DIGITAL MONSTER -Record War's- (Route:Another) 作:ぴのすけ
レオモンはグラスランドの街の入り口に到着するとそこでは既に攻防戦が展開していた。
レオモン『メガドラ!!状況は!!!』
メガドラモン『レオ来てくれたんだな!!!チビ共と戦いが苦手な奴らは全員街の中だ!!そこに負傷した奴も居る!行ってやってくれ!!』
レオモン『分かった!!相手は!!!』
メガドラモン『黒いデュナスモンだ!!!』
レオモン『なんだって!?』
レオモンはメガドラモンの背後に迫るエネルギー弾に気が付く。
レオモン『避けろメガドラ!!!』
メガドラモンは後ろを振り向くともう目の前まで攻撃が迫り、次の瞬間エネルギー弾は何かに当たり爆発する。
レオモンとメガドラモンが目を開けるとそこには斬神刀が2体を守るようにして地面に刺さっていた。
タイタモン『怪我…無えか?』
メガドラモン『オーガ!』
タイタモン『悪いな、レオみたいに早く走れねえんだ。』
タイタモンはレオモンの方を見る。
タイタモン『レオ、後ろは任せるぜ。』
レオモン『分かった。』
レオモンは街の中へと駆け抜けていった。
タイタモン『メガドラ!戦況は!!』
メガドラモン『押されてる…このままじゃ戦線が崩壊して街に被害が出る!!』
タイタモン『チッ!!良くねえ事は分かったぜ。どうすりゃあいいんか分からねーけど、とにかくやれるだけの事はやるぞ!!』
メガドラモン『あぁ!!』
タイタモンとメガドラモンは戦線へ戻っていった。
レオモンは領主の間にたどり着く。
レオモン『皆無事か!!!』
デラモン『レオ!!!』
領主の間に集まるデジモン達がレオモンに駆け寄る。
テイルモン『大丈夫だった?』
レオモン『いや、芳しく無い。』
ガルルモン(黒)『ガルルの兄貴は!兄貴は来てないのか!?』
レオモン『…あぁ。ナイト、ガルル、ワイズがデラーレに取り残されてしまった。』
コカトリモン『そんな…』
テイルモン『レオ、これからどうする?』
レオモン『そうだな…
???『待て……スレイプ…モンは……どうした……。』
声のする方を見ると傷だらけのデュナスモンがかろうじて立っていた。
テイルモン『まだ無理をしてはいけない!』
デュナスモン『スレイプモンが……居たはずだ…。』
レオモン『スレイプモンも向こう側だ…。』
デュナスモン『そうか…。』
デュナスモンは体を引きずりながら領主の間からでて行こうとする。
テイルモン『待って!』
テイルモンはデュナスモンの前に立ち塞がる。
テイルモン『そんな体でどうやって戦うつもり!?死ぬつもりなの!?』
デュナスモン『そこをどいてもらおう…。俺の偽物を…のさばらせておくわけには……いかん…ッ!!』
デュナスモンは体勢を崩すが、すかさずレオモンが抱きかかえてゆっくりと座らせる。
レオモン『大丈夫か?』
デュナスモン『…己が心配など…していられん。』
デュナスモンは自力で立ち上がる。
デュナスモン『あの偽物は俺が倒す…止めないでくれ。』
デュナスモンは領主の間から出て行った。
ガルルモン(黒)『レオ…どうしたらいい?』
ガルルモン(黒)はレオモンに歩み寄り、座り込む。
レオモンはガルルモン(黒)の頭を優しく撫でる。
レオモン『何が正解かは分からない。だがお前達を守りたい気持ちは変わらない。だから、俺も一度戦線へ戻る。待っていてくれるか?』
ガルルモン(黒)『ちゃんと帰ってきてくれる?』
レオモン『あぁ、約束する。その間…ガルルモン、ここを頼めるか?』
ガルルモン(黒)『ぇ? でも…』
レオモン『何か不安な事があるのか?』
ガルルモン(黒)『兄貴みたいに強くないし…』
レオモン『そうか?ガルルからはお前が頼れる奴だって話しか聞かないぞ?』
ガルルモン(黒)『ホント!?』
ガルルモン(黒)は立ち上がり、尻尾を左右に振る。
レオモン『あぁ、本当だ。だからお前に頼みたい、やってくれるか?』
ガルルモン(黒)『分かった!頑張るよ!!』
レオモン『ありがとう、頼んだぞ!』
ガルルモン(黒)が嬉しそうに頷く。
レオモンは領主の間の扉の前で歩いた後、立ち止まる。
レオモン『必ず帰る…。』
レオモンは戦線へ向かった。
続く。