無限の蒼穹に雷鳴は轟く IS× THUNDERBOLT 作:サンボル好き
【登場機体・EOS】
<<アッガイ>>
主な登場者=ダリル、ビリー、セバス、チェルシー、セシリア
オルコット社の軍事部門で開発された試験兵器。正式名称がないまま実戦投入されたが、仮名で名付けたアッガイがそのまま定着している。
EOSはISを目標として開発された経緯で在り、この機体にはISに並ぶ遊撃性、自由度の高い戦術性を意図して開発が成され、その結果この機体には通常のEOSにはない水陸両用の機構が備えられている。そして、オプションパーツによる拡張性を備え、アッガイはいかなる状況でも運用できる汎用性を想定上獲得している。しかし、試験段階ではあるものの、最新鋭の技術、装備、ハイコストな仕様となってしまったため通常配備のロウコスト機体としての運用はまず不可能であり、その結果少数生産。特殊作戦下における運用を想定することでロールアウトを許された経緯を持つ。
また、本機体にはステルス機構に用いる多量の電力を補うため、動力の機関にはパラジウム式のICD(イミテーション・コア・ドライブ)を搭載している。
(基本兵装)
・低出力プラズマサーベル、魚雷、機雷内蔵式フリージヤード、腕部サブマシンガン
(拡張兵装)
・火力型統合兵装=ドラム式マシンガン、マイクロミサイル、ベイヨネッタナイフ
・重火力型兵装=スプレーミサイルランチャー、マルチランチャーユニット(バンカーミサイル、空中散布式スモーク)
・偵察型兵装=マルチセンサーユニット、グランドソナー
・狙撃型兵装=EOS用低出力ビームライフル、カメラユニット
<<ベルサーガ改>>
主な登場者=フェルシア・カフゴ、デュノア社私兵
ドイツ製、傑作機体のベルサーガの指揮官タイプ。通常機体よりも出力が高い半面操作性に難あり
カスタム機体としてある程度の拡張性があり、作中ではレシプロ式の機動補助装備を搭載していた。EOSは通常飛行はできないが、レシプロのファンが作る揚力で疑似的な飛行、上昇こそできないが長時間の滑空などには対応している。
(兵装)
ベルサーガと同様の兵装、汎用武器であれば運用可能。
(専用兵装)
・ヒートロッド
<<ベルサーガ(ダリル機)>>
作中、第二章後編で登場した機体。通常のベルサーガに拡張兵装、試験飛行補助装置を搭載したもの
(兵装)
・二連V1式飛行滑走翼
EOSの自由飛行を目的として、しかしその方法は長距離弾道用のロケット機関をほぼそのまま搭載、更には二つもつけるというただの魔改造。
普通であれば高Gでパイロットはまず負傷すること間違いなく、実際計画の段階でプランは破棄、以後試験品の一機が保管されたまま。保管されて以降所在は不明で、一説ではブラックマーケットで流れに流れ、どこぞの地下に打ち捨てられていたとか
<<ベルサーガ・ナハト>>
主な登場者=スマイル
ベルサーガタイプのカスタム機、ファントムタスクが調達した兵器の一つで、機体の特徴は極低温を利用したステルスシステムに在る。
機体内部、フレームと装甲の間に巡らされた循環冷却システム。特殊な化学薬品を液体のままマイナス化し、それを循環させることで機体温度を徹底的に冷却させる。サーマルセンサーの感知を防ぐだけじゃなく、使用する武器にもこの薬品を用いることで攻撃能力を高めることも可能。また、極低温の薬品を周囲に散布させ、敵対象の温度を明確にしサーマルセンサーで補足するなどの戦略もとれる。
更に、機体温度を極限までマイナス化させること、そこに加え機体表面に特殊な電流を展開させることにより、本機体は実弾の火器に対して無敵とも言える防御能力を持つことができる。詳しくは、アルドノアゼロ二期の一話から参照
しかし、そうした機構を持つゆえに弱点として内部の循環機構に損傷が起きた場合、登場者に甚大なダメージが起きるという問題点がある。
故に、当機体は闇夜のステルス化で、一撃離脱で損害を得ないことを前提に設計が成されている。
(兵装)
・極低温対応型遠距離火器=アサルトライフル、腕部マシンガン
・極低温対応型近距離兵装=対EOS用直刀、ダートナイフ
【登場機体・IS】
<<<ブルーティアーズ・ナイトストリクス>>>
特殊兵装、ナイトストリクスを搭載したブルーティアーズ。試作段階であり、拡張性に余裕があるティアーズに考案された特殊作戦使用バージョンであり、その戦術目的上ビット兵器は搭載できない。
機体を覆う灰色の装甲は電磁ステルス機能を持ち、また内部には独立したコンデンサーも内臓。長期間の作戦に対応させる為である。
(専用アタッチメント)
・スコープバレル、スターライトの銃口に搭載するカメラアタッチメント。通常のハイパーセンサーよりも更に長い距離、高い解像度で情報偵察を可能にする。
(特殊機能)
・スターレス・ティアーズ=電磁パルス攻撃
ビーム発信機の技術を応用し、粒子の衝突エネルギーの電磁パルスで機体表面を覆うことにより得られるステルス機構。これは、そのシステムを用いた戦術兵器的な運用法である。
ナイトストリクスは多量のコンデンサーにより、ISのコアエネルギーを抑え、コア反応の探知を防ぐことが出来る。スターレスティアーズとは、その本来であれば使用を避けるコアエネルギーを全開に用いて、ナイトストリクスのシステムを暴走状態で起動させることにより起きる現象を指す。
エネルギーシールドによって電磁パルス波は周囲に放電されず停滞させられ増大する。最大限に達したところで機体を解除、それにより、周囲数キロにわたって、EMPバーストを引き起こす。
<<<ストライカーカスタム>>>
主な登場者=ミラージュ・S・オリムラ
第二世代型のIS、日本の倉持技研で開発された機体であり、系譜は黒鉄の派生機体に当たる。
近接兵装に特化した設計、その代々の特徴は機体デバイスに試作型の精神感応型のシステムを搭載している点にある。
システムコード=妖刀、文字通り呪われた刀を持つ武人のごとく、敵対象を殲滅するまで搭乗者の反応速度、精神の攻撃性を最大まで引き上げる。リユースサイコデバイスほどではないが、限定的とはいえ平凡なパイロトを超人に変えるシステムとして性能は確かである。
(兵装)
・ビームトンファー×2、ビームソード×2、スパークナックル×2
<<<リュミアーレ・ラ・デュランダル(サイコザク)>>>
篠ノ之束が開発した試験機体、リユースサイコデバイスを搭載した機体サイコザクの廃材を用いて作り上げた代物。
通常、ISはイメージインターフェイスで運用される。ISコアは脳のシナプスを読み取って機体の機動を行うのだが、だがそれは裏返せば人の反射に合わせISの演算能力が低下してしまうことを意味する。しかし、リユースサイコの技術をISに用いれば、登場者はISコアの演算能力を生身で共有し、つまり常人以上の反射と思考を行うことが可能になる。ただし、その負担を耐える適性を持たない場合、ISコアは生身の体に侵食し、結果暴走的な形態変化を経てしまうことが実験段階で知られている。
リユースサイコにより搭乗者の消失を確認され、また無人で運用が可能となるこれらを束博士はゴウレムと称し、行こう意図的に数多くの被験者を用いて機体を制作していくのだった。
(兵装)
・大型ブレード
<<<セカンドサイコザク・ブレイクデッドアーマー>>>
主な登場者=ダリル・ローレンツ
リュミアーレの機体が形態変化、正規の登場者の記憶データ、及び義肢に残る機体運用データを読み取り、本来の形を取り戻したうえでIS化した機体。故に、区分としてはISでもあり、またMSでもある。
元々大破した機体から成り立っているため、展開時は装甲は3割損失、顔を覆うヘッドギアは片側だけ、モノアイはむき出しのセンサー機器のまま、モノクルのようにダリルの片目を覆っている。外見はスクラップといった印象を受けるが、性能は第三世代IS相当である。
リユースサイコデバイスにより、登場者はISのコア演算処理能力をダイレクトに行える。また、本来であれば修練の果てに会得するイグニッションブースト、その派生ですらも直観的に出来ると脳が認識すれば機体は思い通りに動く。
(兵装)
・大型ブレード(破損)、ジャイアントバズ×2、シュツルムファウスト×2、ザクマシンガン×2、ビームバズーカ×2
不備、矛盾などあれば逐次更新していきます。