リディアン音楽院の問題児   作:dedicates545

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重い女さおりん大好き


てぃぼると

 

 

 

「クロエ・・・ここどこ・・・」

 

 

「カヤ・・そんな事このおてんばさんが分かると思う?」

 

 

「それを言わないでよルチアナ・・」

 

 

 

 カヤ・ムヴイルワ・ムベキとルチアナ フランカ・アルマグロ レメスはお互いため息をついた

 

 

 謳歌を探す

 

 

 という名目の元この広い学院の探索に出ていたが、案の定迷った

 

 

 

「暗いねー!」

 

 

 

 原因は前をスキップしながら進むクロエ・ノーブルである

 

 

 

「おーいクロエー、危ないぞー」

 

 

 

 アーサーに出会えたのは不幸中の幸いだった

 

 

 アーサーにウォルトを呼んでもらって道案内をして貰っている

 

 

 

「しかし何なのこの謎空間は・・」

 

 

 

 4人が今いるのはひたすら真っ直ぐに伸びた地下通路だった

 

 

 常に動き回るクロエを追いかけていて、気づいたら八丁標を超えて森の中へと入って来てしまっていた

 

 

 2人の脳裏によぎったのは呪いの話ではなく、同じクラスの

 近衛文絵の事である

 

 

 

「これ・・バレたら絶対怒るよね文絵・・」

 

 

「怒られて済むものなら是非そうしたい物ね・・」

 

 

「それを言わないでよ・・・」

 

 

 

 クラスで1番怖いのは誰か?と聞かれれば、迷わず文絵と答えるだろう

 

 

 以前五摂家を揺るがす一条家のお家騒動があった時には、近衛家に代々伝わる刀を持ち出し教室に立てこもり、大立ち回りを演じた

 

 

その時の刀は今でも教室の後ろの壁に飾られている

 

 そんな事を考えていると、前を進んでいたウォルトが歩みを止める

 

 

 

「ぷぎゃ!?」

 

 

「あーほら、危ないって言ったじゃん」

 

 

 

 勢いあまってクロエがウォルトとぶつかってしまった

 

 

 

「うえーん!いたいよぅ・・」

 

 

「クロエ、少し静かに」

 

 

「あら?アーサーどうしたの?」

 

 

 

アーサーは3人を定間隔に設けられている約1.5m程のくぼみに誘導すると声を潜めるように促す

 

 

 

「せまい~」

 

「アーサー、どうしたのさ急に」

 

「向こうで何か光ってるわ」

 

 

 

確かに真っ直ぐな一本道の向こう側が光っている

 

 

どうやら車のヘッドライトのようだ、それも1台や2台ではなく車列をくんでこちら側に近づいて来ている

 

 

 

「通り過ぎるまでここで待つんだ」

 

 

 

アーサーはそう言うと、車の方を注視している

 

 

ここは大人しくアーサーに従った方が良さそうだ

 

 

カヤとルチアナはお互いにかるく頷く

 

 

しかしここにはもう1人居ることを、2人は失念していた

 

 

 

「ん''~!せまーい!」

 

 

「あっ!こらクロエ!」

 

 

 

飛び出すクロエ、そして突如目の前に現れた小柄な少女を避けようと、急ハンドルとブレーキをかける車

 

それに続き後続の車も次々と停車する

 

 

そして車の中から次々と降りてくる人物達は

同じ格好をしており、肩の部分には五三桐のエンブレムに

 

 

 

 

【公 宮】の文字

 

 

 

 

車列とクロエを遮るようにして、ある者は刀の切っ先を向け、またある者は拳銃の銃口を向けクロエと対峙している

 

 

 

「動くな!!」

 

 

 

鋭い声が反響すると同時に、カヤとルチアナが割って入る

 

 

 

「ちょっと待った!そんな物騒な物で何するつもりさ!」

 

 

「飛び出した事は謝りますが、少し話を・・・」

 

 

 

2人の言葉に答える事無く、ジリジリと距離を詰めてくる

 

 

 

「私達に手を出せば、国際問題になりますよ!」

 

 

「そうだ!プラチナ止めるぞ!」

 

 

 

気付くといつの間にか囲まれている、万事休すかと思われたその時だった

 

 

 

「やめよ!」

 

 

 

空間いっぱいに響いた声は、全ての動きを止めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「謳歌にソフィーだ、やっほー!」

 

 

 

マンホールを開けると、ひょこっとクロエが顔を出す

 

 

 

「クロエ・・何してるの?」

 

 

「謳歌の事探してたら迷っちゃったんだ~あと謳歌にお客さんだよ」

 

 

 

マンホールから出てきたクラスメートはそう言いながら、連れの2人を引き上げる

 

 

カヤとルチアナは疲労困憊といった様子だ

 

 

 

「毎度大変ですわね・・」

 

 

 

ソフィーが呆れ気味に言うとカヤとルチアナが口を開く

 

 

 

「謳歌さん・・・あなたの交友関係どうなってるの・・」

 

 

「大変なのはクロエだけで充分・・」

 

 

「はぁ・・」

 

 

 

いまいち要領を得ないので、クロエに詳しく聞こうとした時だった

 

 

 

トントン

 

 

 

誰かに肩を叩かれた

 

 

 

「?」

 

 

 

振り向いて見ると、そこにはまるで平安時代に居そうな格好をした青年が佇んでいる

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

「久しいの、こうして顔を合わせるのは」

 

 

 

謳歌は目をパチパチさせるている

 

 

 

「ごめん、幻覚が見えてるみたいだから一発引っぱたいてくれない?」

 

 

「は?嫌ですわよ・・で、この方はどなたですの?」

 

 

 

謳歌はもう一度振り向く

 

 

 

「・・・・出たーーーー!!」

 

 

「ちょっと!なんなんですの一体・・」

 

 

 

謳歌の叫び声を聞いて、実里がテレポートしてきた

 

 

 

「何かすごい声が聞こえましたがどうしま・・・・」

 

 

 

テレポートしてきた実里は佇む青年を見て動きを止める

 

 

 

「おう一条の、騒動以来か?久しいの」

 

 

 

そう言われた実里はソフィーの方に振り向く

 

 

 

「ソフィーさん大変申し訳ありませんが、幻覚を見ているようなので頬をビンタしてもらえませんか?」

 

 

「嫌ですってば!なんなのですか2人とも、いったい全体どなたなのですかその方は!」

 

 

依瑠仁よるひとさまだよ・・」

 

 

 

謳歌の返答に、少し考えるソフィー

 

 

 

「?その名前どこかで・・・」

 

 

「綾宮依瑠仁さま・・日瑠子さまの摂政を務めておられる方です・・・」

 

 

 

「はい!?今何と・・・」

 

 

「ですから・・摂政殿下にあらせられます」

 

 

「いかにも、摂政綾宮依瑠仁である

よろしゅうの御学友」






ついにシンフォギアキャラが登場しないお話が爆誕しましたが気にせずがんばります


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