僕が返してもらいに学園都市に行って来ようか?垣根の魔力を辿るなりして捜しながら広域結界を張れば、何でか出入りできる垣根だけピックアップできるし…」

 

しかし、クロノは首を横に振る。

 

「いいや、そんな簡単にはいかないだろう。確かに、君の結界で垣根以外の人を排除してから魔力反応を辿る事で、彼を追うのはできるかもしれない。だが、学園都市は巨大な円形で総面積も広大だ。垣根のいる場所をある程度大まかに把握してからでないと、しらみ潰しに捜さなければならなくなる」

 

学園都市の総面積は東京都の三分の一を占める広さになる。

そこの約二三〇万人もの人口から、たった一人を探し出さなければならない。せめて二十三の学区の内からどれかまでは把握できないと時間も労力も掛かり過ぎる。

 

「そうしている間に学園都市側のセキュリティに捕捉されて、捕まるのが落ちだ。トータルで見たら学園都市より管理局(こっち)の方が科学技術も上だと思っているが、何せ垣根のような能力者を輩出するような街だ、僕達には想像もつかないような得体の知れない技術が溢れてるかもしれない」

 

「それじゃあ…、どうするの?」

 

フェイトの問いかけにクロノは言葉を詰まらせた。

 

「………現状、どうすれば良いか分からなくなっているから、困っているんだ…。彼から連絡くれれば手っ取り早いんだが」

 

彼はこめかみを押さえて途方に暮れる。

 

ウンザリした様子のクロノに二人は苦笑を浮かべて慰める事くらいしかできなかった。

 

と、垣根帝督の通信端末借りパク事件で、ユーノはこれに関連しているかは分からないが一つ別の事を思い出した。

 

「…あ!クロノの話で思い出したんだけど」

 

「何だ?彼は他にも何かやったのか?」

 

呆れ果てたような表情になるクロノに、あははと苦笑いしながら続ける。

 

「別件で、なのはが彼に怒っていたなーって」

 

「そうなんだ?…そういえば、なのはって垣根(あのひと)に対してだけ当たりが強いよね」

 

フェイトが最後になのはと会った時の、なのはと垣根の掛け合いを思い浮かべる。

 

「でも、珍しいよね?なのはって垣根にだけああいう態度なの?」

 

ユーノは頷きながら言う。

 

「うん。なのはって家族にも僕達含めた友達にも大体は同じ態度なんだけど、垣根にだけはいつもより砕けた態度で明け透け物を言うんだよね」

 

まあ垣根が悪いんだけど、とユーノは言い足す。

垣根帝督のからかわれ被害者二号のクロノも、

 

「そうだな、なのはにしては意外ではある。まあ垣根がなのはに遠慮無しにからかったり、名前の呼び方とかを理不尽に拒否したりと、好き勝手に弄られた反動なのかもしれないが。なのはも垣根にだけはかなりズケズケ言うから、…案外仲が良いのでは?」

 

「ああいうタイプの人が新鮮なのかも。なのは本人は意地でも認めないだろうけどね」

 

「…あ、ごめんね話を逸らせちゃって。所で、なのはが何について怒ってたの?」

 

愚痴みたいになってしまったので軌道修正。

ユーノもああ、と済まなさそうに軽く頭を掻いて改めて思い出した出来事を話し始める。

 

「実は『あの後』色々あって、なのはと垣根が携帯の連絡先を交換したんだ」

 

「秘密主義の彼にしては珍しいな」

 

クロノが意外そうな顔をする。

ユーノは頷きながら続ける。

 

「うん、なのはが今までの反撃なのか、本当は普通に仲良くしたいのかは分からないけど、しつこく食い下がって垣根が折れたって形でね。それで、問題はその後で……」

 

言いながら、その時の状況が脳裏に浮かんで顔が引き吊る。

 

「…数日後になのはから垣根にメール送ったんだ。今度の日曜日に予定が空いてたら会えないか?って。せっかく知り合ったから友達にも紹介したいって_」

 

以下、当時のメールのやり取りをなのはサイドで記す。

 

 

 

 

 

to 高町なのは

 

sub こんにちは

 

今週の日曜日、予定空いてる?

 

空いてたら会えないかな?わたしの友達にも紹介したいの。

 

返事してね?

           -END-

 

 

 

to 垣根帝督

 

sub Re:こんにちは

 

俺もう学園都市に戻ったから無理。

 

           -END-

 

 

 

to 高町なのは

 

sub Re:Re:こんにちは

 

ええ!?

 

いつ帰ったの!?

 

じゃ、じゃあ次はいつ海鳴市にまた来れる?

 

教えて?

 

それかわたし達が学園都市に行こうか?

 

           -END-

 

 

 

 

to 垣根帝督

 

sub Re:Re:Re:こんにちは

 

俺は学園都市の住人だからむしろ今回みたいなのがイレギュラーだったんだよ。

 

そして今後出る予定はねえし、外部の人間は厳重な審査をパスできる関係者か学生の身内しか許可証は出ない。

 

つまりお前からこっちに来るのは無理だ。

 

もちろん魔法やら何やらを使うのはダメだからな?不法侵入で捕まる。

 

じゃ、そういう事で。

 

           -END-

 

 

 

to 高町なのは

 

sub Re:Re:Re:Re:こんにちは

 

ええ!?

 

じゃ、そういう事でって、どういう事!?

 

…電話しても良い?

 

           -END-

 

 

……しかしこれ以降、何度メールを送っても垣根帝督からの返信は無く、電話をかけても出ず、最終的には繋がる事すら無くなり音信不通になった。

 

 

「……という訳なんだ」

 

「「ああ……なるほど……」」

 

ゲンナリしているユーノにクロノとフェイトは揃って同情していた。

その時垣根に無視された挙げ句、音信不通(殆ど着信拒否)にされたなのはがプリプリと怒り出したのは想像に難くない。

携帯電話の画面とにらめっこしたり、当時フェレットモードで一緒にいたユーノに画面を見せたり、シカトされ続けた時ユーノはひたすらなのはから垣根の文句や愚痴を聞く羽目になり、そしてそれが原因のストレス解消(トレーニング)に一週間は付き合わされた。

 

「……それにしても、何で彼はこうも露骨に距離を取ろうとしたり、関係を絶とうとしたんだろうな?」

 

「なのはの事嫌いなのかな?」

 

クロノとフェイトの疑問にユーノが答える。

 

「いや…本人が言うには別に好きでも嫌いでもないらしいけど……、何でかは僕もなのはも分からないや。本人に聞いてみたいけどこんな状態だし、聞いても素直に答えてくれるか……」

 

「何か…、垣根もなのはに対して色々と、余計に意地悪だね……」

 

「「はは……」」

 

フェイトの指摘にユーノもクロノも、乾いた笑いしか出てこなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同日、月村家。

 

放課後に制服のまま、高町なのはとその親友、月村すずかとアリサ・バニングスの三人がすずかの自室で並んで座ってテレビを観ている。

といっても番組を観ている訳ではない。

ビデオメールでなのはとやり取りをしているフェイト・テスタロッサからの返事を見ていたのだ。

フェイトの事等は、なのはが魔法に関する事を伏せつつもアリサとすずかには説明している為、二人とも彼女の事はビデオメールのやり取りの頃から知っていた。

何度か二人にもビデオメールに出てもらって、これを通して互いに知り合う事はできていた。

画面の中で、少し照れた様子で近況報告するフェイト。

 

『_それで、この間はリンディさんとクロノと一緒に買い物に行ったんだ。服を買ってもらったの。それが、この服なんだけど……』

 

「フェイト、最近ますます元気そうね」

 

「うん!」

 

「ほんと!」

 

アリサが嬉しそうに微笑み、なのはとすずかもニッコリする。

 

『_服選ぶって難しいよね…』

 

アリサがふと、思い付いた疑問をなのはにぶつける。

 

「でも、フェイトってどこの国の子なんだっけ?」

 

「え!?」

 

思わず声を詰まらせた。

魔法関係が秘密である以上、口が裂けてもミッドチルダとは言えない。

頭の中がぐるぐると混乱して返事に困っていると、すずかがフェイトのファミリーネームから推測する。

 

「テスタロッサだから…イタリア?」

 

「あ…そうイタリア!イターリア!」

 

他に思い付かなかったので全力で乗っかった。

 

「もう!友達の故郷くらい覚えておきなさいよ~」

 

とアリサのツッコミに、あははと苦笑いして誤魔化した。

 

「あ、あはは……(ごめんねフェイトちゃん)」

 

『_えと…、それでね、実は今度そっちに遊びに行けるんだ』

 

ビデオメールの音声が彼女達の鼓膜に響き渡り、動きがピタリと止まって絶句し、画面に釘付けになった。

 

『詳しい日付とかはまだ決まってないんだけど……、きっと近い内だから。決まったらまた連絡するね、皆と会えたら嬉しいな』

 

実におよそ半年ぶりに、直接会える。

会える嬉しさですずかとアリサの声も弾んでいる。

 

「わー!そうなんだ!」

 

「良いね!じゃ、色々案内してあげなきゃ!ねーなのは、フェイトってどんな遊び場所が……?」

 

アリサがなのはに振り向くと、無意識なのだろうが、彼女は嬉しさで感極まって涙がポロリと零れていた。

 

「あ……」

 

「あーもう……、また泣くー……」

 

と言いつつアリサは優しく背中を撫でた。

 

「ご、ごめん…ごめんね……」

 

慌てて目を擦り、涙を拭った。

すずかがそっとハンカチを渡して、微笑みながら告げる。

 

「……会えるの、楽しみだね」

 

「うん…!」

 

お土産は何が良いかな、色々考えておくね、等としばらく話した後、今日はお開きとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異なる時間を刻み、異なる空間に生きる人々の交流を健全なものとし、治安と平和維持の為に、法の守護者として正しい管理を行うという理念で結成された『時空管理局』。

 

歴史はいまだ浅くも、様々な分野で各世界や次元の海の治安と平和維持に尽力している。

次元の海に浮かぶ巨大コロニー「管理局本局」を中央拠点とし、次元航路の要所に「海上支部」、各世界の首都に「地上本部」を置き、それぞれに任務を行っている。

その本局に所属する、長い紫髪に眼鏡をかけた壮年の女性。

名前はレティ・ロウラン。

本局運用部の提督で、リンディ・ハラオウンとは同郷の出身で古くからの友人。

そんな彼女は今、通信回線で、とある定置観測隊から至急の配置要請を受けていた。

武装局員四〇名を強行探索装備Cで揃えてほしいというものだった。

突然の事で何事かと尋ねると、探索指定遺失物が稼働しているらしく、それを使用した被害者も発生しているという報告だった。

彼女は思案し、部下のマリエル・アテンザに確認と指示を出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今 静かに

 

 

回り始める

 

 

運命の輪が

 

 

紡がれる時

 

 

一人の少女に委ねられ

 

 

巻き起こるのは禁断の魔導書

 

 

『闇の書』を巡る闘いの日々

 

 

新たな時が

 

 

今、始まろうとしている

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