無限の蒼穹に雷鳴は轟く IS× THUNDERBOLT 作:サンボル好き
ネタバレ注意です。
【EOSの基本認識】
ISの登場以降、パワードスーツの戦略的価値が注目される中、ISの欠点である女性しか乗れない点を克服するべく誰にでも乗れる疑似ISとして、その結果開発された重機。兵器ではなく重機としてカテゴライズされるのは、その用途が主に産業用とPKOに設定されているから。加えてIS志向の世論の影響も加味した為。しかし、実際には重機とは名ばかりに世界ではこの疑似ISの研究がすすめられ、局地的にではあるが戦場でEOSが兵器運用される頻度は年々増加し続けている。これには、ISという兵器の登場により、戦場におけるパワードスーツ兵装の遊撃威力の高さ、汎用性に対する有用性が提唱されたことが大きい。
世界的に、EOSへの認識はISの技術から派生した作業用の重機であり、しかしその価値は次第に現行兵器と並ぶものへ成長し続けている。
・筆者コメント
この作品では原作以上にEOSの価値を底上げしています。イメージとしてサンボル世界のモビルスーツを投影したイメージで進めていくため、サブアームの設定をこじつけたりなど、扱いはMSの代用でした。
しかし、それだけでは少し設定が物寂しいので、いくつかEOSを構成する基本設計をここで解説します。EOSそのものの基本的な設定をたてて、そこにガンダム要素やら、他作品のネタなど、自分なりにEOSという設定を追求していきたく思います。今後も必要次第に更新していきますが、作中でもEOSに関する用語は簡潔に説明したりしますので、必ずしも読まないと困ることにはならないはずです。
~動力系~
ISのコアエネルギーを再現するべく、各国が小型で且つ高出力を可能にする新たな動力を研究模索するなか、日本で開発された併用式ディーゼル駆動エンジン、通称「甲型内燃機関」が最適解とされ、以降各国にてこの甲型内燃機関が用いられるようになった。
『甲型内燃機関』
ISのリアクター技術を目標に、パワードスーツに搭載が可能な小型の動力機関が必要とされた。背部に搭載するバックパック部分に組み込めるサイズで、また戦闘時における安定した電力供給を確保する等、求められるスペックは高い。当初はパラジウムを用いたリアクターの案が採用される見込みだったが、量産のコスト面からディーゼル駆動のエンジンを小型化する方向で開発が進められた。
前時代的な内燃機関を用いられた背景には、日本の倉持技研の成果が大きく関わる。甲型と称されるその内燃機関は背部に搭載できるほどの軽量化に成功し、さらに重機械を運用するほどの瞬間的な発電量の向上を可能にした。小型故に活動時間が短くなる欠点と、更にはエンジンへの負荷が大きくなる点は、これまた技研の開発した付属する大容量の小型バッテリーと併用することによりカバー。甲型内燃機関はEOSに安定した作戦行動を可能にし、また倉持はこの技術を秘匿することなく世界に流用させた。以降これと同系統の技術が各国で流用、及び独自に改良発展が続けられている。便宜上、併用式の動力系は総じて甲型の名称を用いられることが多い。
~駆動系~
パワードスーツの特徴とも言える人体の活動能力を拡張する機能、ISを目標ラインに高い操作性を求められ、開発にあたって人体理解を必要として医療的な分野との関わりが大きい。
『E2ドライブ』
正式名はエンハンスド・エクスパンション・ドライブ、甲型と同じく便宜的な呼称、医療サイバネティックの技術から応用し発展された戦闘用の駆動系に対する総称を指す。
ISとは違い、EOSは四肢の先だけでなく全身に至るまでを外部フレームで覆う必要がある。高度な二足歩行、迅速な戦闘行為を可能にするには円滑な情報伝達システムが求められる。プログラムが受け取った信号をキャッチし、受け取った動作を増幅させることでタイムラグを消化、文字通り人体の動きをそのままにより大きなものへと拡張させる。
ISの登場を気に、EOSの開発から医療テクノロジーにおける電動義肢の価値が大きく見直される。各国で義肢の開発が躍進的に加速していく今日の背景には、このEOSの発展に伴う必然性が見受けられる。
~装甲系~
EOSはその操作性から過度に装甲を搭載することは出来ない。故に搭載できる箇所は限られているため、サブアームを用いてシールドを増設するか、または最低限の装甲で機動力による回避を特化する等、各国のコンセプトでその仕様は大きく異なる。しかし、共通して使われるのは、イギリス陸軍の採用した積載多重装甲をEOS用に改修したものを、各国は模倣している。
『C装甲』
被弾率の高い部分には衝撃吸収材配合の積載多重装甲、EOS用チョバム・アーマー、通称C装甲を搭載している。三次元的で且つ高機動の戦闘を想定しているため、EOS用に装甲は軽量なものへと改修がなされているが、その防御力は通常の歩兵装備であれば無類に性能を発揮する。
随時更新します。違和感、矛盾点があっても愛嬌で、感想で教えてくれますと嬉しみ