突然だった
何が気に触ったのか分からなかった
最初は小さな事だった
鉛筆の芯が折れていたり、物を隠されたりした
段々行為はエスカレートしていき、最終的には直接的な暴力に発展していた
しかし両親にはもちろん、教師にも相談は出来なかった
その子とはとても仲が良かった、親友と言っても過言では無い
きっとまた仲良く出来る、話せば分かってくれる
そう考えていた、いや、願っていたと言った方が正しい
しかし、決定的な事があった
全てが明るみになった
彼女は全てを認め、話したと聞いている
それ以来彼女には会っていない
中学に上がる時、転校した
新しく友達と呼べる人にも出会った
入学から1ヶ月程たったある日の事だった
友達が親しくしている先輩達に自分を紹介するという
その先輩の隣にいた人物
その先輩の幼なじみだと言う
ふと顔が目に入る
絶句した
彼女によく似ていた
いや、瓜二つと言っても過言ではなかった
何とかその場は平静を装った
数日寝込んでしまった
担任から校医を紹介された
校医による診察とカウンセリングを受けた
結論から言うとPTSDだった
その先輩とは、よく一緒に行動した
友達に相談は出来なかった、知られたくなかった
会った次の日は必ず寝込む様になってしまった
担任と校医と面談をした
その先輩に打ち明ける事にした
不安だった
担任と校医は、“彼女なら大丈夫だ”と言う
保健室のカーテン越しに話した
その先輩は、怒りもしなければ憤りもしなかった
よくよく話してみると、良い人だった
変わった趣味はしていたけれど
私と会うときはなるべく後ろを歩いてくれた
顔が視界に入らないよう、注意を払ってくれた
2人で会うとき以外は、ほとんど会話をしなかった
皆といるときには、どうしても会話をすると顔が視界に入ってしまうからだ
よく電話で話しをした
たまに2人で会うときは、お面を付けて顔を隠してくれた
その先輩は、常にメディカルキットとAEDを携行していた
何故そんなものを?とは思ったが、あえて聞かなかった
先輩達経由で、今や歌姫と呼ばれる3人の先輩達とも知り合った
先輩は、年上は苦手ともう1人の先輩が言っていた
今は初等科の双子の姉妹に夢中とのこと
特に姉の方にゾッコンらしかった
それと私の1つ下の学年
先輩からみると2つ下の学年の子
黒髪にツインテールの子にもお熱だという
その子は中々に辛辣な物言いをする子だった
その子はどうも私の物言いが癪にさわるようだった
ある日その子が訪ねてきた
隣には、友人と思われる子も居た
目に涙を溜めながら謝罪してくれた
とても良い子達である
それからその子達と初等科の双子の姉妹も私達のグループに加わった
先輩は双子の姉妹の妹の方には興味が無いようだった
ある日姉の方に“1万円あげるから私の抱き枕になって”とわりと真剣なトーンで話していた
流石に私も鳥肌がたった
止めに入ろうかとも思ったが、その子にあっさり
“きもちわるいからやだ”と断られていて思わず笑ってしまった
黒髪ツインテールの子にも3万円でお願いしたらしいが、顔の横スレスレに無言で
コンパスを突き立てられて逃げ帰って来たらしい
そのうち本当に刺されるのでは……と思った
その頃から、あまり友達が一緒に行動しなくなった
特に喧嘩をしたりした訳ではなかった
特にみんなと一緒にいるときには一切顔を出さなくなった
ある日いつものように先輩と2人で話しをした
般若の面を付けていた
目がLEDライトで赤く光るという
夜に出くわしたら卒倒してしまいそうだ
帰り道、友達が廊下の先に居た
ポロポロ泣いていた
訳を聞こうとするが、頑として答えなかった
ただこう言われた
“応援するから”と
言ってる意味がよく分からなかったがそのまま彼女は行ってしまった
進級して科が変わると、あまり話しをしなくなった
そのままなんとなく疎遠になってしまっている
新しく仲良くなった子がいる
彼女も中等科からの編入組であった
寮も同室で意気投合した
今では互いに親友である
名前を小日向未来という
疎遠になったもう1人の友達を、私はあだ名で呼んでいた
「ミーちゃん」
そう私は呼んでいた
赤い髪が特徴の彼女
名前は、ミラアルク・クランシュトウンという
暗めでした・・・
めちゃめちゃスラスラ書けました・・・
次回も頑張ります・・・
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